落ち着いても止まらないで?(アドリブ・ソロの話です)

コード進行のことを考え
るときに、
「落ち着き」「盛
り上がり」で考え
ましょう、な
んてことを前からよく
書いてい
るんですが。

 

大きく分けて、コードには(その曲の
キーの中で)「落ち着き」と「盛り上
がり」の二択しかなくて、その二択を
意識して弾きましょう、とかね。以前
にも書きましたっけね。

 

もちろん、それは全くその通りで、何
間違ってはいないのですが。ただ、
ちょっと誤解されるというか、特にこ
「落ち着き」を意識しすぎてしまわ
れないかな、と思って若干の補足的な
ことを書こうかと思いまして。

 

「落ち着き」の落ち着き方の問題なん
ですけど、曲の一番最後は別として、
落ち着きっぱなしではいけない、とい
うことなんです。

アドリブでソロを弾いているときなん
かに起こりがちですが。落ち着き先を
意識しすぎて、落ち着いたところで止
まってしまうというか、流れがプツン
と切れてしまいがちになっていません
か?

 

特に例えばいわゆる II-V-I といわれる
進行(Dm7-G7-Cとかですね)で弾く
とき、II-Vのところで盛り上がって I
に来た時に落ち着く解決するなんて
よく言いますが)わけですけど。解決
したところでブツ切れになりやすい
ですよ。

 

落ち着いたといっても音楽が止まって
しまう(曲が終わる)わけではない
で、次につなげていく必要があるわけ
です。

 

よく4小節のコール&レスポンス
ドリブソロのファーストステップとし
てやるんですが。それはファーストス
テップとしてはとてもいいのですけれ
ど、1つ気をつけなければいけないの
は、4小節を超えて次にフレーズをつ
なげていくという意識を忘れてはいけ
ないということなんですよね。

 

時には次の人のソロに食い込むくらい
に弾く、次の人も前の人が終わらない
うちから弾き始める、そんな意識でい
たほうが良い場合が多いのですね。

 

そんな意識でみんな弾くと、4小節の
コール&レスポンスがすごくかっこよ
くなったりするんですよ。

 

ご参考になれば幸いです。

 

(もちろん、ソリストの意図としてこ
こでいったん流れを切ろう、というと
きは、この限りではありませんよ。何
をどう弾きたいかのプランに沿って決
めてくださいね)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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リードシートのいいところ?

ちらの続きです。リードシ
という種類の譜面のお話で
したね。

 

リードシートというのは、書かれる情
報がメロディーとコードと(あれば)
歌詞くらいで(リズムに関しては、拍
子とたまに速度の指定があるくらい)、
演奏するときには、見る人が色々とそ
れをアドリブで補うという、ある意味
不十分な譜面であるというようなこと
を書きました。

 

そんなわけで、吹奏楽など自分のパ
ートの譜面を見て吹くことになれてい
た人などは、最初とっつきにくいこと
があるようなんですね。

 

以前に書いた電子書籍書き下ろし部
の取材で、いつも私がホストをして
いる「アラカンセッション」にお越し
いただいている方にお話を伺ったんで
すが。

 

この方も、セッションを始められる
吹奏楽団での活動が主な音楽活動だ
ったそうなんですが。そんな話をする
うちに、吹奏楽で使う各楽器のパート
の譜面とセッションで使うリードシー
トの違いの話になったんですね。

 

そこでその方がおっしゃっていたこと
で、印象に残ったことがあります。
ートの譜面だと、なかなか曲の全体像
をつかみづらいんだけど、リードシー
トに慣れてくると、曲の全体の構造の
理解がだんだん出来てきた、というよ
うなことをおっしゃっておられたんで
す。

 

リードシートというのは、特にセッシ
ョンでやるような曲の場合、たいてい
1ページに収まっていますから、曲全
体を俯瞰しやすいんでしょうね。もち
ろん、最初からそこまで完璧に理解で
きるわけではないでしょうけどね。そ
の方も徐々にそうなってきたと言われ
ていましたが。

 

親切なリードシートにはリハーサルマ
ークというのが書いてあります(黒本
はついてますね)。曲の構成がわかり
やすいようにとかとか、8小節と
か16小節とかの曲の区切りごとにマー
クがついているんですね。

 

そういうリードシートをいくつも見て
いると、次第によくある曲の構成とい
うのが見えてくるんですね。AABA
とか、ABACとか。パターンが見え
てくるというかね。

そうすると、パターンから外れた曲
あっても、ここが違うからこの部分が
1小節多いんだな、とか分析ができる
ようになってくるんです。

 

パートの譜面の書き方だと、紙面の都
合もあって、休みのところはまとめて
16小節休みとかなってたりとかするん
ですね。ページの切れ目も、演奏の途
中にこないようなレイアウトがされて
いたり、とかね。なかなか曲の全体像
がつかみづらいようなんですね。

 

吹奏楽でやる曲の全体像を把握するの
にもリードシートを読むという訓練
役にたつのかもしれないですね、とい
うようなお話をしたんですが。

 

皆さんは、リードシートを使ったセッ
ションやアンサンブルをなさいますか?
やってみて、お悩みとかありますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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リードシートという譜面

日のお話は音楽の譜面につ
いてです。

 

譜面といっても色々ありますが、今日
は特にリードシートと呼ばれる譜面の
ことを中心にお話をしたいと思います。

 

リードシートというのは、曲の要素の
うち、メロディ(多くは主旋律のみ。
音符で書かれますね)と和音(主に
ードネームで示されます)と歌モノの
場合は歌詞と、その3つだけが書かれ
た譜面です。

 

細かいアレンジの示されていない、
る意味不十分な譜面なわけですね。
パートの奏者が演奏するメロディーと
かは書いていないわけです。

昔の〇星とか平〇といった雑誌の付録
なんかにあった「歌本」の譜面なんか
はたいていこれでした。

 

今でいうと、ジャズ関係の曲集日本
では「黒本」とか「青本」とかいわれ
る本、海外のものでは The Real Book
といわれる本に収められている譜面
リードシートです。つまり、曲を演奏
するジャムセ
ッションというのは特に
ジャズなんかの場合、たいてい、リー
ドシートをもとに行われるんですね。

 

奏者(プレイヤー)は、リードシー
トに書かれた情報を頼りに、自分の判
断で演奏するわけです。つまり、例え
ばギターやキーボードの伴奏部分(コ
ンピング)とか、ベースラインとかは
その場のプレイヤーに任されるわけで
すね。

 

つまりある意味アドリブなわけです。
あるいはジャズでいう「フェイク」
わけです。(もちろん、原曲の特徴的
なフレーズなどを音源で確認したり記
憶を頼りに再現することはありますが)

 

ジャムセッションのことをアドリブセ
ッションとか言ったりもしますが、そ
れは単純にプレイヤーがソロをアドリ
で演奏するという以外にも、実はみ
んなアドリブで伴奏したり、オブリガ
ードを弾いたり、色んなアドリブが絡
み合っているという意味合いもある
です。

 

もちろん、楽譜に書いてなくても、あ
ガイドラインというか、共有された
暗黙の約束のようなものがあるので、
成立することではあるのですが。

 

ただ、実際にこういうアンサンブルの
やり方になれていない、例えば誰かが
書いたアレンジを譜面通りに演奏する
ことしかやったことのない人には、こ
れは結構大変なことだったりするんで
すね。吹奏楽のパート譜とかとは違う
ので。

 

長くなりそうなので、続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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人間の身体を動かすあの楽器

楽を聴くと、人は身体を動
かしたく
なりますよね。ノリノ
リの曲を聴けば
踊り出したりも
します。

 

まあ、ごく当たり前の光景なわけです
が。でも、じゃあなぜ人間は音楽のビ
ートに合わせて身体を動かしたくなる
のか、科学的に解明されているのか、
というと、そんなわけでもないんです
ね。

 

ただ、最近、ある研究によってその
となるような知見が得られたような
んです。というわけで、今日はそれに
ついてのお話です。

 

今年発表されたオーストラリアの大学
研究チームによる論文なのですが、
それによると、このチームは被験者に
リズムの感じられる音楽を聴かせなが
ら、脳の活動を調べたんだそうです。
つまり脳波を測定したんですね。

 

すると、音楽のリズムと脳の活動のリ
ズムが同期することが分かったんだそ
うです。ちなみに、「脳波」のこと英
語で electroencephalogram ってい
うんですねえ。日本語と比べてなんて
長いんだ!(brain wave という単語
もあります。この長い奴は学術用語で
すな)

 

ただし、

 

この研究チームは音楽を聞かせる時に
高い周波数の音と低い周波数の音を
々に聴かせたらしいんですが。どんな
結果が出たと思います?

 

まあ、これもおそらく多くの人の想像
通りかなとは思うのですが、音楽のリ
ズムへの脳の反応を呼び起こすものは、
何にも増して、
低音
だということが、実験で明らかになっ
んだそうです。

なので音楽を演奏する時に、ベース
ドラムのキック音リズムの根幹を作
るというのは、脳科学的にも根拠のあ
ることだと言えそうなんですね。経験
則が科学で裏付けられたということで
しょうか。

 

目立ちたがりのギタリストが、必死に
なってカッコよくノリノリのカッティ
ングをして客席をもりあげようとして
も、ベースの働きには勝てないんです
よ(誰のことだよ?)。

 

なので、お客さんをノリノリにさせた
い人は、いつも控えめにバンドのリズ
ムを支えているあのベーシストさん
大切にしましょうね。まあ、控えめじ
ゃないのもいるけどな。知らんけど。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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名前はめんどくさいが、聴けば一発?

ールトーンスケールという
なんだか面倒な名前のスケール
がありまして……

 

名前は怖そうですが、説明は簡単で、
ホールトーンというのは日本語で「全
音」つまり半音2つ分のインターバル
を表します。ということで、ホールト
ーンスケールは隣り合う音の感覚がす
べて全音になっている音階なんですね。

 

普通のスケールキーによって色々音
が変わりますけど、ホールトーンスケ
ール実は2種類しかありません。音
が全て同じ間隔で並んでいるので、
こから始めても同じなんですよ。

で、さて、

 

そんな理論的なことはおいといてです
ね、実はこの音階、とある有名歌手の
ヒット曲に使われているんですが、ご
存じですか?アラカン世代の皆さんな
ら、きっと聴いたことがあると思うの
ですが……。

 

そう、スティービー・ワンダー“You
Are the Sunshine of My Life”(邦
「サンシャイン」)イントロ部分が
このスケールなんですね。▼▼▼

 

1972年のアルバム『トーキング・ブ
ック』からのシングルカット(発売は
1973年)曲でした。この曲の前に、
「迷信」が発売されていて、その次に
これが出て、これを聴いた高校生にな
りたての私は、「何これカッコいい」
と思いました。ご他聞に漏れずね。

 

で、その時、たまたま読んだ音楽雑誌
に、これは「ホールトーンスケール」
という音階が使われていて、と書かれ
ていたので、一発でこのスケールの名
前とどんな響きなのかというイメージ
が私の頭に擦り込まれたのでした。

 

スケールとしてのイメージはっきり
頭にあると、それを使うときもちゃん
意図した使い方ができますよね。

 

そんなわけで、今でも私は結構(かな
り?)ホールトーンスケールを使うの
が好きです(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

コードをめぐるセッション的真実と現実 4

コードの、「落ち着き」
「盛り上が
り」の話、メジャー
キーの「ドミソ」
の和音が落ち
着き、「ファラド」「ソ
シレ」
の和音が盛り上がりだという話
でした。

 

Cメジャーキーの3コードでいうと
が「落ち着き」とFとGが「盛り上が
り」ってことですね。そして、3コー
ド以外によく出てくる和音も多くはこ
の3コードの親戚のようなものだとい
う話もしました結局、「落ち着き」か
「盛り上がり」のどっちか。

 

ジャムセッションなんかで音楽を楽し
みたい人は、そこまで理解したらあと
じゃんじゃんセッションに出かけて
行くのが吉、なんですが。

 

いちおう補足として、この「落ち着き」
と「盛り上がり」のコードの何が違う
ので、働きの違いがでるのか、という
ことを書いておこうかと思います。

 

結論から言ってしまうと、コードの構
成音「ファ」か「シ」の音(移動ド
でですね)のどちらかあるいは両方
入っていれば「盛り上がり」で、どち
らも入っていなければ「落ち着き」
なります。

 

なので、入っていない「ドミソ」は落
ち着き、「ファラド」「ソシレ」は盛
り上がりとなるわけですね。それ以外
のコードも「ラドミ」は落ち着きだし
「レファラ」は盛り上がりなわけです。

 

実は、メジャースケール上ファの音
の音は、ちょっとクセがある音
して。ピアノの鍵盤を眺めていただく
とわかりますが(白鍵だけで弾けるC
のメジャースケールが一番わかりやす
いです)ファはミの音と、シの音はド
の音と半音で隣あっていますよね。他
の隣り合った音どうしは、全音(半音
2つ分)で並んでいるわけですが。

 

なので、ファはミの音に、シはドの音
に行きたがる、ある意味不安定な音
んですよね。なので、この2音を含む
コードも落ち着かない響き、つまり盛
り上がった感じになる、ということで
すね。

 

まあ、そんなわけなんです。ご参考に
なれば幸いです。

あと一つご注意しておきますと、同じ
コード、たとえばCのメジャーコード
でも、キーがCのときは「ドミソ」な
ので「落ち着き」コードですが、キー
Fの時は「ソシレ」Gの時は「ファ
ラド」になるので「盛り上がり」コー
ドになるんですよね。キーが変われば
同じコードでも役割が変わります。

 

ということで、超基本的なコードのお
話は、これでいったん終わります。ま
た何か書くかもしれませんが(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

※でも、やっぱりもっとコード(理論)
のことが詳しく知りたい!という方に
は、例えばこんな本をお薦めします。
▼▼▼

 

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コードをめぐるセッション的真実と現実3

ードの「落ち着き」と「盛
り上がり」
の話が前回は「3コ
ード」の話に寄り
道(?)しま
したね。

 

で、前回の最後にも書きましたが、た
とえばCメジャーキーの3コード
を弾いてみてください(キー
をしっかり意識するために、初めにド
レミファソラシドと、1回Cメジャー
スケールを弾いてみるといいです)。

 

そうすると、どうですか?Cのコード
一番落ち着いて聞こえて、FとGの
コードはそれに対して、盛り上がりを
感じる(言い方を変えるとそのままで
は終われないように感じる)のではな
いでしょうか。

 

たとえば、C、F、G、Cという順番
で弾いてみましょう。すると、落ち着
いた感じから始まって、途中盛り上が
って、最後また落ち着く、という感じ
になりますよね。

 

一方、C、C、F、Gという順番で弾
くと、同じコードを順番を変えて弾い
ただけなのに、最後、このままでは終
われない感じが残るでしょう?

 

(西洋)音楽というのは、こうした仕
組みを使って、落ち着きと盛り上がり
を繰り返しながら曲が進んでいくよう
にできているんですね。なので、まず
はこの3コードの役割をしっかり理解
するというか「感じる」ことが大切
んです。

もちろん、Cメジャーの曲の中にも、
3コード以外のコードが出てくること
はありますが、多くの場合この3つの
コードの親戚(兄弟?)のようなもの
なのです。ダイアトニック・コード
言ったりしますが、まあ名前はどうで
もいいです。

 

結論だけ言ってしまうと、Amが出て
きたらCの兄弟だと、Dmが出てきた
らFの関係者だと、Emが出てきたら
Gの親戚だと思ってください(キーは
Cメジャーで書いてます)。

 

なので、セッションに行って、Amが
出てきたらCのコードを、DmならF
のコードを、EmならGのコードを弾
いても、問題はまず起きません。ベー
スの人がちゃんとルート(コードの根
音)を押さえて弾いてくれれば、なお
さらOKです。

 

コードのことを思い悩んでいるより、
セッションに行ってどんどん弾いたほ
うがお得です。

 

とはいえ、

 

この3つのコードが、「落ち着き」と
「盛り上がり」に分かれるのはどこが
違うんだろうと思う方も入ると思いま
す。考えてみれば、同じメジャーコー
なのに。

 

それについては、また次回

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コードをめぐるセッション的真実と現実2

ードのお話でございました。

 

コードには、基本的に「落ち着き」
「盛り上がり」2つしかない。まず
それを感じられるようにしよう、とい
うことでしたね。で、まあそれはそう
なんだけど、もうちょっとだけ理論的
(というと仰々しいですが)な話をし
ようかと思います。

 

音楽の入門書なんかで、スリーコード
(3コード)という用語を聞かれたこ
とがある方もいらっしゃると思います。
その名の通り、3つのコードのことな
んですが、音楽用語としては、各キー
(メジャーキー)における「ドミソ」
「ファラド」「ソシレ」でできる3つ
のコードのことをさします(移動ドで
すね)。昔、フォークギターとかやら
れた皆さんには懐しい言葉かも(笑)

キーCなら「ドミソ」は、「ファラ
ド」は「ソシレ」はのコードに
なります。「ドミソ」のことを「トニ
ック(コード)」、「ファラド」のこ
とを「サブドミナント(コード)」
「ソシレ」のことを「ドミナント(コ
ード)」なんて呼んだりもします。

 

で、実はセッションでやるようなポピ
ュラー・ミュージックのもとになって
いる西洋音楽は、基本的にはこの3コ
ードを土台にしているんです。なので
3コードで弾ける曲なんていうのも沢
山あるんですね。

 

小学校で、ピアノを弾ける子が、メロ
ディーに即興で和音を付けて弾いたり
してるの聴いてスゲーとか思ったこと
ありませんか?ああいうのは、そんな
やり方で付けていることが多いです。

 

ジャズピアニスト山下洋輔さん

 

「…西洋音楽は『C、F、Gという三
和音で誰でも演奏できます』という、
基礎パッケージのような音楽の入れ物
の発見なんです」

 

と言っています。残りのほとんどの部
分はこの土台の上に成り立っているん
ですね。

 

なので、セッションなどをやろうと思
う皆さんは、まずはこの3和音どれ
に「落ち着き」感を、どれに「盛り上
がり」感を感じるか?手元にコードの
鳴らせる楽器のある方は聴いてみてく
ださい。どうですか?(注:Cメジャ
ーのキーの中の話なので、コードを弾
く前
に一度「ドレミファソラシド」の
メジ
ャースケールを弾いてから、コー
ドを
弾くようにするといいです)

 

続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コードをめぐるセッション的真実と現実

Facebookでコードについて
のご質問
というかコメントをい
ただきまして。

 

「上手い人は、単純にしたり、複雑に
したり、コード進行を自在に変えたり
しているように思えるが、どうやれば
あんなことができるようになるのだろ
うか?」

 

というような内容でした。

 

確かに、曲のコード進行というのは、
一つに決まったものがあるようでない
んですよね。人によって微妙に違った
り、時には大きく違ったりするように
も見えます。そして、その背後にある
理論的な話になると、特に初心者の方
々には、理解がなかなか大変という側
面があります。

 

上のご質問は、リハーモナイジング
いう領域に属します。略称リハモ。検
索すればネット上には色んな情報がヒ
ットするのですが、たいていの場合、

 

「難しいことごちゃごちゃ言っていて
さっぱりわからない」

 

という感想を持たれるのでは、と思い
ます。

 

難しいこと言い出すときりがないんで
すよ、ありがちですけど。で、ジャム
セッション的な形で音楽を楽しまれる
のであれば、まずはコードというもの
をシンプルに捉える考え方を持つよう
にしましょう、という記事を前に書き
ました。こちら、▼▼▼
と、こちらですが…▼▼▼

 

つまり、基本的にはコードには「落ち
着き」「盛り上がり」の2種類しか
ない、ということですね。細かいこと
に捕らわれるより、演奏している曲の
コード進行が今盛り上がっているか、
落ち着いているか、それを意識するこ
とから始めましょう、と。

 

なにも、「今鳴ってるコードはG7b9
だな!」「今度はCM9だな!」とか
まで言い当てる必要はないわけです。
この例でいえば「盛り上がってる!」
「ここで、落ち着いた!」というのを
感じ取るのが大切なんてことを書いた
のですが…。

 

この基本スタンスは変わらないのです
が、今回は、ちょっとその先のことを
お話してみようかな、と思います。

て、ことで、次回は、落ち着きと盛り
上がりコードの違いを生み出すモノ
何かということについて、探ろうと思
います。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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メジャーとマイナーとピカルディの3度

ジャー・コードとマイナー
・コード
の違いって、どこで決
まるかって、前
にも書いたかと
思いますが、

 

3度の音が半音高いか低いか

 

なんですよね。

 

例えば、Cメジャー・コードはCEG
(ドミソ)の3音で成り立っています
が、Cマイナー・コードはCEbG(ド
ミ♭ソ)なわけです。そんなわけで、
3度の音はコードの性格を決める重要
な音なわけですが。

 

そんなことについて考えていたら「ピ
カルディの3度」って用語を思い出し
ました。クラシックの和声学の用語
と思うんですけど。ご存じですか?

 

別に知らなくても生きていくのには全
く困らないと思うんですけど、今日は
そんな音楽にまつわる雑学のお話です。

 

で、さて「ピカルディの3度」ですが、

 

いきなり答えから言ってしまうと、
イナー・キーの曲が、曲の最後で突然
「同主調」のメジャー・コード終わっ
てしまうことを「ピカルディの3度」
とか「ピカルディ終止」とかいうんで
すね。つまり、コードの3度が半音上
がるってわけです。

 

例えば、Cマイナーキーの曲の最後だ
け突然Cメジャーのコードで終わる
かです。これ、「同主調」のメジャー
コードっていうところが大事で、それ
以外のメジャー・コードで終わるのは
「ピカルディの3度」とは言わない
ですね。よく平行調のメジャーで終わ
るってのもありますが(例えばAマイ
ナー→Cメジャー)それは違うんです。

 

この「ピカルディの3度」、結構ドラ
マティックな終わり方で、バロック音
楽で多用され、バッハの書いた曲の多
くがこの「ピカルディの3度」で終わ
っているといいます。クラシックをあ
まり聴かない人には、某インスタント
コーヒーのCMで流れたあの「ダバダ
ー」という曲の終わり方だといえば分
かりやすいでしょうか。

 

あと、ジャズのスタンダード曲に「ア
ローン・トゥゲザー」というのがある
のですが、あの曲のAメロの部分の終
わり方がこれですね。曲全体という意
味では違うんですけど。

 

ピカルディというのはフランスの北部
の一地域の名前だそうです。ただ、
ぜこの終わり方を「ピカルディの3度」
というのかというと、よくわからない
んだそうです。結構いい加減ですね。

 

そういえば、クラシックの和声学用語
には「○○(地名)の○度」っていう
のがいくつかあります。「ナポリの6
度」とかね。昔は音の使い方に地域ご
との特色があったんでしょうね。

 

とまあそういうことなんですが、上に
も書きましたがこの用語を別に知らな
くても、普通の人は全く困らないと思
います。音大にいる人は試験に出るみ
たいですけど。

 

ただ、この終わり方で終わる曲を聴い
た時に「ああ、ピカルディね……」
かいうと、ちょっとカッコいいかも
れません。知らんけど。

 

というだけのお話でした。ま、使える
時は限られると思いますが、そんなタ
イミングがあったら使ってみてくださ

い(笑)あ、あと、ピカデリーじゃな
くてピカルディですからね。間違える
とかっこ悪いですよ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ドレミの3音で、もっとカッコよくソロを弾く方法?(その3)

とレ、あるいはドレミの3
音だけで
セッションでソロを弾
くとき、よ
りカッコいいソロを
弾くコツのような
モノ3回目
です。

 

「フレーズの始まりの音を変えてみる」
「フレーズを1拍目頭からずらして弾
き始める」ときまして、今回「半音
でアプローチする」というのがテーマ
です。

 

例えば、ミの音を単にそのまま弾くの
ではなく、半音下のミb をその前に短
く入れてからミを弾くとかですね。専
門用語ではアプローチ・ノートとか言
ったりします。特に半音でアプローチ
する場合は「クロマチック・アプロー
チ」なんて言い方もします。

 

半音下ばかりでなく、半音上からアプ
ローチする場合もあります。

 

あるいは、「ド→レ」と弾く時に。
に「ド#」をはさんでなめらかにつな
げるなんていう半音の使い方もありま
す。

え?それドレミの3音じゃないだろう
って?

 

…えーと、まあ厳密に言えばそうなん
ですが、あくまでドレミの3音を引き
立てる装飾的な使い方なので、ドレミ
が主役(?)であることに替わりはな
んですね。

 

今回もまた簡単な動画を作りました。
▼▼▼

 

今回ソロを弾いてるのは右側の人(笑)
だけですが…

 

出だしは普通にドレミの3音で弾き始
めていますが、次第に上にも書いたよ
うな半音下からのアプローチとか、
音の間を半音でつないだりしている
がおわかりいただけるかと思います。

 

動画では分かりやすくするために少々
(だいぶ?)「やり過ぎ」なくらいに
半音を使っていますが、その辺は実際
には適度にフレーズに入れ込むように
してくださいね。

 

ピンと来たら参考にしてみてください。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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ドレミの3音で、もっとカッコよくソロを弾く方法?(その2)

とレ、あるいはドレミの3
だけで
も、セッションでソロ
を弾くとき、よ
カッコいいソ
ロを弾くコツのような
モノのシ
リーズ2回目です。

 

前回「フレーズの始まりの音を変え
てみる」でしたが、今回はメロディの
音程ではなく、リズム的なことに焦点
を当ててみましょう。
どういうことかというと、例えばドレ
ミの3音(でもソラドでももっと音数
が多くてもいいんですが)のソロを弾
くときに、フレーズの始まりが、小節
の1拍目から律義に始まっていません
か?
もちろん、そんなフレーズもあっても
いけないわけではありませんが、それ
ばっかりでは面白みに欠けたソロにな
りやすいですね。

 

なので、今回もそれを意識的に変える
ことで、フレーズに変化つけようとい
うことですね。フレーズの初めの音
(例えば)1拍目から半拍(8分音符
1つ分)休んで始めてみるとか、逆に
半拍前から入ってみるとか、色々試し
てみましょう。
今回も簡単な動画を作りましたので、
ご覧ください▼▼▼

 

上段の左右2人の人(笑)が4小節の
かけあい(コール&レスポンス)でソ

を弾いています。

左側の人はほとんどのフレーズを小節
の頭から始めています。それに対して、
右の人極力小節頭を外して弾き始め

ていますね。特に小節の頭で「休符」

(より具体的には8分休符)を意識
て弾くようにしています。

 

いかがでしょう?特にこうしたジャム
セッションのソロでは何でもあまりス
クエアに弾くよりも、ちょっとずらし
たりすると、お互いに反応が引き出さ
れて、より楽しい演奏になりやすい
思います。

 

ピンと来たら参考にしてみてください。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ドレミの3音で、もっとカッコよくソロを弾く方法?(その1)

とレ、あるいはドレミの3
だけで
も、セッションソロ
を弾いて楽しめ
る。それはいつ
もお伝えしていること
なんです
が。

 

そうやって言われて弾いてみて、それ
はそれで楽しいんだけど、もうちょっ
と気の利いたカッコいいフレーズにな
らないか、とか、フレーズがどうも
ンネリ気味だ、とか。そう思っていら
っしゃる方はいませんか?

 

あー、結構いらっしゃいますねー。は
い、いいですよ手は下ろして(笑)

 

そんな方のためのコツを何回かに分け
て、週一くらいのペースでお伝えして
いこうかと思います。

 

その1回目は、「フレーズの始まりの
を変えてみる」です。

 

どういうことかというと、例えばドレ
ミの3音でソロを弾いてみるとして、
いつもフレーズを(例えば)ドの音で
始めてしまっていませんか?

 

それを意識的に変えることで、フレー
ズに変化がついてきます。練習として
フレーズの初めの音を(例えば)ミ
で固定していろいろ弾いてみるとか、
レから始めるとどうなるかやってみる
とか、色々試してみるといいですね。

簡単な動画を作りましたので、ご覧く
ださい▼▼▼

 

はい、左右2人の人(笑)が4小節の
かけあい(コール&レスポンス)でソ
を弾いていますね。

 

で、左側の人は全てのフレーズをドの
音で始めています。それに対して、
の人はレの音で始めたり、ミの音で始
めたり、バリエーションをつけていま
ね。

 

どうでしょうか?フレーズを始める音
が変わるとだいぶ印象が変わると思い
ませんか?ここではドレミの3音に限
定していますが、使う音の数が増えれ
ば、もちろんフレーズの出だしの音の
チョイスも増えますよね。

 

ピンときたら、参考にしてみてくださ
いね。今回はメロディのお話でしたが、
次回のコツはリズムについてです。お
楽しみに。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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語呂合わせはお好き?

さん、学生時代に色々と
呂合わせ
を使った記憶法を活用
されたことが
あるんじゃないか
と思います。

 

数学だと、ルート2「ひとよひとよ
にひとみごろ」(1.41421356……)
とか。ルート3「ひとなみにおご
や」(1.7320508……)とか。そう
いうのですね。

 

他にも日本史だといい国(1192)
作ろう鎌倉幕府」とか。あ、ちなみに
最近では鎌倉幕府の成立は1185年と
されるので、「いいハコ作ろう」なん
だそうですよ。まるで頼朝がハコモノ
行政したみたいですが。

 

あと、元素の周期表を憶えるのに「水
平リーベ僕の船……」なんてのもあり
ましたね。

 

(クラッシック)音楽の用語なんかも
音大の試験とか、あと保育士の試験
んかにも出るようで、受験しようとい
う人は憶えるために色々苦労している
ようです。そんな人のために用語とそ
の意味(たとえば速度記号とかですね)
を語呂合わせで憶えるWebサイトがあ
ったりもしますが。

 

歴史の年号のように標準化(?)され
た語呂合わせはないようで、サイトご
とに独自に考えてるみたいですが、た
とえばあるサイトでは “Brillante”(ブ
リランテ)「ブリのランチって『輝
かしくて華やか』ね」と憶えましょう
と書いてありました。かなり苦労して
ますねえ(汗)

 

で、

 

われわれがやっているポピュラー音楽
だと、そんなに苦労して憶えなくては
いけない用語ってあまりないんですけ
ど、そういえば、

 

イドフリミエロ

 

ってのがあります。いわゆる(チャー
チ)モード、教会旋法っていうやつ、
正確にいうと、メジャースケール上に
できる7つのモードの「名前」を憶え
る語呂合わせです。

 

つまり、

 

オニアン
リアン
リジアン
ディアン
クソリディアン
オリアン
クリアン

 

……の頭文字を繋いだものですね。ち
なみにイオニアンは英語読みでアイオ
ニアンと呼ばれることもあります。

 

よろしければ、参考にしてくださいま
せ……

 

と書いたものの、「イドフリミエロ」
って語呂合わせっぽいけど、実は何の
語呂合わせなんだか分かりませんよね。
「井戸振り見えろ」でしょうか? な
んのこっちゃ。

 

しかも、これ、憶えたとしても別にこ
の7つのモード(スケール)が使いこ
なせるようになるわけじゃないですし
ね。

 

まあ、アラカンとかシニアとかいわれ
になると、記憶力あやしくなっ
てくるし、基礎知識として名前を知る
ことが無意味だとは言いませんけど。

 

いかがでしょう? 皆さんは、音楽で
んな語呂合わせ使ったとかいうご経
験はありますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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どっちがメインなの?

ジャースケールのですね、
5番目の
音の上に作られる(ル
ートとした)
のことを、何
と呼ぶでしょう?

 

ドレミファソラシソの音Cメジャ
ースケールならGの音の上に作られる
和音(コード)ですね。つまり「ソシ
レ」とか、四和音なら「ソシレファ」
の和音です。

 

コードネームで書くと、(メジャー)
とかG7とかになるんですが。

 

ポピュラー・ミュージックの理論に詳
しい方なら「ドミナント・コード」
「ドミナント・セブンス」とか呼ぶ
んじゃないでしょうか。

 

クラシックの楽典を学んだ方だと「属
和音」とか「属七の和音」なんて呼び
方をされるんではないでしょうか?

 

これ、前から思ってたんですけど、こ
2種類の呼び方を並べてみると、
和感感じませんか? え、感じない?
まあそれならそれでもいいんですけど
ね(ぶつぶつ)……

 

つまり、何を言いたいかというと、
ミナント(dominant)という単語は、
一般的には「支配的な」とかそんな意
味じゃないですか。つまり支配する和
なわけですね。

 

ところが一方、楽典上の和訳では「属
和音」なんですよね。つまり「従属的
な和音」

 

なんか意味的に真逆じゃないですか?
面白いと思いません? なんででしょ
うかね?

 

で、まあ、

 

この翻訳事情について、詳しく調べた
わけじゃないので、こうなった理由に
ついて、私は知らないんですが。なん
となく、西洋と日本の感覚の差があら
われているのでは、と思ってみたりも
したんですね。

 

つまり、西洋的にはガヤガヤと「盛り
上がった」落ち着かないところが音楽
のキだと考えているのに対し、日本
な感覚だと、そんな盛り上がったの
「落ち着いた」先を重視してるのか
な、と。

 

まあ、これは私の単なる思いつきなん
ですが。この辺の詳しい事情をちょっ
と知りたいと思ったというお話でござ
いました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「うたごえ」は(アラカン)ミュージシャンを解放するか?

かし、「うたごえ喫茶」
んてもの
がありましたね。とい
っても私も実体
験として行った
ことはないですが。

 

だいたい私が生まれた年(1957年)
前後が最盛期だったようで、私が音
楽を始めた70年代にはすでに衰退
してましたからね。

 

イメージとしては、お店でピアノやア
コーディオンの演奏に合わせて、
人たちが合唱するという感じですね。
歌われる曲としてはロシア民謡のイメ
ージが強い。「トロイカ」とかね。

 

50年代〜60年代中頃までは、そんな
娯楽施設が豊富というわけではなか
ったですからね。カラオケももちろん
なかったわけでして。若者が同世代で
一体感をもって集う場所として、魅力
があったということでしょう。

 

高度成長の波にのまれて消えてしまい
ましたが…。

 

とはいえ、みんなで集まって歌うとい
うこと自体の魅力というものはなくな
らないですよね。そして、昔の若者つ
まりアラカン世代にとっても、好きな
歌をみんなで演奏して歌う、というの
は一つの大きな楽しみになりうるので
して。

楽器演奏だけのセッションというのも
もちろん楽しいのですが、どうしても
楽器のテクニックとか操作についての
向上心とかが忍び寄りがちですよね。
「うたごえ」がはいると、なぜかより
シンプルに音楽を楽しめるように思う
のは、気のせいでしょうかね?

 

われわれが開催している「アラカンセ
ッション」でも、それ以外のセッショ
ンでも、「うたごえ」をもう一度積極
的に見直すのも良いのでは、と思う今
日この頃でございます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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青春の「sus4」コード

くのみなさんが、sus4 とい
うコードのことをご存じだと思う
のですが。

 

この「sus4」系のコードってフワフワ
した浮遊感があるコードで、最初にこ
のコードを知った時「おおー」とか
思った人、結構いるんじゃないかと思
うんですよね。

 

トニックドミナントサブドミナン
3コードプラスαくらいしか知ら
なかったギター少年が、この「sus4」
コードを知った時の新鮮な感覚。

 

これって、たぶんメジャー7コード
キラキラした響きを知るのと同じくら
いのインパクトだったんじゃないか、
などと勝手に思うんですが、どうでし
ょうね?なんか、もう後戻りできない
ぞ的な?

 

え、大げさ?

 

まあ、人それぞれかも知れませんが、
私なんかは、そんなインパクトを感じ
た一人でしたね。

 

私がギターをいじり始めた70年代前
の曲でいうと、たとえば青い三角定
というグループの「太陽がくれた季
節」という曲がありまして。この曲の
イントロがいきなりの sus4 でした。
▼▼▼

 

あとシカゴ“Questions 67 & 68”
という曲のイントロsus4 使いまく
でしたね。やはりイントロとかサビ
の盛り上がりで使われているのが印象
に残りやすいでしょうかね?▼▼▼

 

ビートルズ「ハード・デイズ・ナイ
ト」冒頭のギターでのジャラーンとい
うコードも、sus4 系ですよね。▼▼

 

で、そのうち、この sus4 の親戚のよ
うな(?)F/G(コードはFでベース
がG)とか Dm7/G といったコードを
知ったりすると、もうなんかほら君も
もう大人の仲間入りって感じじゃなか
ったですか?

そうすると、曲中でおしゃれに使う
かっこいい、とか思ったりするんで
すよね。知らんけど。

 

私なんか、今でも譜面では普通にG7
とか書いてあっても勝手に F/G にし
てしまうことも多いですが。もちろん
曲やアレンジにもよりますけどね。

 

そんなこんなで、かれこれ40年以上、
ギター弾いてます。知らんがな。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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イタリアのコードネームはドレミ?

ードネームって、色々と書
き方に
人差地域差がありま
して。前にも書いた
ことがあり
ましたが……

 

マイナー7m7 とか mi7 とか -7
かね。色々と譜面によって書き方が違
ったりするんですよね。馴れないと読
むのに苦労したりします。

 

そんなコードネームがどうもイタリア
(フランスでも?)ではABCじゃな
くて、Do, Re, Miで書かれているらし
という話を聞いたんですね。たしか
に元々中世の「ヨハネ讃歌」という歌
の各フレーズの頭の音がドレミ〜にな
っていて、その部分の歌詞をとってイ
タリア語やフランス語の音名がついた
んだと聞いてますが。

 

とはいえ、半信半疑だったんですね。
実際に見たわけじゃないので。そうは
いってもグローバル化してる今では、
もうABCになってるんじゃないんだ
ろうか、とも思ったりもしましたし。

 

ところが、

 

今回、とあるサイトでそんな譜面を実
際に見たのですが……なんと、

 

確かにDo, Re, Miでコードが書かれて
いる

 

……んですのよ、奥さま。

 

を見ていただきたいのですが、これ
民謡の「サンタルチア」の一部です。
キーはBbでして、冒頭のコードネーム
「Si♭+」と書いてあるのがわかりま
すでしょうか? 「Si♭」シのフラッ
つまりBbですね。で、次の「+」
どうも、「メジャー」という意味らし
いです。つまりBbメジャーコード。

 

次のコードは「Fa7」なんですが、こ
れは、まあ分かりやすいですね「Fa」
はFなのでFの7thコード(F7)にな
ります。

 

著作権の問題もあるので、民謡の譜面
にしましたけど、これを見つけたサイ
トには他にもビートルズとかサンタナ
だとかの譜面もあったんですが、みん
なこんな調子でした。(追記:その後、
ジリオラ・チンクェッティの「雨」と
いう有名な曲の譜面も見たんですが、
やはりそうでした。)

 

マイナーmでした。なので Gm7
Solm7Dmaj7Re+7とかそんな感
じです。分数コードも全部ドレミ。

 

いやあ、世界は広いですね。インドと
とか、タイとか、どうしてるんでしょ
うね?

 

とにかくこれで、イタリアでセッショ
ンして譜面を渡されても安心だ!(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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アドリブ・ソロの補助線?

の前、子供の数学の参考書
がテーブ
ルにあったので、のぞ
いてみたら、ち
ょうど幾何とい
うか図形の問題が出て
まして。

 

そういえば、昔、学校の数学の幾何の
問題を解くときに、「補助線」という
ものを使うというようなことを習った
のを思い出しました。皆さんも習いま
したよね?え、数学嫌い?思い出した
くない?

 

えーと、別に数学の講義をしようとい
う訳ではないのでご安心下さい。とい
うか、そもそもそんなことは出来ない
し。

 

その補助線ですが、「 幾何の問題を解
く時,与えられた図形にないが,問題
解決の助けとするために新たに描く直
線,または円。」と辞書には定義され
てました。この補助線をうまく使うこ
とで、難しそうな問題が、易しく解け
たりもするわけですね。

 

セッションなどでのアドリブ・ソロ
弾いたことのない人からみると、アド
リブでソロを弾くなんて、数学の問題
よりももっとすごく難しい問題を解く
ように思えるのかもしれませんが。実
は、アドリブ・ソロの弾く人も、色ん
「補助線」をたよりに弾いてるんで
すよね。

 

たとえば、スケールなんてモノがあり
ますね。それから、コード(進行)
てのもあります。あとは、リズムもそ
うですよね。そんな「補助線」をより
どころに、アドリブ・ソロを弾いてい
るわけなんですね。

もちろん、そのどこに比重を置くか
かで、その人の個性も出るわけですよ
ね。

 

で、

 

としては、アドリブでソロを弾く時
一番強力な補助線は、やはり

 

そのそのもの

 

だろうと思うわけですよ。その曲のコ
ード進行はまあ当然としても、その曲
メロディ、そのリズム…。

 

アドリブというと、その曲とは違った
ものを弾かなきゃとか思いがちになっ
たりするんですけど。実は、曲そのも
のに寄り添って、でもその人の個性も
出るようなソロ、というのが一番だよ
なあなどと思う今日この頃でございま
す。

 

もちろん、わざと外すとかアウトする
とかいうワザ(?)もあるわけですが、
それも元の曲という「補助線」があれ
ばこそではないかと。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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オルタードの感覚をつかむにはこの曲のここを聴いてみたら?という話

ルタード・スケールという
スケール
がありましてね…。

 

ジャズとかやられる皆さんにはおなじ
みのスケールなんですが、ロック方面
の方々にはあまりなじみのないモノか
もしれません。

 

ごく大ざっぱないいかたをしますと、
V7からI といったいわゆる「ドミナン
ト・モーション」(これって和製英語
らしいですが)のところで使われるス
ケールでして。そんなところ、つまり
盛りあがりから落ち着きにむかうとこ
で使われてハマると、まあ「ジャズ
っぽい」感じが出るんですね。

 

そんなスケールなんですが、ジャズに
なじみのない人がじゃあジャズっぽく
「オルタード・スケール」を使ってや
ろうと思って覚えようとして、

 

えーと、G7だからGのオルタードって
ことは、G, Ab, Bb, B, Db, Eb, F で、
えーと…

 

とかやっていても、なかなか身に付か
ないというか、ピンと来ない、ってこ
とになりやすいんですね。

 

つまり、実際どんなサウンドになるの
か、頭の中に鳴らない、ってことなん
ですよね。上に書いた音をパラパラ弾
いてみてもどうもよく分からないなあ
とか…。

 

で、

 

これは、まあ個人的な体験にもとづい
てお話するんですが、『サテン・ドー
ル』という有名なデューク・エリント
ンの曲があるんですけど。知っている
方も多いと思いますが、こんな曲です
▼▼▼

 

ジョー・パスの演奏でして、もちろん
ジョー・パスなので色んなことやって
るんですが(笑)、ここで注目してい
ただきたいのはですね、テーマのAメ
ロ(の後半部分)なんですね。

キーC図にあるような流れなんです
が、この図の2小節目のメロディーが
モロにオルタード・スケールを使った
フレーズになっているんですね。(注:
正確にいうとDbのリディアン7thなん
ですけど、理論的なややこしい話にな
るので、省略します。使われる音は一
です)

 

で思うんですが、オルタード・スケー
ルを実際に「使える」ようにするには、
例えばこのメロディー何度も聴いて
空で歌えるようになるまで覚える。そ
してそれを弾いてみる、といったステ
ップを踏むのがいいんじゃないかと思
うんですよね。

 

別に『サテン・ドール』じゃなくても、
他にも曲はあるかもしれませんが、ま、
良く知られた名曲なのでね。

 

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