バンドであれ、ソロであれ、
ジャムセッションであれ、音楽
を演奏しようという時は、だれ
も「悪い」演奏をしようとは思
わないわけで。
まあ、たまに変なことを考える人もい
るので絶対にないとは言いませんが。
普通は何かしら「良い」演奏をしたい
と思うのだろうとは思うんですが。
じゃあ、その「良い」演奏というのは
どういうものか、というと、案外深く
考えてなかったりするんじゃないかと
思うわけですね。
というか、そもそもこれが「良い」演
奏であるという唯一の基準というもの
があるのか、というとそういうわけで
もないので。
その人その人で、実はいろいろ違って
いたり似ていたりということがあるわ
けです。
技術的に正確で間違いがないというこ
となのか? 自分の表現したいことが
出来ることか? 観ている(聴いてい
る)人が喜ぶことか? とかまあ、い
ろいろ。
そして、演奏する側と演奏を聴く側で
も、「良さ」の基準は変わってくるわ
けですよね。
なので、
「良い」演奏をしようと思うこと自体
は別にいけないとは思わないのですけ
ど、そもそもその「良い」演奏は誰に
とってのどんな演奏なのか、たまに考
えてみるのもよいのかな、とも思うわ
けです。
その昔「日本全国酒飲み音頭」という
曲がありまして。
酒が飲める理由をとにかくいろいろ上
げていく歌ですが(笑)
おんなじように演奏が「良い」理由を
色々な視点でリストアップしておくと
いいのかもしれません。それが必ずし
も誰もが納得する理由でなくてもいい
と思うんですよね。
リストのうちの1つでもできたとした
ら、それはなかなか立派な達成といえ
るのではないか、と。
そんなことを考えたヒマな一日があっ
た、ということなんですが。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)