ければいけない人は、どうでも
いいことに選択のエネルギーを
使わないようにしている、とい
った話を書きました。
ギーを得ていて、それが枯渇した状態
だと、判断力はやはり低下するのだと
か。
グルーヴィーな「第3の居場所」を見つけるための、あれやこれや
あ、チャルメラっていって
も楽器のチャルメラじゃなくて、
あの夜鳴きラーメン屋さんが鳴
らすあのメロディーですね。ド
レミーレド、ドレミレドレー
(あるいはソラシーラソ、ソラ
シラソラー)というあれです。
ちなみに楽器のチャルメラって、ダブ
ルリード(リードが2枚ってことです
な)の木管楽器で、オーボエの祖先ら
しいです。トルコ辺りで生まれたんだ
とか。
で、まあそれは、ともかく。
先日、よくお世話になっているライブ
などもできるバー(といえばわかる人
にはわかってしまいますが)に、ちょ
っと顔出しに行きまして。で、まあ飲
んでいたんですね。
その日は別にライブをやっていたわけ
ではなかったんですが、最近やったラ
イブの名残というか、個人所有の楽器
やらアンプやらが置かれてまして。そ
うこうするうちにその楽器だかアンプ
を回収しにきたギタリストの人とその
友人がやってきたんですね。
で、その2人も回収してすぐに帰るわ
けではなく、私の隣でカウンター横な
らびで飲み出しまして。
そうこうするうちに、なんとなく話が
はずんで、そのギタリストの人がギタ
ーケースからギターをとり出して、ア
ンプに繋いだりし始めたんですね。で、
これが後付けでトレモロアームを取り
付けた Gibson の 335 でして、ずう
ずうしくもちょっと触らせてもらった
りしてたんですが。
そのうちにその人がギターで冒頭の例
のチャルメラのメロディーを弾き始め
たんです。コードはAm7-D7の繰り返
しって感じで。でそれでセッションし
ようなんて話になりまして。
その人の友人の人は本職のミュージシ
ャンじゃないそうですが、ドラムをた
たけるというので、ドラムセットに行
き。そのお店には鳴り物のおもちゃの
ような楽器が色々おいてあるんですが、
その中にあった小さなリコーダーをと
り出しまして。
で、私とそのギタリストの人はそのリ
コーダーとギターをとっかえひっかえ
したりして、3人でジャムセッション
状態になったというわけで。基本的に
ドとレとミの3音でセッションしてま
した(ま、酔っぱらってたんで、他の
音も弾いたかもしれませんがw)
そしたら、なんかトランス状態に入っ
てしまったようで…。気がついたら時
刻はてっぺん回っていたという…。ず
いぶん久しぶりに朝帰りしてしまいま
した。
楽しかったんですが、翌日がつらかっ
た(汗)皆さんもケツが切られてない
飲みながらのセッションには気をつけ
てくださいね。え、普通の人はあまり
そんなことしない?
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
セッションで起こることで一
番怖いこと。それはやはり「ロ
スト」でしょうか。
ご承知かとおもいますが、ロストとい
うのは、アドリブでソロを弾いている
ときなどに、
「自分が曲のどこを弾いているのかが
わからなくなってしまう」
…ことをいいます。怖いですね。
で、まあこれを100%防ぐことはむず
かしいです。とくに初心者といわれる
段階の場合は。まあみんなそんなロス
ト体験をして上手くなっていくわけで
すが。ベテランでも、やらかすことも
ありますしね。
とはいえ、ロストした当人としてはや
やりつらい体験(笑)ではありますが。
で、そんなつらい思いをなるべくしな
い対策はないのか?そんなことを考え
るとですね、世の中には、比較的ロス
トしにくい曲とロストしやすい曲とい
うのがあります。
ロストしやすい曲からいうと、比較的
1コーラスが長めで、初めから終わり
まで似通ったコード進行が繰り返され
る曲ですね。前にも書きましたけど、
「枯葉」
なんていうのは、そんな曲なんですね。
あと、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ム
ーン」なんてのもそうです。
一方、ロストしにくい曲は、比較的1
コーラスが短くて、特に最後の方に特
徴的な「キメ」のようなモノがある曲
です。各種のブルーズとか、その変形
の「ウォーターメロン・マン」とか、
「ザ・チキン」とか。ロストしにくい
というより「ロストしても回復しやす
い」といった方がいいかもしれません。
つまり、そんなキメの部分が、わりと
しょっちゅう現れるので、ソロを弾く
人はそれを目印(耳印?)にできるの
ですね。なので、ロストが怖いとくに
初心者の方は、そういう曲を選ぶと少
なくともロストはしにくいと思います。
なんですが、
一方でロストしやすい曲を少しでもロ
ストしにくくする工夫はないのか、と
も思うわけですよね。で、この前ある
本を眺めていて思ったことがありまし
て…
ちょっと続きます。( ̄▽ ̄)
子供の頃、魚の小骨がのどに
刺さってなかなか取れずに困っ
たりしませんでしたか?
最近の子供は、小骨の多い魚を食べた
りあまりしないから、そんなことって
あまりないんでしょうかね。ま、それ
はともかく。いやなもんですよね、の
どに骨が刺さったままなのは。
そんなとき、白いご飯を噛まずに飲み
込むようにすれば骨が取れるという、
おばあちゃんの知恵(今の言葉でいう
とライフハック)があって、ご飯を飲
まされたりして。やっと骨が取れた時
の快感というか、ほっとした感じ、覚
えがある人も結構いるのではないかと。
あるいは、プールに入って、耳に水が
入ってしまって、それがなかなか外に
でてくれない時とか。頭傾けて片足で
トントン飛び跳ねて、水が出た時の感
じとか。これもよくご存じの方が多い
でしょう。
なんでこんなことをつらつら書いてい
るかというと、音楽の「盛り上がり」
→「落ち着き」っていうのは大小とり
まぜてそんなことの繰り返しだと思っ
たわけなんですよ。早い話「違和感」
とその解消の繰り返し。
普通にちょっと盛り上がって落ち着く
なんていうのは、ほんのかすかな「違
和感」(ちょっとそのままでは落ち着
かないといった程度)でしょうけど。
魚の骨のような大きな違和感は、ポリ
リズムとかアウトフレーズとか、そん
なモノに近いかもしれませんね。
そして大事なのは、原則としてそんな
「違和感」は解消されるべきであると
いうこと。解消されないと、最悪の場
合、
大惨事
が待っていたりします(笑)お気をつ
けくださいね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
みなさん、リズム・チェンジ
と聞くと何のことだと考えます
か?