日本では一般にオーギュメント
・コードと呼ばれているコードが
あります。
日本では、と書いたのは、このオーギ
ュメントという単語が少々問題だから
でして。なぜかというと
オーギュメントという英単語はない
からなんですね。
ないといってしまうとちょっと語弊が
あるかもしれませんが、英語ではこの
単語は
augment
なので、普通に発音すれば「オーグメ
ント」に近い音になるわけです。まず
オーギュメントとは読みません。
ちなみにこの単語は「増加する(させ
る)」という意味でして。何を増加さ
せるのかというと、
メジャーコードの5度の音を半音上げ
る
ということなんですね。
例えば、普通のCのメジャーコードは
「ドミソ」ですけどC「オーギュメン
ト」のコード(Caug と書かれること
が多いです。C+ てのもわりとよく見
かけます)は「ドミソ#」になります。
かなり不安定な響きのコードです。
英語では、このコードのことを
augmented chord
と呼びます。なので、原語になるべく
近くカタカナ表記するとなると
オーグメンテッド・コード
ということになります。
それならそう呼べばいいんじゃないか
と思われるかもしれないんですけど、
どうも日本では「オーギュメント」と
呼ぶ人が圧倒的に多いんですよね。
ちなみにアメリカのボストンにあるバ
ークリー音楽大学で教えているトモ藤
田さんの本を見てみましたがやはり、
「オーギュメント」になってました。
まあ、日本の編集者の判断でそうなっ
ているのかもしれませんけどね。
たまにオーギュメントなんて変な呼び
方やめるべきだなんていう人もみかけ
たりもしますが、それが広がる気配は
ないですね。
で、
しかし、なんでオーギュメントなんて
呼び方になったんだろうと思ったんで
わけですね。
そこで、思い当ったのが、似たような
綴りの英単語に
argument
というのがあるな、ってことでした。
アーギュメント。議論とか口論とか、
そんな意味ですけど。これに引っぱら
れているんじゃないか、というのが私
の仮説なんですが。
別の説明もあるかもとは思いますけど。
何か、ご存じの方はいらっしゃいます
か?
まあ、理由がわかったところでコード
の音色が変わるわけじゃないんですけ
どね(笑)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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