パリの4月とリズムの大切さ?

「パリの4月」っていう曲を
ご存じですか?

 

英語の原題April in Paris なんで、
そのまんまですね。ヴァーノン・デュ
ークという人の書いた曲で、スタンダ
ード・ナンバーとして多くのミュージ
シャンが演奏したり歌ったりしていま
す。

 

特に有名なのは、カウント・ベイシー
・オーケストラの演奏でしょうか。こ
ちらでお聴きになれます。▼▼▼

 

上の動画には歌はないですが、歌詞の
内容としては、パリの春の素晴らしさ
を讃えたものになっています。その裏
には、素敵な人に恋したので、今まで
素通りしていた色んなものが急に素敵
に見えだした、というような、ロマン
チックな曲でもあります。

 

でね、

 

作曲したヴァーノン・デュークの友人
がこの曲を聴いて、そんなに良い季節
なら是非行ってみよう、と思ったんだ
そうです。それで3週間4月のパリに
行ったんですね。

 

そしたら、酷い天気続きで散々だった
そうで、彼は帰国してからそのことを
デュークに伝えたのですが。そうした
ら、デュークは、

 

「何で4月に行こうなんて思ったんだ
い? パリの天気は4月はいつもひど
んだよ。知らなかったの?」

 

と、言ったんだそうです。

 

「何でって、きみのあの曲がパリの4
月は素晴らしいって言ってるからに決
まってるじゃないか!」

 

その友人が言うと、デュークは、

 

「あー…」

 

と言ってから、すなまそうに付け加え
たんだそうです。

 

「あれ、本当は5月(May)にしたか
ったんだけど、リズムの関係で2音節
の April にしちゃったんだ」

 

音楽では、何よりもリズムが大事、
いうことを思い出させてくれる、素晴
らしいエピソードでした(←そうか?)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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