前にこんなことを書いたんです
が。
今の時代、楽器のテクニックに優れた
人は世の中にいっぱいいることがすぐ
に分かってしまうので、そんな人たち
も簡単に「消費」されちゃうのよね、
といった内容でした。
時代を代表するような、たとえばギタ
ー・ヒーローなんていう人も生まれに
くくなっている、というのはそんなと
ころから来るのかもしれません。
そういえば、某所で発表された偉大な
ギタリストのランキングがプチ炎上し
てましたが。そもそもそういうランキ
ングを作ること自体、時代にマッチし
てないのかもしれません。
で、
別の観点でいうと、そういうギターや
らその他の楽器でも、言ってしまえば
音楽以外のことでもいいんですけど、
世の中の「達人」がこうすぐ可視化さ
れてしまうと、
ああ、それに比べて自分は……
なんてことを思わされることもおそら
く昔に比べてとても多くなっているの
では、と考えられるわけですね。
なので、挫折感を味わう確率というか
頻度も高くなりがちなのかもしれない
なあ、と思ったのではありました。
「見えすぎちゃって困るの」なんてい
う昭和なテレビのアンテナのコマーシ
ャルがありましたけど。
なんでも見えすぎるのをコントロール
する技術、というのも、今の世の中テ
クニックの習得それ自体と同様に(い
やそれ以上に?)大切みたいですね。
て、ことで、
それでは、また。( ̄▽ ̄)