間違いは完璧のもと?

分に厳しい人っていますよ
ね。

 

そういう人は、自分がミスをしたりす
ると自分が許せなくなったり嫌になっ
たりしがちだといわれます。また、次
もまたうまくいかないのでは、と1回
のミスを普遍化してしまいがちだとも
いわれますね。

 

皆さんもそんな気持ちになることはあ
りませんか? 音楽の演奏なんかでも、
そんな気持ちにとらわれることはあり
がちな話ですよね。うまく弾かなきゃ
とか、ミスしちゃいけないとか、自分
不要なプレッシャーをかけてしまっ
たりして。

 

まじめ責任感の強い人に多そうです
よね。

 

テニスの大坂なおみ選手も、そんな傾
向がある(あった?)んだそうです。

 

大坂選手の活躍とともに、彼女と同じ
くらい注目されていた元コーチサー
ャ・バイン(バジン)があるイン
ビューで、大坂選手のそんな一面
明かしているのを読んだことがありま
す。

 

「彼女はすごい完璧主義者で、自分を
責めたり、自分につらく当たったりし
がちなんだ。なので私はそれと対照的
にするようにしないといけない。大丈
夫。地球は丸い。芝生は緑だ、って感
じで前に進んでいくのさ」

 

完璧主義者というのはなかなか大変で
すねえ。とはいえ、われわれの心の中
にも、そんな完璧主義的傾向は案外よ
く生れがちなのかも。

 

あのピクサーの共同創設者でディズニ
ー・アニメーション・スタジオの社長
でもあったエド・キャットムルの言葉
ですが、

 

「間違いを犯さないようにするより、
間違いを修正するほうが良い結果を生
む」

のだそうですよ。

 

間違いや失敗を修正していくことで前
に進めるんだっていうことですね。最
終的に完璧を目指すにしても、そうい
プロセスとしての小さな間違いは実
はした方がいい、ということなんだそ
うで。

 

いかがですか?(何が?)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽を「分類」するあやうさについて

前、いつもよくセッション
でご一緒させているある方か
うかがった話なんですが。

 

その方がとあるお店で開催されたジャ
ズのセッションに参加して、ま、なん
というかあまりいい思いをしなかっ
ということだったんですね。

 

で、その体験をここで詳しく再現しよ
うとかそれが主旨ではないんですが、
そこでのキーワードがそのセッション
では「ストレート・アヘッド」なジャ
をやる、ということでして。

 

「ストレート・アヘッド」なジャズ
んて言葉、最近あまり聞きませんけれ
ど。ご存じでない方のために書きます
と、いわゆる4ビートのビバップから
ハードバップとよばれる時代、ファン
クだのロックだのに影響されていない
60 年代中盤くらいまでのジャズをさ
しているのだと思われます。

 

「思われます」というのは、そもそも
その「ストレート・アヘッド」なジャ
ズという言葉の定義自体が曖昧なんで
して。おおよそ上のような意味で使わ
れるようですが、じゃあモードジャズ
あたりは入るのか入らないかとか、
テンの匂いのするのはどうなんだろう
とかね。結局そこでやっている人たち
の好みに左右されるんですよね。

 

ちなみに「ストレート・アヘッド」と
いう言葉の元々の意味は、「前方へ真
っすぐ」ということで、そこらへんか
「正統派」とかそんな意味が出てき
たようですが。

 

で、

 

このように音楽を説明するために世の
中に数々の言葉があるわけなんですが、
結局その言葉はかなり漠然とした「雰
囲気」だったり「気分」を表すものが
多いんですよね。ジャーナリスティッ
クな視点から作られた言葉が多いせい
もあるかもしれません。

逆に言えば、その音楽が生まれた時代
のある種の雰囲気を伝えるには良い面
もあるかもしれません。「ストレート
・アヘッド」という言葉に関していえ
ば、「フュージョン」とか「スムーズ
・ジャズ」とかいうのとは違うんだぜ、
という気分を出したいのだろうなとは
想像できますね。

 

ですが、

 

こうした用語を自らまとうことで、
楽はいわゆる「タコ壺化」というか自
分のまわりに壁を作ってしまう危険性
が生れると思うんですけどね。べつに
好きで聴いているだけならいいんです
が、演奏する側、音楽を提供する側が
そんな言葉を身にまとって殻に閉じこ
もるってのは、どうなんだろうとか思
ってしまうのですけど。

 

面白いことはそんな殻を出たところに
生まれる気がするんですが。

 

ま、よけいなお世話かもしれませんけ
どね。

 

(もちろん、音楽の理解を容易にする
のに有効な「類型」というのはありま
すが、それはまた別の話です)

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

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暑さ寒さと音楽の優しい?関係

になれば寒い、夏になれば
暑い。ま
あ、当たり前ですけど、
日本の場合、
その差が結構大き
ですよね。

 

その上、最近ではちょっと異常気象
味だったりしますから、1日寒暖の
差がとても大きいなんていうことも起
こったりします。季節の代わり目なん
かによくありますよね。

 

そして真冬になると、屋内屋外の温度
なんてのもありますよね。あと、最
近よく聞くのが浴室でのヒートショッ
ク現象。これなんか、アラカン以上の
皆さんは特に注意が必要ですね。

 

人間の自律神経が対応できる温度差は
7度前後なんだそうですよ。それ以上
になると寒暖差アレルギーとかそんな
ことになったりしやすいんだとか。あ
気圧の差なんてのも影響するかもし
れませんね……。

 

で、

 

そんな自律神経の乱れを整えるのに効
果的なのが、

 

音楽

 

といわれているわけですね。そういえ
「ヒーリング」系といわれる音楽の
CDとかありますよね。

 

とはいえ、別にそんな特別なCDを買
わなくても基本自分の好きな音楽を聴
くのが良いらしいですけどね。そんな
わけですから、やはり音楽を生活にと
りいれるのが吉だといえるようですね。
音楽嫌いだったら難しいでしょうけど
これ読んでる皆さんは基本的に音楽好
でしょうし。

 

え? ヘビメタとかデスメタルでもい
のか? 

 

まあ、当人が好きなら問題ないんじゃ
ないですかね〜。

 

デスメタルで健康維持ってのも、ジョ
ークのようではありますが(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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頼ってはいけない?モノ

し遂げなければいけないこ
って誰しもありますよね。そ
れが何かは人それぞれだと思い
ますが。

 

例えば、あの難しい曲弾けるように
なりたいとか。ライブのために曲を覚
えなきゃとか、発表会のために練習
しなきゃとか。

 

いろいろあるわけですが。

 

そんなとき頼ってはいけないもの
というのが今日のテーマなんですが。
それは何かというと、

 

あなたの意志の力とか自制心

 

なんですね。

 

まあ、皆さんも経験はあると思うので
すが、一年の計とかいって、元旦
立てて、やってやるぞ、とか意気込
んでみてもまず成就しないというのは
よくある話ですよね。

 

その日はよくても続かないですよね。

 

意志の力自分の行動をコントロール
しようとしても、長続きしない、とい
うのは、まあ常識になりつつあります。
の世の中、集中力を殺ぐものには事
欠かないですからね。

 

で、じゃあどうするかというと、その
行動をせざるを得ないように、自分を
追込む仕組みとか環境作りを考えるっ
てことなんですね。

 

自分の周りの誰かれ構わず公言して、
やらないわけにはいかない立場自分
を追込むとか。なるべくやるべき行動
細かいタスクに落し込んで、ルーチ
ン化してしまうとか。そういう戦略的
なアプローチが必要なわけです。

 

ま、逆にいえば思いつきでやってみ
ようと考えたことが続かなかったりで
きなかったりするのは、当り前のこと
だってことですから。出来なくてもあ
まり罪悪感持つ必要もないと言えるわ
けです。

 

そういう意味では、こうやって毎日の
ようにメルマガやブログを送ったり、
公開したりしてる私ってエライ! 
己肯定感を上げたところで、今日は
おしまいです(おいおい)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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空は、たぶん、落ちてこない(と思う)

々、古代中国の杞(き)
いう国に、空から
天が崩れ
落ち
てくる
んじゃないかと
心配にな
って、ラーメンも
ワンタンも喉
を通らなくなった人がいたそう
です。

 

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そこから「取り越し苦労」を意味する
「杞憂」という言葉が生まれたんだと
か。

 

世の中には色んな人がいますが、天が
落ちてくると思い悩むかどうかは別に
しても、物事を悲観的見る人と楽観
な人と傾向が別れるのは確かですね。

 

で、別に悲観的なこと自体が悪いとい
うことではなく、それがうまくコント
ロールできればいいんじゃないの、な
んてことを別のところで書いたりもし
たんですが。

 

……ですが、まあ、

 

セッションをするという現場(?)に
フォーカスしてみるとですね、そうい
う場面では楽観的でいるということ
結構大事だと思うんですよね。まあだ
いたいこんなところでやればいいだろ
うという、ある意味大胆な見極めとか、
ミストーンも味のうちよね、という
割り切りとか、とにかく止まらず
後まで行ければ勝ち、とか……

 

FB用 121

全く1人で、なんども打込み直したり
撮り直して音楽を作る人ならともかく
セッションとなると何かあるそのたび
に、悲観的になって立ち止まってしま
うと演奏になりませんよね。

 

少々のことがあっても、すんだことは
しかたない。はい、次、というノリ
ある人の方が色々有利な業界(?)な
んですよ(笑)

 

アーティストというと、世の中的には
色々と苦悩してそれを乗り越えて成長
していくイメージがあるかもしれませ
んけど(まあ、そうやってビッグにな
る人もいるかもしれませんけど)、
はね……

 

楽しくセッションしましょうね。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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スタープレーヤーの悲劇?

の日、俺は少しばかり浮れ
た気分久しぶりに出社した。

 

なぜ浮れていたかというと、ついにあ
の同僚と別れて仕事をすることになっ
たからだ。

 

その理由が、社長発案で社内の優秀
「スタープレーヤー」が集められて
「ドリームチーム」が作られることに
なり、それにあの同僚が選ばれたとい
うのは、かなり(というかすごく)
にくわなかった。だがしかし、それを
上回る解放感で、俺は浮れていたのだ。

 

その日は、新たなチームの顔合せをし
たい、最初だからリアルでという部長
声掛けで、出社することになった。
俺にはまったく異存はない新たな仕
事仲間が誰になるか、それにも興味が
あった。

 

俺は、会議室のドアを開けた。

 

と、そこには部長が1人で座っていた。

 

おはようございます。俺は言った。

 

お、おう、おはよう。部長は言ったが
なにか歯切の悪い挨拶だった。

 

私の新しい仕事のパートナーはまだ来
てないんですね? 俺は尋ねた。

 

うん……それなんだけどな。実はちょ
っと問題があって。

 

問題? 俺はおうむ返しに聞いた。

 

そう……。つまりさ、ほら、よく色ん
バンドのエース級を寄せ集めて、
しいバンド組むなんてことあるだろ?

 

は? 何を言ってるんだこの人は?
俺は思った。また音楽の話か?

 

だけどさ、そういうのって、なかなか
うまく行かないじゃない? みんな
強すぎて、空中分解したりして。
部長は続けた。

 

俺はとても嫌な予感を感じないではい
られなかった。

 

……でさあ、例のあの社長のプロジェ
クトなんだが……

 

部長は説明を始めた。早い話、社内の
スーパープレーヤーたちが集められた
が、初回の会議から仲違いになって、
お互いこんな奴らと一緒に仕事はでき
ない、ということになったらしい。

 

つまり、社長プロジェクトは、白紙に
戻ったわけだ。

 

俺はさあ、最初から嫌な予感してたん
だよ。本部長にも言ったんだけどなあ。
部長は、俺に目を合わさないで言った。

 

で、まあ、すまんが……

 

……ちょ、ちょっと待ってくださいよ。
俺はいった。じゃあ、次の仕事の俺の
パートナーは……

 

と、そこで会議室のドアが開いた。

 

そこに誰がいるか、俺には分かってい
が、そちらを見る勇気は出てこなか
った。

 

このお話はフィクションですので、
現実の会社、組織のスタープレーヤー
やドリームチームなどとは無関係です
たぶん。

 

て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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