スチャラカの語源は(やっぱり?)○○だった

を書いたんですが。

 

人間、とくにアラカン以降になったら、
多少スチャラカに生きた方がいいんじ
ゃないか、なんてことを書いた訳です
ね。だからいつもやってるアラカン・
セッションもスチャラカでいいんだ、
なんて。

 

で、

 

スチャラカというのは、おちゃらけた
とかいい加減とか、あるいは無責任
そんな意味ですよね、だいたい。

 

ただ、語源については知らなかった
ですが、思い立って調べてみたんです
ね。
そうしたら、

 

〘 名詞 〙 歌舞伎下座音楽の一つ。幕
末から流行した阿呆陀羅経(あほだら
きょう)を三味線にのせたもので(以
下略)
(出典 精選版 日本国語大辞典)

 

というのが見つかりまして。

 

結局、音楽関係の言葉じゃないですか
スチャラカって(笑)語感からそんな
気はちょっとしてたんですが。

 

 

さらに ChatGPT によると

 

1855年の安政の大地震後には、震災の
様子を茶化した「スチャラカ節」が登
場し、風刺的な表現として用いられた
記録もあります 。

 

なんて話も出てきました。

 

てことで、音楽とスチャラカとは相性
がイイ! という確信にいたった、と。

 

そんなようなことがあったある日の調
べものではありました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

モスラの人たち?

年(2025年)のゴールデン・
ウィークに吉祥寺音楽祭というの
に出させていただきまして

 

いつもやってるアラカンセッション
仲間たちと出たわけなんですが。

 

そのセットリストの中に、「モスラの
歌」というのがありまして。怪獣映画
「モスラ」ザ・ピーナッツが歌っ
た曲なんですが。

 

これがなぜかアラカンセッションでの
定番曲になってるんですね。

 

で、今回それをやろうということにな
って、やったんですが。あるメンバー
が、この「モスラの歌」の前に、イン
トロとして、

 

アランフェス協奏曲

 

を弾いたら面白いんじゃないか、とい
うことを言い出しまして。で、やって
しまったんですが▼▼▼

 

アランフェス協奏曲って、元々はもち
ろん独立した曲なんですが、チック・
コリアという人が有名な「スペイン」
という曲の前にイントロとしてやった
ことから、このメロディを聴くと、あ
スペインやるんだな、と思う人が多い
んですね。

 

特にジャズのセッションとかやる人た
ちはね。

 

で、まあそういう人の意表をつくとい
うかね、そんな狙いだったんですけど。

 

で、

 

ライブの本番が終わった後いつもセ
ッションするお店(バー)打ち上げ
してたんですが、そこにわれわれのバ
ンドの次に演奏したバンドの人が入っ
てきたんですね。

 

そしたら、われわれを見て開口一番、

 

「あ、モスラの人たちだ」

 

と、言ったんですよね……

 

 

われわれ、これからモスラの人たちと
して知られるようになるのかもしれま
せん。

 

て、ことで。

 

それでは、また。 ( ̄▽ ̄)

 

 

分かってる俺を大切にしろ症候群?

社でプロジェクトとかが発生
して、そのためにチームが組まれ
ることがありますよね。大きいプ
ロジェクトだと社内横断的になっ
たりして。

 

そうすると、普段はあまり付き合いの
ない人チームに入ってきたりする
けですね。で、そんな人が打ち合わせ
とかで活発意見を言ったりして、プ
ロジェクトの推進に積極的でいいな、
なんて思わせられたりもするんですが。

 

そのうちに、なんかその人は別にチー
ムリーダーでもないのに、俺の経験に
よればここはこうすべきだ、とか、こ
の仕事を成功させるにはこういう心構
えでなければいけない、とか。

 

色々主張する声大きくなってきたり
して。人の仕事のやり方に口をだして
きたりして。全員返信メールが夜中に
飛んできたりして。

 

他の人たちは特に声高には主張しない
けど、その人たちにもそれぞれ考え方
とか、仕事のやり方があるわけなんで
すけどね。

 

そういう人たちからすれば、なんで
いつはあんなに声高に騒ぎ立てている
んだ。めんどくせえなあ、なんて思い
始めたりして。

 

そうこうするうちにチーム全体がなん
だか微妙な雰囲気になってきて……

 

普通にやってれば上手くいくようなプ
ロジェクトが、最悪の場合まさかの空
中分解、なんてことになったりして。

 

 

そんな経験ありませんか?

 

はもう会社勤めを卒業したんですが、
昔を振り返ると、そんなこともあった
よなあ、なんて遠い目になったりもす
るわけです。

 

でも、この自分(たち)は色々経験し
てるからどうすればいいか一番よく分
かってるんだ、という思い込み趣味
の活動でいえば音楽とかなわけで
すが)でもそれがダダ漏れな人とき
どきいるんですよね。

 

そういう人をみると、あ、気をつけよ
と思って自戒しております(なんか
あったのか?)

 

て、ことで。

 

それでは、また。 ( ̄▽ ̄)

 

 

音楽の音出し問題とマンションと

回、私が住んでいるマンショ
ことを書きましたが。

 

そういえば、先日マンションの臨時総
がありまして。

 

いくつかの議題があったんですが、そ
の中に、マンションの「使用細則」
ついてのモノがありまして。具体的に
いうと「専有部分における楽器等使用
にかかる変更」ということで。

 

まあ、よくある話ですが、夕方以降
部屋の中で大きな音量で楽器を演奏
たりする人がいるんですよね。それで
前からマンションの掲示板には注意喚
のお知らせとか出てたんですが。

 

 

で、

 

そんな注意事項をマンションの使用の
細則に盛り込んでしまおう、というこ
とで、まあその方向性自体は仕方ない
ことかなあと思ってはいたのですが。

 

ただその変更部分には、禁止事項とし
て「テレビ、ラジオの音量を著しく上
げること」とあって、それは良いので
すが。その後に「特にステレオ、各種
楽器等を使用する際は、ヘッドホン・
イアホン等を使用し、近隣住戸への騒
音に配慮」するように書いてあったん
ですね。

 

いや、それだと夜だけじゃなくて、
中であってもオーディオや楽器のスピ
ーカーは全く鳴らせない読めてしま
んだけど、どうなの? と思ったん
で、ちょっと文言をもう少し考えてく
れませんか? とお願いして、ご理解
いただいて修正を考えていただけるこ
とになったんですが。

 

しかし、規則としてこういう文言でい
いだろう、と総会の場まで上がってき
ことを思うと、今はもう日中でも部
屋の中でアンプから音を出すのはより
シビアに見られているのだろうなあ、
と。

 

そんなことを思った次第ではありまし
た。

 

防音室を設置するスペースも(金も)
ないしなあ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

怖いモノを見た日

近のことですが、某 SNS
眺めていたらですね。

 

とあるジャズのセッションを主宰して
おられる方の投稿があったんですね。

 

その方は週2回とかの頻度セッショ
ンを開催されているようで、本業は別
にあるということになっていますが、
しかし週2回とか、そりゃもう本業以
じゃないの? とか思うわけですが。

 

それはともかく、

 

その方が、ジャズ業界(?)というの
は、これはジャズだとか、あれはジャ
ズじゃないとか、そんなことばかり言
っているおかしなところで、それで
奏する側が萎縮したりする。それが
くないのでは?なんていう趣旨投稿
をされてたわけです。

 

で、それはその方の意見で、賛成する
もいれば意見の違う人もいるとは思
うんですが。

 

SNS というところでは、そういう目立
つ投稿ほどコメントがつくわけで
すね。賛成・反対どっちもあるとは思
いますがこういう時ってどうしても
対意見

 

圧が強い

 

という事態が発生するわけでして。

 

いやあ、あれ見ると普通心病むんじゃ
ないの? と思ったわけです。

 

事後別途書かれた投稿によれば、
やら吊し上げやら誹謗中傷やらあっ
たそうで。しかもそれをする多くがジ
ャズのプロの人であったとか(それが
どこまで本当かまでは確認してません
けども)。

 

まあ、なんか地獄絵図的でしたね。

 

 

ともあれ、そういう意見を表明する
には SNS という場はもはや適さない
よなあ、と。思ったのではありました。

 

なんか言うならもっと隠れてこそっと
いわないとね(おいおい)。

 

そもそもそれで「議論」になったとし
ても何も生まれないと思うしね。みん
な言いたいことを言うだけで。

 

そんなわけで、今日も私は SNS 界隈
ではどうでもいいことだけをつぶやく
のです。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

頭がいい人になりたい? 頭がいい人に見られたい?

書店の店頭とか、本の広告
とかを見ていて思うのは、

 

頭のいい人

 

というフレーズがやたらに目につく
いうことじゃないでしょうか?

 

あと、ビジネス系のメディアとかね。
そういうところにもこの「頭のいい人」
というのがはびこってますよね。

 

この傾向は、どうもここ10年とかみ
たいのようです(ChatGPT に聞いた
らそう言ってました。しらんけど)。
そういえば、そんなベストセラー
ありましたね。

 

『頭のいい人が話す前に考えている
こと』とか『頭のいい人が実践して
いる 頭がいい人の伝え方』とか『頭
のいい人の習慣』とか……

 

まあ、いいんですけど。

 

なんとなくこれだけはびこってくる

 

ウゼえ

 

とか思う自分がいるのですよね。

 

皆さんはどうですか?

 

なんか心の奥頭が良く思われたいと
思ってるのを見透かす感じで、ね、
のいい人にみられたいでしょ? ほら
ほら……なんて言われてるような気に
なるからでしょうかね。

 

 

そのうち、『頭のいい人のギター練習
法』とか『頭のいいピアニストのため
のハノン』とか出るんじゃないか、と
戦々恐々としている今日この頃ではあ
ります。

 

あ、ウソです、そこまで恐れないです
が……。でもそう言うのが出てきたら
イヤですよね。そう思いません?

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

小手先のテクニックと○の余裕

たまた本の話なんですが……

 

最近東畑開人さん「聞く技術 聞いて
もらう技術」という本を読んだんです
ね。

 

東畑さん臨床心理士で、人間の心の
ことを書いたベストセラーをいくつも
出されています。この本もそんな中の
一つですので、聞くとか聞かれるとか
いっても、プレゼン技術とかそういう
話ではありません。

 

で、まあ具体的な内容にご関心のある
かたは是非読んでいただければと思う
のですが、この本の中で、著者は人の
話を聞いたり、自分の話を聞いてもら
うための

 

小手先の技術

 

から文章を始めていきます。

 

なんか小手先のテクニックとかじゃ
メだというのが普通だと思うんです
が、著者によれば小手先の技術の良い
ところは、それを知ることで楽しくな
ることだ、と言うんですね。

 

確かに例えば YouTube にも色んな小
手先のテクニック山ほど紹介されて
いますが、そういうのが受けるのは、
知って楽しい、というのが大きい気は
しますよね。

 

音楽関係も、そういうの多いですよね。
まあ、そこからもっと深く知りたけれ
ばこちらへ……なんて有料方面に誘わ
れることになるわけですけど。

 

ライフハックなんていう概念定着
たのも、同じような心理が働いている
のでしょうね。最初から深ーい話をさ
れても手が出ないけど、小手先ならね、
と思えるというか。

 

ともあれ、そういう「小手先のテクニ
ック」を知ることのメリットもあるの
だよなあと思わされたのではありまし
た。

 

ただ、

 

東畑さんは、その後で

 

小手先が使えるのって、余裕のあると
きだけ

 

とも書いているんですね。

 

 

余裕を失ってしまっては、結局小手先
も使えない。小手先のテクニックを知
っても、上手く使えないなんてことは
音楽やってると山ほど経験しますね。
どうしたもんだか……

 

ま、なんでもそこからスタートせざる
をえないわけですが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

音楽やってれば色々ハッピー?……でもない?

がメルマガを書いていようが
休んでいようが、世の中にはいろ
んなニューやら研究の発表やら
が出てくるわけですが(当たり前
だ)。

 

ここ最近読んだ音楽がらみの記事(と
いってもミュージシャンが新曲出した
とか喧嘩したとか死んだとか、そうい
うことではなくて)にも、私の目を引
いたものいくつかありましたが。

 

そのうちの1つがこちらの記事なんで
すが↓

 

音楽のセッションやると高齢者脳の
健康や心の健康が改善して、健康寿命
が伸びる、かもしれない、という研究
があったという話ですね。

 

なんか某東北大学某楽器店と「共同
研究」したそうなんですけどね。

 

アラカンとかそれ以上の人を集めてセ
ッションやったりしてる身としては、
ちょっと嬉しくなる記事ではあります
よね。

 

年齢がいっていて、たとえそれまで
験がなくても音楽やることでクォリ
ティ・オヴ・ライフが向上する希望が
もてるということなわけですからね。

 

 

その一方、

 

こんな記事も目にしたんですが↓

 

英米での話ですが、ミュージシャンの
自殺率がとても高い、という研究なん
ですね。

 

「音楽業界は非常に危険な業界である」
とまで書かれていますね。研究者の1
元ラッパーだったそうで、自分の
活動からこうした研究への問題意識
持ったのかもしれません。
日本でも同じような研究があってもい
い気もしますよね。

 

で、

 

同じ「音楽をやる」といっても、この
2つの研究の対象は全然違う(音楽未
経験の高齢者と英米のプロ・ミュージ
シャン)わけですが。

 

それでも、一方健康な老後につなが
るかもしれないというポジティブな内
で、一方は自ら命を絶つことにつな
がるという悲惨な内容なわけで。

 

並べて読んでみると、色々考えさせら
れた、というお話ではありました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

コスパとかタイパとかセッションとか

の世の中、コスパとかタイパ
とかそういうのが重視される、な
んていいますが。

 

特に若者はそういう意識が強くて、だ
から映画を倍速で観るとか色々言われ
ますけど。なんか、もう仕事を辞めて
セミリタイアな高齢者(私)としては、
どうでもいいとは思うわけですが。

 

一方で、人間年をとれば、何でも経験
を積んでコスパやタイパが良くなって
いくもので、それに依存してしまう
「老害」なのだ、なんていう意見
あって。結構私としては納得させられ
たりもしているんですが。

 

で、

 

ところでジャムセッションというのは
どうなんだ? と考えるとですね。こ
れはまあ、タイパとかコスパとかとは
基本無縁な世界かなとは思うんですけ
ど。

 

 

みんなで一ヶ所に集まって、曲を演奏
して、決められたコトをやるだけでな
く、時には難しいアドリブで頑張る、
とかね。どうみてもあまりコスパやタ
イパのいいことには思えない

 

を描くとか、手芸をするとか、そう
いう作品が残る趣味なわけでもない
すし。

 

なんですけど、例えばジャンルを決め
てやるセッションだと、定番曲とかが
出てきて人によってはだんだんタイパ
とかコスパの「差」が生まれたりする
んですよね。

 

で、その格差によって人を見下すとか
なると、よくあるジャズ・セッション
のハラスメント的おじさん問題につな
がるかもとかも思ったりして。上に書
いた「老害」的なね。

 

なので、なんでも雑食的ノンジャン
ルでやってるセッションがいいのだ、
なんてね。手前味噌的に思ったりして

おります。

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)