フレーズは覚えるのではなく、○○しないと身に付かない?

楽とくにジャズの方面で使
われる言
葉にリックというのが
あります。英語
で書くと“lick”
で「舐める」という意味
の単語
と同じつづりです。

 

音楽用語として使われる時は、別に何
かを舐めることとは関係なくて、「そ
のミュージシャンがアドリブしたりす
る時によく使うフレーズのネタ」とい
ったような意味になります。なぜそれ
を「リック」と呼ぶのかは、こういう
用語にありがちなことですが、よくわ
かりません。なめてんのか?

 

で、よくこうした「リック」を覚えま
しょうとかジャズのアドリブの入門書
とかサイトとかに書いてあるんですね。
それを純真で(?)熱心な人は覚えよ
うとかするんですけど。だいたい、
れでアドリブが上手く弾けるようにな
るかというと、そうは問屋がおろして
くれないことがほとんどなわけです。

 

語学を学習する時に、あいさつとかの
決まり切ったフレーズを習っても、実
際にそれをうまく活用できないのと似
たようなことが起こるわけですね、妙
なところで使っちゃったりとか、その
先が続かないとかね。

 

結局「リック」を音楽の他の側面と切
り離して覚えても上手に使えるように
はなりません。特に、その「リック」
「頭の中で鳴る」ようでないと、う
まく使えるようにはならないわけです。

 

ジャムの3原則でいう「フレーズを歌
う」ことが出来てないとね。

リックというのは、覚えるモノじゃな
(というか、覚えるだけじゃダメで)
「発見する」ものだと思うんですね。
アドリブの流れの中で、音が頭の中で
鳴って「あ、ここにハマる!」という
瞬間を見つけられて初めて、リックは
(フレーズは)使えるモノになるのか
と。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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フレーズをおしゃれにするためには「喰う」か「タメる」?

に演奏にバリエーションを
つけるに
はちょっとだけ「ずら
す」ことをやっ
てみるといいよ、
的なお話をしました。

 

今回はそんな「ずらし方」の一例をお
見せしたいと思います。

 

たとえば、図1のようなフレーズがあ
るとしましょう。すべてのが割と
然と並んでいますね。どう思われます
でしょうか?

 

ブルーノートを入れたりしていますが、
かっちりとしすぎていて、あまり面白
くないと思われる方が多いのではない
でしょうか?じゃあ、どうするかとい
うと、そこでずらすわけですね。でも
具体的にどうするか?

で、その時のキーワードが「喰う」
「タメる」かということなわけです。
図2を見てください。

 

まず、の8分音符が並んでいるとこ
ろは、半拍後ろにずらしている(「タ
メて」いる)のがお分かりになります
よね?でタメた分後ろの3つの音を三
連符にして詰め込んでますね。

 

それから後半の4分音符2つについて
は、後ろの音を8分音符に切り詰めて、
そのぶん2小節目の音を「喰って」半
拍前にもってきていますね。そうやっ
て出来たのが図2のフレーズなわけで
すが、今度はいかがでしょうか?

 

図1よりはだいぶおしゃれ度アップ
てると思いませんか?実はこういう符
割りはジャズ(とくにビバップ系)で
よく使われたりしますので、今度ジャ
ズを聴くときにでも気をつけてみてい
ただくと、似たようなリズムのフレー
ズが結構あるのに気がつくと思います
よ。

 

逆に言うと、図1の譜面を見ても図2
のように弾いてしまうのがジャズマン
てことかもしれません。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ジャズギタリスト金太郎

々、「あしがら」というら
しくない
名前のジャズバーに住
み込みで働いて
いた母親ととも
金太郎という男の子
が暮らし
ておりました。

 

生まれたときからそんな所で暮らして
いたせいで、毎日浴びるようにジャズ
を聴いていた金太郎は、ぐずって泣く
時もアフタービートを効かせていたと
いいます。

 

金太郎が歩けるようになると、母親は
金太郎にハコモノのギターを与えまし
た。まだ子供でただでさえ小さいのに
なぜか18インチボディー幅にロングス
ケールのネックという巨大なギターで、
最初のうちは演奏が大変でしたが、母
親は星飛雄馬の「大リーグボール養成
ギブス」の感覚で与えたのでした。

 

金太郎の遊び友だちは、ライブで演奏
にくるジャズマンたちでした。そんな
環境ですくすくと育った金太郎は、そ
のうち、この大きなギターを弾きこな
せるようになっていきました。とある
コンテンポラリーなジャズギタリスト
と仲よくなった金太郎は、ほどなくし
指をストレッチして変態じみたボイ
シングのコードを弾くまでになりまし
た。

 

母親が、開店前に金太郎を店で遊ばせ
ておくと、そんな変態じみたポジショ
ンで弾いた不協和音で、店の氷のブロ
ックが一瞬にしてクラッシュアイス
なったそうです。親孝行ですね。

 

そんなある年の秋、友だちのジャズマ
ン達から武者修行外のジャムセッシ
ョンに行こうと誘われました。金太郎
は喜んで参加しましたが、ジャズマン
たちの移動用のバンガス欠で、貧乏
なジャズマン達はガソリンが買えませ
んでした。そこで金太郎は店の売上を
ちょろまかしてガソリン代をカンパ
てあげました。良い子はそんなことを
してはいけませんよ。

 

金太郎達は隣の町のジャズ専門のセッ
ション・バーに行きました。そこでは
ストレート・アヘッドなジャズから
ードからフュージョンからアシッド
で様々なジャズが演奏されていました。
金太郎達は夢中でセッションしていま
したが、突然、とても大きな図体のヒ
ゲもじゃの男が入ってきて、無表情な
顔でギターを弾き出しました。

 

熊さんだ……」店内がざわめきまし
た。

 

「熊さん」と呼ばれたその男は、見た
目とはうらはらに、極端にピッキング
のアタックの少ない繊細なフレーズ
弾きましたが、なにやら近寄りがたい
雰囲気でした。熊さんの繰り出す音は
とてもコンテンポラリーで、調性があ
るか無くなるかのすれすれアウトフ
レーズのオンパレードでした。正直ま
わりのジャズマン達も引いてしまって
いましたが、金太郎だけは怖がること
なく熊さんに向かっていきました。

金太郎も得意の変態コードで対抗しま
したが、熊さんも聞いたこともないよ
うなスケールを数々繰り出して勝負が
つきません。ホールトーンスケール
コンディミは序の口で、シンメトリッ
クオーギュメントやら、ハーモニック
マイナーでの4度のインターバリック
ストラクチャーのアルペジオとか、た
とえ説明されても理解不能なスケール
をがんがん繰り出してきました。

 

スケールでは勝てないと思った金太郎
は、7音5音のフレーズが複雑なパタ
ーンで繰り返されるポリリズミックな
フレーズを引き続けました。すると熊
さんの額から大粒の汗がしたたり落ち
ました。金太郎がさらに11音と13音の
フレーズも交えて数十コーラスもの間、
ポリリズミックなフレーズを弾き続け
ると、とうとう熊さんは降参しました。

 

「参りました。どうか私をあなたの家
来にしてください

 

「いやいや、みんなで仲良くやりまし
ょう。さあ、みんな、ジャムセッショ
ンしよう!

 

金太郎は連れのジャズマン達や店の客
の方を見ましたが、ついてこれなくな
ったジャズマンや客達はとっくに帰っ
てしまっていましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ファンクギタリスト浦島太郎

々、ある夏の日に浦島太郎
が海辺で
遠くを見つめてビーチ
ボーイズの「サ
ーファー・ガー
ル」かなんかを聞いて
気取って
いると、子供たちが、わいわ

と騒いでいる声が聞こえてきま
した。

 

せっかく西海岸な気分でいたのにとか
思いながら、浦島太郎が近づいていく
と、子供たちは、海岸に打ち上げられ
ギブソン・エクスプローラーをいじ
めているところでした。

 

「なんだ、この変なかっこのギター。
立てかけておけないじゃん」

 

「そうとう歪んだ性格してそうだな」

 

まともな人間の弾くもんじゃない
だろ」

 

……とさんざんないわれようです。

 

「火つけて燃やしてしまおうか

 

それを聞いてエクスプローラーが不憫
になった浦島太郎は、子供たちの中に
割って入り……

 

「こらこら、そんなひどいことをする
んじゃない。浦島太郎オリジナルのギ
ターピックをあげるから逃がしてやっ
ておくれ」といって、子供たちの手か
らエクスプローラーを逃がしてやりま
した。

 

「お前もこんな変形モデルにされて大
変だとは思うが、気をつけるんだよ」

 

「浦島さん、ありがとうございます。
お礼に竜宮城にお連れしましょう」

 

「竜宮城?」

 

「毎晩、毎晩、連夜のジャムセッショ
ン三昧のできるそれは楽しい所です。
きれいなおねいさんもいますよ」

 

そういわれて、そういう所が嫌いじゃ
ない浦島太郎は

 

「ふ、ふうん、ま、ちょうど退屈して
たから付き合ってやってもいいかな」

 

……などとカッコつけましたが、内心
くわくして、エクスプローラーの背
中に乗って出発しました。

エクスプローラーは、浦島太郎を乗せ
て海の中に入り、そのまま海底に向か
いましたが、やがて海中にある雑居ビ
に連れて行きました。階段を3階
で昇って着いた先の店のドアには「セ
ッションバー竜宮城」と書かれていま
した。店に入ると、そこでは、ファン
クのジャムセッションの真っ最中。

 

ステージでは、エビやらヤドカリやら
のバンドが演奏しておりフロアでは
やヒラメが舞い踊っていました。

 

そして、カウンターの向こうでは1人
の女性がドリンクを作っていました。
「どーも、こんばんは。乙姫といいま
すー。うちのエクスプローラーがお世
話になったそうで、今日は、この子を
好きなだけ弾き倒していってください
ね」いつのまにか、浦島の手にはエク
スプローラーがにぎられていました。

 

乙姫に促されるままにステージに上が
った浦島は、エクスプローラーでファ
ンク?とは思いましたが、もともと嫌
いじゃない性格なので、ハウスバンド
ファンクのリズムに身を任せてギタ
ーを弾き始めました。

 

あるときはナイル・ロジャーズ
あるときはアル・マッケイ
はたまたレイ・パーカーJr.
ときにはブルーイ
……といったカッティングを繰り出し
たり

 

かと思えば、
デヴィッド・T・ウォーカーのような
エロいソロを弾いたかと思うと、

 

次には、コーネル・デュプリーのよう
ブルージーなフレーズを繰り出し、

 

また次の瞬間には、
カーティス・メイフィールド風にワウ
を効かせたギター弾きながらファル
セットで歌ったり、

 

やりたい放題の演奏を繰り広げたので
した。浦島太郎は次第にトランス状態
になって行きました。

 

「きもちい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

……

 

気がつくと、浦島太郎は海辺に倒れて
いました。すでに朝になっており、太
陽が次第に海辺全体を照らし、海辺の
砂が熱くなりだしていました。

 

「あー、頭いて……。そうか、一晩中
セッションしてたんだっけ……」

 

浦島太郎が起き上がって、ふと気がつ
くとそばに何か箱のようなものがあり
その中に手紙があるのでした。封筒に
「乙姫」とあり、中をみると、便せ
んに「お疲れさまでした。ノリノリ
したねー。300日連続であんなにギタ
ーを弾いた人は初めてです。あとで
会計お願いしますね」と書いてありま
した。

 

一晩と思えましたが、浦島太郎は300
晩連続でセッションしていたのでした。

 

封筒の中には請求伝票が同封されてい
ました。

 

「う……」

 

その伝票を見た浦島太郎の髪は一瞬で
真っ白くなってしまったということで
す。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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ハードロッカー桃太郎

々、おじいさんが山でトラ
ンペット
の、おばあさんが川で
サックスの練習
をブルージャイ
アントよろしくしてい
ると、川
上から大きな桃がどんぶらこ

こ、どんぶらこっこというシャ
ッフ
ル系のノリで流れてきまし
た。

 

「ちょっ、クールじゃん」とおばあさ
んがその桃を引き上げ、家に持ち帰っ
て2人で割ってみると、中からギブソ
ンのフライングVを抱えた長髪で腕に
タトゥーをした男の子が生まれてきま
した。

 

「桃からうまれたのでピーチボーイ
名付けましょう」という安易なネーミ
ングに反発しつつも、男の子はすくす
くそだち、立派なロックギター小僧
成長しました。

毎日毎日ギターでリフやらランフレー
やらを大音量で弾くので近所の人や
らクマやらイノシシやらは迷惑そうに
していましたが、おかまいなしに弾い
ていると、上達は著しく、まもなく村
の若い衆ではかなう相手がいなくなり
ました。

 

ある日ピーチボーイはおじいさんとお
ばあさんに言いました。

 

「おじいさん、おばあさん。僕は鬼ケ
にいってギター合戦して鬼退治をし
てきます」といいました。「鬼ケ島」
というのは隣の町にあるジャムセッシ
ョンを夜な夜なやっているライブハウ
の名前でした。

 

おばあさんにきびだんご型のギターピ
ックをもらい、おじいさんから改造し
強力ディストーションエフェクター
をもらったピーチボーイは愛機のフラ
イングVを手に町へと出かけて行きま
した。

 

町に向かっているとがやってきて、
「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」と
いいました。

 

「んー、じゃ、お前サイドギターね」

 

犬をサイドギターにしたピーチボーイ
は次にに出会いました

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「んー、やってもいいけど、ギターば
かりいても困るからおまえベースな」

 

猿をベースとして加入させたピーチボ
ーイは次にに出会いました。

 

「ピーチボーイさん、お腰につけたギ
ターピックひとつ私にくださいな」

 

「もうあとはドラマーの空きしかない
けど、それでもよければ」

 

犬と猿と雉が加わってピーチボーイズ
と名乗ることにした一行が、目的地の
「鬼ケ島」に着くと、そこでは鬼達が
大音量ロックジャムセッションの真っ
最中。桃太郎は鬼達に言いました。

 

ロックンロールオールナイトいきま
ーす!ワンツースリーフォー!」いき
なりフルテンのボリュームで弾き始め
ました。

 

犬のパワーコード鬼達のパンツを引
き裂きました。

 

猿の重低音ベース鬼達の鼓膜をぶち
抜きました。

 

雉のドラミング鬼達の角を破壊しま
した。

 

そんな阿鼻叫喚の中、ピーチボーイは
ありったけのテクニック高速フレー
ズを繰り出してギターを弾きまくり
した。

 

「ひえええ、降参です降参です。勘弁
してください」

 

ピーチボーイズは鬼達から金銀財宝
取り上げようとしました。

 

が、

 

「すみません楽器代とハコ代とノルマ
で消えてしまいました」といわれてし
まい、あげくのはてにライブハウスの
マスターからチャージを巻き上げられ
一文無しで帰りましたとさ。

 

おしまい。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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Acapella というアプリが面白いので…

前に、こんな動画を作りまし
て…▼▼▼
Acapellaというスマホ、タブレット用
のアプリ、正確にいうとAcapella from
PicPlayPostというものがありまして、
しばらく前から、気にはなっていたの
ですが、先日ようやくダウンロード
て(無料なんですけどね)使ってみた、
その作品(?)第1号なんですね。

 

どんなアプリかといいますと Mixcord
というデベロッパー(というかデベロ
ッパーのネットワーク?)から出てい
るようで、つい最近出来たアプリかと
思っていたんですが、2年以上前から
あるようですね。

 

で、どうも元々PicPlayPostという
画のコラージュを作るアプリがあって
それがベースになっているようです。
このAcapellaというソフトは、その
画コラージュを「音楽」に特化させた
というのが一番の特徴です。

 

iPhone用のアプリはこちら▼▼▼
Android用はこちら▼▼▼

 

何ができるかというと、一つの画面を
最大9つのフレームに分割して、その
それぞれに音声付きの動画をどんどん
録画していけるんですね。前に撮った
動画を再生しながらそれに重ねていけ
るので、あのジェイコブ・コリアみた
いな1人多重録音の動画を作ったり、
動画のデータを共有することによって、
YouTubeで見るようなペンタトニック
ス風のコラボ動画を作ることができま
す。

そんなわけで、入手してすぐに、1人
多重録音(録画)をモノは試しとやっ
てみたのが、最初にご紹介した動画で
した。まあギターのバッキングの上で
ソロをぱらぱら弾いただけですが…

 

ユーミンの「卒業写真」ジャズっぽ
く弾いてみたわけですが、普通に動画
編集ソフトを使ってやろうとするとそ
れなりに結構な手間のかかることが
単にできてしまうんですよね。気に入
るまで何回も録り直しもできますし。

 

なかなか楽しいアプリではないかと思
い、これは色々遊べそうと思ったので
した。この続きはまたそのうち…。

 

※追記:この他の Acapella 関係の投
稿
にご興味のある方は、
こちらにまと
めてあります
!▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/?s=Acapella&x=0&y=0

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
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昭和の歌謡曲でセッションパーティー!

いぶ以前に、昭和の歌謡曲
縛りでセ
ッションしたら面白い
かも、というこ
とを書きまして。
書いたまんま、なか
なか出来な
かったのですが(セッショ
ンの
中の1曲あるいは数曲を歌謡曲
することはよくあります)…

 

こちらでもときどきご報告などしてい
アラカンセッションという、原則50
代以上の方々を対象として毎月開催し
ているセッションが1周年を迎えたと
きに、それをやりました!

 

この日は1周年を記念して、ちょっと
いつもとは違ったパーティー形式のイ
ベントを実施いたしました。場所は吉
祥寺のとあるビルにある貸切パーティ
ーのできるカフェでした。窓からは井
の頭公園も望めるなかなか素敵なロケ
ーションです。

 

そんなスペースで、日曜の昼下がりに、
食事とドリンクを用意して、みんなで
パーティーとしゃれこみました。

そして、当日は「昭和のあの歌、あの
曲」というテーマを設定して、セッシ
ョンを楽しんだのです (^-^)

 

そんな様子を動画に撮りました(笑)

 

「すきすきソング」(ひみつのアッコ
ちゃん)です▼▼▼

 

「ドリフのズンドコ節」です▼▼▼

なんか、色モノ系ばっかりやってるよ
うな感じですかね?もちろんそればっ
かりじゃないんですよ。たとえば…

 

「ルビーの指輪」です▼▼▼

 

そんなわけで、懐しい曲を演奏し、語
り合い、楽しい時間を過ごすことがで
きました。

 

いかがですか?こんなアラカンセッシ
ョンご興味がある、あるいは参加し
たいと思われましたら、コメントでそ
の旨お知らせくださいませ。

 

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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良いプレイヤーの指標って何?

球というスポーツが人々の
興味を引
きつけるのには「数字」
とか「統計」
といったものの働
きがありますよね。

 

つまり、投手の勝ち数とか打者の本塁
打数といった数の積み重ねであったり、
あるいはさらにそれを「割合」で見て
いく防御率とか打率とかいう数字をめ
ぐって、みんなが盛り上がるという側
があるわけです。もちろん一方では
試合の勝ち負けやシーズンの優勝とい
「勝負」の側面があるのは間違いな
いのですが。

 

面白いのは、そうした数字上の記録と
勝負が必ずしもリンクしない、という
ところなんですよね。派手な活躍をす
る選手がいても、チームとして勝負は
また別だったりすることも往々にして
あったりします。

 

そんなこともあるので、そもそも従来
のそうした成績の統計の取り方疑問
を持つ人が出てもくるわけでして。も
っと別の指標の方が統計学的に勝負に
直結するという「理論」を打ち出した
のが、例の「マネーボール」という本
やら映画で描かれた「セイバーメトリ
クス」というものですね。

 

打率より出塁率のほうが重要なんだと
か、送りバントは(ほとんどの場合)
無意味だとか、そんなこれまでの常識
とは異なる考え方が生まれたりもして
います。最近投手についてよくいわれ
「クォリティ・スタート」(先発投
手が6回を3失点以内におさえること)
という考え方もこの理論からきていま
すね。

 

でね、

 

そんな野球の話を、別に何でも音楽の
世界に当てはめたりするのがいいと思
っているわけではないのですが、たと
えばセッションなどでの演奏を成功さ
せる(あるいは演奏をより良いものに
する)指標というのが、これまでの
奏技術のとらえ方とは別にあっても良
いのではないか、とふと思ったりした
んですね。

早く弾けるとか、複雑なフレーズが弾
けるとか、高い音が出せるとか、そう
いうのとは別の指標。例えば、周りの
音がよく聞こえているとか、メンバー
同士の反応の良さとか、そんなのを測
指標はないものか。そんなことを考
えたんですが。

 

…でもまあ、それって一緒に演奏して
いて楽しい人ってことか…。別に指標
化しなくてもいいのかも(←オイ)

 

そんなことを、テレビで野球の試合を
観ながら考えたのではありました。


では、また。( ̄▽ ̄)

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音楽や楽器を続けるには自分を「犯人」にしないこと

ジネスの本とか雑誌やWeb
の記事
を読むと、問題が起きた
時に、誰が悪
いかという犯人捜
をしてはいけない。
何が問題
でどうすればそれが修正され

かを考えるべきだ。なんてよく
書か
れています。


ピーター・ドラッカー
が、優れたマネ

ージャー「誰が悪いかを考えない、
何が悪いかを考える」と言って(書い
て)いるとかいないとか。まあ、別に
異論を述べようって思うわけではなく
て、なるほどそうだよねっていう話な
んですが。


しかし、これほどいろんなところで同

じようなことが語られている、という
ことは、つまり、いたるところで誰が
悪いとか誰のせいだとかいう「犯人捜
し」が行われている、ということの
返しなんでしょうなあ。……なんてこ
とを思ったりもするわけでして。


ビジネスの世界でなくても
ですね……


音楽
やったりしても、曲の演奏がうま

くいかなかったりすると、どいつが
まくできないからとか、あいつがあそ
間違えたから、とか、そんな誰が悪
いという「犯人」の指摘が始まったり
して。まあ、そうなると一気に雰囲気
は悪くなりますよねえ。

それから、その犯人というか悪者捜し
が他人じゃなくて「自分」に向かって
しまう、なんてことも非常によくあり
ますね。「自分が下手だから」とか、
「自分がミスをしたから」とか言って
自分を責める人も多いんじゃないでし
ょうか。


そんな思考パターンにはまってしまう

と最終的には音楽やめる、とか、この
楽器は向いてないのでやめる、とかま
あそんなことになってしまうのですね。
危険だ……


そんなわけで、音楽を続けるとか楽器

を続けるために大切なことは、(特に)
自分が悪いからだめなんだとかいう思
考を振り払う、いい意味での開き直り
と、より冷静ポジティブな(できて
いないことよりできていることに焦点
をあてる)姿勢ではないかと思うので
すが。


て、ことで。


では、また。( ̄▽ ̄)

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ギタリストの「変身」(その3)

(フィクションですってば)
睡とはほど遠かったが、ア
キラが次
に気がつくと朝だった。
自分がエフェ
クターになってか
ら丸1日が過ぎたわ
けだった。

 

「兄さん、起きた?」前日に起きたこ
とをアキラが反芻していると、が入
ってきた。「いい知らせよ。専門家
呼んだの」

 

「専門家?」

 

「そう、エフェクターのことはエフェ
クターの専門家に聞くのが一番でしょ」

 

「エフェクターの専門家って誰?」

 

「もうすぐ来るわ。見つけるのに苦労
したけど、持つべきはミュージシャン
仲間よね」妹はアキラとは別のバンド
でキーボードを担当しているのだ。た
しか彼氏がギタリストかベーシスト
ったはずだ。

 

「そうだ、兄さんの写真をインスタ
上げるって約束したんだった」妹は自
分と巨大エフェクターと化した兄の姿
スマートフォンで撮影しはじめた。

 

「おい、よせよ」アキラは言ったが、
そもそも止めようとしても、逃げよう
としても動けないのだった。

 

「いいじゃない。専門家紹介してもら
う代わりに、インスタに写真上げるっ
て約束したのよ」

 

そんなことを話しているうちに階下で
ドアフォンの呼び出し音がした。母親
が対応する声がきこえ、ほどなく来客
と一緒にアキラの部屋にやってきた。

 

「兄さん。いらしたわ。アカシさんよ」

 

「どうも」とその男は部屋に入ってき
た。物静かな様子だが、手には金属製
のスーツケースを持っていた。背後で
父親と母親がこわごわといったおもも
ちで部屋の中の様子を窺っているのが
感じられた。

 

「それじゃ、アカシさん、後はよろし
くお願いしますね」妹はそういうと、
父親と母親と一緒に階下に降りていっ
た。

 

部屋にはアカシという男とアキラの2
人、正確には1人と1台が残された。
「なるほど、これは極めて興味深い
アカシは独り言のように言った。

 

「あのー、俺ってどうなってしまう
ですかね?」アキラはおそるおそる尋
ねた。

 

「どうなってしまうかですか。それは
私にもわかりませんなあ。そもそも
自身どうなってしまうかさえ、私には
わかりません。まして、一夜にしてエ
フェクター、しかもコーラスになった
人がこの先どうなるか、と言われても
ですね」アカシは言った。

 

「……でも、まあ、まずはちょっと見
てみましょうかね」そういってアカシ
はスーツケースを開けた。中にはぎっ
しりと工具が詰まっていた。

「まずは、じっくり調べてみないと
すなあ。エフェクター好きとしてはこ
機会を逃すわけにはいきませんから
なあ」アカシはアキラが見たこともな
い工具を手に取った。そして、アキラ
を様々な角度から眺め始めた。

 

階下のアキラの家族の声が聞こえてき
た。ずいぶんと遠く感じたが、めった
に笑わない父親が笑っているのが聞き
とれた。

 

アキラのに(もはやどこが背かわか
らなかったが)悪寒が走った。冷や汗
が流れた。いや、身体の構造上、冷や
汗をかこうにもかけないが、身体の表
面の金属の温度が下がったので、結露
したのだった…

 

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

 

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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ギタリストの「変身」(その2)

(くどいですがフィクションです)

「つまり、兄さんは朝起き
たらエフェ
クターになっていた
?」アキラが妹に
自分の身に起
こったことを説明した後、
妹は
言った。

 

「そういうこと。全く突然に」

 

エドワード8世が人妻と恋に落ちる
くらい突然に」

 

「何それ?」

 

「なんでもない。気にしないで……。
でも何か前触れのようなものがあった
はずよ。竜巻の前には匂いを感じる
ていうでしょ。そんな前兆」

 

「さあ、匂いは感じなかったなあ」相
変わらず声はキンキラしていた。

 

「ちょっと待って。いい?1、2の3
て私が数えたら息をとめてね」そうい
うと突然妹は立ち上がり「1、2の3」
というなり、アキラの腹にあるフット
スイッチを思い切りの力で踏みつけた。

 

アキラはしばらく息ができず、声も出
せなかった。ようやく息ができるよう
になって、アキラは言った。「何すん
だよ!」

 

「これでよし、エフェクト切ったから
普通の声になったわ。あ、父さんが帰
ってきたみたいね」と言って妹は出て
いった。階下で声がした。母親が連絡
したため勤め先を早退してきたらしい。
その声は明らかにいらだっていた。

 

「……ったく、仕事中に電話するなっ
……言ったじゃないか」そんな声が聞
こえた。そこから、母親と父親は声を
ひそめて何か話し合っているようだっ
た。途切れ途切れに何か聞こえてきた
が、内容は聞きとれなかった。

 

「やれやれ、これから家族会議よ。行
ってくるから、静かに待っててね」そ
う言うと妹は出ていった。

 

アキラは部屋に1人、いや1台残され
た。静かにしろもなにも身動き一つで
きない。外はいつの間にか日が暮れた
ようで。アキラは次第に眠くなった。
無理もない。こんな経験をすれば、誰
でも疲れ果てる、とアキラは思った。

 

いつの間にかアキラは眠りに落ちてい
た。夢の中で、断片的を聞いた気
がした。

大きすぎ……」
使い物に……るのか?」
エフェクター屋看板……どう?」
「……ード・オフ……もっていくの…
…大変」
「ピアノ引っ越し……ンター……見積
を……」
粗大ごみ……ってタダじゃな……」
「……」

 

さらに続きます ( ̄▽ ̄)

 

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ギタリストの「変身」

(このお話はフィクションです)
る朝、アキラがなにか気が
かりな夢
から目をさますと、自
分が寝床の中で
一台の巨大な
フェクターに変ってい
るのを発
見した。

 

彼は鎧のように堅い背を下にして(い
やそれをいえば全身が堅いのだが)、
あおむけに横たわっていた。頭をすこ
し持ちあげると(後から思うとエフェ
クタのどこが頭か自分でもよくわから
ないのだが、その時はなぜか持ち上げ
られたのだ)真っ青な色の腹といくつ
かのつまみが目に入った。

 

「な、なんだこれは。どうなっている
んだ」アキラは思った。

 

そして、夜遅くハードロックばかりや
るセッションから帰って来たのを思い
出した。その夜のセッションはアキラ
にとっては最悪なもので、リズム隊と
の息は合わず、アキラのギターのソロ
もミスばかりで、気分は最後まで盛り
上がらなかった。

 

そのままを浴びるように飲んで、
夜に帰宅して、そのまま部屋のベッド
で寝てしまったはずだった。夢でもう
なされていた気がするが、思い出せな
い。そのあげく目を覚ますとこの始末
だった。

 

「まいったなあ、こんなことになって
しまったら、自分で動けないじゃない
か」実際、寝返りすら打てないのだっ
た。

 

「今日は来週のライブの練習があるの
に」

 

何とか動けないものかと身体のあちこ
ちに力をいれようとしていると、ドア
ノックの音がした。

 

「アキラ、いい加減に起きなさい。入
るわよ」

 

ドアが開いて、アキラの母親が入って
きた。

 

2人の目が合った。…とアキラは思っ
たが、母親がアキラと目を合わせたと
いう認識をもったかは定かでなかった。
確かなのは、母親が凍りついたような
視線で自分を見ていたことだった。

 

「な、なんなの、これは?アキラ、い
ないの?アキラ?」どうも母親は、目
の前の物体をアキラとは認識していな
いようだ。

 

「俺だよ、母さん。目の前にいるだろ」

 

その声を聞いたとたん、母親はさらに
混乱の色を見せた。

 

「な……何?なにそのおかしな声。ア
キラどこに隠れてるの?」

 

「だから目の前にいるじゃないか!」

 

だが、母親は何かアキラが変ないたず
らを仕掛けているとでも思ったのか、
部屋を出て、となりのの部屋に行っ
て妹を連れてきた。

 

入ってきた妹は一瞬驚きの色をみせた
が、すぐに冷静になって、しげしげと
アキラを見た。

 

「おー、俺だよ俺。なんかこんなこと
になっちゃってさー。何とか助けてく
れよ」

 

「ホントに兄さんなの?何で、そんな
微妙にキランキランした声なわけ?あ、
もしかして……」そういうと、妹はベ
ッドの上にのってアキラを上から見下
ろすようにした。

 

「えー、あのハード・ロッカーの兄さ
んが何でまたコーラス・エフェクター
になったのよ?」

コーラス?そうか、それでこんな青い
なのか。

 

「あんな、大音量で歪ませることしか
頭になかった兄さんが、そんな繊細な
音を出すようになるとはねー」

 

なんて、ことだ。とアキラは思った。

 

「面白がってないで、なんとかしてく
れよ」アキラはか細いキラキラした声
で言った。

 

(なんとかなるのか?)

 

続きます。( ̄▽ ̄)

 

 

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セッションとは○○○○○ゲームである?

ェリー・マンというジャズの
ドラマー
がいまして(故人ですが)。

 

アメリカの西海岸で活躍した人で、多
くの演奏が録音され音源となって残っ
ています。自分で「シェリーズ・マン
・ホール」(笑)というナイトクラブ
を共同経していたりもして、そこで
のライブの録音なども数多くあります。

 

この人がある時、インタビューでジャ
ズ・ミュージシャンの定義を聞かれて、
う言ったそうです:

 

「我々は同じ演奏を二度出来ない人
種だ」

 

ビル・クロウというジャズ・ベーシ
ストの書いた『ジャズ・アネクドーツ』
という本に出ていた話です)

シェリー・マンは「出来ない」といっ
てますが、この人は西海岸にいたせい
もあって、映画の音楽の録音などもヘ
ンリー・マンシーニかなんかと一緒に
やっていました。なので、同じことを
何度も繰り返すことが「能力的に」出
来なかったということはないはずだと
思うんです。

 

彼の言いたかったのは、ジャズという
楽が、そういった同じ演奏を繰り返
すことに価値を置いていない、という
ことですね。毎回違うのが当たり前で、
その度にプレイヤーは(ある決まりご
とをふまえながらも)音を決めて演奏
したり、それにまた反応したりするの
がジャズだと言っているわけです。
ドリブでね。

 

これって、つまり基本的にはジャム・
ッションをやっているということ
すね。ジャズの本質はジャム・セッシ
ョンである、と。ジャム・セッション
というのはもともとジャズの世界から
生れたといわれていますから、まあ当
たり前といえば当たり前かもしれませ
んが。

 

で、こういうことをいうと、ジャズは
だから難しいとか、ジャム・セッショ
ンなんてとてもとか、そういうことを
言う人が出てくるわけなんですけど…
…。特殊技能が必要だ、と。

 

でも、そうじゃなくて、ジャム・セッ
ションやそこでのアドリブのソロとい
うのは、

 

今手持ちにしているテクニックと知識
範囲の中で、演奏をまとめ上げる一
種の音楽的サバイバル・ゲームである

 

……と考えたらどうでしょうかね?そ
こでは現実的な状況の「見切り」や自
分でやれるこのとについての「割切り」
が大切になってくるのですが。そう考
えるとちょっと別の興味が湧いてきま
せんか?

え、逆になんか怖い?

 

んー、すいません忘れてください←オイ

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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担当楽器を時には「異動」してみる?

社に入って、新人としてス
タートし
て、だんだん現場の仕
事を覚えて、
人前といわれる
ようになって、その
場の業務
のことならだいたい何でもわ

るようになるのに少なくとも数
年は
かかりますよね。

 

ところが、途中、配置転換などで部署
異動する、なんてことも起こりうる
のが会社ってやつでして。そうすると
また別のスキルを一から身に付ける必
が出てくるわけです。もちろん最近
は転職して違う仕事につく、なんてこ
とも多いと思いますが。とにかく結構
最初はしんどいもんでしょうね。

 

でも一方で、複数の部署で仕事した経
験が役に立つことも起こるわけでして。
とくに複数の部署が共同するようなプ
ロジェクトに参加したりするときなん
かはそうですよね。

 

そんな時、その人が一つの部門のこと
しか知らないよりも、複数の部署を経
験していると、他部門がどんなことを
考えるかとか、どういうことに敏感に
反応するかとか、そんなことについて
「想像力」が働くわけです。それが
お互いの役割の調整とかに役立ったり
して、余計な苦労しなくてすんだりし
ます。

 

管理職になると、さらにそんな知見
役に立つ場面が出てきたりしますよね。
これまでの現場の仕事とは全く違った
社内の組織間の調整の仕事が出てきた
りしますからね。

 

でね、

 

音楽でマルチプレイヤーになることの
メリットも、同じようなことだと思う
のですよ。複数の楽器を弾くようにな
る、あるいは少なくとも他の楽器を弾
く人がどんなことを考えるかとか、ど
んな反応をするのかがわかるようにな
る、ということは、音楽をアンサンブ
ルで演奏するときに、上に書いたよう
なのと同じメリットがあると思うので
すね。

あるいは、セッションやライブをホス
トしたりオーガナイズする時もそうで
すね。要は、「想像力」つまりイマジ
ネーションが働くようになるってこと
かと。

 

もちろん、単純に色んな楽器ができる
と楽しい、っていうこともありますけ
どね。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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○月を残酷な月にしないために?

になると、新たな生活をス
タートさ
せる人が多く出ますね。
で、あわただ
しく過ごすうちに
ゴールデン・ウィー
クになり、
それも終わると、また日常
が戻
ってきますね。

 

そんな季節、よく聞かれる言葉が、

 

「5月病」

 

…なわけです。

 

新たな生活を(希望に満ちて?)始め
た学生や新社会人が、なぜか5月に入
るとやる気がでなかったり、気分が落
ち込んだりと、いわゆるスランプ状態
になってしまうことをいうわけですね。
正式な病名ではないようですが、いつ
の頃からか世の中に広まって、誰もが
知っている言葉になりました。1970
年代にはすでにあったようですね。

 

でも、実はこれは何も学校の新入生
会社の新人たちに限った話ではない
うです。最近では、6月病、9月病、
10月病…と1年のほとんどの月の名前
のついた「病気」が語られるようにな
ってしまいました。

 

物事のスタートとか何か盛りあがった
流れの中での高揚した気持ちというの
は、なかなか長続きしませんね。「上
に昇った物は、下に降りてこなければ
ならない」デビッド・クレイトン・
トーマス(ブラッド・スエット&ティ
アーズ)も歌ってましたしね。上がっ
たモチベーションは、やはり落ち込む
定めにあるようです。

音楽なんかでもですね、ライブなんか
を一生懸命頑張って成し遂げたあと、
燃え尽きて次に何をしたらわからない
なんてことは起こりがちですよね。頑
張れば頑張るほど、そんな危険性は増
します。

 

もうそれ以降音楽はやらない、これで
打ち止め、という覚悟を決めてやるの
ならともかく、そんな人は少ないでし
ょうからね。何か音楽をやることを
大事にしてしまうと危険が危ないとい
えるでしょう。特に若い人たちは。

 

その点、アラカンといわれるような年
代の皆さんは、そんなアップダウンの
経験を経て、若い頃に比べれば、自分
のモチベーションのコントロールが出
来る方が多いのではと思いますが、い
かがでしょうか?

 

そしてまた、日頃からジャムセッショ
などで音楽が日常に組み込まれた生
をしていると、そんなアップダウン
の危険を最小限に出来るように思いま
す。もちろん、セッションの中での盛
上りはあるわけですが、その後の打ち
上げで良い気持ちになっておしまい
というのがほとんどですから。

 

そんなわけで、音楽で楽しくやるのに
はアラカンがセッションなどをするの
が最強、という例によって手前味噌
お話でごさいました。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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いきなりセッション?

だん、私たちが何か技術
仕事のやり方を身に着け
よう
とするときは、基礎から
入って、
徐々に知識の量を
増やしていき、
段階を追って成長をしていける
ような手順
をふんでいくのがセ
オリー
ですよね。

 

たとえば将棋を覚えるとすれば「駒の
種類を覚える」「将棋盤について知る」
「駒の並べ方を覚える」「駒の動かし
方(働き)を知る」「将棋のルールを
覚える」「定跡を覚える」…といった
ステップをふんでいくわけです。まあ
当たり前のことといえばそうなんです
が。

 

音楽でも、普通はやりたい楽器を決め
たら、楽器の扱い方を学んだうえで、
簡単な音の出し方からはじめて、色々
なテクニックを覚えていく。その合間
には、音楽理論的な知識も身に着けな
がらそれに沿った音の出し方を覚える
メジャースケールとか、ブルーノー
とか、その他のスケールとか)とい
った順番ですすんでいくのが、まずは
常道かと思います。その他にも楽器特
有のテクニック
などもありますよね。

 

で、色々な楽器が集まってアンサンブ
で演奏をするというのは、おそらく
最後の段階として設定されていること
がほとんどではないでしょうか。

 

音楽教室などのカリキュラムも、だい
たい、そんな流れですよね。

 

そういう流れはごく普通のものなので、
それがだめだとかどうとかそんなこと
を言いたいのではないのですが。

 

…が、

 

時にはそんな手順をすっ飛ばしてとい
うか、それはそれとしていきなり最終
到達地点を目にしたり、その場にいる
というのが有効なこともあると思うの
ですね。

 

もちろんそのためには、その場の作り
方やサポートは必要
なのですが、それ
によって楽しくやりとげられたり、そ
の場にいたという実感を得ること、つ
まり成功体験の獲得というのはインパ
クトの強いものなので、それを味わう
ことが通常の練習続ける意味でも力に
なるのでは、と思うのですね。

 

セッションを、ドとレの2音など音数
ってでもやってみる、それをやり
遂げる、ということをお勧めするのに
は、そんな理由もある、と私は思って
いるのですが。

12498905_978170868969961_440213100_n12884497_978170348970013_1910712223_n

あなたも、いきなりセッションの楽し
さを味わいにいらっしゃいませんか?
まずはその場にいるだけ、それを目に、
耳にするだけでも違うと思いますよ。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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マイナー好きはギターのせい……かも?

、歳とともに気がつくと
マイナー
キーの曲をよく弾くよ
うになってしま
った。という話
を書きまして……。あ
れから、
でギター(私のメイン楽器)
を手にしてみて思ったんですが、

 

ギターはマイナー系(コードにしても、
スケールにしても)の方が弾きやすい

 

……ということがあるんじゃないでし
ょうか?

 

その昔フォークギターが流行した頃、
ギターを買って挫折する一つの大きな
理由というのによくあげられていたの
が、Fのコードが押さえられない、と
いうのがありましたが、ギターのメジ
ャー系のコードって、たいていの場合、
マイナー系のコードより微妙に(ある
いはとっても)弾きづらいと思いませ
んか?

 

ギタリストの皆さんどう思います?

FメジャーのコードよりはFm(Fマイ
ナー)のコードの方が弾きやすいし、
B♭メジャーよりはB♭mのほうが圧
倒的(??)に弾きやすいですよね。
オープンコードにしてもEメジャーよ
りEmのほうが、AメジャーよりAm
方が、微妙に弾きやすいと思うんです
よね。(ギター弾かない人にとっては
わかりづらくてすみません)

 

そして、Aマイナーペンタの方が、A
のメジャーペンタより覚え易くないで
すかね?少なくとも私はそう思うんで
すけど……。

 

マイナーコンバージョン(ソロを弾く
ときに、何でもマイナー系のスケール
に置き換えてしまおうという考え方)
なんてことを言い出したのもギタリス
トですしね。

 

そんな楽器の構造上の特徴が、微妙に
影響しているのかも、とちょっと思い
ました。

 

まあ、キーボーディストでも同じよう
に感じられている方もいらっしゃるの
で、そればかりではないと思いますが。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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日本人はマイナー好き……なのか?

の中の曲の多くは、メジャ
ー(長調)
かマイナー(短調)
かに分類されます
ね。中にはど
ちらとも言いきれないよ
うな曲
もありますけどね。

 

で、ときどき言われるのは日本人はマ
イナーの曲が好きだよね、ということ
なんですよね。演歌しかり、雅楽しか
り。日本の古来からの音階がそもそも
マイナー系(陰旋法)ですしね。沖縄
音階のような例外はありますが。

 

日本で好まれるジャズのスタンダード
ナンバーなども、マイナー系が多い気
がしますね。「枯葉」とか「モーニン」
とか You’d Be So Nice to Come
Home to とか。哀愁のある曲が好ま
れる傾向は確かにあるような気はしま
す。日本人のマゾヒズムだとかいうよ
うなことを言う人もいたような……。

 

もちろんアメリカなどでも好まれるマ
イナーキーの曲はあるんですけど、私
の思い込みかもしれませんが、単純な
どマイナーというよりは途中でメジャ
ーに転調してみたり、より明暗のニュ
アンスのある曲が好まれている気がし
ます。Come Rain or Come Shine
んて曲はメジャーなんだかマイナーな
んだかよくわからないですね。

 

でね、

 

私も若い頃は、そんな話を耳にしたり
したせいもあるのか、マイナーよりメ
ジャー系の曲がいいよなー、とか意気
がってたりしたこともあったんですけ
ど。洋楽好きだったこともあるので。

 

ところが、この前、家でギターを弾い
ていた時、ふと、1人で無意識に近い
感じでよくぽろぽろ弾く曲って何だろ
と思って考えてみるとですね…

出るわ出るわ、マイナーの曲だらけ

 

……なんですわ。

 

Beautiful Love でしょ
Dear Old Stockholmでしょ
Midnight Blue でしょ
Israel でしょ
Summertimeでしょ
Stairway to Heaven でしょ

 

結局、お前もマイナー好きなんじゃな
いの、っていう感じでして。歳のせい
なのかなー、とちょっと考えてしまい
ました。

 

まあ、別にだれの迷惑になるわけでも
ないので、いいんですけどね。

 

皆さんはどうですか?やっぱりマイナ
ーの曲が好きですか?

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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