スタンダード曲におけるメロディーの「揺れ」について

回のスタンダード曲の話の
続きなん
ですが…。

 

60歳過ぎて、スタバでドリップコー
ヒーの替わりに「コーヒープレス」で
と注文することを覚えた青井明です。

 

前回は、スタンダードナンバーのコー
ド付けが結構曲集などによって変わる
ものだ、という内容でした。今回は、
メロディーのお話です。

 

え、さすがにメロディーはどの曲集で
も一緒じゃないの?って思います?

 

ところがあにはからんや。メロディー
も結構違うことがあるんですよ。私も
昔はそんなことあるのか、と思いまし
たけどね。

 

たとえば There Will Never Be An-
other 
You というこれもセッション
でよく演奏される曲があります。長い
んで、よく「アナザーユー」と略され
ます。この前TWNBAYと略してた人が
いましたが、さすがにしばらく分から
ず、エフェクターの名前かなんかかと
思って調べてしまいましたよ(笑)

 

それは、ともかく、

 

この「アナザーユー」をご存じでよく
演奏するという方がいたらお聞きした
いんですが、1コーラス目の最後のと
ころのメロディー、どう弾いていらっ
しゃいますか?

 

図を見てください。AとBの2パター
用意しましたが、日本で出され
た本に出ていたメロディーです。私は
ずっとこれで覚えてたんですが、この
前、例のReal Bookを見てみたところ
のようになっていたんですね。

まあ、微妙といえば微妙な違いで、大
勢に影響のあるような違いではありま
せんけれどもね。逆にいえば、こうい
微妙な違いは結構ころがっている
ですね。

 

しかし、コード付けとは違って、オリ
ジナルのメロディーの特定なんて簡単
だと思われるのに、どうしてこんなこ
とが起こるんでしょうか?

 

それはおそらく、ジャズマンにとって
は、メロディーなんてものはカッコよ
くフェイクしてなんぼ、という文化が
あるからでしょうね。コードの付け方
(リハモ)がこっちがかっこいいと思
えばこっち、メロディーもこう変えた
らほらいい感じだろ、っていって弾い
たのをみんな気に入ってしまえば、そ
れが譜面になってしまう。そんなこと
だろうと思います。

 

マイルズがこう吹いたから、そう変わ
った、なんてことありそうですよね。

 

ある意味いい加減ですけどねー。でも、
ま、それでいいんじゃないか、と私は
思ってるんですが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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スタンダード曲のコードのスタンダードについて

さん、セッションでよく演
奏される
曲のコード進行って何
を参考にされて
ますか?

 

まあ、コード一発とか二発のような曲
などの、シンプルな構成の曲の場合、
半ば常識のように皆の共通認識ができ
上っていることも多いのですが…。
ャズの曲で複雑にコードが動くような
のもありますよね。そんな曲の場合、
えてして結構色んなコード付けのバリ
エーションが存在したりします。

 

例えば、有名な曲でいえばサマータイ
というガーシュインの名曲がありま
すが、これなんかのコード付けは、実
に色んなバリエーションが見られます。
マイナーのクリシェを多用したパター
ンとか、ツー・ファイブの繰り返しで
攻める(?)のとか、色々。

 

そういう曲って案外あるんですよ。他
にもジョージア・オン・マイ・マイン
とかね。で、そんな曲を別々のコー
ド付けで覚えていた人同士がセッショ
したりすると、あれ?みたいなこと
になったりもします。話によると、
米なんかでは結構地域ごとに違うなん
てことも聞きます。なまりみたいなも
んですかね?

で、

 

ジャズの場合、「日本だと」いわゆる
黒本(「ジャズ・スタンダード・バイ
ブル」)というスタンダード曲集があ
りますね。それが最近はいわばデファ
クト・スタンダード(なんかシャレみ
たいですみませんが)のように扱われ
たりもするんですけど。

 

じゃあその黒本に書かれたコードが唯
一世の中で使われるコード進行なのか
といえば、当然そんなことはないんで
すね。実は黒本には黒本の「クセ」
ようなものがあるらしいですし、海外
の人から見れば、日本人特有のなまり
と思われるのかもしれません。

 

「らしい」と書いたのは、実は私黒本
持ってなかったんですよ。昔、曲集買
おうとしたときに、ついふらふらと
Real Book というアメリカの定番曲
を買ってしまったもので。

 

買ってみたら、でかくて場所とるし、
重くて持ち運べないし、ちょっと後悔
したんですけどね。

 

やっぱり黒本持ってた方がいいんでし
ょうかねー。追記:で、このたび入
手しました。ハンディ版w)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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はめじとおわりがたせいつです

くいれわるこすとでが、ひ
とういのは、もじをにしんきすの
るに、さいしょとさごいのもじが
ただけしれば、のりこのもじのじ
ゅばんんがまがちってていも、よ
てめましうのですね。

 


読めましたか? 
これ、ケンブリッジ
学の研究の結果とかいわれて良くネ
ットで見かけるんですけど、実はケン
リッジうんぬんというのはウソらし
く、この現象じたいも言語学的な研究
としてきっちり解明されたものでもな
そうです。

 

でも、なんとなく読めちゃいますよね。

 

なので、人間の認知の働きにかかわる
何かがあるんだと思うんですけどね。
なんだかちょっと違和感あるけど、意
味はわかる、って感じで。

 

で、

 

音楽にも似たような現象ってあるもの
でして、たとえばリズム面でいうと、
小節の頭でメンバーみんながそろって
いると、グルーヴするとか(リズムに
もよりますが)ありますよね。

 

あるいは、アドリブでソロを弾いてい
るときなんかに、フレーズのたどり着
く先の音(ターゲットノートなんて呼
ばれたりしますけど)がちゃんと曲
コード(和音)に添った音になってい
れば、その手前の音が少しばかり(か
なり?)調子っぱずれでも(ウト
ていても)大丈夫、なんていうのもあ
りますね。

 

そんな人間の音楽を聴く時の聴覚の働
と最初にお話した文字の認識の問題
と、関係があるのかないのかよく分か
りませんが、いずれにせよはじめと終
わりがちゃんとしてると、色々といい
らしい、というお話でした。

 

押さえどころを知っておくっていうの
は大事だ、ということでしょうかね。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

グローバル化したけりゃジャムセッション?

のような話なんですが。

 

文化人類学だかの用語で「ハイコンテ
クスト文化」「ローコンテクスト文
化」っていうのがあります。

 

難しいことはすっ飛ばして、簡単にま
とめると、「ハイコンテクスト文化」
というのは、直接的な物の言い方を好
まず、なるべくあいまいなやり取りの
中で気持ちを察したり、察してもらっ
たりする文化です。まさに「腹芸」と
か「忖度」が重視される文化といえる
でしょう。

 

一方「ローコンテクスト文化」という
のは、なるべく直接的にシンプルに相
手にはっきりと伝えることを重視する
文化です。推察とかしないとわからな
いようなコミュニケーションは評価さ
れない(というかそもそも理解されな
い)文化ですね。

で、もうお分かりのように、日本は前
者、多くの海外の国は後者といわれて
います。なのでグローバル社会では圧
倒的に「ローコンテクスト」なコミュ
ニケーションが重視される、なんてよ
く言われます。だから日本人はグロー
バル化になかなか対応できない、なん
てこともいわれます。

 

まあ、どっちがいいのか悪いのかとか、
上か下かは別にして、そういう傾向は
ありますよね。

 

で、

 

翻って音楽の話になるとですね、ジャ
ムセッションなんてものは、これはも
「ローコンテクスト」にならざるを
えないわけです。普段使っている(あ
いまいでも通じてしまう)言葉を使わ
ない別のやり方で、意志疎通しないと
いけない訳ですから。

 

ある意味、不慣れな外国語でなんとか
意志疎通しなけりゃいけない状況によ
く似ているともいえるわけですね。

 

なので、ジャムセッションを楽しめる
人は、高い確率でグローバルなコミュ
ニケーションが得意なんじゃないだろ
うか(というか苦にしないのでは)?
と思ったりするんですが。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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忖度よりハンドサイン? 顔?

んか、一時的な流行りかと思ていたら定着しちゃった言葉に、「忖度」(そんたく)ってのがります

 

忖度を国語辞典で引くと、「他人の気
持ちをおしはかること。推察」(大辞
林)とか出ています。

 

まあ、それだけみればそんな特別な意
味の言葉じゃないですが、あまり使わ
れない漢字があるし、基本口語では使
われないし、それがさらに政治的なス
キャンダル(?)の文脈で使われた
で、なんだか妙に特別な意味合いをみ
んな感じるようになってしまいました。

 

「特別な地位のある人」の心を推察
る、という意味になってしまいました
ね。「腹芸」とかいった言葉を連想
せます。なんだか、そんな日本的な心
の動きをとらえた言葉になってしまっ
たようです。

 

やりたいことがあっても明確に口には
出さず、相手がそれを推察して、実現
するように努力するとか、さりげなく
やってあげるとか、そんなことですよ
ね。

 

そんなコミュニケーションといえるか
いえないかという微妙さを好むのが
本的ではありますが……

 

ただ、

 

音楽とくにジャムセッションなどでは、
そういう微妙なコミュニケーション
通じるとは思わないほうが吉なわけで
す。何となく察してくれたりは基本し
ないと思ったほうが良いようで。

 

なので、前にも話題にしたような
ドサインを使ったり、演奏自体で自
がどうしたいのかを他のメンバーに
える必要があるわけですね。

 

まあ、気心の知れた相手なら、何もし
なくても察してくれるかもしれません
が、でもまったく間違って察してしま
うかしれませんしね。

 

これでソロ終わり、とか思って弾くの
をやめても周りはみんなまだ続いてる
と思ってたりして……

 

あるあるですよね。

 

なるべく分かりやすく視線を向けた
り、表情にも出したりね。われわれの
仲間内では、

 

顔で止める

 

なんて言ったりしておりますが(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

続・メジャー7が問題を起こす時

ジャー7コードの7度の音
は、ルー
トの音と半音しか違わ
ないので、場合
によってぶつか
る(メロディにルート
が使われ
る時など)。そんな時どうす
る?
というお話でした。

 

もちろん、事前にパートを分けて弾く
音を指定できる場合は、アレンジ(編
曲)ぶつからないような対応も出来
るわけですが…。ジャムセッション
どで、その場で対応しなければならな
いなんて時はどうしましょう?

 

その場合はですね…

 

メジャー7コードを弾かなきゃいい
です。当たり前といえば当たり前です
が、単純なCメジャーコードCmaj7
のコードも、曲中での役割は(ほぼ)
変わりません。Cがドミナントコード
の場合(キーがFの場合など)は例外
ですが、その場合はそもそもコードに
Cmaj7を指定したりしません。

 

なので、一番簡単な解決法は、Cmaj7
の代わりにCのコードを弾くことです
ね。あのキラキラ感は消えますが

 

ジャズなどで、単純な三和音を弾くの
がためらわれる場合にはですね、メジ
ャー6コードを弾くという手もありま
す。Cmaj7の代わりにC6を弾く、とい
うようなことですね。
三和音の上に加えられる音6度の音
たとえばCメジャーならA(ラ)の音
なので、メロディにCの音がきてもぶ
つかりません(というか短3度でハモ
りますね)。

 

メジャー7コードの陰に隠れて、メジ
ャー6コードってあまり人気がないで
すかね?実際メジャー7のあのキラキ
ラ感はないですが、その分極めて堅実
な(?)コードです。

 

時にはメジャー6コードで渋く決めて
みてください。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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メジャー7が問題を起こす時?

ード楽器とくにギターを弾
みなさん
は、メジャー7コー
を覚えた時どう
思いました?

 

昔、ギターでCだのDだのEだのコード
が弾けるようになって、そうこうして
るうちに、メジャー7コードのことを
知った時って、結構感激しませんでし
たか?

 

Cmaj7とかFmaj7とかを弾くと、なん
だか音がキラキラしていて、普通のC
とかの三和音が急にやぼったく感じら
れたりして。それに、実はギターでは
CよりもCmaj7の方が、FよりもFmaj7
の方が押さえやすかったりするんです
よね。

 

こうした、メジャー7コードにハマる
という現象が実は結構起きていたので
と思っているんですが。まあ、統計
とった訳じゃないですけどね。あと、
演奏する音楽のジャンルにももちろん
影響されるとは思います。ブルージー
なロックとかには似合いませんから。

 

でね、

 

そんなメジャー7コードなんですけど
時々問題というほどのことでもないか
もしれませんが、少々こまった事を引
き起こすことがあります。何かという
とですね、

 

音がぶつかる

 

ことがまま起こるのです。

 

例えばCmaj7というコードを考えると
ルート(基音)はC(ド)の音ですね。
一方7度の音はB(シ)なわけで、こ
2つの音は実は、「半音しか違わな
い」隣り合わせの音なんですね。これ
隣り合わせの形で鍵盤楽器(ピアノと
かオルガンとか)で弾いてみればわか
りますが、ぶつかってちょっとキツイ
響きを生み出します。

コードとして弾く時は、たいていの場
合この2つの音を離して弾くので問題
にはならないですが、

 

曲のメロディがルート(この場合C)

 

の時、往々にしてぶつかる、というわ
けなのですね。そんなときどうします
か?

一つの考え方としては、「気にしない」
というのももちろんあります。この
つかる響きを意識的に活かしたいとい
う人もいるでしょう。特にジャズをや
られる方などは、この当たる感じが好
という人もいるでしょう。でも、
になる人はどうしたらいいか?

 

続きます ( ̄▽ ̄)

 

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手癖フレーズではゴールネットは揺れない?

またまネット上にあった
ッカーの
試合のレポートを読ん
でいたんですが
……。

 

そこにこんな一節があったんですね:

 

「ストライカーがゴールネットを揺ら
し……」

 

っていうのですが、どう思います?っ
て聞かれてもなんのことやらとお思い
でしょうね。まあ、つまりゴールを入
れたってことなんですが。

 

問題は何かというと、私たまたまその
ゴールのシーンの動画を見ていたから
わかるんですが、

 

ゴールネットは揺れなかった

 

……んですよ。

 

どういうことかというと、ボールはゴ
ールラインを越えたので、たしかにそ
のストライカーは得点したんです。が、
相手のキーパーが飛びついて止めたの
で、ボールはゴールネットまでとどか
なかったのでした(笑)

「ゴールネットを揺らす」というのは
いわゆる慣用句/常套句なので、ライ
ターの人もオートマチックに書いてし
まったのでしょうが、そのシーンの再
現としてはこれはまずい表現でしたね。
音楽でいう「手癖」フレーズが出てし
まって失敗したパターンでした。

 

たいした失敗かどうかは、意見の分か
れるところかもしれませんが、実はそ
のゴールの判定は、ボールがゴールラ
インを越えたかどうか主審が判断を下
すまでにちょっと間が空いたんですよ。
当事者にとっては結構スリリングな瞬
だったと思えるので、そこを「手癖」
ですますのはないんじゃないの、と思
ったのでした。

 

フレーズが頭の中で鳴ってないと、こ
ういうことが起こるんですなあ。って
あれ、何の話でしたっけ?

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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続・フックのサイン?鼻のサイン?

日、手の指をカギ爪のよう
にして示
「フックのサイン」
というハンドサイン
の話を書い
たんですが、ちょっと
その続き
です。

 

そのとき、「フックのサイン」は曲の
いわゆるサビの部分に移りたいという
時に出すものだ、ということを書きま
して……。そして、さらに英語のサイ
などを見ると、自分の鼻を触るしぐ
が、このサビに行くサインとして紹
されているという話をしました。で、

 

なんで鼻なんだろう?謎だ……

 

っていうところで終わってしまったん
ですが。その後また考えてみたり追加
で調べたりしたら、どうもこういうこ
とらしい、という答えがわかりまして。
どういうことかというと……

 

人間の鼻の両目の間の部分のことを、
英語で “bridge” と呼びます。日本語
「鼻梁(びりょう)」とかいう部分
のことです。

 

そして、

 

英語で「サビ」あるいはAメロBメロ
Bメロの部分のことも、実は同じよ
うに “bridge” というんですね。鼻梁
も曲のサビもある意味「つなぐもの」
ですからね。

そんなわけで自分の鼻梁(ブリッジ)
を触るサインが、サビ(ブリッジ)に
行くよ、という意味になったようなん
です。うーん、わかりにくいですなあ
日本人には。

 

なので、もしこのサインを出そうとい
うチャンス(?)があったら、鼻の頭
を触っちゃダメなんですね。両目の間
のところなんで、よろしくお願いしま
す。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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フックのサイン?鼻のサイン?

に、ハンドサインの話を2
回ほどし
まして。曲の最初にも
どるサイン
をばっさりと終
わらせるサインの話で
ございま
した。

 

で、今日のお話は、

 

フックのサイン

 

と呼ばれるハンドサインについてです。

 

どんなサインかというと、どちらかの
手の人さし指をカギ爪のように曲げ
(ほかの指は握ります)他のメンバー
に示す、というものですが。前に紹介
したサインほどは一般的でないかもし
れません(どうかな?)が、とはいえ
結構使われるサインです。

 

で、その意味するところですが、曲の
サビに行く」あるいは前もって決め
ておいた曲のパートに突入する、とい
うようなことです。たとえば、フリー
にその場でコード進行を決めてやるセ
ッションがありますが、まずAパター
の進行でソロを取り、ソリストがB
パターンの進行(リフとかが入ること
もあります)に移って盛り上げたいと
かいう時にこのサインをつかったりし
ます。

 

共通認識ができていればなかなか便利
なサインですが、さて……

 

なんでカギ爪(フック)なんでしょう
ね?

 

おそらく、英語の音楽用語で、その
を印象づけたり魅力的なものにする一
連のアイデア(リフとか短いフレーズ
とか)を “Hook” と呼ぶところあたり
から来ていると思われるんですが、確
証はありません。アメリカのバンドあ
たりの習慣が輸入されたんでしょうか
ね?

こういうものの起源ってよくわからな
いものが多いですねー。ちなみに、別
英語のサイトでみたハンドサインに
ついての解説では、上に書いたような
場合は「指で鼻に触る」んだそうです。

 

鼻?

 

謎は謎をよびますね(笑)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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ホットな演奏=クール?

年、夏になるともはや常識
のよう
に、いろんな会社の入り
口に

 

「当社はクールビズを実施中です」

 

…みたいな掲示が出ますね。あれって
いまさら必要なのかと思いますけど、
律義に出してる会社が多いですね。
まりと終わりの期日をきちんと決めて
るのもなんというか日本人らしいです
ね。

 

それはともかく、この「クール」とい
う言葉ですが、もともと涼しいって意
味ですよね。それはそうなんですが、
ご存じの通り、ウラというか口語(ス
ラング?)的な意味として「かっこい
い」というのがあって、「クールビズ」
なんていうのは「省エネで涼しくてか
っこいい」なんていうダブル・ミーニ
ングを意図してるわけですね。

 

「クールジャパン」なんて言葉もあり
ますが、これなんかはもう「かっこい
い」という意味に特化してますね。日
本は涼しくていいよ、っていう意味じ
ゃないです(当たり前だ 笑)。

 

で、

 

そんなクールという言葉が「かっこい
い」という意味で使われるようになっ
たのは、ジャズマンのスラングからと
いうのが定説のようです。一説による
レスター・ヤングという有名なテナ
ー・サックスのプレイヤーから広まっ
たとか。

 

まあホントかどうかはわかりませんが、
いわれてみればレスター・ヤングとい
う人は後のクール・ジャズというスタ
イルの先駆者ともいわれていて、たし
かにホットというよりはクールな演奏
をするんで、なんか納得してしまいそ
うになるんですが。

そういえば、ホットという言葉も「か
っこいい」ていう意味で使われますね。
こちらはジャズマンのスラングが起源
かどうかははっきりしませんが、「ホ
ットな演奏」とか「ホットなアドリブ」
とかいった使われ方しますしね、ジャ
ズなどの音楽を連想させるものではあ
りますね。

 

とはいえ、「かっこいい」という意味
のスラングとしては現代では「クール」
が優勢ですね。ホットな演奏をしても
「クール」と褒められる、というのが
時代の趨勢(?)ということでしょう
か。

 

※(追記)この間、アメリカの最近の
スラングの解説をする動画を見ていた
ら、最近流行りのスラングに “fire” と
いうのがあって、「カッコいい」とい
う意味なんだそうです。時代はどうも
また「熱く」なってきたみたいです。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

<

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Hmp5↓を英語でなんと言うか問題

のお話は特にジャズなど使用される Hmp5↓というスケーにまつわるお話です。

 

え、なんて読むかわからない
この名前はですね、ハーモニック・マ
イナー・(スケール・)パーフェクト
・フィフス・ビロウと読みます(と、
いわれてます)。

 

英語で書くとですね Harmonic Minor
(Scale) Perfect 5th Below となります。
「完全5度下のハーモニック・マイナ
ー・スケール」という意味ですね。よ
り簡単に HP5 と書かれたりもします。

 

スケールの解説をするのが、今回の主
旨ではない(ないのかい)ので、詳し
い説明はしませんが、G7→C(ある
はCm)という流れがあるとき、G7
ところで完全5度下(この場合C)
ハーモニック・マイナー・スケール
想定して弾くとハマるよ、というよう
なことをまあだいたい言っているんだ
と思ってください。

 

冒頭にも書きましたが、ジャズなどで
はわりと使われるスケールです。もち
ろん日本でも外国でも。

 

なんですが、

 

じつはこの長ったらしい呼び方英語
圏ではほとんど、というか全く使われ
ていないようなんですね。

 

なので、たぶん英語スピーカーのミュ
ージシャンに「ハハハーモニック・マ
マイナー・パパパーフェクト・フィフ
ス・ビビビロウ」なんて感じで舌をか
みそうになって必死に伝えても伝わら
ない、てことが起こる……らしいんで
すよ。「えいちぴふぁいぶ」なんて
なおさらでしょうね。

 

まあ、この名前自体がかなり説明的
ので、カンのいいミュージシャンは、
「あ、こういうことかな」という風に
脳内変換してくれるかもしれないです
けどね。

 

でさて、じゃあ英語では普通なんてい
うのか、というとどうも一番よく使わ
れる名称は、

 

フリジアン・ドミナント

 

……というもののようです。

 

これも説明しだすと長くなるので詳し
いことに興味のある方はお調べいただ
ければと思うんですが、簡単に言うと
フリジアンというスケールがありまし
て、そのフリジアンの3度の音が半音
上がっているスケールということなん
ですね。あまり簡単じゃないか……

 

をみていただければ、意味合いはお
分かりいただけるのではと思いますが
……(汗)

 

あと、ミクソリディアン・フラット2
・フラット6という呼び名もあるらし
いです。ミクソリディアンの2度と音
と6度の音がフラットしてる、という
意味ですね。はこれが一番分かりや
すいんじゃないか、と密かに思ったり
もしていますが、たぶん広まらないで
しょうね。

 

まあ、音楽の世界じゃなくてもありが
ちといえばそうなんですが、英語なん
だから伝わるだろうと思ってるとあに
はからんや、なんてこともあるので、
気をつけましょう、ということで。

 

こんなスケール使わないペンタ命と
いうロケンロールな方には必要のない
情報でしょうけれども。

 

The 5th mode of Harmonic Scale
という言い方はあるようです。ハーモ
ニック・マイナー・スケールの5番目
のモードという意味ですね。え? 何
ことだ? ……すみません。忘れて
ください。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

飛行機でのマナーと音楽の関係?

前、特にアメリカのエアラ
インの旅
客機の中での乗客への
暴行とかひどい
対応とかが話題
になりましたね。その後、改善
されたんでしょうかね?

 

まあ、エアライン・クルーの暴力とか
論外だと私も思いますけどね。そこ
までのことでなくても、飛行機の中
狭い(とくにエ○ノ○ークラスは)
し、混んでいるといろいろとトラブル
が起きやすい空間ですよね。

 

そういえば、これも少し前に読んだん
ですけど「フライトマナー」国際比
較調査というのがあって、日本人の約
3人に1人(29%)は「機内で席を倒
さない」んだそうです。アジアでは
国と並んでトップなんだとか。

 

それから日本人で座席を倒すといって
いる人も「寝る時」だけにしていると
「前の人が倒した時」だけとか、ま
あなんというか、極力トラブルをさけ
たり、ガマンしている感じが現れてい
るんだそうです。日本人って確かにそ
んな感じありますよね。

でもって、またこんな調査をしてみた
り、その結果が話題になったりするの
日本人独特な気もしますね。他の国
の人、こんなこと気にしてるんでしょ
うかね? たぶんしてないと思います。

 

で、そこで、だから日本人はねーとい
う意見を持つ人も、やっぱり日本人は
素晴らしいという感想も持つ人もいる
と思うんですけど……

 

少なくとも音楽を演奏するという場面
に引き寄せて考えると、こういう心理
はあまりプラスには働かない気はしま
す。こんなことしたら迷惑がかかるん
じゃないか、とか、他の人がやるよう
ならやってみようかな、とか。

 

……んー、書いてて全くあるあるな感
がしてきましたよw

 

やはり、やりたいことはしっかりやる。
そのために周りの音をよく聞いて、ち
ゃんとコミュニケーションを取る。そ
んな方向に行くべきなのでは、と思う
わけですが。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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スタンダード曲談義: 瞳を閉じて??

ャズのスタンダードにですね
“I’ll Close My 
Eyes” という曲
があります。

 

イギリスの作曲家のビリー・リード
いう人が1945年に書いた曲で、その後
映画で使われてヒットし、スタンダー
になった曲です。邦題は「瞳を閉じ
て」というんですが、平井堅とは関係
ありません(笑)

色んな人が取り上げてます(ヴォーカ
ルでもインストでも)が、中でも有名
なバージョンはブルー・ミッチェル
いうトランペッターが「ブルーズ・ム
ーズ」(Blue’s Moods)というアル
ムの1曲目に吹いているものでしょ
うか。▼▼▼

このブルー・ミッチェルという人は、
リーダーとしてもサイドマンとしても
多くのアルバムを生み出した人です。
ホーレス・シルバーのクインテット
も参加していて、有名な “Song for
My
Father” のトランペットもこの人
ですね。

他にも後年になるとフュージョンやら
ソウル、ファンクのレコーディング・
セッションなどにも参加しています。
70年代に入るとジャズマンも仕事を
求めてそっちに行ったんですね)

 

なんですが、どうしてもブルー・ミッ
チェルというとこの曲というイメージ
が強いですよね。そういう曲があると
いうのはある意味幸せなのかもしれま
せんが、当人としては微妙なのかも
れませんね(残念ながらミッチェルは
40代で亡くなってしまいました)。

 

それは、ともかく…

 

この曲(ラブソングなんですが)メロ
ディーラインに爽快感があって、特に
トランペットで吹かれると気持ちがい
いいですね。ブルー・ミッチェルはそ
こを必要以上に歌い上げないで、肩の
力を抜いて吹いていて、そこがまた良
かったりします(そこにからむウィン
トン・ケリーのピアノもいいですね)。

 

この爽快感ですけど、メロディー的に
は、Aメロの頭に3回(C→B♭が2回、
A→Gが1回)とBメロの頭にもう1回
(D→C)出てくる短7度の跳躍の力が
かなり大きい気がします。ABAB’の構
成なので、1コーラスで8回出てくる
わけですね。

 

以前にもメロディを印象的にするのに、
なめらかに音をつなげるばかりでなく
時には大きく跳ばしてみるのも手だよ
と書きましたが、そのお手本のような
曲ではありますね。

 

て、ことで。

 

(あ、そういえばこの曲、別のスタン
ダードの有名曲 “There Will Never
Be 
Another You”通称アナザーユ
)とコード進行がよく似ています
キーは違うんですけど。なので、この
2曲を同じセッションで混ぜない方が
良い、と言われてます。ご参考まで)

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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スキマのあるソロvsスキマを埋めるソロ

ドリブを弾こうとして、よ
く起こる
ことに

 

弾きすぎる

 

……というのがありますね。とにかく
いっぱい音を弾いて埋め尽くさないと
気が済まない(?)という感じ、ある
あるじゃないでしょうか。普段は余裕
もって適度なスキマがあるソロをとる
人でも、ひとたびテンパるとそんな
だらけのソロになったりもします。

 

よくいう「弾き気」の問題ですね。無
意識にそうなってしまいがちなのが、
怖いところです。なので「弾かずに聴
く」という例の三原則を思い出しまし
ょうと、くどいくらい言ったりもする
のですね。

 

アドリブを取るときは、音のスキマ
大事にしましょうね。

 

……ってことなんですが、そういえば
……

 

そんな行き方に反して(?)とにかく
音をバリバリ詰め込むようにして弾い
ていた、ジャズの巨人がいましたね。
そう、ジャズがお好きな方ならご存じ
でしょうが、

 

ジョン・コルトレーン

 

……という人です。

 

コルトレーンという人は最初あまり評
価の高い人ではなかったのですが、あ
る時点から例の「シーツ・オブ・サウ
ンド(敷き詰めた音)」というスキマ
なく音で埋め尽くすような奏法で有名
になり、マイルズ・デイヴィスにも高
く評価されたりして、ジャズの巨匠の
仲間入りをしました。

 

彼が好んで演奏した曲で映画「サウン
ド・オブ・ミュージック」の中の「マ
好きなもの)」というのがありますが、
そこでの彼のソロを聴くとまさにそん
な感じがおわかりいただけると思いま
す。

スキマのある吹き方をがんばっても、
同時期に活躍していたソニー・ロリン
のようにななれない、と思ったのか
どうかは知りませんが、コルトレーン
は、真逆のどちらかといえば素人っぽ
い吹き方をとことんまで突き詰めるこ
とでブレイクスルーを見出したという
ことですね。

 

結局、何ごとも究極まで突き詰めれば、
道は開ける、ということではあると思
います。

 

……なんですが、セッションやってみ
んながみんなコルトレーンみたいなソ
ロを弾きだしたら、それはやっぱり困
るんじゃないかと思ったりもして(笑)

スキマ、よろしくお願いします。

 

(ちなみに練習としてスキマなく音を
弾いてみる、というのはまた別の話で
す。)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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フォーカスしすぎちゃってない?

近TVを観ていてですね、

 

「ぼかしが多い!」

 

と思うことがあります。あ、別に変な
動画を観たりしてるとかじゃなくてで
すね(笑)普通の番組とくに報道番組
なんかを観て感じるんですね。

 

おそらく、色んな個人情報とかプライ
バシーへの配慮なんでしょうけどね。
街中をレポーターが歩いていたりして
も画面の色んなところにぼかしがかか
っていて、時にはレポーターの部分以
外のほとんどがぼかし、なんてことも
あります。

 

まあ、仕方のないことなのか、制作者
の過剰反応なのか、そこらへんはよく
わかりませんけども。私の感覚からす
ると、かなり妙な感じですが、皆さん
どう思われますか?

 

でね、

 

画面の一部だけクリアに見えて、残り
の部分はぼやけている、というのはあ
対象を際立たせるには有効だとは思
います。ただ、一方でものごとの全体
像や俯瞰的な見え方をあやふやにして
しまう危険性も生むんですね。

 

人間の感覚というのは、別にTVのよう
に人為的にぼかさないでも、ある部分
に集中すると、その他が意識から排除
されやすい傾向がありますよね。そし
てそれは視覚だけでなく、聴覚にもい
えることでもあります。

 

心理学でカクテルパーティー効果とい
われる現象があります。たくさんの音
がある中で、ある音だけを選択的に聴
ことができることを言うのですが、
ある意味でこれは人間が生きていく上
で必要な能力であるとは言えるでしょ
う。

ですが、一方で音楽の演奏とくにアン
サンブルでの演奏をする時には、この
力が働くと危険だったりします。特定
の楽器の音だけ、例えば自分の弾くソ
ロの音だけに集中しすぎると、

 

周りの音が聞こえてない

 

……ということになるわけですね。
ションとはコミュニケーションだと
るならば、これは往々にしてその妨
になるわけです。

 

「フォーカス(する)」という言葉は、
一般的には良い意味でつかわれること
が多いですが、セッションなどでは、
必ずしもそうとも言えないということ
ですね。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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「始球式」を音楽でやるとどうなるか考えた

野球の話から入るんです
けど…。

 

始球ってあるじゃないですか、試合
の最初にゲストがマウンドに上がって
1球だけ投げてもらうやつ

 

昔は偉い人が特別な時に投げてた気が
するんですけど。最近は、別にたいし
て特別な試合じゃなくてもしょっちゅ
うやってますね。とくに若い女性タレ
ントが多い気がしますよね。で、なぜ
かメディア(特にスポーツ紙)がその
投球がノーバウンドでキャッチャーに
届いたかに異様に注目しますなー。で、

 

「○○○○(←タレントの名前)ノーバ
ン始球式」

 

とか見出しが出るわけですね。あれっ
て、絶対読者(のとくにおじさん)
「バ」(濁点)を「パ」(半濁点)と
見間違えるのを期待してますよねー
 ( ̄▽ ̄)

 

もしかして、メディア側とチーム側と
癒着があったりして。

 

「今度の試合も女性タレントの始球式
お願いしますよー。ノーバンで投げら
そうな人で。おたくの○○選手のこと
多めに書きますから、ね」

 

とか、

 

「○○○○さん始球式に呼んだから、
1面でよろしく!」
「ノーバンだといいですねー」
「ふふふふふ」

 

とか…

 

…失礼しました。でね、そんな記事見
てて思ったんですけど。

 

セッションでも、始球式ならぬ始「音」
式なんてやってみたらどうか、なんて
思ったんですね。セッションに参加す
るのはちょっとハードル高い気がする
けど、最初の1音とか、最初の4小節
だけ担当するっていうのなら気楽じゃ
ないですか。

後は見学に回って、残りのメンバーが
どう後始末をつけるか見てるだけ、と
いう。どんなもんでしょうね?え?
初だと緊張する?んー、じゃあ、途中
でもあり、とか?

 

後から弾く人は、その最初に弾かれた
音に反応してフレーズ出さなきゃいけ
ないとかしたら面白いかも…。

 

もしアラカンセッションに見学に来て、
そんな始「音」式してみたい、という
がいらっしゃいましたら、私にご連
絡くださいませ。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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あのギタリストも弾けなかった例のアレ

ミリー・レムラーというギ
タリスト
がいまして。というか、
いたのですが、
残念ながら1990
年にわずか32歳で亡
くなってし
まいました。生きていれば
私と
ほぼ同年齢の人です。

 

エミリーというくらいで女性でして、
ジャズのギタリストとして80年代に活
躍した人です。1985年にはダウンビー
というジャズの専門誌の投票で1位
を獲ったりもしています。

 

で、

 

そのエミリー・レムラーが23歳のとき、
つまり当時のジャズシーンに登場して
注目され始めた頃のインタビューがあ
るというので、この前それを眺めてい
たのですが、そこにこんな彼女の発言
があったのですね:

 

私、いまだにあの1フレットをバレ
ーして押さえるFのコードを弾けない
のよ。少なくともきれいにはね。

 

言っておくとレムラーという人は、あ
バークリーを卒業してまして、ちゃ
んと音楽の教育を受けた人です。そん
な人でもあのFのコードは苦手だった
りしたんですねー。

というか、そんなFのコード押さえら
れなくてもプロとしてもちゃんとやっ
ていけるということですね。なので、
Fで挫折しそうな皆さん、大丈夫です
からね。

 

そんなレムラーさんがどんな演奏をし
たかをご覧(お聴き)ください。曲の
キーはFです(笑)▼▼▼

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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音階と物差しとウロコの共通点?

楽やってると、とくにアド
リブをし
ようとか習おうと思っ
たりするとです
ね、
スケール
っていう言葉というか概念にぶちあた
るんですね。

 

日本語で言うと「音階」。あるいは、
「音列」なんていう言葉もありますね。
1オクターブ内12ある音を一定の規則
で(多くの場合5つから8つくらい)
抜き出して並べられたものをいいます。

 

で、アドリブする時、このコードでは
このスケール、あんな時にはあのスケ
ールとか教則本なんかには書いてあっ
て、みんなそれを一生懸命覚えようと
して挫折する、なんてことを人類は
り返しているんですが。

 

なんで、音階のことをスケールってい
うんでしょうか?音楽以外でスケール
っていうと、「物差し」って言う意味
だったり、モノゴトの「規模」のこと
をスケールといいますよね?それから
英語の “scale” には「ウロコ」ってい
う意味もありますね。

 

なんで、ウロコ?

 

と思って調べてみるとスケールの大本
の語源はラテン語で「階段」とか「は
しご」って言う意味の言葉なんですな。
で、それが音楽では音階って言う意味
にもなったし、日常的には物差しとか
言う意味になり、さらに派生してもの
ごとの規模という意味にもなったって
ことのようです。

スケール「アップ」とか「ダウン」
いうのも納得がいきますね。そして、
音楽でのスケールもある規則で段がつ
けられた音の階段やはしごだとイメー
ジすれば、なるほどって感じじゃない
でしょうか。

 

ちなみに「ウロコ」の意味のスケール
は、古いゲルマン語が語源で、そもそ
別の言葉のようです。なーんだ。

 

(ともあれ、英語圏でもこんなジョー
クがありまして:
「どうして魚はよいミュージシャンな
んですか?」
「スケールが身についてるからね」)

 

で、まあそんなスケールですが、スケ
ールで挫折した皆さん。スケールはね、
まずはメジャースケール(つまりドレ
ミファソラシド)をしっかり把握でき
れば、あとはおまけみたいなものなの
で、まずはメジャースケールを身につ
けましょう。

 

音楽のジャンルにもよるところはあり
ますが、あとはそれにいくつか音を加
えたり、スケールの音を少し変えたり
することで、たいていのことには対応
できるかと。ま、それでもスケールを
極めたい、というのなら別にいいんで
すけどね。頑張ってください。

 

て、ことで。

 

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「寄り道」から戻ってこられますか?(音楽の話ですけど)

楽っていうのは、多くの場
音楽の
3要素(メロディー、
ハーモニー、リ
ズム)について
色んな寄り道をしては、
元に戻
ってくる、そんな事の繰り返し
で成立していますね。

 

例外的にずっと寄り道しっぱなしのよ
うな音楽もありますけどね。まあ、そ
れは置いておくとして…

 

たとえば、メジャースケールでのメロ
ディーがあるとすると、ドレミファソ
ラシドのうちのファの音は、他の
音との比較で言うと「寄り道」の音
んですね。なので、そこで普通は立ち
止まりっぱなしではいられなくて、
の音とかミの音とかに戻りたくなる
けです。

 

長くなるのでここでは割愛しますが、
ハーモニーでもリズムでも似たような
寄り道は発生します。

 

よくいう盛り上がりと落ち着きという
言葉を使えば、「寄り道」をしている
ときは、音楽的にはたいて「盛り上が
って」いる時なわけですね。

 

なので、盛り上がるためには寄り道す
る必要があるんですけど、寄り道しっ
ぱなしで帰ってこれないと「迷子」
なってしまうんですね。つまり寄り道
先からちゃんと戻ってくるという感覚
が大切なわけです。

なんか、サラリーマンのお父さんの帰
宅ルートの話みたいになってきました
ね。寄り道もいいですが、ちゃんと家
には帰りましょう。

 

それはともあれ…

 

その感覚が出来ていれば、結構遠くに
寄り道しても帰ってこられるわけなん
ですよ。上に書いたスケールの話でも、
実はメジャースケール上の音じゃなく
ても寄り道はできるんですね。ちゃん
戻れさえすれば。

 

そんな相対的な「寄り道」「本筋」
行き来の感覚が、音楽を作り上げて
いると言えると思います。あくまで
対的というところがサウンドの陰影を
作るのではありますが。

 

その感覚をつかむにはどうするか?ま
ずはメジャースケールのドの音(ナン
バリングシステムでいう1の音)に戻
、という感覚からスタートするのが
やはり一番かと思います。ドは王様の
、ですね。

 

まずはドとレの2音から。て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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