日本人は道が好きだとよくい
われます。
われます。
「道」といっても普段歩いたり、クル
マを走らせたりする道のことじゃない
です。「人の道」とかいう道徳的な話
でもなくて、「武士道」とか「茶道」
とか、そういった「○○道」というあ
れですね。
れですね。
古くからあるものばかりでなくて、新
しく生まれたものでも「道」にしたが
る傾向があります。「野球道」とかね。
何かひたすら、その道の見果てぬ到達
点を極めるのが偉い。そんな究極の達
成を求めることをほめたたえる傾向が
確かに日本にはあるような気がします。
職人気質なんて言葉も好意的に使われ
ることが多い。
音楽ではどうでしょう。一つの楽器を
極めること自体、確かに一生かけても
できるかどうか、という側面はたしか
にありますよね。そういう意味では、
音楽にも「道」を見出す、そんな一筋
な人もいるでしょう。
な人もいるでしょう。
その一方で、いろんな楽器に興味をも
って、あれもこれも(というと聞こえ
が悪いかな)やってみたい、と思って
手を出す(というのもなんですが 笑)
人もいますよね。
実は私がよくセッションする50代以
上の人たちの間では、そんないろんな
楽器に興味を持つ方が増殖(?)して
るんですね。普段は管楽器やってるけ
どドラムやってみたいとか、ドラムが
メインだけどギターも、とか。
人間、年取ってくると、「道」の束縛
より自分の興味関心に素直になってく
るかな、とか思ったりもします。
でね、
そうすると、じゃあそんな「道」の探
求と「マルチ」な行き方とどっちが偉
いとかそんな話になりやすいんですけ
ど。思うに問題はそういうことじゃな
い、ってことなんですね。これ、どっ
ちも「趣味」の問題。なので「どっち
もあり」だと思うんですよ。
どっちの行き方を選ぶか、というのは
その人の問題なので、別に他人がどう
こういうことじゃないですよね。
できれば、お互いそんな違った行き方
(生き方)もあるという相互理解があ
ればいいよね。なんてことを思うわけ
です。
あと、本格的に弾けるようにはならな
くても、いろんな楽器への理解が深ま
るのは、結局メインの楽器のためにも
良いことだと思うんですけどね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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