ちょっと面白い動画に出会ったので、そのご紹介なんですが。
十数年前のものなんですけどね。
World Science Festival(ワールド
・サイエンス・フェスティバル)とい
う科学のイベントでの映像のようです。
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そのイベントの中のパネル・ディスカ
ッションの一部のようなんですが。神
経科学に関するセッションのようです
が、どうも音楽がテーマのようでして、
あのボビー・マクファーリンがゲスト
として参加しています。
テーマは音楽に対する人間の反応とい
うものは基本的に世界共通なものか?
固有の文化的に規定されているものな
のか? といったことのようです。
で、そのマクファーリンが観客をまき
こんである実験(?)をやっているの
がこの映像なんですが。
マクファーリンがまず、舞台上のある
位置に立って、こがドだよと声で示し
ます。その次に彼は一歩上手(向かっ
て右)に移動して、今度はそこがレだ
と示します。
そして、その2ヶ所を行ったり来たり
するのに観客も合わせて歌うのですが
ある時点で彼がレの位置のさらに右に
移動すると、観客はミを歌うんですね。
別に誰からも指定されたわけではない
のに。
そして、さらにマクファーリンがステ
ージ上を移動すると、それに合わせて
観客は歌うんです。
ペンタトニック・スケールで。つまり
ドレミソラですね。
マクファーリンによれば、どこでこれ
をやっても、観客は同じように追随し
てくるのだそうです。
この実験が音楽は脳に先天的に刻み込
まれたものである、という証拠になる
とは簡単には言えないと思います。と
はいうものの、ペンタトニック・スケ
ールの力というものを再認識させられ
る実験ではありますね。
皆さんは、どんなご感想をお持ちにな
りますか?
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)