グローバル化したけりゃジャムセッション?

のような話なんですが。

 

文化人類学だかの用語で「ハイコンテ
クスト文化」「ローコンテクスト文
化」っていうのがあります。

 

難しいことはすっ飛ばして、簡単にま
とめると、「ハイコンテクスト文化」
というのは、直接的な物の言い方を好
まず、なるべくあいまいなやり取りの
中で気持ちを察したり、察してもらっ
たりする文化です。まさに「腹芸」と
か「忖度」が重視される文化といえる
でしょう。

 

一方「ローコンテクスト文化」という
のは、なるべく直接的にシンプルに相
手にはっきりと伝えることを重視する
文化です。推察とかしないとわからな
いようなコミュニケーションは評価さ
れない(というかそもそも理解されな
い)文化ですね。

で、もうお分かりのように、日本は前
者、多くの海外の国は後者といわれて
います。なのでグローバル社会では圧
倒的に「ローコンテクスト」なコミュ
ニケーションが重視される、なんてよ
く言われます。だから日本人はグロー
バル化になかなか対応できない、なん
てこともいわれます。

 

まあ、どっちがいいのか悪いのかとか、
上か下かは別にして、そういう傾向は
ありますよね。

 

で、

 

翻って音楽の話になるとですね、ジャ
ムセッションなんてものは、これはも
「ローコンテクスト」にならざるを
えないわけです。普段使っている(あ
いまいでも通じてしまう)言葉を使わ
ない別のやり方で、意志疎通しないと
いけない訳ですから。

 

ある意味、不慣れな外国語でなんとか
意志疎通しなけりゃいけない状況によ
く似ているともいえるわけですね。

 

なので、ジャムセッションを楽しめる
人は、高い確率でグローバルなコミュ
ニケーションが得意なんじゃないだろ
うか(というか苦にしないのでは)?
と思ったりするんですが。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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