よくジャムセッションは「コ
ミュニケーション」である、な
んて言ったりします。まあ、私
もたびたび言ってるんですけど
ミュニケーション」である、な
んて言ったりします。まあ、私
もたびたび言ってるんですけど
ね。プレイヤー同士が音で会話
するコミュニケ—ションがジャ
ムセッション、というふうに。
で、それは全くその通りというか、あ
るべき姿であるわけなのですが、ただ
気をつけていただきたいのは、コミュ
ニケーションとはいっても、
「意味」を考えすぎないように
……ということなんですね。え?
つまりですね、コミュニケーションと
かいうと、相手は何を伝えたいんだろ
うか?とかこのフレーズの裏の意味は
なんだろうか?とかそんなことで悩む
人がいるんじゃないか、ということな
んですね。特に頭の良い人は。
ですが、
別にジャムセッションのやり取りには
「あまり深い意味はありません」とい
うことなんですね。とくにギタリスト
は(こらこら)。つまり、
「いったいドナルド・トランプは北朝
鮮をどうするつもりだ」とか
「そういえばiOSを最新版にアップデー
トした?」とか
……そんな意味をフレーズに込めて伝
えようとしてるわけではない、という
ことですね。当たり前なんですが、そ
こまで極端なことを思わなくても「意
味」を考えたがるたちの人というのは
いるものでして……。
セッションでのコミュニケーションと
いうのは、楽器(声も含む)で出す音
でするものですから、基本的には楽器
を弾いて
メロディー、ハーモニー、リズム
……のどれか(かその組み合わせ)を
提示することで、
「ねえねえ、このメロディーはロング
トーンが多いので落ちついて聞こえる
でしょ?だからみんなも落ち着いて」
とか
「ちょっとここのハーモニー変えてみ
たんだけど、どう反応する?」とか
「こうやって3拍でリズムを区切って
フレーズ繰り返すと、盛り上がるでし
ょ?みんなも盛り上がろう!」とか
……まあそんなことなわけです。それ
以上の深読みしても、あまりいいこと
はありません。8小節くらい置いてい
かれるのが関の山です。
それよりも、そんな音での投げかけに
どう反応するか(あるいはしないか)
が勝負(?)なのですよ。コミュニケ
ーションというのは、そういうことな
わけですね。
て、ことで。
では、また。( ̄▽ ̄)
お読みいただきありがとうございま
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