コードのお話でございました。
コードには、基本的に「落ち着き」と
「盛り上がり」の2つしかない。まず
それを感じられるようにしよう、とい
うことでしたね。で、まあそれはそう
なんだけど、もうちょっとだけ理論的
(というと仰々しいですが)な話をし
ようかと思います。
音楽の入門書なんかで、スリーコード
(3コード)という用語を聞かれたこ
とがある方もいらっしゃると思います。
その名の通り、3つのコードのことな
んですが、音楽用語としては、各キー
(メジャーキー)における「ドミソ」
「ファラド」「ソシレ」でできる3つ
のコードのことをさします(移動ドで
すね)。昔、フォークギターとかやら
れた皆さんには懐しい言葉かも(笑)
れた皆さんには懐しい言葉かも(笑)
キーCなら「ドミソ」はC、「ファラ
ド」はF、「ソシレ」はGのコードに
なります。「ドミソ」のことを「トニ
ック(コード)」、「ファラド」のこ
とを「サブドミナント(コード)」、
「ソシレ」のことを「ドミナント(コ
ード)」なんて呼んだりもします。
で、実はセッションでやるようなポピ
ュラー・ミュージックのもとになって
いる西洋音楽は、基本的にはこの3コ
ードを土台にしているんです。なので
3コードで弾ける曲なんていうのも沢
山あるんですね。
小学校で、ピアノを弾ける子が、メロ
ディーに即興で和音を付けて弾いたり
してるの聴いてスゲーとか思ったこと
ありませんか?ああいうのは、そんな
やり方で付けていることが多いです。
ジャズピアニストの山下洋輔さんも
「…西洋音楽は『C、F、Gという三
和音で誰でも演奏できます』という、
基礎パッケージのような音楽の入れ物
の発見なんです」
と言っています。残りのほとんどの部
分はこの土台の上に成り立っているん
ですね。
なので、セッションなどをやろうと思
う皆さんは、まずはこの3和音のどれ
に「落ち着き」感を、どれに「盛り上
がり」感を感じるか?手元にコードの
鳴らせる楽器のある方は聴いてみてく
ださい。どうですか?(注:Cメジャ
ーのキーの中の話なので、コードを弾
く前に一度「ドレミファソラシド」の
メジャースケールを弾いてから、コー
ドを弾くようにするといいです)
く前に一度「ドレミファソラシド」の
メジャースケールを弾いてから、コー
ドを弾くようにするといいです)
続きます。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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