ステージの上下? 右左?

イブなどでステージに立つ
ことのあ
る方は「上手・下手」
という言葉を
よく聞かれると思
います。

 

あ、「じょうず・へた」ではなくて、
「かみて・しもて」です(笑)サウン
ド・チェックの時に会場のPAさんか
ら、「上手側のギターからお願いしま
ーす」なんて言われますね。

 

上手というのは、客席側からステージ
に向かって右側(舞台から見ると左側)
を言います。下手はその反対側つまり
客席から見て左側(舞台から見て右側)
ですね。この「上手・下手」の区別は
おそらく日本の舞台用語として伝統的
に昔からあるのだと思いますが、現在
も頻繁に使われ言葉です。

 

業界用語みたいなもので、めんどくさ
と思われるかもしれませんが、現場
で右とか左とかいうと、誰がどっちに
向いて右か左かとか混乱しやすいです
よね。一度慣れしまえば便利な言葉で
もありますが。

 

そういえば、クラシック方面(?)で
は、ピアノはたいてい下手側にあるの
「ピアニッシモ」と覚えるといいと
言われてるそうですが、ライブハウス
とかだと、上手側にエレピが置いてあ
ったりすることもあるので、逆に混乱
するかもしれません。

 

まあ、慣れればなんてことはないんで
すけどね。

 

でね、

 

この、「上手・下手」英語で言うと
どうなるか、なんですけど。ご存知で
すか? 実は、
Stage Right Stage Left
というんですが。

 

これ、舞台を客席側から見る感覚で上
手がStage Right かと思うと、じつは
逆なのでして。上手が Stage Left で、
下手が Stage Right なんです。

 

英語では、ステージ上で演技や演奏を
している人を中心に考えると固定して
いるんですね。観客を中心に考える
本的な(?)発想とは逆なんです。

 

そんなわけで、英語圏でライブやる方
や英語ネイティブの人とライブやる方
は気を付けてましょうね。え? そん
なことしてない? これからはわかり
ませんよ。

 

一説によると、歌舞伎の花道は観客
からみて左側にあるので、ゆったり見
ることのできる右側が上席になること
からそっちがが上手になったんだとか。
偽のほどはわかりませんが。

 

て、ことで。

 

ちょっと続きます。

 

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CMソングには危険なあの歌(その3)

Mソングにしたら(場合に
よりけり
ですが)まずいんじゃ
ないかと思う懐
かしの洋楽ヒッ
トソングの話、その3
回目です。

 

今日取り上げるのは、ジグソーという
パズルみたいな名前のイギリスのグル
ーブによる「スカイ・ハイ」という曲
です。1975年に、香港・オーストラ
リア合作のアクション映画の主題歌
して作られ、アメリカのヒットチャー
トで3位まで上がったヒット曲です。

 

この曲、日本で人気が出たのはその2
年後の1977年で、あのミル・マスカ
ラス全日本プロレスに参戦して人気
を得たときに入場用のテーマ曲として
使ってからでした。その年の洋楽チャ
ートを席巻し、日本だけで120万枚売
れたとかいう話も(オリコンによれば
57万枚だそうですが)。▼▼▼

 

この曲、なかなか威勢の良い感じに聞
こえるので、入場曲として使われたの
でしょうかね?で、人気が出たことも
あって、クルマのCMなどに使われた
りてるんですね。

 

しかし、歌詞を眺めていただければわ
かりますが、この曲
失恋の歌(より正確に言うと彼女に振
られた歌)
……なんですよね。

 

「僕は君に愛を捧げたのに」
「2人で頂上獲ったと思ったのに」
「君は僕にうそをついた」
「理由もなく、君は全てを空高く吹き
飛ばした」

なんていう歌詞が並んでいるんですよ。

 

タイトル「スカイ・ハイ」というの
空高くという意味ですが、なにが空
高くかというと、彼女に振られて幸せ
が吹き飛ばされたという話なんですね。

 

ミル・マスカラス、よくこんな歌詞の
歌で入場してましたね(笑)いちおう
向こうの人ってことじゃなかでしたっ
け、彼は?あ、メキシコ人か。

 

まあ、それはいいとしても、こういう
歌詞の歌をファミリー・カーのCM
は使わない方がいいんじゃないのか
と思いますけどね。1人乗りのバイク
とかならありかもしれませんが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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……ホテルへようこそ

い日だった。ただ妙に乾燥していて湿気がなく、なんだか砂漠のような気候だなと俺は思った。

 

砂漠に行ったこともないのに。

 

俺と同僚ホテルを探していた。クラ
イアントとの打合せでクレームを聞か
されたあと、本社に帰って出直そ
と同僚に言ったのだが、同僚が出張
を延期して支社と解決策を探るべきだ
と言いはったのだった。

 

宿泊していたホテルに延泊の相談をし
たのだが、満室だと断られ、しかたな
別のホテルを探し出したのだ。どう
も市内で何か大きな催事があるようで
ホテル探しは難航した。

 

俺と同僚で手分けをしてネットを検索
したり、電話をかけまくった後、よう
やく同僚が1件のホテルからOKの返
をもらい、俺と同僚はタクシーに乗
ってそのホテルに向かった。

 

乗ったのは妙なタクシーだった。何か
植物を焚いたような、奇妙な香り
した。嗅いでいると、どこかに行って
しまいそうな香りだった。

 

頭が重くてめまいがしそうだと感じ始
めたところで。タクシーはホテルに着
いた。この街には何度も出張で来てい
るが、見慣れない風景のエリアだった。

 

ホテルのフロントの女性入り口まで
出てきて迎えてくれた。古いホテル
中はちょっと暗いですので、と彼女は
言って、そのまま部屋まで案内をして
くれた。遠くで鐘の音がしたような気
がしたが、記憶はあいまいだ。

 

……ホテルへようこそ、と彼女は言っ
たが、ホテルの名前は聞き取れなかっ
た。古いですが部屋は沢山あります
ら、いつでも空きはあるんです。彼女
は聞いてもいないのにそんなことを言
った。

 

腹が空いていたが、疲れてもいたので、
同僚と俺はホテルのレストランで夕食
を取ることにした。同僚がワインを頼
むと給仕長は、当ホテルでは1969年
の創業以来酒類は置いていないのです
と言った。

 

こんな日に、酒も飲まずに寝られるも
んか。同僚は立ち上がり、フロントと
交渉してくるといって歩き出した。俺
は嫌な予感がして、同僚を追ってフロ
ントに向かった。

 

フロントには誰もいなかった。

 

……が、その脇の開け放たれたドアの
向こうに人影が見えた。同僚はそのま
ま中に入った、俺も後を追った。

 

そこには、例のフロントの女性も、給
仕長もいた。それ以外のスタッフもい
るようだった。皆は手にナイフを握り
なにかテーブルの上のものを突き刺そ
うとしていた。

 

俺たちに気がつくと、フロントの女性
は言った。お客様、言い忘れましたが
チェックアウトは24時間いつでもOK
です。ただ、誰も帰った人はいません
けどね。彼女は笑った。

 

俺は同僚を見た。同僚も笑っていた。
俺はドアを出て逃げ出そうとした……

 

……ところで、肩を揺さぶられて目が
覚めた。

 

明日朝から支社で打合せだ。もう部
屋に戻ろう。寝過ごして遅れるなよ。
同僚は立ち上がって俺に言った。

 

ホテルのレストランで食事をするうち
に疲れが出て寝てしまっていたらしい。
70年代ロックのチャンネルに合わせて
いるらしい有線放送のBGMが流れてい
た。

 

イーグルズの「ホテル・カリフォルニ
ア」の最後のツイン・ギターの演奏が
聞こえた。

 

本当に俺たちは本社に帰れるのだろう
か。

 

(例によって、これはフィクションで
すので、現実の出張や街やホテルとは
何の関係もないです、きっと……)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

“Les” Is More?

「皆さんは、物を『所有する』
ということに執着するほうですか
?」

 

私はそんな質問を投げかけた。

 

最近の若者は物を持たなくなってい
とかいう話をよく聞きます。いわゆ
ミニマリスティックな生活が人気で
すよね。『断捨離』がブームなったの
もここ15年くらいの話です」私は続け
た。会場の中の参加者は私の講義の内
容を熱心に聞いてくれているようだ。

 

「英語の “Less is more.” なんてフ
レーズもよく引用されるようになりま
した」今日の参加者は50代以上が多い
ので横文字はどうかな、と思いつつ私
は話したが、とくに嫌な顔をする人は
いなかった。

 

IT技術の進化がそれを助けている側
面もあります。いまや音楽はCDやレ
コードやその他のメディアよりもダウ
ンロードやストリーミングを通じて聴
かれることの方が多くなりました。
らないものはすぐにメル〇リとかで
ってしまえますし」

 

私は、たまたまライターとして、そん
物への所有欲から解放されたライフ
スタイル紹介しただけだったのだ。

 

ところが、それが人の目に止まり、講
演やらセミナーに呼ばれるようになり、
いまやそんな物欲から解放されたライ
フスタイルのエヴァンジェリストとし
て世の中に認知されるようになってし
まった。

 

もともとは音楽系中心のライターだっ
たのだが、人生どう転ぶかわからない
ものだ。まあそれでローンの返済に苦
労しなくて済んでいるので、文句をい
う筋合いではないのだが。

 

若者は車を買わないって言われて久
しいですね。特に都会では。だって
スマホやタブレットで読むことが増え
ているし。物理的に身の回りにおいて
おかねばならない最低限の物量が減っ
ているということは間違いないでしょ
う」

 

は違いました。私はもうすぐ還暦
なんですが、われわれの若いころは、
『所有』したい『物』があふれていま
したよね。みんなが所有したがる物を
表現するのに『三種の神器』なんて言
葉もありました。そういう物欲・所有
欲の刺激によって経済的に栄えていっ
たという側面もありましたしね、当時
は」

 

「そんなわれわれさらに上のシニア
世代には、先ほどからご紹介している
ような、物の所有から解放された生活
無縁なのでしょうか? そんなこと
はありません、今や『終活』の一環と
て、物を処分して身軽になろうとい
人は多いのです」

 

「断捨離といっても、捨てることにあ
まりにもとらわれ固執するのは問題で
す。ですが、今日お越しの皆さんも、
自分の周りにあるものが、本当に必要
いまいちどよく考え直してみてはい
かがでしょう?」

 

……

 

講演を終え、質疑応答も済ませた私は
主催者からの打ち上げの誘い断り、
帰りのハイヤーの申し出も断り、地下
鉄に乗ってある場所に向かった。そこ
行きつけの楽器店のギター売り場
った。幸い閉店まではまだ時間がある。

 

馴染みの店員が私を見つけて近寄って
きた。

 

「こんばんは。またいらっしゃいまし
たね。今週これで3回目じゃないです
か」

 

君が非番の日をいれると4回目だと思
ったが口には出さず、「例のあれ、ま
だ売れずにあるかね?」と私は聞いた。

 

「ありますよ。1954年のレスポール。
最高のコンディションでしょ? 店長
とも話したんですが、今日決めていた
だければ、いくらか勉強させてもらい
ますよ」そう言って店員は私の耳元で
ある数字をささやいた。私の心臓は高
鳴った。

 

「い、いや、しかしなあ。こんなにギ
ターばかりあってどうするのって、昨
日も妻にいわれたばかりだしなあ……」
私は言った。たしかに私の部屋はギタ
ーで足の踏み場もないのだ。

 

「じゃあ、いらないギターの買取もさ
せていただきますよ。そっちも他なら
ない先生ですから、いい値段で考えま
から」私の心臓はさらに高鳴る。

 

しかし、と私は思う。私の部屋に「い
らない」ギターなどあるだろうか? 
や、そんなものはない。どれもそれ
ぞれ思い入れのあるギターたちだ。手
放すなんてことはできない。

 

次第に私は家に帰って妻に言う言い訳
を必死に考え始めていた。ライター歴
35年。それくらいの言い訳を考えるの
は簡単だろう。私はそう自分に言い聞
かせて頭を絞り続けた……

 

(今回のお話はフィクションであり実
在する断捨離やこんまりや、ライター
やレスポールやギター売り場とは何
関係もありません。おそらく……)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

いったいどれだけ眠ればいいのだ?

間にとって、睡眠は大事で
すよね。
睡眠不足は色んな問題
を引き起こし、
起きているとき
の活動の質にも影響し
ます。

 

練習するのもいいけど、ちゃんと睡眠
時間をとらないとミスも増えるよ、と
いうようなことをブログに書いていた
ギタリストの人もいました。上手くな
りたければ、寝ることだ、と。確かに、
寝不足で働かない頭でギターの練習し
てもミスばっかりしそうな気はします。

 

そんなわけで、睡眠時間をちゃんと確
保することが大事なのはわかるんです
けど、じゃあどの位眠ればいいんでし
ょうかね?

 

よく8時間が理想、とか言われるんで
すけど、それには根拠がなくて逆に
そういう思い込みが不要なプレッシャ
ーになる、という人もいます。

 

若いころ8時間とかそれ以上とか長
時間寝られても、年を取ってアラカン
とかいわれる年代になると、そもそも
そんなに寝られない。年を取るにつれ
て睡眠時間は少なくなり、60代なら
6時間くらいが目安という人もいます。

 

一方で、年齢が上がるにつれて人間は
体力が落ちるのだから睡眠時間は増え
、という調査(?)を見たこともあ
ります。

 

どっちやねん。

まあ、こういうのは個人差もあるでし
ょうし、睡眠の質という問題もあるで
しょうから、一概に睡眠時間だけを論
ずるのはそもそも違うといわれるのか
もしれませんけどね。なので、万人に
共通した理想の睡眠時間というのは
想でしかないということかもしれませ
ん。

 

結局、自分で自分の理想の睡眠時間を
見つけるしかないのでしょう。

 

ちなみに、私(現在65歳)は、睡眠が
6時間程度のときと7時間のときだと
だんぜん7時間睡眠を取ったほうが頭
がすっきりして快調というのが現状の
結論です。なので、今はなるべく夜11
時前には寝て、朝6時前後に起きる
うに心がけてはいます。

 

そううまくいかないことも多いですけ
ど。ただ、上にも書いたように、あま
睡眠時間に囚われて強迫観念みたい
になっても本末転倒でしょうしね。

 

ただ、これももっと歳を取ると変わっ
ていくのかもしれませんが。

 

皆さんはどうですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ポジティブのネガティブなのだ

間には楽観的でポジティブ
人もいれば、悲観的でネガティブ
になりやすい人もいますよね。

 

はどうかというと、いつもお気楽な
ことばっかり書いてますが、結構悲観
的なことを考えるタイプでもあります。
いや、ホントに。楽器弾いてて間違え
たらどうしようとか、コード進行忘れ
たらどうしようとか。

 

で、悲観的なことを考えやすい人間か
らすると、なんかポジティブな人がう
らやましく思えたりもするわけなんで
すね。超ポジティブな人のことを「ば
っかじゃないの」とか口では言ったり
しつつ、実はうらやましかったりして。

 

一時、ポジティブ思考とかポジティブ
シンキングなんていう言葉が流行った
ことがありますね。なので、ポジティ
ブになれなかったり、ネガティブな考
えを持つことに罪悪感を持ったりして。
でも、そうなると逆に心の健康にも良
くない
そうです。

 

ネガティブな感情を持つことは、別に
悪いことではないので、そのことをな
るべくニュートラルに「受けとめる」
ことが大事。そんな風にアカデミック
心理学の先生も、スピリチュアル系
の人たちもそろって言っているみたい
です。

 

そして、

 

そもそも単純にポジティブでありさえ
すれば良いのか、ということにも最近
では疑問がもたれているようでして。

 

確かに楽観的な人リスクを恐れずに
物事に取り組む傾向があるわけですが、
起こりうる危険あまりにも無頓着
あるのも、現実に物事を達成するには
害にもなりやすいのでは、ということ
のようです。

 

さらに、頭の中で未来のことを楽観的
に考え過ぎる人は、脳内で目的達成
果たしてしまうため、現実の「行動」
レベルに手がつけづらくなってしまう
とも言われています。

 

ポジティブなのは良いとしても、そこ
に現実的に起こりうるリスクや障害を
考慮する「味付け」が必要だ、という
わけなんですね。

 

結局、ポジティブネガティブ楽観
悲観、両方を感じ取るそん
バランスが必要ということなんです
けどね。

 

メジャーコードだけでもマイナーコー
ドだけでも音楽は単調ですしね。え、
ちょっと違う?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

マイルズの「名言」の解釈をめぐって

イルズ・デイヴィスという
トランペ
ッターは演奏した曲の
数より引用され
「名言」の数
の方が多いといわれて
いるので
すが(うそです。すみません)

 

そんな中でもかなり有名な言葉に、

 

「まず演奏してから、後で何か教える
よ」

 

というのがあります。原文では、

 

“I’ll play it (first) and tell you what
it is later.”

 

この言葉がどこで言われたかというの
ははっきりしていて、1956年の『リ
ラクシン』というアルバムの中の “If I
Were a Bell” という曲を演奏する前
に言っているんです。なんせこのアル
バムにはこのマイルズの言葉ごと収録
されているのですよ。▼▼▼

 

なので、この言葉をとくに深読みせず
に解釈すると、レコーディングに立ち
会っている誰か(レコーディング・エ
ンジニアとかプロデューサーとか)に
次にやる曲の曲名を聞かれたマイルズ
が、ちょっと冗談めかして軽口を言っ
ているのをそのまま曲の頭につけて
ルバムに収録してしまった、というふ
うに思えます。

『リラクシン』というタイトルのアル
バムですしね、そんなノリというか雰
囲気を出したかったのではと思うんで
すが。100%確信があるかといわれれ
ば、証拠があるわけではないですけど。

 

で、さて、

 

このちょっと謎めいた言葉が「名言」
として独り歩きするといろんな解釈
する人が出てくるんですよね。

 

たとえば、「事前に何をやるかとかそ
んな情報にとらわれずに、開かれた心
で演奏を聞くべきだ」という風に解釈
する人がいます。

 

「まず演奏ありきで、それをどう解釈
するかなんていうのは後付けにすぎな
い」なんていう風に解釈する人もいま
す。ちょっと似てますが「まずは音を
だしてみることが大切で、理論とかの
ことを考えるのは後」というような意
味にとる人もいます。

 

「何をどう演奏するかなんて前もって
考えてないので、やってみないと分か
らない」というような意味にとる人も
います(実際のところ、マイルズのこ
の曲の演奏ではピアノレッド・ガー
ランドがあのビッグベンの鐘のメロデ
ィをイントロで弾いたりしているので、
それなりに事前の準備があったアレン
ジだと思うのですけどね)。

まあ、マイルズくらい有名になると、
何気なく言った言葉がこんな風に色ん
な解釈をされるようになるということ
なんでしょうが。

 

ただ、一方でそういった解釈のそれぞ
れに一片のというかそれなりの真実
あるように思われるんですよね。なの
で、そうした解釈が自分の役に立つ人
にとってはそれもありかな、とは思う
のです。

 

他人に押し付けてこなければ、ね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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間違えない(ように頑張る)ことは良いことか?

間は間違いを犯す生き物な
のですが、
間違いを恐れる生き
物でもあります。

 

間違いそのものを恐れるというよりは、
他人の前で間違いを犯すこと、そして
自分が間違っていることを認めること
を恐れる生き物と言った方が良いのか
もしれません。

アマゾン(Amazon)のCEOだった
ジェフ・ベゾス人材が優秀であるか
どうかを見極めるための基準は、その
人がどれだけいつも「正しい」かでは
なくその人がどれだけ頻繁に自分が
間違っていることを認め、考えを変え
ているだと言っているそうです。

 

また、あるアメリカの大学の最近の研
によれば、何かに取り組む時に「強
い信念を持ちながらも、自分が間違い
を犯すということを認め、受け入れる」
ことのできる人のほうがより良い決断
を下す傾向にあるのだとか。

 

信念が弱ければ、何かをやってみたり
試してみたりする推進力は得られない
が、その信念に固執するあまりそれを
否定するような現実が現れた時に素直
に直視できないのではいけない、とい
うわけです。

 

間違いを犯すことを恐れず試す。間違
っていたらそれを認めて修正する。
れができる人が結局、最終的に良い決
断を下せる、ということですね。

 

なにかの決断をするのに、100%の確
を持って臨みたい、というのは理解
できる心理ではあります。しかし残念
ながらそんな 100%の確信を得られる
日はまず間違いなく来ないのですよね。

 

100%の確信を得るためにデータを集
める。自然科学研究の世界は別かもし
れませんが、われわれの日常ではどこ
かその手前で見切りをつけて決断をし
なければ、次に進むことはおそらくな
いんですよね。

 

そして、

 

100%の確信をもって演奏するための
練習、というのも同様ではないか、と
思うのですが。どうでしょうね?

 

(もちろん、練習が無駄だ、と言いた
いわけではありませんよ 笑)

 

て、ことで、私がコロコロ意見を変え
ても驚かないように(←そこかよ)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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あの昭和の歌謡曲が、あの国で人気?

近、ちょっと訳あって「恋
のバカ
ンス」という曲のことを
調べたんです
けど。

 

岩谷時子作詞、宮川泰作曲で、ザ・ピ
ーナッツが歌った昭和歌謡の名曲です
ね。1963年のヒット曲です。▼▼▼

 

何で調べたかは、また別の機会にお話
しすることになると思いますが、それ
はともかく。調べる中で知ったのです
が、実はこの曲当時のソ連の国営放送
局の東京特派員の人が気に入って、ソ
連に持ち帰ったんだそうです。

 

で、なんと1965年にロシア語でレコ
ード化されたということなんですね。
それ以来、この曲は現地で愛され続け、
ソ連がロシアになった今でも歌われて
いるのだそうです。

ロシア語でどんな感じに歌われている
のかYouTubeで検索したら、色々出
てきました。例えばこんな感じ▼▼▼

 

なんだか4人組のアイドルグループみ
たいなおねえさんたちが歌って踊って
ますね。なぜか間奏で踊るときはブル
ーズになってますが(笑)しかし、
半は日本語の歌詞で歌ってるし、なん
かちゃんと原曲がリスペクトされてる
感じですよね。

 

他にも、色んな動画が見つかって、
当にロシアで人気のある曲なんだとい
うことが分かります。

 

しかし、1963年といえば、あのキュ
ーバ危機のすぐ後なんですけどね。音
楽は冷戦のさ中でも国境を越えて行っ
んですねえ。この話って有名なんで
すかね?私は今回初めて知りましたが。

 

坂本九「上を向いて歩こう」がアメ
リカで大ヒットした(これも1963年
でした)裏で、こんなことも起きてい
たんですね。

 

というわけで、今日はちょっと気楽な
話題でございました(いつもお気楽で
ですけどね)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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うだうだ言わずにOODA?

先のクライアントとの打
ち合わせ
を終えた俺と同僚は、
地元の支社に戻
って今後の対応
を話し合っていた。

 

クライアントのクレームはわが社の
入したソフトウェアについてのわが社
サポートに不満があるということだ
った。先方の担当者の嫌みにずっと耐
えていて疲れた俺は、早々に切り上げ
たかった。

 

まあ、なんだ。基本的な問題は分った
わけだから、本社に持ち帰って、上と
相談して……俺は言った。

 

いや、本社に帰って会議やっていたん
じゃ時間がかかり過ぎる。もう2,3日
こっちにいて、支社の担当と話し合っ
て、話を聞いて現場に近いところで対
応を考えたほうがいい。同僚は言う。

 

しかし、本社との相談なしに進めたら
あとあと問題になるぞ。俺は言った。
ちゃんと改善計画を本社で認めてもら
った上で動かした方がいいんじゃない
か?

そんな時間的余裕はない。クライアン
トの担当者も言っていただろう。今回
の件は急を要するんだ。どんないい計
画を作っても半年後じゃ遅過ぎる。
ライアントを失いたいのか。同僚はま
くしたてた。

 

計画を立てることにこだわるのは、P
DCA信者の悪いクセだ。現代はPDCA
の時代じゃない、OODA(ウーダ)
時代だって知らないのか?同僚は続け
た。

 

う、うーだ?なんだよそれ。俺は言っ
た。同僚の最新ビジネス用語かぶれ
今日に始まった話ではない。

 

OODAというのはアメリカの空軍で始
まった徹底した現場主義のやり方だ。
まず現場で何が起きているかをよく
察(Observe)して、そして状況判断
(Orient)し、何をやるべきかを決め
(Decide)て、行動(Act)するとい
ループを高速に回していく。同僚は
早口で説明した。

 

おまえはジャムセッションとかやって
るんだから分かるだろう、どうやって
ソロを弾くか、会議やって計画を立て
るわけじゃないだろう。たとえ計画を
立てたところで、セッションの相手が
計画通りにくるなんてことはない。同
僚は急にそんなことを言い出した。

 

そりゃそうだが、それとこれとは……
と俺は言いかけたが、すぐにムダだと
覚った。

 

俺がギターデュオをやるとき、俺はま
相手がどう出てくるかを観察し、
の場で方針を決めて自分のソロを弾く
同僚はますます熱く語り出した。そし
てそれに対する相手の反応をさらに観
して、次の手を決める。その繰り返
だ……

 

そんな現場のことを知っているはずの
お前がなんでそんな事なかれ主義のサ
ラリーマン根性丸出しのことを言うん
だ。同僚は俺に噛みつかんばかりに言
った。

 

なんでこいつはいつもビジネスの話が
白熱すると、自分のギターデュオの話
に脱線していくんだ。俺は思った。こ
れが始まると手がつけられなくなる。

 

もう夕方で腹も空いてきたが、夕飯に
ありつけるのには時間がかかりそうだ。

 

……と考えていたら、乱暴に揺り動か
されて目が覚めた。

 

まったく、なんでこんな良い演奏が聴
けるのに寝ているんだおまえは。同僚
が信じられないという顔で俺を見てい
た。

 

出張先にあるライブハウスで同僚の好
きな宇田さんとかいうジャズ・ギタリ
ストのライブをやっていたので同僚に
誘われるまま入ったのだった。お前と
1日いるととても疲れるんだというセ
リフが口から出かけるのをこらえて、
俺は目の前にある気の抜けたビールに
口を付けた。

 

長い出張になりそうだ……

 

(このお話は例によってフィクション
で、現実の出張やビジネスやジャズ・
ギタリストとは何の関係もありません。
……おそらく、ね)

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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月に飛ぶのは案外難しい?

ライ・ミー・トゥ・ザ・ム
ーン
とい
う、セッションなどで
もよく演奏され
る曲があります
ね。

 

比較的シンプルな構成の曲で、初心者
向けと良く言われます。それはまあそ
うなんですけど、実際に演奏してみて
アドリブソロなどを弾こうとすると、
結構落とし穴のある曲でして……

 

なんてことは、以前にも書いたことが
ありましたね。この曲の構成がABAC
という流れなんですが、実はBの部分
とCの部分が良く似たコード進行(A
の部分はもちろん全く同じ)なので、
ソリストは自分が今ABのところにい
るのかACのところにいるのかわから
なくなってロストしやすいなんて話だ
ったと思います。

その辺の話は、そちらをご覧いたくと
して、今回はちょっと別の側面からこ
の曲の構成をみてみましょう。この曲
いわゆるAメロの部分つまり曲の頭の
部分8小節は、キーCメジャー
Am /Dm7 /G7 /C /
F /Bm7b5 /E7 /Am(, A7) /
という流れ(コード進行)なんですね。

 

All The Things You Are というこれ
も有名なスタンダードナンバーがあり
ますが、それと似たような出だしです
(特に頭4小節)。

 

この流れ、1段目も2段目も4小節目
にCやAmというトニック系の落ち着
きコードがくるような流れになってい
ます。この4小節目で落ち着く、とい
う流れは、実は、結構おさまりが悪い
んですよ。軽い違和感があるというか。

 

4小節の単位で見ていくと、落ち着く
場所が3小節目とか次の1小節目とか
になっていると、おさまりは良いし、
メロディーの解決感も出しやすいんで
すね。フライ・ミー・トゥ・ザ・ムー
ンでも、BやCのパートでは、
Dm7 /G7 /C(Em7) /A7 /
Dm7 /G7 /C /Bm7b5, E7/
といった流れで、3小節目に落ち着き
コードが配置されています。

 

思うに、このAメロの「違和感」
リストの感覚を微妙に狂わせるところ
があるような気がするんですよね。と
くに盛り上がりから落ち着きに行くと
ころを意識しすぎると、小節感覚が狂
うというか。

 

そんな違和感を抱えつつBメロ(Cメ
ロ)に突入すると、そっちの流れにも
影響してしまうのではないか、とそん
な風に思うんですね。

対策としては、Aメロの部分について
はあまり細かいコードの動きにとらわ
れず、8小節全体をBメロ(Cメロ)
に向かう前振りのように大きくとらえ
こと。そうすると、比較的この落と
し穴にひっかからないように思います。

 

ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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王様の新しいギター

かしむかし、あるところに、
とても
エレキギターの好きな
がいました。

 

好みのギターを見つけては、それを
くのが王様の楽しみです。なんせ王様
なので、金にあかせて国中の楽器屋か
らギターをお取り寄せしてはコレクシ
ョンに加えていきました。

 

まあ、度を越さなければ罪のない趣味
なんですけどね。次第に問題が生じて
きました。

 

1番目の問題は、この王様、毎日朝か
ら晩まで大音量でギターを弾くのです。
そのため、クラシックにしか興味のな
お妃様は実家にかえったまま戻らず
家臣も爆音に絶えられずに宮廷を辞め
ていく者が続出、という事態になって
いたことでした。

 

2つ目の問題は、国中の良いギターを
王様が買い占めてしまうので、ギタリ
スト達が不満に思って、反政府組織
立ち上げたことでした。まあ内輪もめ
ばっかりして、大した力はないのです
が。

 

3つ目は小さな国なので、ビンテージ
ギターを買い漁る王様のおかげで、
家予算が回らなくなってきたことです。

そんなわけで、困ってしまった側近の
大臣たちはある計略を練りました。

 

ある日、王様の所に、私は世界最高の
ルシアー(ギターを作る人のことをカ
ッコつけてこう呼びます)だという男
たずねてきました。男は王様に言い
ました……

 

私の作るギターはとても軽くて弾き
やすく、弾く人が弾けばミストーンも
なくなり、音楽の分からない者には、
このギターは見えず、王様の素晴らし
い演奏も聞こえないのです」

 

「ほほう、それは面白い」そう言って
王様は早速そのギターを1本注文しま
した。王様はもうすぐやって来る王室
主催のロックフェスでそのギターを弾
こうと思いました。そうすれば、誰が
音楽のことを本当に分かっているかが
確かめられると思ったのです。

1週間ほどした、ロックフェスの当日
の朝、その自称ルシアーは再びやって
きました。そして、ギターケースを王
様の前に差し出しました王様はわく
わくしてケースを開けました。すると
……

 

びっくりしたことに、王様の目にはど
こにもギターは見えませんでした。と
ころが周りにいた大臣たちや家来たち
は、「おおー」「なんと素晴らしい」
「これは国宝級のギターですなあ」
どというのです。

 

「王様、どうぞ弾いてみてください」
という家来たちの声におされて、王様
見えないともいえずギターを手に
とり弾くふりをしました。するとどう
でしょう、サステインの効いた官能的
な音が鳴り響いたのです。ま、実は物
陰でこのために雇われたギタリスト
弾いてたんですけどね。

 

家来たちは体を左右前後に揺り動かし、
恍惚とした表情をしています。中には
失神する者も出てきました。

 

王様はなんだかよく分からないものの
ウケているのに気を良くし、そのギタ
ーを(?)弾き続けました。そして、
そのままロックフェスのステージに
かい、そこから2時間にわたって弾き
つづけました。

 

客席にいた国民たちは、なんで王様は
ギターを持っていないのだろうと思い
ましたが、声援を送らないと牢屋にい
れられるので、声をからして王様の名
を叫びました。

 

4回目のアンコールの後、王様は言い
ました、

 

「この空気のように軽くて素晴らしい
音のギターをエア・ギターと名付けよ
う!」

 

これがエア・ギターの生まれた瞬間
した。そして、全世界に広まっていっ
たのでした。王様は生涯エア・ギター
を手放さず毎日12時間は弾いてい
たそうです。そのため、王室は沢山の
ギタリストを王様に内緒で雇ったそう
です。

 

この仕事を受けるか受けないかについ
ギタリストの間では内部抗争が起こ
ったそうですが、それはまた別のお話
ということで……

 

今でもこの国では、毎年のお祭りでエ
ア・ギター・コンテストが行われてい
そうです。おしまい。

 

(ちなみに、有名なアンデルセンの童
「裸の王様」原題「皇帝の新し
い着物」というのだそうです)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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見ていても見えてない?聞いていても聞こえてない?

日はまずある動画をごらん
いただき
たいのですが…

 

動画をご覧になる前にまず説明させて
いただきますと、この動画には白いシ
ャツを着たチーム(?)と黒いシャツ
を着たチームが出てきて、それぞれに
バスケットボールをチーム内でパス
あっています。で、ご覧になる時に
い服のチームが何回ボールをパスした
を数えていただきたいのです。

 

それではどうぞ▼▼▼

 

 

いかがでしたか?

 

パスを数えている最中に、ゴリラが画
面を横切ったのに気がつきましたか?

 

これは有名な実験なんですが、予備知
識なしにこの動画を観た人のおよそ
の人がゴリラに気がつかなかった
うなんです。あることに集中している
と、見えてしかるべきものが見えなく
なってしまうんですねえ。

 

人間の五感のうち、最も支配的といわ
れる視覚がこうだとすると、聴覚つま
り音を聞く力について同じようなこと
が起こっても不思議がないと思いませ
んか?

 

実際、音楽の演奏で、自分の出す音に
集中しすぎて周りの人の演奏している
音が聞こえていない、なんて経験のあ
る方も結構いるんじゃないでしょうか?
そのあげくにロストしたりして。

 

本人が個人的に困るだけならまだしも、
全体のアンサンブルとしてもこれはや
はり問題ですよねえ。もちろんそれに
加えて視覚のほうだって演奏に影響
ます。自分の楽器ばかりに目が行って
周りが見えないとか。

 

そんなことを防ぐには、やはり集中し
ている(しようとしている)ことから
一旦意識を「引き離す」ことが大切
んでしょうね。つまり、自分が音を出
すのを止めてでも周りの演奏に意識を
向ける楽器から目を離して周囲を見
。そういった心構えが大切になりま
す。

 

「弾かずに聞く」「楽器を見ない」
れ?どこかで聞いたような気が(笑)
……

 

【おまけ】上でご紹介した動画を見て
ゴリラを見逃さなかった方、そんなゴ
リラを見逃すなんて信じられないとお
思いのみなさんにおまけです。いかが
でしょう(笑)?
▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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ステージの Up? Down?

は、ステージの上手・下
の話か
ら、それを英語で何と
言うかなんてお
話をいたしまし
た。

 

Stage left上手で、Stage right
下手でしたね。

 

でまあ、それはそれでそれだけといえ
ばそれだけなんですけどね。ただ、実
は、英語にはこの他に紛らわしい言葉
がありまして。それは、

 

UpstageDownstage

 

というんですが。

 

UpDown なので、一見、日本語
上手・下手に近い言葉に感じられま
よね。ですが、実は全く違うことを
指します。

Upstage というのは、舞台の後方
客からは遠くの方を指します。そして
Downstage はその反対、観客から見て
舞台の一番手前側を指すんですね。

 

英語の感覚だと、観客側が一番低くて
ステージの後ろに行くほど高いという
感じなんですね。これも日本語の感覚
からするとちょっと違う気がしますね。
どう思いますか?

 

色々ご意見はあるかもしれませんけど
ね。それはさておき、それでは逆に
本の舞台用語では何と言うんでしょう
か?

 

ステージ後方、英語でいう Upstage
のことは「奥」といいます。これはま
日常用語の感覚と同じですが、ステ
ージの手前、英語の Downstage の
ことは「面」といいます。「めん」で
はなくて「つら」と読みます。

 

「下手の奥から斜め45度に動いて上
手の面まで出てきてください」とかい
う風に使うんでしょうかね。舞台やっ
てる俳優さんとかは大変ですね。

 

普通にライブやってるぶんにはそこま
で言われたりしないとは思いますが、
照明のことで、もうちょっと面よりに
立って、とか言われることはあるかも
しれませんね。

ちなみに、「面」のことは舞台の端
いうこともあるようです。「はし」じ
ゃなくて「はな」と読みます。

 

そんなわけで、ご参考になれば幸いで
す。え、かえって混乱した?

 

えーと、

 

て、ことで(←こら)

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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今日のセッションは、今日の○○

ャムセッションというと、
何か定番
の曲をいつもやってい
るイメージがあ
るかもしれませ
ん。

 

もちろん、セッションスタンダード
呼ばれるような曲は確かによく演奏さ
れますし、ブルーズを皆でやろうなん
てのもよくある光景ですよね。それは
それでもちろん楽しいのですが……。

 

とはいえ、

 

別にそういった曲じゃないとセッショ
ンできないという決まりはないのでし
て。普段やらないような曲でセッショ
ンするのも目先が変わって楽しかった
します。

 

ただ、あんまり複雑で難解な曲をやる
のは大変なので、シンプルで、セッシ
ョンでは普段やらないとしてもそれな
りにみんな知ってる曲がいいですね。
別に苦行をしたいわけではないですか
らね(笑)

 

われわれが開催しているアラカンセッ
ションでも、ときどきちょっと面白い
リクエストが来たりします。前にも
スラのテーマとか賛美歌でセッション
したことがありました。今日は、また
別のそんなセッションをご紹介しよう
かと思いまして。

 

こちらの動画、よろしければ最初の1
分ぐらいで一旦止めて、その後に演奏
されるテーマが何か当ててみてくださ
い。▼▼▼

当たりましたか?(笑)なんとあの料
理番組のテーマ曲でしたね(別の料理
番組のテーマもついでにやってます)。

 

ソロのときには、頭の4小節のコード
進行をぐるぐる回してたんですね。基
本的にはCとG7だけのシンプルな進
で(時々変なリハモしてますが…)
ソロを弾く難易度は高くないですが、
楽しく盛り上がってるでしょ?

 

皆さんは、こんなセッションどう思い
ますか?ご感想をコメントでいただけ
ると嬉しいです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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CMソングには危険なあの歌(その2)

に、CMソングにしたらま
ずいんじ
ゃないかと思う洋楽ヒ
ットソングの話
書きましたが、
同じようなお話です。

 

今日取り上げるのは、あのビリー・ジ
ョエルの名曲「ピアノ・マン」です。
この曲をお好きな方も多いと思います。
そういえば、いつか Facebookフレン
の皆さんにアンケートをとったら、
「オネスティ」「ストレンジャー」に
次いで第3位でした。

 

「ピアノ・マン」はビリー・ジョエル
自身の体験に基づく歌で、彼の最初の
ヒット曲でもありました。哀愁のある
3拍子の曲で、確かに良い曲なんです
よ。私も好きです。

 

ただ、問題はこの曲を会社の「環境保
護活動」を紹介する企業CMに使うと
いうことなんでして……。

 

とある電力会社が使っていたんですけ
どね。もう10年以上も前の話ですけ
ど(動画さがしたけど、みつかりませ
んでした)。

 

で、

 

たとえば、この曲の出だしの歌詞を見
るとですね、

 

♪土曜日の夜9時、いつもの客が(酒
場に)やってくる。俺のとなりでは老
人がジントニックを愛でている。老人
は俺に思い出の歌を歌ってくれという。

 

とかなんとかいった感じなわけです
よ。

 

これが尾瀬の自然を守る活動をしてい
るシーンか何かのバックで流れるわけ
ですね(笑)

 

まあ、そりゃ環境保護活動をする人た
ちも夜にはピアノのあるバーに行って
懐しい歌を歌うこともあるでしょうけ
どね。とはいえ、昼間の活動のバック
グラウンド・ミュージックとしてはち
ょっとどうなの?と思ったわけでした。

 

この会社、その後3.11があったせいか
環境保護のCMやらなくなってしまい
ましたが(おいおい)……

 

「ピアノ・マン」はこの他にも、某不
動産販売会社のマンションのCMにも
使われていましたが、これもまあ、個
人的にはどうかと思わなくもありませ
ん。

 

そして、わりと最近では某メーカーの
ビールのCMに使われてました。まあ
ビールならいいんじゃない、と思われ
るかもしれませんが、個人的にはそれ
微妙かもと思ったりしてます。

 

この歌は「色々問題を抱えた人たちが、
ひとときの安らぎを求めてピアノ・バ
ーに来る」っていう歌なわけです。そ
して、「そんなバーのピアノマンでく
すぶってる俺って……」というね(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)