前回の「歩留り」(ぶどまり)
のお話の続きですが。
のお話の続きですが。
さて、音楽を演奏する時に大事な「歩
留り」とは何かということですが…、
それは、
練習で弾けていることに対して実際の
本番で弾けることの「歩留り」
なんですね。
人前で演奏したことのある方はよくご
承知だと思いますが、練習でてきてい
ることが、本番では全くできずに終わ
るなんてことが、よく起こります。そ
んな練習と本番の違いを、なるべく客
観的に把握しよう、ということでして。
もちろんそんな「歩留り率」が100%
になるのが理想ではあるのですが、そ
うはいかないのが現実です。厳密に管
理された精密工業製品でも100%はま
ず達成できないそうですから。
理された精密工業製品でも100%はま
ず達成できないそうですから。
まずは自分の「歩留り」がどの辺にあ
るのかの目安を把握しましょう。工業
製品のように、正確な数値把握は無理
でも、だいたいこのくらい、という感
覚をつかんでいるかいないかで、本番
に向かうメンタルがだいぶ違うと思う
のですよね。
じゃあどうやってそれを把握するのか、
というと、それにはやはり
「記録」
を取ることが一番だと思います。
演奏を録音、できたら録画してそれを
聞き返す(見返す)ことで、歩留りの
感覚をつかみましょう。それを定期的
に繰り返すことで、次第に精度の高い
見積りができるようになると思います。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)