音楽は国境を「すぐ」越える?

うだいぶ前になってしまい
ましたが、こんな動画が話題に
なりました。
▼▼▼

 

Biko’s Manna という南アフリカの
ハネスブルグにいる姉と弟のデュオ
よるスピッツの「ロビンソン」のカバ
ーです。

 

アフリカのストリートアーティスト
集団に属して活動しているそうですが、
「声が素敵」から「日本語が上手」と
か「歌の中にアフリカのルーツを感じ
る」とか、さまざまな反響を呼んでい
ましたね。

 

オリジナルを歌ったスピッツの草野マ
サムネさんも絶賛していたとかいない
とか。

 

確かに、心を動かされるものがありま
すよね。いかがですか?

 

それから、こちらの動画カナダ東海
岸の先住民族ミクマク族エマ・ステ
ィーヴンズという女性がミクマク語
歌ったビートルズの「ブラックバード」
です▼▼▼

 

この動画(国連の国際先住民族言語年
の活動の一環として撮られたそうです
が)もオリジナルを歌ったポール・マ
ッカートニーの目に(耳に?)留まり
称賛されていました。

 

今はネットの時代なので、こんな国や
文化の垣根を越えたバージョンが色々
と見つかって楽しいですね。まあ、そ
れだけなんですけど(笑)

もちろん前にも書いたようにザ・ピー
ナッツの「恋のバカンス」が、ロシア
(当時のソ連)に渡って今でも人気
んて話も昔からあったわけですが、ロ
シアに行った人でもないとなかなかそ
れを知ることはなかったわけです。

(その話についてはこちらを▼▼▼
あの昭和の歌謡曲が、あの国で人気?

 

皆さんは、何か音楽がこんな風に国や
文化を越えて歌われている面白い事例
をご存じですか?ご存じでしたら教え
てくださいませ。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

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泣いたギタリストの赤鬼(続き)

前回の続きです)
鬼の立てた計略に従って、
鬼と赤鬼は山の麓の街のジャズフ
ェスにエントリーしました。

 

鬼をジャズフェスに参加させるかで、
地元では賛否両論ありましたが、フェ
スの主催者「頭の角のあるなしで参
加者を差別はしない」という原則を貫
いたことで、参加できることになりま
した。ダイバーシティは大切ですね。

 

そして、フェスの当日、赤鬼は青鬼と
一緒に会場に入りました。もちろんヘ
ッドライナー的な扱いではないので、
午後の早い時間ではありましたが、
がジャズを演奏するという物珍しさ
惹かれて客の入りは悪くありません
した。

 

まず青鬼ステージに上がります。

 

青鬼ルーピングマシンを使いながら
複雑に音を重ね合わせ不協和音を詰
め込んだ演奏を始めました。通常のコ
ード進行ではなく、非機能的な和声の
オンパレードでその上妙なスケール
使ったため、そういう音楽を聴きなれ
ない観客目を白黒させました。

 

「なんだこれは」
「こんなもの音楽じゃない」
「うわあああ、助けてくれ」

 

そんなが聞こえる中、阿鼻叫喚にな
一歩手前で青鬼は演奏を終えました。

 

青鬼は楽屋に戻ってくると赤鬼にいい
ました。「さあ、早く行くんだ」

 

青鬼に背中を押されるようにして、
ステージに出ました。そして、ご
ごく普通のスタンダードナンバー
ソロギターでごく普通に演奏しました。

 

「わかりやすい!」
「やっとまともな音楽が聴けた!」
「おおおお、癒される」

 

赤鬼の演奏が終わると、観客は総立ち
で拍手するありさまでした。こうして
フェスを救ったヒーローとして、赤鬼
はたちまち人気者になったのです。

 

赤鬼が山に開いたカフェにも、街の人
たちがやってくるようになりました。
赤鬼は毎日忙しく店を切り盛りし、手
の空いた時間には、店内でライブ演奏
をするという、最初に思い描いたよう
充実した生活を手に入れました。

 

それでも赤鬼には一つ気になること
ありました。あの青鬼があのフェス以
来一度もカフェにやってこなかった
です。

 

赤鬼は青鬼の家を訪ねることにしまし
た。行ってみると家の戸固く閉まっ
おり、戸の脇には張り紙がしてあり
ました。

 

それは、

 

「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、
楽しく暮らしてください。もし、ぼく
が、このまま君と付き合っていると、
君も変な音楽が実は好きな鬼だと思わ
れるかもしれません。それで、ぼくは
旅に出ます。どっちにしてもぼくの音
楽はここでは受け入れてもらえないの
で、 ぼくの音楽を聴いてもらえる大都
会に行くことにしました。ぼくはいつ
までも君を忘れません。さようなら、
体を大事にしてください。ぼくはどこ
までも君の友達です」

 

という青鬼の置手紙でした。赤鬼はそ
れを読んでさめざめと泣きました。

 

青鬼がいなくなってだいぶ経つ今も、
赤鬼
は、思うのです。自分は人気者に
なって店も繁盛しているけれど、音楽
的な冒険はできなくなってしまった。
ちょっとアウトなフレーズを弾いても
客は妙な顔をする。

 

人気と引き換えに自分は音楽的な自由
を手放してしまったのかもしれない。
青鬼のように自分の音楽を追求してい
くことはもうできない。そう思うと
鬼の目からは今も再び涙が頬を伝って
流れ落ちるのでした。

 

(この話はフィクションですので、実
在する街や山や鬼とは何の関係もあり
ません。あと別に私は超アウトなフレ
ーズが特別好きなわけでもないです。
いや、ま、ちょっとは好きだけど 笑)
て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

泣いたギタリストの赤鬼

ある山の中に心の優しい、
楽が好きな赤鬼が住んでいました。

 

赤鬼は、人間たちと仲良くしたいと思
い、見晴らしのいい場所に小屋を建て
て、ライブもできるカフェを開業しま
した。赤鬼は手の空いている時には自
分でギターを弾いて万人受けしそうな
スムーズジャズ系のオサレな曲を演奏
することにしました。

 

には、

 

心のやさしい鬼のお店です。どなたで
もおいでください。おいしいお菓子が
ございます。お茶も沸かしてございま
す。素敵な音楽も演奏しています

 

という看板を出しました。

 

しかし、人間たちは恐れてお店に近寄
りませんでした。やってくるのはクマ、
リス、イノシシ、シカ、蝶たちばかり
です。

 

山の麓の街では、この店に入ると妙な
音楽を鬼に聴かされて洗脳され、家来
にされてしまう、というようなまこと
しやかなまで流れているという話で
した。

 

赤鬼はとても悲しみ、人間に信用して
もらえないことを悔しがり、しまいに
腹を立てて、表の看板を外してしま
いました。

 

そうやって赤鬼が一人で悲しんでいる
ところに、音楽仲間コンテンポラリ
ージャズが大好きな青鬼が訪ねてきま
した。

 

青鬼はちょっと練習場所に店を使わせ
てもらいたかっただけなのですが、
いている赤鬼を見て、どうしたのかと
聞きました。赤鬼が事情を説明すると、
それを聞いた青鬼はあることを思いつ
きました。

 

それは、近々麓の街で開催されるジャ
ズフェスティバル青鬼が出て超難解
な曲を弾き、人々を苦しめる。そこに
赤鬼が登場して、スムーズできれいで
わかりやすい曲を演奏してみんなの
気者になる、というものでした。

 

「そんなことしたら、君ばかりが悪者
になるじゃないか。そんな申しわけの
ないことはできないよ」

 

と赤鬼は言いましたが、青鬼は強引に
ジャズフェスへのエントリーを決めて
しまいました。

 

そして、ジャズフェスの当日二人は麓
の街へと出かけて行ったのです。

 

続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

めんどくさいをなんとかしたいけどめんどくさい?

メルマガの記事をいつも
たいてい
配信するその日の朝
書いてるんです
ね。「書く」と
いう作業は、というこ
とですけ
ど(ネタの仕込みはまた別です
が)。

 

はそうなんですけど、他の人なんか
はどうしてるんですかね? 1週間分
とか書きためてるんでしょうか。

 

私も、そうした方(書きためておく方)
が良いのかと思ってやろうとしたこと
もあったんですけど、

 

めんどくさい

 

んですよね。

 

時間を見つけて集中して書いた方がい
いのかと思うけど、その作業を頭に描
と、とてもめんどくさくなってしま
のです。たぶん無理にやろうとする
、どうでもいい他のことを先にやろ
うとして破綻するな、と思います。

 

そんなわけで、やっぱり(ほぼ)毎日
午前中に書いてるわけですが……

 

なんとなく、こうルーティーン化して
しまうと、めんどくささが無くなる
はなんででしょうね? 確かに脳科学
の見地からすると、行動を習慣化する
ことは「やる気」にたよらず行動する
めに有効だとは言われていますけど
ね。

 

まあそもそも、「やる気」という概念
やる気のない人が作った虚構なんだ
そうでして、やる気にたよろうとする
とろくなことはないそうですよ。

 

やる気を出そうと頑張るより、やる気
がなくてもできる仕組みを作れという
ことですね。音楽練習なんてのもそ
ういう仕組みが必要かもしれませんね。

 

そのためには、完璧主義をやめること、
やらなくちゃいけないという義務感を
捨てることが大切だそうです。私も別
義務感で書いてないですよ、ルマ
ガやブログ
は。

 

書けないなと思ったら、昔の記事をリ
ユースして送ったりしてますしね。

 

なにぶっちゃけてんだか(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

視線の集中から逃れるには?

人からの視線を受けるのが
苦手とい
う人っていますよね。
私も決して得意
な方ではないで
すが。

 

そういう人は人前でプレゼンをすると
か、そういうのがとても苦痛だったり
するわけですね。パニックになったり
する人もいるそうですし、普通に物が
考えられなくなったりとか、ね。

 

そんな時に自分に向けられた視線
ントロールすることが出来ると、そう
した他人の視線を受けるストレスが軽
減されるとよく言われるんですが。

 

ビジネスなどのプレゼンだったら、
ライドを指さしたり、資料を手に持っ
ページを指定したりすることで、聞
く人たちの視線をマネジメントできた
りするわけですね。

なんですけど、

 

音楽でも、例えばソロを弾いたりする
時などに、ソリストの人が視線を意識
して演奏するときに緊張してしまうな
んてこともありそうですよね。そうい
う人いらっしゃいますか?

 

緊張がまた演奏に出ると、観る(聴く)
側もまた固唾をのんで観てしまうとか、
そんな悪循環も生んでしまうかもしれ
ませんね。

 

そんな時、音楽の演奏では、何かを指
さすという手は使えないですよね。パ
フォーマンスとして1回くらい使える
かもしれませんが、何度も使える手に
はなりませんしね。

 

どうしたもんでしょうね。

 

で、考えたんですけど、そういう人は
自分とバンドメンバーとのやり取りも
含めて見てもらうというような感じで
演奏するといいんじゃないでしょうか
ね? メンバー間のコミュニケーショ
目配せとか音での反応とか、そん
なことも含めてソロの一部であるとい
うような感じで見てもらうというね。

 

そうすることによって、観る(聴く)
側の視線も分散して、しかも面白が
ってもらえる可能性が増すのではな
いかと思うんですけどね。いかがで
しょうか?

 

え? 1人で弾き語り?

 

んー、それじゃまた(おい)

 

て、ことで。

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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真実は(たいてい)どこか中間地点にある?

年、ハロウィーンというお
祭り
というか風習というかが10
月末にありますよね。

 

もちろん元々西洋のもので、起源は古
代ケルト人のモノだそうですが、日本
に入って来たのはアメリカ経由のもの
なんですかね?まあ、詳しい話はさて
おき。

 

で、

 

元々子供がお化けなどの仮装をして、
家々を練り歩いてお菓子をもらうとい
うほのぼのした(?)モノだったのが
若者渋谷とかの街に繰り出して騒ぐ
ようになったということが最近は話題
になってますね。それでそんな馬鹿騒
ぎを苦々しく思う人もいるわけで、ま
あそんな気持ちもわからないではない
です。

 

ただですね、たまに

 

こんな馬鹿騒ぎをいい大人がするのは
日本だけだ

 

とか書いてる人がいるんですが。それ
はそれで違うんじゃないの、と思うわ
けですよ。

 

グーグル先生検索してもらえばわか
りますが、ニューヨークとかロサンゼ
ルスとかロンドンとかで仮装して騒い
でいる「いい大人」は沢山いるわけで
す。まあ、だからって渋谷の騒ぎがい
いことだってことにはなりませんが。

 

自分の言いたいこと強調しようとし
て、極端なこと言ってしまったり書
いてしまったりすることってあります
よね。その方が端的で言いたいことの
理解が進む、ということはあるかもし
れませんが、注意が必要だと思ったり
もするわけです。

 

音楽でも、黒人の人たちが誰でも凄い
リズム感があるような言い方とかあっ
たりしますが、黒人だってリズム音痴
の人はいると思うんですよね。

 

あるいは、いつかイタリアを中心とし
たヨーロッパのジャズについての講演
に行ったことがありまして。そこで
の講演の終わった後の質疑で、日本人
の質問者の多くが「イタリアのミュー
ジシャンはみんなクラシックの素養
ある」という前提質問しているのに
対して、講師の人が

 

そんなわけないだろ

 

と返していたのが印象に一番残ってい
たりします。そりゃそうですよね。

 

もちろん上にも書いたように、そんな
極端な言説にも真実の一端が垣間見え
ているにせよ、実際の真実はそんな極
端な話の中間のどこかにたゆたってい
ることがほとんどなわけですよね。

 

て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

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音は耳だけで感じるものではない?

感覚という言葉を聞かれた
ことはあ
りますか?

 

シナスタジアとか synesthesia とか
いう言葉の翻訳のようですが、「ある
刺激に対して通常の感覚だけでなく異
なる種類の感覚をも生じさせる一部の
人にみられる特殊な知覚現象をいう」
Wikipedia には書いてありました。

 

そんな共感覚の例として、よく引きあ
いに出されるのが、「色聴」というや
つでして、特定の音を聴くと特定の色
を感じるという知覚現象なんですね。

共感覚の中では一番発生率が高いのだ
そうです。そういわれても私にはそん
な感覚はないのでピンとはきませんけ
ど。それにどうやってホントか確かめ
てるんだろうとは思いますけどね。
申告制?

 

ともあれ、そうした「共感覚」存在
するのは、どうも確かなようです。さ
らにいうと、そういう「共感覚」は
なものだとしても、1つの感覚が別
の感覚に影響を与えるということは
でも経験することなのだそうでして。

 

人間の脳というのは、色々な感覚から
得た情報を別々に処理する仕組みには
なっていないのだそうです。単独の感
の情報では世界を的確に把握できな
からだという話ですが。

 

確かに匂い(嗅覚)なんていうのは
(味覚)に強い影響を与えそうですよ
ね。そして実は聴覚も味覚に影響を与
える
のだそうで、例えば高い音を聴く
と食べ物の甘味が強調され、低い音
聴くと苦味が強調されるのだそうです。

 

人間の音感なんていうのも、単純に耳
だけの問題ではないということなんで
しょうかね? 音感をよくするのに
覚以外の感覚を鍛えるのが有効、なん
話になるのかもしれません。その人
の強さのタイプにも左右される
のかもしれませんけど。

 

皆さんは、音を聴いて別の感覚が刺激
されたりしますか?

 

て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

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セッション向きな脳、不向きな脳?

れわれ現代の人間、つまりホモサピエンスの脳と絶滅したネアンデルタール人の脳はどちらが発達していたか、という話をどこかで読んだんですが。

 

予想に反して(?)、ネアンデルター
ル人の脳の方が発達していたというん
ですね。少なくとも脳の容量ネアン
デルタール人の方が大きかったそうで
す。

 

ネアンデルタール人体格的にもより
大きかったそうです。個別の能力でい
うとホモサピエンスはネアンデルター
ル人にはかなわなかったらしい。

 

実はホモサピエンスの脳は知能をあえ
て(?)抑えているという話がありま
して。なんでかというと、個々の知能
を抑えることで、集団として社会的に
協力しあえるようになってるんだとい
うんですね。

 

まあ「あえて」なのかというのはよく
わかりませんが、集団としてコミュニ
ケーションをとりながらアイデアを共
していく形で道具などを生み出して
いき、集団として生き延びた、という
ことであったようです。

 

ネアンデルタール人も道具は使ってい
たらしいのですが、それを他の仲間と
共有することがなかったらしいんです
よね。

 

脳全体としての容量は劣っていたホモ
サピエンスですが、コミュニケーショ
ンを図るための小脳は発達していた、
ということがわかっているのだとか。

 

……そんな話なんですが、そんなこと
を知ると、音楽とかジャムセッション
なんていうアクティビティは、極めて
「ホモサピエンス的な」モノといえる
のではないか、と。

 

そんなことを思ったのではありました。

 

知らんけどな。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

タワー・オブ・パワーブリージング?

(今回のお話はフィクションです)
緊張していた。ギターの
ネックを
持つ手の掌が汗ばんで
いるのがわかる。
まだ演奏が始
まってもいないのに。

 

俺は隣にいる同僚を見た。涼しい顔
している。何も感じないのかこいつは?

 

クライアント秋の社内祭りの時期に
出張することになってしまったのがそ
もそものことの起こりだ。クライアン
トの担当部長から、祭りのクライマッ
クスに社内の精鋭を集めたバンドを結
成してライブをやるのだが、ギタリス
として参加して欲しいといわれたの
だ。

 

なんでもピアノ音大出の若者が弾き
トランペットサックストロンボー
ン他社内ビッグバンドから選抜され
たメンバーが出るそうだ。地区大会で
全国大会にも出たことのあるバ
ンドらしい。

 

お二人とも、いつもギターを弾いてい
んでしょう?ぜひ、参加して腕前を
披露してください。タワー・オブ・パ
ワーのカバーをやりましょう。

 

そう担当部長に言われ、俺は断ろうと
思ったのだが、同僚が二つ返事で、
いですよ、よろこんで、と承諾してし
まったのだ。

 

上司にも相談したが、上司もこのクラ
イアントにはこの前納期の件で迷惑
かけたので、是非ともやってこい
マしたら査定に響くぞ、と脅されてし
まう始末だったのだ。

 

冗談じゃない。なんで趣味のギターが
査定の対象にならなきゃいけないのだ。

 

俺は不満だったが、退路を断たれてし
まったのでもはやいかんともしがたく
こうやってギターを抱えてライブ会場
の控室にいるのだった。

 

どうした、緊張してるのか?

 

同僚が面白がって俺を見ながら言う。

 

いつもと勝手が違うから、段取りを頭
の中で確認してるだけだよ。俺は
ついた。

 

ふん、いつも軟弱なジャムセッション
とかやってるから、こういうときに緊
張してしまうんだ。を見ろ。毎回真
剣勝負ギターデュオのおかげで、
張なんかとは無縁だ。

 

お前は神経が何本かないんだろうよ、
と俺は言おうとしたが、面倒なことに
なるのでぐっとこらえた。

 

いいことを教えてやろうか。同僚は笑
いながら言った。

 

いいことってなんだよ?

 

緊張を和らげるには、呼吸が大切だ。
息を4秒かけて吸う、そしてその倍の
8秒かけて吐く。これを繰り返してみ
ろ。

 

4秒と8秒?

 

だいたいでいいんだ。大事なのは吸う
時間の倍の時間をかけてゆっくり吐く
ことだ。パワーブリージングっていう
そうだ。ま、やってみろ。

 

同僚に指示されるのは嫌だったが、藁
にもすがりたい気持ちだった俺は、同
僚のいう呼吸法をやってみた。

やってみると、なんだか心が落ち着く
ような気がした。俺はその呼吸法をく
り返した。

 

そうこうするうちに、出番がやってき
て俺たちはステージに上がった。ステ
ージには椅子が用意されていて、俺た
ちは指定の椅子に座った。

 

俺はひたすら今教わった呼吸法を繰り
返した。なかなかいい。心がどんどん
平静になる……

 

……

 

乱暴に揺さぶられて俺は目が覚めた。

 

どうした、寝てたのか?お前のへたく
そなギターが聞こえてこないと思った
んだが、道理でな。

 

えええ?俺は同僚の顔を見た。

 

心配するな、お前の分も俺がソロ弾い
ておいたから。部長さんも客席で嬉し
そうにしてたよ。お前の下手なギター
を聴かれなくて良かったのかもな。

 

同僚は声を出して笑いながら、控室に
歩いて行った。

 

えええええええーーー???

 

★今回のお話はフィクションですので
現実の会社、出張、バンド等とは無関
係です(たぶんね)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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業界用語は便利だけど……

の中にはたくさんの仕事が
あるわけ
ですが、たいていの職
場には内々でし
か通じない言葉
ってものがありますよ
ね。

 

業界用語とか専門用語とか。通じる範
囲も色々だったりしますね。英語では
ジャーゴン(jargon)とか言われます
が。よく使われる言葉を省略して使う
ようになったりとか、全く新しく言葉
を作り出したりとか。身内の隠語みた
いなのもあります。

 

この種の言葉はたいていの場合、必要
があるから作られるわけです。頻繁に
出てくることばは長ったらしいと話が
まだるっこしくなるし、そもそもそれ
までなかったモノや概念を表現するた
めには新しい言葉を作らざるを得ない
わけです。

 

音楽にも こういう身内言葉はあります
よね。というか、音楽の世界ってそう
いう言葉でいっぱいですよね。

 

長い言葉を縮めて短くした例をあげれ
「倍テン」なんてのがありますね。
「倍(のような)テンポで」というよ
うな意味ですが。逆の意味で「半テン」
てのもあります。

 

他にはないモノやコトを表す言葉はど
うかというと、音楽理論の用語なんて
いうのはそんなのばっかりですよね。
教会旋法とか、ソナタ形式とか、裏コ
ードとか。

 

隠語のようなものでいえば、昔の(今
でも使ってる人もいるかもしれません
が)ジャズマン言葉みたいなのが(
ェー万とか、別人28号とか)あります
ね。

 

で、

 

こういう身内の言葉って、解っている
どうしで使うのはいいんですが、それ
まで別の世界のことしか知らなかった
にとっては、なんだか近寄りがたい
感じがして、ある種の参入障壁みたい
に感じられてしまうこともあるんです
よね。

 

使ってる人間が新しい人たちへの優越
感で使うなんてのは論外なわけですが、
そんなつもりはなくても、ついつい
んな思いをさせてしまうなんてことも
起こりやすいわけでして。

 

そんな言葉を100%排除することは
そらく無理なのだとは思いますが、使
う側の人は注意や配慮が必要ですね。

 

一方、そういった言葉でちょっと引い
てしまうという方々には、皆さんが
場で使う身内でしか通じない言葉と同
じような言葉が音楽の世界にもある
だと、鷹揚に構えていただければと思
います。すみませんね。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

カセットテープのしぶとさとLofiの楽しみと

セットテープが販売本数を
増やして
いるんだそうです。

 

前にも書いたような気もするんですが
その後も勢いは止まらないみたいです
ね。特にイギリスでは過去10年で最高
水準だとかどうとか。

 

アナログのレコードも相変わらず伸び
ている見たいですしね。こういうアナ
ログメディアは今やマイナーとはいえ
なかなかダイハードな感じです。

 

こうしたアナログメディアの特性とい
えば、物理的なメディアを取り扱うと
いう操作性体感性と、再生される音
の「ゆらぎ」や「ノイズ」でしょうか
ね。後者はについていえば、例えば
コードのキズによるノイズとかカセッ
トテープワウフラッターとか。

 

こうしたゆらぎやノイズはなぜかわか
りませんが、精神を安定させるという
か、今の言葉で言うと「チル」させる
働きがあるようでして。

 

Lofi Hip Hop(ローファイ・ヒップホ
ップ)という音楽ジャンルがありまし
て、アナログレコードで再生したよう
ノイズや意図的にフラッターをかけ
ビートやピッチのゆらぎを作りだし
たりしています。実際の処理自体はデ
ジタルにやってるんでしょうけど。

 

ミニマルなリフの繰り返しが多くダイ
ナミックな展開は少ないので、アンビ
エントミュージック的な聴き方をされ
ることも多いようですね。

 

YouTube “Lofi Hip Hop” で検索
ると、この音楽に特化したチャンネ
が沢山出てきます。ためしにいくつか
聴いてみたのですが、とくに作業の
BGM とかには最適かもしれないと思
いましたよ。

 

実は今もそんなチャンネルの1つを
きながらこれを書いております。

 

他にも、日本のアニメのシーンを切り
だしたようなビジュアルへのこだわり
とか、色々特徴があるようですが。ご
興味を持たれるようでしたら、一度検
索などしてみてくださいませ。

 

結構ハマりますよ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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結果を出すにはサボるのが一番?

こつこつと何かをやらな
ければな
らない時もありますよ
ね。仕事でも勉
強でも、それが
たとえ趣味であっても。

 

趣味といえば音楽でも個人でやる基礎
練習なんかがそういったこつこつやる
ことに該当するでしょうか。で、そう
いう基礎練習が性に合う人と合わない
人もいますよね。

 

こつこつ集中して同じことをずっとや
っていられるタイプの人もいれば、そ
ういうのが苦手ですぐ気が散ってしま
う人もいると思うんです。私?私はも
うまったく後者の方だと思います。

 

で、さて、

 

じゃあ、集中して気も散らさず作業の
できる人が「生産的」なのか、という
必ずしもそうではない、という研究
結果をMIT(マサチューセッツ工科大
学)が発表しているんですね。

被験者コンピューターシミュレーシ
ョンを使った作業を行わせ、その生産
性を計測するという実験の結果なので
すが、それによれば、

 

高い生産性を記録した被験者の多くは、
4時間の実験のうち最大で30%ほどの
時間をほかの目的に使っていた

 

……のだそうです。

 

つまり、適度にサボってる人の方が点
数が良かったらしいんですね。携帯を
チェックしたり、何かを食べたり、何
かを読んだり、そんなことをしていた
というのですね。

 

なので、そういう行動を禁じたりして
も生産性は向上しない、ということだ
そうです。……なかなか考えさせられ
ますねえ。逆にいうと、練習中に少々
さぼりたくなっても、あまり罪悪感を
もつ必要はないわけですね、きっと。

 

もちろん、練習時間の100%サボって
ちゃダメでしょうけどね。

 

そんなことを考えていたら、セッショ
ン仲間の方こんなことをつぶやいて
おられまして。
……はい。おっしゃる通りです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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音で「見る」?

間の視覚というのは、五感
の中でも
一番強力であるといわ
れてまして。人
間の取り入れる
情報の8割以上は視覚
によるも
のだとよく言われます。

 

まあ、この8割という数字の根拠につ
いては色んな議論があるみたいですね。
8割なのか9割なのか、はたまた7割
なのか。なんにしても、たしかにわれ
われは周囲の情報のインプットを視覚
にかなり依存しているのは間違いない
と思います。

 

ですが、世の中には色々な事情で視覚
を失ってしまった人たちもいるわけで
すね。そんな人たちは情報のインプッ
トを視覚にはたよれないので、別の感
覚を研ぎ澄ますことで補完しているの
ですね。

 

それが例えば聴覚なわけです。耳で聴
くこと
ですね。

 

エコロケーションという言葉がありま
して、自分が出した「音」の反響を受
け止めることで周囲の状況を知ること
を言います。ここでのエコというのは
環境に優しいとかそんな意味ではなく
て、“echo” つまり音の反響のことで
すね。

コウモリがそうやって自分の位置を把
しているのはわりと有名な話かと思
いますが、実は人間も訓練すればそう
いったエコロケーションが可能なのだ
そうです。舌を鳴らして音を出して、
その反響音を聴くことで自分の周囲を
「見る」のだそうですが。

 

人間の感覚というものも捨てたもんじ
ゃないのですねえ。

 

音楽とかやっていると、自分の耳が聴
くべき音を聴いているかということで
凹んだりしたりもするわけですね。周
囲の音を聞き取れなかったりとか、あ
りませんか?私はあります(笑)

 

情けない思いをしたりするわけですが。
でも、実は視覚情報にインプットを頼
りすぎることで、聴覚をフルに使いき
れていないということなのかもしれま
せんよね。

 

もちろん、視覚は重要な感覚であるこ
とに変わりはないし、その人の感覚の
鋭さの個人差(タイプ差?)もあるわ
けですけどね。

 

て、ことで。

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

※こちらの記事を参考にしました▼▼

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ギ○ー・マ○ジンがとうとう……??

ターの話が多くて恐縮です
が、すみ
ませんね、私もギター
弾きなもので。

 

ギター・マガジンという雑誌があって、
こんどそのスピンオフというか、別冊
のような形で「ギター・マガジン・レ
イドバック」というのを発売すること
になったと告知が出てました。

 

あの頃、
ギター・ヒーローになりたかった
すべての大人ギタリストへ
新ギター誌、誕生

 

……なんだそうですよ。

 

ギター・マガジンからドロップアウト
してしまった「大人世代」のギタリス
ト、「ゆる〜くギターを弾きたい大人
ギタリスト」のための専門誌とのふれ
こみでございます▼▼▼
http://bit.ly/35Ik4hF

 

んー、ついにリットーミュージックも
こっ
ちを向いて本腰入れてきたか、っ
て感じですよね。こっちってつまり
ラカン世代とかさらに上のシニア層
てことですけど。

 

ここんところのギター・マガジンの
とかみても、そういった世代を意識
したようなのが多いな、って気はして
んですけどね。まあ時間の問題であ
ったのかもしれません。

 

他の楽器関係雑誌とか、教則本の内
容にも波及してくるんじゃないでしょ
うかね、この傾向は。まあギターはマ
スが大きいですからね。そこから来ま
すよね。

さてさて、実際にでき上がった雑誌が
そんなアラカン世代に受けるモノにな
るか、面白がって見ていましょうかね。

 

ギター・マガジンのコンテンツを流用
した片手間仕事だったりしたら嫌です
けどねー。さて。

 

て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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