ポジショントークという言葉が
ありますよね。
英語で書けば position talk なんでしょ
うけど、どうも和製英語らしいですの
でお気をつけください。
ご承知かと思いますけど、自分の所属
する組織とか部署に有利なことしか話
さないこと(Wikipedia)を言います。
金融用語としてはちょっと違ったニュ
アンスになる(自分に有利なように相
場を動かす目的で、人の心理を操作す
るための発言)ようですが、ここでは
一般的な意味で使いますね。
よく目にするのはその発言はポジショ
ントークなので気をつけましょうとか、
ポジショントークはまずは疑ってかか
りましょうとか、そんなアドバイスで
すかね。
まあ、ニュートラルな立場からすれば
そういうことになるわけでしょうが。
一方でビジネス関係の人とかに言わせ
るといい大人がなんの立場も背負わず
に話をするなんてことはありえない、
ポジショントークこそ大人のマナーだ
とかいう人もいたりします。孫正義も
スティーブ・ジョブズも一緒だろ、と。
まあ、それもすでにポジショントーク
だよね、とか思ったりもするわけです
が、まあしかし一理あるよねとも思い
ます。会社勤め辞めると、もはやどう
でもよくなってる感もありますが(お
いおい)。
で、
まあ、冗談は抜きにしても、世の中は
様々なポジショントークが行き交って
いて、それを批判しても始まらなくて、
そんなポジショントークのやりとりを
しながら進めていかざるをえないとい
うことかと思います。
いずれ何を言ってもポジショントーク
であるなら、ただ一つのポジションか
ら発せられた言葉しか聞こえない世の
中よりは、いろんなポジショントーク
のコール&レスポンスのあるジャムセ
ッションみたいな世の中の方がましだ
ろうと思うんですよね。
……そんなセッションホストのポジシ
ョントークでございました(笑)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)