を弾く人は多くの場合、
※もちろん、他のメンバーとのやりと
りの中で、もう1コーラスとかいう展
開になることもありますけどね。
グルーヴィーな「第3の居場所」を見つけるための、あれやこれや
※もちろん、他のメンバーとのやりと
りの中で、もう1コーラスとかいう展
開になることもありますけどね。
たまたま、TEDの動画を見て
まして。
気持ちや感覚をそのまま伝え
ても、音楽を演奏する上のイン
ストラクションとしては不十分
で、それをちゃんとアクション
できるように言葉で伝えないと、
というような話を前回しました。
C(ド)が4拍目ウラ
C(ド)が(次の)1拍目オモテ←!
とある有名なジャズ・ギタリストが、演奏中にロストしてしまい、となりにいたサックス奏者だかに尋ねました。
「いま、どこやってる?」
実はそのサックス奏者もわからなかったので、またそのとなりのピアニストに聞きました。ところがピアニストもわからず、ピアニストはベーシストに聞きました。
「いま、どこやってる?」
ベーシストも実はわかってなかったので、彼はドラマーに同じことを聞きま
した。
するとドラマーは、立ち上がるとギタリストに向かって叫びました。
「おい、いまどこやってる?」
て、ことで。
では、また。( ̄▽ ̄)
では、また ( ̄▽ ̄)
聞いていると出くわすことがあります。
のセッションでもやれるのか?
できますよー。
続きは次回にー ( ̄▽ ̄)
まとめです:
昨今の恵方巻きなどもそんな仕掛けの
一つかなと思いますが。関東にあんな
風習がやってくるとは思いませんでし
た。
で、何が言いたいかというと、動きの
ないところに動きを作りたければやは
り仕掛けがいるということですね。好
き嫌いは別にして。
Am一発でセッションをやるときも、
のぺーっとリズムキープして、同じテ
ンション(って音楽理論の方じゃなく
て)でやってたりしちゃ盛上りは生ま
れませんよね。
アイコンタクト出して、リズム隊巻き
込んで、あおってもらったりするとか、
その場でコード進行想定してフレーズ
に動きを出すとか。
そんな仕掛けが必要なわけです。
結果の好き嫌いは別にしてね(←オイ)
今日はちょっと面白い映像を
教えてもらったので、ご紹介し
ようかと思います。
こちらなんですが、▼▼▼
https://youtu.be/KfNljvp_CnI
これは、テレビの特番の録画のようで
すが、ベニー・グッドマンというジャ
ズ・クラリネットの大巨匠が、メイン
ゲストで、彼が昔一緒にやったジャズ
メンと懐かしの共演をするといった形
になってまして、ベースはミルト・ヒ
ントン、ドラムがジョー・ジョーンズ、
ピアノがテディ・ウィルソン、という
豪華メンバーです。といっても知らな
い人には何のこっちゃでしょうが、ま、
そんな面子なんだと思って下さい。
で、
ギターは本来なら、ビバップの創始者
の1人とされるチャーリー・クリスチ
ャンにいて欲しいところなんですがす
でに亡くなってるし、ということで白
羽の矢が立ったのが、当時若手バリバ
リだったジョージ・ベンソンだったわ
けです。
演奏を聴いて(観て)いただくと、ま
ずはグッドマンがクラリネットで快調
に吹いて、一通りソロが終了したとこ
ろまでは、いいんですが…
ここで、グッドマンは、ピアノのテデ
ィ・ウィルソンの方を見て、ソロをウ
ィルソンに受け渡そうとします。とこ
ろが、そのアイ・コンタクトを見逃し
たベンソンは、ソロをウィルソンから
かっぱらって、自分でどんどんソロを
弾いてしまうのです(笑)
なんということでしょう (⌒-⌒; )
こんな、初心者セッションで起こるよ
うなことをあのGBがやらかしたとは。
まあ、この映像1975年のものだそうな
ので、ベンソンは確かにバリバリやっ
てはいましたが、あの大ヒットしたブ
リージンとかマスカレードとかを経て
大スターとなる前、ではありました。
周りのメンバーはみんな大先輩ばかり
だし、少々緊張してたのかもしれませ
ん。
それに、チャーリー・クリスチャンは、
ベンソンにとっての、ギターヒーロー
でした。彼もわれわれの間でいう「弾
き気」に負けてしまったのかもしれま
せん。
そんなわけで、プロのミュージシャン
でもロストもするしアイコンタクトを
見逃すという、一つの事例として紹介
しました。
が、しかし…
やらかしてしまったとはいえ、その後
のベンソンのソロはやはり尋常ではあ
りません。そして、グッドマンも最後
にはノリノリで、ベンソンと掛け合い
のインタープレイで締める、という。
観客も大ウケで最後はスタンディング
オベーションで終わるという。
そんな素晴らしい演奏に最終的にはし
てしまうという、プロの底力を見せつ
けられる映像でもあるのでした。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
<
最近の三連休は土日月ってパ
ターンが多いですよね。そんな
連休明け、なんだか火曜なのに
月曜の気分でいたりしませんか?
私も、よく行くレストランに行ったら
閉まっていて、おかしいなあと思って
しばらく考えて、今日は連休明けの火
曜なこと、そしてそこが火曜定休なこ
とにようやく気がつくなんてことたま
にあります(汗)
そんなことが(←どんなことだよ)演
奏中に起こるのが、いわゆる
「ロスト」
……という現象でして。きゃー (^^;;
ま、早い話自分がアドリブ・ソロを弾
いているうちに、曲のどこを弾いてい
るのかわからなくなる、という。まさ
に「迷子」になってしまう……
一つ曲がり角一つ間違えて(古いすな
ー)迷い道クネクネな、ミュージシャ
ンにとっては恐怖な事態なわけです。
レストランの定休日思い出してるよう
な訳にいかないところが恐ろしい。曲
終わっちゃいますから。
こんな事態になる原因は、色々ありま
して、曲の構造がそういう事態を引き
起こしやすい場合もあります。例えば、
AABAという構造の曲なんかでは、起
こりやすいといえますね。自分がどの
Aパートを弾いてるか混乱してしまっ
たりします。
そんな事態を恐れて、頭から1234、1
234とカウントをとる人がいるんです
が……
それ、やめましょうね。だいたい失敗
して、なおさらロストしやすくなりま
す。例えロストしなくても、周りとの
コミュニケーションがとれず、良い演
奏になりません。
じゃあ、どうするか。
まず、まあ誰でもロストすることはあ
るんだ、と考えましょう。実際、プロ
のジャズマンでもロストしたなんて逸
話は良く耳にします。気を楽にもって
ね。
そして、ここでも、ジャムの3原則を
思い出しましょう。とくにロストして
るなー、と感じたら「弾かずに聴く」
勇気を持ちましょう。
そして、「楽器を見ない」で周りと目
でやりとりをしましょう。心優しいメ
ンバーは、きっと助け舟を出してくれ
るでしょう……
え、そんなに優しくない?みんな自分
のことで精一杯?
んー。ま、人間、セッションでロスト
したくらいじゃ死なないですからー。
それでは、また。← ( ̄▽ ̄)
この曲って、微妙に異なる2つのバー
ジョンがあるんですよね。