以前、「文体」のことを書い
たあるネットの記事を読んだの
ですが。
文体ってつまり、文章のスタイルとか
形式とかそういうことですね。で、そ
の記事のテーマがカタカナだったんで
すね。
カタカナ言葉を嫌う人、おられるとは
思いますけどね。でもこの記事はカタ
カナを上手くつかうことで、強調した
いことが目に飛込んできやすくなる、
という趣旨でした。
その記事では、俵万智さんの短歌での
カタカナの使い方の上手さを例に出し
ていました。
カタカナをうまく忍び込ませることで
ポイントを視覚的に強調している、と
いう論旨でした。残念ながら、もう見
られなくなってるみたいで、リンクが
貼れないんですが。
で、
これを読んだ時、なぜか私はポリリズ
ムとかアウトなフレーズのことを思い
だしたんですね。
曲の基本的なリズムの上に別のリズム
(拍子)のフレーズをのせるポリリズ
ミックなフレーズや、曲の調性とは異
る調のフレーズを乗せて弾いたりする
いわゆるアウトなフレーズってありま
すよね。
こういったフレーズは、結局、地の文
じゃなかった音の流れを意識的に妨げ
ることで聴いている人の耳に飛込みや
すくなって注意を惹きつける、それが
カッコ良く聞こえる(感じ方には個人
差あります)。そんな働きをするわけ
ですが、ちょっと似たものを感じたと
いうわけでした。
カタカナの使い方同様、そういったフ
レーズも上手く使えると、ソロが映え
るんですよね(くどいですが、感じ方
には個人差があります)。
て、ことで。
それではまた ( ̄▽ ̄)