モーツァルト効果?とセッション

さんは「モーツァルト効果」
って聞かれたことはありますか?

 

もともとは、あるアメリカの心理学者
が、モーツァルトの「2台のピアノの
ためのソナタ ニ長調」K.448を学生に
聞かせたところ、「空間認識能力」が
向上した、という論文を書いたのが始
まりでした。

 

学術論文なので、これに対しては各種
の傍証や反論が出てきて決着がついて
はいないようですが、問題なのは、こ
の論文を拡大解釈して「モーツァルト
効果」と名前を付け、心身の健康にも
効果があり、エイズや糖尿病アレル
ギー
にも効果があるといって商売を始
めた人がいた
ことでした。子供のIQ
音楽を聴くだけで上がるとか、そんな
話になっていったのですね。

 

当然、そうなるとそれに対するバッシ
ングなども出て、現在では、いわゆる
「モーツァルト効果」なるものは否定
的にみられているというのが、実情の
ようです。

 

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なんですが、

 

音楽のアンサンブルの観点でみると、
例えばセッションに必要な、音でのコ
ミュニケーションの能力を向上するた
めには、楽器の音を空間の中で把握
する力というものが大切なのは経験的
に間違いないようなのですよね。

 

つまり、一つの楽器の音だけに集中し
てしまうのではなく、演奏をしている
空間の中で、全ての楽器の音がぼんや
りとでも聴こえている(把握できてい
る)ことで、音でのコミュニケーショ
ンがより上手くできる
わけです。さら
には、オーディエンスの反応までも把
握できればなお良い、と。

 

最近流行りの言葉で言えば「メタ認知」
ってやつですね。

 

逆に言えば、セッションをすることで
そんな能力が養われる
ともいえるわけ
です。ここでよく「弾かずに聞く」
どと書いたりしますが、実はそういっ
たところまで視野に入っているともい
えるわけですね。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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