クラシックのピアニストとジャ
ズのピアニストの演奏中の脳の働
きを比較する研究がありまして。
ズのピアニストの演奏中の脳の働
きを比較する研究がありまして。
ドイツのライプツィヒにある研究所が
行ったものなのですが、2つの分野の
ピアニストの脳は、同じピアノを弾く
という活動において、どうやら違った
働き方をするようなんですね。
クラシックのピアニストは、弾くこと
になる曲を「どう弾くか」つまり指使
いとかを完璧にすることをまず考える
のだとか。そしてその後に自分なりの
表現とかを加えるような脳の働きを示
すのだそうです。
なので、普通ではない指の動きを再現
するようなことに関しては長じている
のだそうでして。
一方ジャズのピアニストは、どう弾く
かよりも、「何を弾くか」について脳
を働かすのだそうです。譜面にはない
あまり普通ではないコードを挟み込ん
だりとかそういうことについては、ジ
ャズピアノストの方が頭が良くまわる
のだとか。
2つの音楽に求められることの違いが
現れていて面白いですね。ジャズのピ
アニスト(だけでなくミュージシャン
たち)はすべからく、アドリブで音を
生み出していくことを求められるわけ
です。
つまりメロディやコード(ハーモニー)
やリズムの形などをどうその場で作り
出していくかということに脳を使って
いるわけですね。ジャズに限らずアド
リブ(即興演奏)のある音楽はそうだ
と思いますが。
ただ、
思うのは、何を弾くのがいいのかがわ
かったとしても、それを一番いいタイ
ミングで弾かなければ良い演奏にはな
らず、意味がないわけですよね。
自分の演奏の行く先を見て、その中で
最適なポイントに向かって何を弾くか
について脳を働かせる必要があるわけ
ですね。今だけを考えていては、音楽
は先に進んでいてしまうので。
え? 難しい? そんなこと、大変で
できない? だからアドリブなんて…
…(以下略)?
そうですね、こうやって書くととても
難しく聞こえますねえ(おいおい)。
ただ、思うのは、そうやって演奏の先
を見通す力というのは、「小節感覚」
を身に着けることからはじまるのでは
と思うんですよね。
「小節感覚」?
ちょっと続きます。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
こんな話やら、セッションノウハウ
情報などお届けする無料のメルマガ
をやっておりますので、よろしけれ
ばご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/