最近のアメリカのポピュラー
音楽、とくにヒップホップ・ミ
ュージックにとてもよく見られ
る(聴かれる)リズムという話
の動画を観たんですが。
音楽、とくにヒップホップ・ミ
ュージックにとてもよく見られ
る(聴かれる)リズムという話
の動画を観たんですが。
アダム・ニーリーという、アメリカの
人気YouTuberの動画なんですが。彼
はベーシストで、音楽に関する動画を
毎週のようにアップしています▼▼▼
スコッチ・スナップ(Scotch snap)
という名前のリズムなんですけどね。
別名ロンバード・リズム(Lombard
rhythm)ともいうそうですが。
どんなリズムかというと、下の絵にあ
るような、アクセントのある短い音に
アクセントのない長めの音が続くとい
うリズムです。「タター」(最初のタ
にアクセント)という感じのシンコペ
ートしたリズムです。
で、このリズムが最近のヒップホップ
系の音楽などには沢山使われているそ
うなんですね。面白いのが、名前から
わかるようにこのリズムはもともとス
コットランドのダンス音楽に特徴的に
見られるリズムだということでして。
それがどういう流れでヒップホップで
沢山使われるようになったのか。ニー
リーさんはどうも、英語の発音の特徴
(ストレスのある短い音節が語の最初
に来やすい)が関係しているのでは、
と色んな学説や論文を引きながら解説
しています。
詳しくは上の動画をご覧くださいませ
(すみません英語です)。
このスコッチ・スナップなんてリズム
は例えば日本語の固有のリズムとは違
いますよね。このリズムに日本語を載
せるのはなかなか大変そうです。
言語の特有のリズムが音楽のリズムに
も影響を与えているというのは良くい
われていることで、なので日本語は洋
楽のリズムには乗りにくいとかいわれ
たりします。日本語ロック論争とか、
ありましたね。
そういえば、日本のロックを模索し追
求していた内田裕也さんが亡くなった
ニュースを聞いたときにこんな話を思
い起こしたりしたのではありました。
合掌。
※追記 昔の「ガチョ〜ン」とか「だ
じょー」とかいう言葉のギャグは、こ
のスコッチ・スナップに乗りやすいな
とふと思いました。レレー。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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今回もとても勉強になりました。耳ではよく聞いていましたがそんな名前のリズムだったとは知りませんでした。
萠出様
こんにちは、紹介した動画を見るまで私も知りませんでした。こんなことにも名前がついていてちゃんと研究している人がいるんですよね(^-^)
いつもご感想ありがとうございます!
青井