ウォルター・ミティという人
物がいまして……。といっても
架空の人ですが。
物がいまして……。といっても
架空の人ですが。
ジェイムズ・サーバーというアメリカ
の作家の生み出した人物(ごく短い短
編小説の登場人物)で、この人の最大
の特徴は、
いつも白昼夢を見ている
……ということなのですね。現実のこ
とよりも、ボーッと空想の世界に浸っ
このウォルター・ミティの話は映画化
もされ、ダニー・ケイが主演しました。
邦題は『虹を掴む男』でしたかね。最
近(2013年)ベン・スティラーの主
演・監督でリメイクもされたようです。
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でね、
最近、『チコちゃんに叱られる』とい
う番組が人気で、「ボーッと生きてん
じゃねえよ」というセリフが流行って
ますよね。でも、ボーッと生きるとい
うのは、そんなに悪いことなのか、と
思うんですよ。最近。
なんでかというと、
私自身が結構ボーッと生きている
からなんですね。
何かに集中しなくちゃいけないときな
んか、いつの間にかボーッと他のこと
を考えていたりするんです。なので、
ちょっと気になってたんですが。集中
力散漫すぎるんじゃないか、とか。も
っと集中する訓練した方がいいんじゃ
ないか、とか。
で、
色々とネットなどで検索してみると、
昔はとくに、白昼夢を見てるようなボ
ーッとした状態というのは否定的に見
られていたのですが、最近ではだいぶ
風向きが変わってきているようです。
ウォルター・ミティの話が書かれた時
代(1940年前後)もそうだったと思
われますが、昔は白昼夢は単なる現実
逃避で、下手をすると人格障害を引き
起こすとかいわれていたようです。と
ころが、最近では逆に脳の処理能力が
高いゆえに起こる現象などと言われて
いるのだとか。
「白昼夢はまだ起こっていない事につ
いての記憶を構築している」というこ
とを言っている研究者もいて、白昼夢
を見ることによって、人は実際に物事
が現実のものになった時に適切な対処
ができるようになるのだとか。
かなり手のひら返しな感じの価値観の
変化ですが、まあ話半分くらいにして
も、どうもボーッと夢想にふけるとい
うのは、少なくともそんなに悪いこと
ではなさそうです。
そんなわけで、安心して夢想に耽ろう
かと思ったんですが、ちょっと問題な
のは、
ときどき、ジャムセッションしていて
もボーッと別のことを考えていること
がある、
ってことなんですけど(あ、言っちゃ
った)。んー、そこは気をつけないと
ですね。
ま、ちょっと覚悟はしておいてもらい
ましょうか(オイ)
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
“ボーッと生きるわたくし?” への1件の返信