前回の続きです。セッション
などでの演奏で、だんだん他の
プレイヤーと共通のイメージが
できたりして、シンクロしたり
すると楽しいね、という話でご
ざいました。
プレイヤーの間に、共通のイメージが
(多くの場合)暗黙に共有された状態
(フォーカルポイント)が生まれるの
ですね。で、それによって演奏がより
楽しめるようになり、めでたしめでた
しですね、ということではあるのです
が…
なんでもかんでもいいことだらけ、と
いうわけにもいかないのが世の常でご
ざいまして。こういったフォーカルポ
イントが形成されるのは、諸刃の剣的
(?)な側面があるわけです。
つまり、このようなフォーカルポイン
ト(ま、名前はどうでもいいんですが
共有されたイメージですね)は集団の
規範を生み出したりもしますからね。
集団の中のみんなが同じイメージを持
って行動することを期待されるように
なる、というようことを引き起こした
りします。
もちろんこうした働きは社会の中で一
定の効用があるわけですが、音楽の演
奏のような活動の中で、あまりこうし
たイメージのプレッシャーがキツイの
もどうなの?ということになってくる
わけで、早い話、演奏が
予想がつきすぎてつまらない
ということにもなりかねないわけです。
あるいは、どこかのジャズのセッショ
ン(おいおい)のように、そこでのロ
ーカルルールを
法律で決まっているかのように強制し
てくる
とかね…。
結局、音楽の演奏の場合は、そうした
共通のイメージを目指すことと、あえ
てそれを「裏切る」ことを両方しなけ
ればいけないと思うんですよね。そん
なわけで、今日の結論としてはミュー
ジシャンをあまり信用してはいけない
ということで(違
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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