ライブなどでステージに立つ
ことのある方は「上手・下手」
という言葉をよく聞かれると思
います。
ことのある方は「上手・下手」
という言葉をよく聞かれると思
います。
あ、「じょうず・へた」ではなくて、
「かみて・しもて」です(笑)サウン
ド・チェックの時に会場のPAさんか
ら、「上手側のギターからお願いしま
ーす」なんて言われますね。
上手というのは、客席側からステージ
に向かって右側(舞台から見ると左側)
を言います。下手はその反対側つまり
客席から見て左側(舞台から見て右側)
ですね。この「上手・下手」の区別は
おそらく日本の舞台用語として伝統的
に昔からあるのだと思いますが、現在
でも頻繁に使われる言葉です。※
業界用語みたいなもので、めんどくさ
いと思われるかもしれませんが、現場
で右とか左とかいうと、誰がどっちに
向いて右か左かとか混乱しやすいです
よね。一度慣れしまえば便利な言葉で
もありますが。
そういえば、クラシック方面(?)で
は、ピアノはたいてい下手側にあるの
で「ピアニッシモ」と覚えるといいと
言われてるそうですが、ライブハウス
とかだと、上手側にエレピが置いてあ
ったりすることもあるので、逆に混乱
するかもしれません。
まあ、慣れればなんてことはないんで
すけどね。
でね、
この、「上手・下手」を英語で言うと
どうなるか、なんですけど。ご存知で
すか? 実は、
Stage Right と Stage Left
というんですが。
これ、舞台を客席側から見る感覚で上
手がStage Right かと思うと、じつは
逆なのでして。上手が Stage Left で、
下手が Stage Right なんです。
英語では、ステージ上で演技や演奏を
している人を中心に考えると固定して
いるんですね。観客を中心に考える日
本的な(?)発想とは逆なんです。
そんなわけで、英語圏でライブやる方
や英語ネイティブの人とライブやる方
は気を付けてましょうね。え? そん
なことしてない? これからはわかり
ませんよ。
※一説によると、歌舞伎の花道は観客
からみて左側にあるので、ゆったり見
ることのできる右側が上席になること
からそっちがが上手になったんだとか。
真偽のほどはわかりませんが。
て、ことで。
ちょっと続きます。
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