世の中には、フレーズ集とい
うものがあって、早い話、アド
リブに使うとかっこいい(とい
うふれこみの)フレーズがいっ
ぱい詰まった本ですね。ギタリ
ストの人なんかはたいてい1冊
くらい持ってるんじゃないかと
思うんですよね。
うものがあって、早い話、アド
リブに使うとかっこいい(とい
うふれこみの)フレーズがいっ
ぱい詰まった本ですね。ギタリ
ストの人なんかはたいてい1冊
くらい持ってるんじゃないかと
思うんですよね。
ですが、大体フレーズ集にあるフレー
ズをバンバン本番で弾いて、ノリノリ
のソロになったぜ、という話をあまり
聞いた事がありません。たいてい本を
買ったはいいものの、結局使えないま
ま部屋の隅で眠っているということに
なりやすいんですよね。
ま部屋の隅で眠っているということに
なりやすいんですよね。
なんでそうなるかというと、フレーズ
を積み木のブロックのように、ソロの
中に押し込めようとしても、まあいわ
ゆる木に竹を継いだみたいなことにな
ってしまうので、なかなかカッコいい
ソロにならないんですよね。
たくさんブロックとしてのカッコよさ
そうなフレーズを仕入れたとしても、
全体の流れが生まれないと、つまりソ
ロとしての展開が上手くなければダメ
なわけで、それならシンプルで簡単な
フレーズでも、上手く展開して流れに
乗っていく方がよほどカッコ良くなる
わけです。
ロとしての展開が上手くなければダメ
なわけで、それならシンプルで簡単な
フレーズでも、上手く展開して流れに
乗っていく方がよほどカッコ良くなる
わけです。
昔、アルフレッド・ヒッチコックとい
うサスペンスものの巨匠映画監督がい
ましたが、彼が自分の映画のプロット
を作るときに必ず「マクガフィン」と
呼ばれる要素が必要になるという話を
したと言います。マクガフィンとは、
話の展開を進めていくのに必要な仕掛
けのことです。
この仕掛けは、例えばスパイものの話
であれば何らかの機密書類を盗むこと
だったりするのですが、ヒッチコック
にとって重要なのは、そこから展開し
ていくサスペンスなのであって、その
書類の中身などのディテールではない
と言っていたそうです。脚本家はえて
して物語にリアリティを与えようとし
て、ディテールにこだわるけれど、そ
んな必要はないと言っていたとか。
んな必要はないと言っていたとか。
「フレーズ」とソロの関係にちょっと
似てるという気がしませんか?
では、また ( ̄▽ ̄)
お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
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