で曲を創作したりされますか?
グルーヴィーな「第3の居場所」を見つけるための、あれやこれや
この前、ちょっとウィキペデ
ィアでコール・アンド・レスポ
ンスのことをどんな風に書いて
あるか眺めてたんですが…。
まず、冒頭コール・アンド・レスポン
スとは、「複数の演奏者または歌手が
前者の呼びかけに後者が応答する形で
フレーズを継承し、演奏または歌唱す
る楽式のこと」とか書いてあるわけで
す。ま、確かに(笑)
で、その下の方に「ブラックアフリカ
地域において、伝統的に集会や宗教儀
式などを告知するコミュニケーション
手段として普及していた」とか書いて
ありまして…
それで私が何を思い出したかというと
これなんですね▼▼▼
https://youtu.be/zbHpS7B5xgQ
えー、タモリの「ソバヤ」という曲と
いうかネタなんですが、彼のファース
ト・アルバムに入っていたんじゃない
かと思います。タモリが国民的大スタ
ー(笑)になる前のネタですね。
たしか「全国冷やし中華愛好会」(全
冷中)のイベントで歌われたんですよ
ね。全冷中のことを語り出すと長くな
るので、ご興味のある方はググってみ
てください。
アフリカの民族音楽をパロってるわけ
ですが、タモリがなにか訳の分からな
いことを叫ぶ(コール)→「ソバヤソ
バーヤ」(レスポンス)という構造に
なってまして。ま、ただそれの繰り返
しなんですが…。
なんでもオールナイトニッポンでこれ
を2時間連続でやったとか、そんな伝
説にもなってる芸なんですね。
これって、ジャムセッションの原点み
たいな芸じゃないですか。最近タモリ
がやってるの見ないけど、このまま記
憶のかなたに忘れ去るのも惜しいな、
と思ったんですよ。
どこか(どこだよ?)でやってみたい
な、などと思ってしまったんですけど
ね(誰となく)。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
以前、朝のテレビニュース番
組の経済解説のコーナーを見て
いたら、「ギグ・エコノミー」
という言葉が出てきたんですね。
「ギグ・エコノミー」というのは、長
期間の雇用契約ではなくて、独立した
働き手との単発の短期契約の仕事が中
心となった状況をいうようですが……
アメリカの話ですけど、2020年には
40%の労働者がこのような独立した
個別契約ベースの働き方をするように
なるという予測もあるようです。
それがいいことなのか、悪いことなの
か、そこらへんは色々議論もあるよう
ですが……。朝の寝ぼけた頭で私がこ
の言葉に引っかかったのは、「ギグ」
という単語が使われていたからなわけ
です。
音楽をやってる方は御存じの方が多い
でしょうけど、もともとこの言葉はジ
ャズマンのスラングで、ジャムセッシ
ョンとか、より具体的には「比較的小
さいハコでやるその日限りの演奏の仕
事」を指していました。多くのジャズ
のスラング同様語源はいまいちよく分
かりませんが。
固定したメンバーで何度も色んな所で
繰り返しやる演奏ではなく、1回限り
の演奏(の仕事)という意味合いが強
いんですね(その後、ジャズの世界か
らロックやその他の音楽にも広がって
いって、だんだんその意味も拡大解釈
される傾向にはあるようですけど)。
そんな訳で、冒頭のような「ギグ・エ
コノミー」という言葉も生まれたので
しょう。しかし、ジャズマンを中心と
したミュージシャンのそんな働き方は、
昔からよくジョークのネタにされたも
んですけどね。つまり早い話が、その
日暮らしってことで、ギグがなければ
バイトせざるをえないわけでして。例
えば、
質問:ミュージシャンが仕事で一番良
く聞く質問は何ですか?
答え:ご一緒にポテトはいかがですか?
……なんていう感じで。
うーん、大丈夫だろうかギグ・エコノ
ミー?
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
あ、チャルメラっていって
も楽器のチャルメラじゃなくて、
あの夜鳴きラーメン屋さんが鳴
らすあのメロディーですね。ド
レミーレド、ドレミレドレー
(あるいはソラシーラソ、ソラ
シラソラー)というあれです。
ちなみに楽器のチャルメラって、ダブ
ルリード(リードが2枚ってことです
な)の木管楽器で、オーボエの祖先ら
しいです。トルコ辺りで生まれたんだ
とか。
で、まあそれは、ともかく。
先日、よくお世話になっているライブ
などもできるバー(といえばわかる人
にはわかってしまいますが)に、ちょ
っと顔出しに行きまして。で、まあ飲
んでいたんですね。
その日は別にライブをやっていたわけ
ではなかったんですが、最近やったラ
イブの名残というか、個人所有の楽器
やらアンプやらが置かれてまして。そ
うこうするうちにその楽器だかアンプ
を回収しにきたギタリストの人とその
友人がやってきたんですね。
で、その2人も回収してすぐに帰るわ
けではなく、私の隣でカウンター横な
らびで飲み出しまして。
そうこうするうちに、なんとなく話が
はずんで、そのギタリストの人がギタ
ーケースからギターをとり出して、ア
ンプに繋いだりし始めたんですね。で、
これが後付けでトレモロアームを取り
付けた Gibson の 335 でして、ずう
ずうしくもちょっと触らせてもらった
りしてたんですが。
そのうちにその人がギターで冒頭の例
のチャルメラのメロディーを弾き始め
たんです。コードはAm7-D7の繰り返
しって感じで。でそれでセッションし
ようなんて話になりまして。
その人の友人の人は本職のミュージシ
ャンじゃないそうですが、ドラムをた
たけるというので、ドラムセットに行
き。そのお店には鳴り物のおもちゃの
ような楽器が色々おいてあるんですが、
その中にあった小さなリコーダーをと
り出しまして。
で、私とそのギタリストの人はそのリ
コーダーとギターをとっかえひっかえ
したりして、3人でジャムセッション
状態になったというわけで。基本的に
ドとレとミの3音でセッションしてま
した(ま、酔っぱらってたんで、他の
音も弾いたかもしれませんがw)
そしたら、なんかトランス状態に入っ
てしまったようで…。気がついたら時
刻はてっぺん回っていたという…。ず
いぶん久しぶりに朝帰りしてしまいま
した。
楽しかったんですが、翌日がつらかっ
た(汗)皆さんもケツが切られてない
飲みながらのセッションには気をつけ
てくださいね。え、普通の人はあまり
そんなことしない?
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
セッションで起こることで一
番怖いこと。それはやはり「ロ
スト」でしょうか。
ご承知かとおもいますが、ロストとい
うのは、アドリブでソロを弾いている
ときなどに、
「自分が曲のどこを弾いているのかが
わからなくなってしまう」
…ことをいいます。怖いですね。
で、まあこれを100%防ぐことはむず
かしいです。とくに初心者といわれる
段階の場合は。まあみんなそんなロス
ト体験をして上手くなっていくわけで
すが。ベテランでも、やらかすことも
ありますしね。
とはいえ、ロストした当人としてはや
やりつらい体験(笑)ではありますが。
で、そんなつらい思いをなるべくしな
い対策はないのか?そんなことを考え
るとですね、世の中には、比較的ロス
トしにくい曲とロストしやすい曲とい
うのがあります。
ロストしやすい曲からいうと、比較的
1コーラスが長めで、初めから終わり
まで似通ったコード進行が繰り返され
る曲ですね。前にも書きましたけど、
「枯葉」
なんていうのは、そんな曲なんですね。
あと、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ム
ーン」なんてのもそうです。
一方、ロストしにくい曲は、比較的1
コーラスが短くて、特に最後の方に特
徴的な「キメ」のようなモノがある曲
です。各種のブルーズとか、その変形
の「ウォーターメロン・マン」とか、
「ザ・チキン」とか。ロストしにくい
というより「ロストしても回復しやす
い」といった方がいいかもしれません。
つまり、そんなキメの部分が、わりと
しょっちゅう現れるので、ソロを弾く
人はそれを目印(耳印?)にできるの
ですね。なので、ロストが怖いとくに
初心者の方は、そういう曲を選ぶと少
なくともロストはしにくいと思います。
なんですが、
一方でロストしやすい曲を少しでもロ
ストしにくくする工夫はないのか、と
も思うわけですよね。で、この前ある
本を眺めていて思ったことがありまし
て…
ちょっと続きます。( ̄▽ ̄)
前回の続きです。セッション
などでの演奏で、だんだん他の
プレイヤーと共通のイメージが
できたりして、シンクロしたり
すると楽しいね、という話でご
ざいました。
プレイヤーの間に、共通のイメージが
(多くの場合)暗黙に共有された状態
(フォーカルポイント)が生まれるの
ですね。で、それによって演奏がより
楽しめるようになり、めでたしめでた
しですね、ということではあるのです
が…
なんでもかんでもいいことだらけ、と
いうわけにもいかないのが世の常でご
ざいまして。こういったフォーカルポ
イントが形成されるのは、諸刃の剣的
(?)な側面があるわけです。
つまり、このようなフォーカルポイン
ト(ま、名前はどうでもいいんですが
共有されたイメージですね)は集団の
規範を生み出したりもしますからね。
集団の中のみんなが同じイメージを持
って行動することを期待されるように
なる、というようことを引き起こした
りします。
もちろんこうした働きは社会の中で一
定の効用があるわけですが、音楽の演
奏のような活動の中で、あまりこうし
たイメージのプレッシャーがキツイの
もどうなの?ということになってくる
わけで、早い話、演奏が
予想がつきすぎてつまらない
ということにもなりかねないわけです。
あるいは、どこかのジャズのセッショ
ン(おいおい)のように、そこでのロ
ーカルルールを
法律で決まっているかのように強制し
てくる
とかね…。
結局、音楽の演奏の場合は、そうした
共通のイメージを目指すことと、あえ
てそれを「裏切る」ことを両方しなけ
ればいけないと思うんですよね。そん
なわけで、今日の結論としてはミュー
ジシャンをあまり信用してはいけない
ということで(違
それでは、また。( ̄▽ ̄)
どんな楽器にも「音域」とい
うものがあります。つまり、そ
の楽器に出せる音の範囲という
ものがあるのですね。
たとえばギターは(通常)下のミの音
(E2)から3オクターブ内外です。
世の中で一番広い音域を持つのは、ご
承知の方も多いでしょうが、88鍵の
ピアノです。7オクターブ以上ですか
らね、すごいです。
どの楽器がどの辺りの音域をカバーし
ているのかは、ネットで検索してみる
とわかりやすく図解したものなどが見
つかると思います。見ていると結構な
るほどーとか思いますので、一度眺め
てごらんになってはいかがでしょう?
ただ気をつけなければいけないのが、
特に管楽器などは演奏する人によって
も、どこまでの音が出るかに違いがあ
るってことですね。図で示されている
音域は目安でしかないんですね。
ギターとか弾いていると、それ以外の
管楽器などの事情に結構鈍感なもので
すよね。ギターって、低い音から高い
音まで、決まったフレットの所で弦を
押さえて弾けば決まった音が出ますの
でね。もちろん上はフレット数により
ますし、下もダウンチューニングとか
すれば変わってきますけどね。
そして、音域といえば、「人間の声」
にもそんな出せる音域、出せない音域
があるわけです。男声のバスと女声の
ソプラノでは2オクターブ程度違いま
すしね。専門のトレーニングを受けた
人と普通の人では幅の広さも違ってき
ますし。
なので、ヴォーカルが入ってのセッシ
ョンになると、歌える「キー」の問題
などが発生するのですなあ。いつも練
習してるキーじゃないキーで演奏しな
きゃならなくなって焦る、というのは
ヴォーカル入りセッションあるあるで
すが、仕方のない面も多々あるのです
よね。
ま、それが当然という顔をされるとム
ッとしてしまうという楽器側の気持ち
も分かってほしいとは思いますが……
みんな仲良くね(笑)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
アラカンとかいわれるような
歳になると、そりゃまあたいて
いの人は10代の若者よりはいろ
んな経験を積んでいるわけです
よね。
で、まあ経験があるということは、そ
の経験をベースに色んな知識やらノウ
ハウをため込んでいるわけです。それ
によって、様々な事態に日々対処して
いるわけですよね。
それはそれで、基本的には良いことな
わけですが。気をつけなければいけな
いのはですね、何かを新たに学ぼうと
するときに、その妨げになりかねない
ということなんでして。
「人は自分が知っていると思うことを
学ぶことはできない」
…といったのは、
古代ギリシャの哲学者のエピクテトス
何かを学ぼうという時に「あ、それ知
ってる知ってる」という態度で臨むと
本当に学ぶことはできない、というこ
とですね。もちろんそんな態度の人は
年齢にかかわらずいるとは思いますが、
歳をとるとどうしてもそういった傾向
が出やすくなる危険が増大すると思い
ませんか?
そして、これ、人がそんな態度を取る
とすぐに気がつくんですけど、自分が
そうなってるのはなかなか気付きにく
いんですよね…。
気をつけましょうね。ま、自戒も込め
て書いておりますが。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
子供の頃、魚の小骨がのどに
刺さってなかなか取れずに困っ
たりしませんでしたか?
最近の子供は、小骨の多い魚を食べた
りあまりしないから、そんなことって
あまりないんでしょうかね。ま、それ
はともかく。いやなもんですよね、の
どに骨が刺さったままなのは。
そんなとき、白いご飯を噛まずに飲み
込むようにすれば骨が取れるという、
おばあちゃんの知恵(今の言葉でいう
とライフハック)があって、ご飯を飲
まされたりして。やっと骨が取れた時
の快感というか、ほっとした感じ、覚
えがある人も結構いるのではないかと。
あるいは、プールに入って、耳に水が
入ってしまって、それがなかなか外に
でてくれない時とか。頭傾けて片足で
トントン飛び跳ねて、水が出た時の感
じとか。これもよくご存じの方が多い
でしょう。
なんでこんなことをつらつら書いてい
るかというと、音楽の「盛り上がり」
→「落ち着き」っていうのは大小とり
まぜてそんなことの繰り返しだと思っ
たわけなんですよ。早い話「違和感」
とその解消の繰り返し。
普通にちょっと盛り上がって落ち着く
なんていうのは、ほんのかすかな「違
和感」(ちょっとそのままでは落ち着
かないといった程度)でしょうけど。
魚の骨のような大きな違和感は、ポリ
リズムとかアウトフレーズとか、そん
なモノに近いかもしれませんね。
そして大事なのは、原則としてそんな
「違和感」は解消されるべきであると
いうこと。解消されないと、最悪の場
合、
大惨事
が待っていたりします(笑)お気をつ
けくださいね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
私こうやってFacebookやら
ブログに毎日のように投稿して
るわけですが。
時々、書き始めたのはいいいけど、ど
うもいまいちだとか、なんだか論旨が
思っていたようにまとまらないとか、
そんなことになることもあるんですよ
ね。え?そもそも大した論旨じゃない
だろ?
ま、そうなんですけどね……
とはいえ、自分の全く気に入らないも
のを出すのはためらわれるわけでして、
そんな時は、
ボツにする
……ということになるわけです。
で、ボツにしてそれを捨ててしまうの
かというと、そうでもなくて、書きか
けのまま、保管しておくんですね。私
の場合、Evernote って場所に。そし
て、しばらく寝かしておくんですよ。
で、その記事のことは忘れて全く別の
こと書いたりしてですね。まあ、その
まま忘れ去ってしまうこともあるので
すが(笑)。
時々、思い立って見返すわけです。そ
うすると、あれ、これここをこうして
こんな流れにすれば、つかえるじゃん。
なんてこともあるんですね。
ちょっと、ワインとか食べ物なんかを
熟成させたら、美味しくなったなんて
ことに似てるとこもありますが。この
場合、熟成してるのは原稿じゃなくて
こちらの頭の中だというのが、ちょっ
と違うってことですね。
音楽の練習なんかでも、どうも思った
ような成果が出ないなあ、というか、
今の自分にフィットしないなあ、と感
じることがあると思うんですが。
そんな風に感じたら、その練習の記録
を取った上で、いったん「ボツにして」
しばらくどこかに置いておく、という
のもありだと思うんですよね。で、時
間を置いて見返してみる。
そうすると、自分の変化がその練習に
フィットするようになっている、なん
てことが起きたりします。起こらない
こともありますけどね。
参考になれば幸いです。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)