ビジネスの本とか雑誌やWeb
の記事を読むと、問題が起きた
時に、誰が悪いかという犯人捜
しをしてはいけない。何が問題
でどうすればそれが修正される
かを考えるべきだ。なんてよく
書かれています。
ピーター・ドラッカーが、優れたマネ
ージャーは「誰が悪いかを考えない、
何が悪いかを考える」と言って(書い
て)いるとかいないとか。まあ、別に
異論を述べようって思うわけではなく
て、なるほどそうだよねっていう話な
んですが。
しかし、これほどいろんなところで同
じようなことが語られている、という
ことは、つまり、いたるところで誰が
悪いとか誰のせいだとかいう「犯人捜
し」が行われている、ということの裏
返しなんでしょうなあ。……なんてこ
とを思ったりもするわけでして。
ビジネスの世界でなくてもですね……
音楽やったりしても、曲の演奏がうま
くいかなかったりすると、どいつがう
まくできないからとか、あいつがあそ
で間違えたから、とか、そんな誰が悪
いという「犯人」の指摘が始まったり
して。まあ、そうなると一気に雰囲気
は悪くなりますよねえ。
それから、その犯人というか悪者捜し
が他人じゃなくて「自分」に向かって
しまう、なんてことも非常によくあり
ますね。「自分が下手だから」とか、
「自分がミスをしたから」とか言って
自分を責める人も多いんじゃないでし
ょうか。
そんな思考パターンにはまってしまう
と最終的には音楽やめる、とか、この
楽器は向いてないのでやめる、とかま
あそんなことになってしまうのですね。
危険だ……
そんなわけで、音楽を続けるとか楽器
を続けるために大切なことは、(特に)
自分が悪いからだめなんだとかいう思
考を振り払う、いい意味での開き直り
と、より冷静でポジティブな(できて
いないことよりできていることに焦点
をあてる)姿勢ではないかと思うので
すが。
て、ことで。
では、また。( ̄▽ ̄)
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