今回のテーマは、ハンデはなる
べく多くもらった方がいいんじゃ
ない? というお話です。
以前読んだ話なんですが、だいぶ昔な
んで、どこで読んだか覚えてないんで
すけどね。
囲碁で、格上の人と対戦するときには
ハンディキャップとして対局開始前に
石を置かせてもらうわけです。プロの
棋士や高段の強豪に指導してもらうと
きなんかですね。置き碁なんていいま
すが。
そんな時、普通の人は、なるべく少な
いハンデで戦おうとする傾向があるら
しいです。自分の腕が上がっているこ
とを確認したいからでしょうかね。
ところが、将棋のプロ棋士がプロの囲
碁棋士に対局してもらうときは、なる
べく石をたくさん置きたがるんだとか。
つまり沢山ハンデをもらおうとするわ
けですね。
で、まあ話の落ち(?)としてはさす
がにプロの将棋指しは勝負にカラい、
というようなことだったと思います。
確かに1勝の重みを誰よりも感じてい
る人たちでしょうからね。
がにプロの将棋指しは勝負にカラい、
というようなことだったと思います。
確かに1勝の重みを誰よりも感じてい
る人たちでしょうからね。
ただ思うのですが、
もともと10の実力を持つ相手に対し
て、自分の実力が例えば7だとしまし
ょうか。
そのとき、「公正な」ハンデは確かに
その差の3つ分なのでしょうけど。で
も実際に「対局」するのは相手のいわ
ばホームグラウンドなわけですよね。
そういったことを考えると、たとえば
実際には5つぐらいのハンデをもらわ
ないと、現実のパフォーマンスレベル
ではつりあいが取れない、なんてこと
は容易に起こりうると思うのですよね。
将棋のプロの人たちはそんなことも熟
知している人たちなんだよなあ、とい
うことなんですね。彼らは彼らで、ア
マチュアの人と指導対局するときは駒
を落として戦うわけなので。
で、翻って、音楽の話になるのですが。
音楽では、例えばセッションで1曲や
るごとに別に勝負をつけたりしている
わけではないはずなんですが。でも上
手い人みたいに弾けなくて悔しいとか
負けた、とか、そんな風に考えがちな
人が結構いることも確かです。
そんな風に考えると、自分も難しいこ
とやろうとか、そんな風に、自分のハ
ンデを少なくする方向に行ってしまい
がちなんですよね。でも、実は上手い
人とやるってことは実力差以上のハン
デをもらってちょうど良いくらいなわ
けですよ。
そんな風に自分が余裕をもてるくらい
のハンデをもらう方に発想を切り替え
ると、楽しくなるんじゃないかな、と
思ったりするんですよね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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