オバケが大切?

の前、Twitter ……じゃなく
て今は X っていうヤツを見てた
んですが(しかし何とかなりま
せんかね、この名前)

 

ある有名なシェフの人が、「ゴースト
・ノート」って言葉を使っていたんで
すね。

 

オバケノートって何って言う人もい
るかもしれませんが、これはオバケ
手帳とも関係なくて、音楽用語なん
でして。ノートは演奏されるを意味
します。

 

ドラマースネア・ドラム軽く入れ
認識できるかできないかすれすれの
とか、ベーシストフレーズの中
弾く(弾いてしまう?)音程感のない
かすかなのことですね。

 

そんな音なんでゴーストといわれるわ
けですが、じゃあ大切じゃない音なの
かといわれればそんなことはないので
して。

 

音楽(いわゆるビート・ミュージック
ですが)には、

 

グルーヴ

 

というモノがありますんで。

 

このゴースト・ノート入れる入れな
で、演奏のノリが全く変わってきた
りもするわけでして。

 

ゴースト・ノートは拍のアタマにくる
ことはまずなくて、ウラとかウラウラ
とか、そういうところに入るので、
ズムを細分化してカッコよくしたりす
るのには不可欠なんですね。

 

くだんのシェフの人は、食事のランチ
・コースなんかについてくる、これ
ントにいるの? というようなビミ
ーなあるモノについて語る時にこの言
葉を使っていたんですが。

 

これまたなかなかビミョーな使い方
(個人的にはやや違和感ありかな、こ
のシェフのことは好きなんですけど)
ちょっと笑ってしまった、というよう
なことでございました。ヒマかよ。

 

てことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

親(子供じゃなくて)に楽器を教える?

ロナっていうモノのおかげ
で世界中のミュージシャンがい
ろいろ苦労してきたわけですね。

 

ライブやらコンサート開けないなん
てこともあるわけですが、そもそも

 

バンド仲間と集まれない

 

なんて状況だったですよね、ちょっと
前まで。

 

で、ひとり家でくすぶってたりするミ
ュージシャンが多かったわけです。そ
のまま音楽を続けるのを諦めてしまっ
た人たちもいたんでしょう。

 

一方で、今はネットってものがありま
すから。オンラインでコラボとかする
形で活動を続けた人たちもかなりの数
いました。

 

そんな形で作品をリリースしたり、
イブやったりとか、そちら方面のやり
もこの2年ほどでだいぶ進化してき
ましたよね。

 

ですが、

 

今回紹介するミュージシャンは、ま
たちょっと違ったアプローチで苦境を
乗り切ったそうでして。こちらの記事
に紹介されてたんですが(すみません
英語です)▼▼▼

 

ニュージーランドの若者だそうですが
彼もコロナによるロックダウンバン
ドとして集まれなくなったようで。そ
こでどうしたかというと

 

楽器演奏経験のない母親にドラムを、
父親にベースを教えて、セッションを
始めた

 

のだそうです。

1年もしないうちに2人上達は著し
く(特に母親)、いろんな曲を演奏す
るようになり、ついに Spotify でアル
バムを配信するまでになったのだとか。

 

いかがですか? なかなか面白い解決
ですね。

 

まあ、誰にでもできるとはいえないか
もしれませんが。参考に出来る方はな
さっていただければ、と。

 

※ちなみに、彼らの演奏動画は、上の
記事の中にありますのでご興味ありま
したらそちらを。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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もしセッションホストが講談師だったら(続き)

こちらの続きです)
日のメンバーは、と見れば……。

 

鍵盤ギター、ベース、ドラムが一人
っついて、あとはテナーサックスに、
ペットに、おっとトロンボーンですか。
なかなか錚々たる面々でございますな。

 

それじゃあ、まあ一つ奇をてらわず
オーソドックスというやつで参りまし
ょうか。そういたしますと(パン)

 

まずこの曲出だしが肝心で、ピアノ
イントロがこれはもうおきまりとい
うものがございまして。キーはCです
がこのAのフラットといいますかGの
ャープが入ってくる。印象的な音使
いのイントロでございます(パパン)

 

その後、曲の構成はと申しますと、
メロ8小節2回、そのあとBメロ8
小節Aに戻ってまた8小節という。
いわゆるAABA32小節というよく
ある流れになっておりまして(パパパ
パン)

 

勢ぞろいされた手練の皆さまには、テ
ーマの後のソロも馴れたものでござい
ましょうが、僭越ながらポイントを申
し上げますと、まずはAの3, 4小節目
D7(II7)のところでございます。

 

ここで、何のスケールを弾くのか?
ブンスコードでございますから、常道
ミクソリディアンか? それとも
からリディアン・ドミナントを繰出
すのか?(パン)このへんが常識的な
ではございます。

 

あるいはDのホールトーンスケール
いう秘伝の変化球も考えられるところ
でござますが、さて? お手並み拝見
いや拝聴させていただきましょう。

 

その後Bメロの前半4小節が、Fメジ
ャーのワンコードという、下手すると
ダレてしまいかねない進行になってお
りますが、ここは裏でダイアトニック
コードの進行を脳内で想定してソロを
とる、というような技が求められます
(パンパン)

 

それから、ソロの後、この曲にはセカ
ンド・リフというのがございます。今
日は3管という願ってもない編成でご
ざいますので、これはぜひ入れていた
だきたい。(パン)

 

ホーン隊一斉のセカンドリフドラム
ソロのやり合い、いわゆる4バース
いう形でAメロ。Bメロんところは全
面ドラムソロで、最後またAメロでの
掛合いという形で、ワンコーラス(パ
パン)……ぜひ、お願いいたしますね。

 

そして後テーマの最後エンディング
もまたお決りのフレーズがございます。
Aトレイン・エンディングという名前
さえついているという、ラスボスのよ
うなエンディングでございますが。

 

まあ、落着いてやりさえすれば、そん
なに難しいもんではございませんが、
そこはそれ(パパンパパンパパパン)
最後の最後というところで、ムダな力
が入ってずっこける、という失敗もよ
くおこりますんで(パン)画竜点睛を
欠かないよう、よろしくお願いいたし
ます。

 

ま、そうはいっても、間違えたところ
で今の世の中、腹を切れとか島流し
か、そんなことにはなりませんがね。
ここをぱしっと決めれば「でかした、
あっぱれ。いい出来だ」という声もか
かろうというもので(パン)このA列
車の旅も、大団円でございます。

 

ありがとうございました。

 

……あ、そうじゃなかった演奏これか
でしたね。すいませんね、ディレク
ションで盛り上がっちゃって。えーと、
それでは皆の衆よろしくお願いいた
します。

 

せーの

 

※このお話はフィクションですので、
現実のジャムセッション、講談師とは
無関係です。きっと。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

アラカンシアトル旅行記 #9:シアトルの住宅事情と音楽

回のアラカンシアトル遠足
(笑)で
お世話になったYさん
は、もともと
ックスを吹かれ
る方だったんですが。

 

日本でアラカンセッションに参加され
てから、色んな楽器に興味を持たれま
して。特にドラムが大好きになってし
まったんですね。

 

セッションでも、ドラムを叩いている
ときがいちばん楽しそう、なんてよく
いわれていました。そして、シアトル
に転勤になって、ドラムの先生を見つ
けて教室に通っているのだそうです。

 

そんなYさんのお宅に今回泊めていた
だいたのですが。シアトルの東、レイ
ク・ワシントンという湖を越えたとこ
ろにあるベルヴューという街にそのお
宅はありました。

 

かなりの部屋数のある集合住宅(日本
でいうマンション)なんですが、なん
土地が豊富にあるところなので、高
層ではなくて、3階建てくらいの建物
でした。周りに緑も多く、環境はとて
もいい感じです。こっちはリスが普通
に家の周りにいたりしますね。

▲▲▲周囲の環境はこんな感じでした

で、そんなマンションの1室にYさん
はお住みなのですが。2ベッドルーム
のアパートメントで、単身赴任なので
普段は独り住まいのYさんにとっては
結構なスペースがあるんですよね。

 

なので、お邪魔してみると、お部屋の
中には、これとか、
そしてこれとか、
さらにはこんなものまで、
あるのでした(この他にサックスもも
ちろんあるはずです)。
Yさん、これなら日々音楽三昧生活
と思ったら、実はドラムを叩いたら
の部屋のインド人(このあたりはマイ
クロソフトがインド人を多数雇ってい
るので、インド人がとにかく多いのだ
そうです)の一家からクレームが来て、
結局叩けないのだとか。なんというこ
とでしょう。

 

Yさん、それでフラストレーション
たまって、近く引っ越すつもりで物件
探しをしているんだと言ってました。

 

そんなわけで、こんなに色々楽器があ
るのに、部屋でのセッションは自粛
あいなりました。

 

できたらYさんのドラムの先生にお会
いしたかったのですが、都合が調整で
きずで、それもかないませんでした。

 

んー、残念また次の機会に(笑)

 

※追記:つい最近Yさんから連絡があ
り、
新しい部屋に引っ越されたとのこ
と。
これで思う存分家でドラムが叩け
るこ
とを祈ります。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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アラカンシアトル旅行記 #8:シアトルでジャムセッションの顛末

アトルのポップ・カルチャ
ー博物館
の来館者は空いてるス
タジオで自由に
ジャムセッショ
できる!ということ
で……

われわれアラカン4人組は喜んでスタ
ジオに突入したのですが。そこで1つ
問題に遭遇したのです。それは、

 

ギターとベースのチューニングが合っ
てない!

 

……ということでございました(涙)

 

普通スタジオに入ったら、まあ楽器の
チューニングはゆっくり丁寧にやるも
んではありますが、問題はここのスタ
ジオは

 

10分~15分で入れ換え

 

になってしまうんですよね。それに
ューナーも置いてないし。

 

そこらへんはこの博物館の運営上の問
ですねー。いちおうチューニングの
問題があるときはスタッフを呼べとは
書いてあるのですが……。

 

ここの運営スタッフボランティア
人たちみたいでしたし、見る限りでは
かなり少ない人数で周辺をカバーして
るようでして。誰か捕まえて頼むのも
現実的とはあまり思えず

 

とはいえ、そのままでは調子っ外れな
演奏になってしまいますから、キーボ
ードに合わせてチューニングして、
ャムってみたのですが。

 

なぜかやっぱり調子っ外れなんですね。
というか、なんだか弾いてるうちにど
んどん調子が狂ってくるみたいでして。

 

そこで気がついたのですが、どうも、
そのギター

 

弦を張り替えたばかり

 

だったみたいなんですね。

 

ギタリストの方はよくご存じだと思い
ますが、ギターの弦というのは、新し
張り替えたときは、チューニング
合わせてもすぐ狂うものなんですね。

 

弦を張ったら、手で弦を引っ張ったり
して何度かチューニングをしなおして
弦の張りを安定させないといけないの
ですが、どうもそれができてないよう
で。

 

よく、リハーサルスタジオギターを
借りる古いサビかけの弦が張ったま
まの奴を渡されたりするんですが。そ
れに比べればこの施設では弦をちゃん
と換えていて偉いとは思うものの……

 

ちゃんとチューニングが安定してから
部屋に置いといてほしい

 

ですよねえ。

 

それでも、そんな状況の中われわれは
セッションを敢行いたしましたよ。比
較的ましな状態のところ(苦笑)をご
覧にいれましょう。

 

ちなみに、ハーモニカを吹いているの
Kさんで、こんな時のために荷物に
入れて持ってこられたのだそうです。
さすがあと、ベースを弾いているの
は普段はキーボードのNさん
なんです
が、この演奏をした部屋にはキーボー
がなかったので、ベースを弾いてい
ただいています。

 

それから、置いてあるギターのアンプ
マーシャルで、ハイゲインで歪んだ
設定に固定されてました。なので、こ
れが「仕様」なんですね。さすが、
ミヘンとニルヴァーナを生んだ街だけ
のことはあります。

 

というわけで、アラカン4人の今回の
音楽的なクライマックスは早くも初日
にやってきたのでした。さあ、あとは
観光だ~(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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アラカンシアトル旅行記 #7:シアトルでジャムセッション?

アトルポップカルチャー
博物館(MoPOP)
は、音楽
関連の展示が多くあるという話
でした。

 

シアトルという街は、ジミ・ヘンドリ
クスニルヴァーナといったロックの
スターを生んだ街でもあり、彼らに関
する展示などもあるのですが(ちなみ
パール・ジャムもそうですね)。

 

ニルヴァーナの使った楽器の実物など
が展示されていたりとか。ジミヘンに
関しては世界中を旅した彼のスーツケ
ースなども展示されていました(笑)

 

しかし、そういった静的な展示ばかり
でなく、音楽を実際に自分で演奏した
り、楽器に触れながらその楽器につい
て学習のできるような展示があったり
もします。

 

例えば、写真のようにドラムとかキー
ボードとか、モニター画面に出るイン
ストラクションに合わせて楽器を実際

に演奏しながら学んだりね。

私もベースやキーボードの体験展示
触ったりして、それはそれで面白かっ
たのですが。

 

こうした展示のあるエリアには、実は
小さめのスタジオのような部屋がいく
つもあって、そしてそこには “JAM”
と書かれたサインが出ています。

こ、これは……

 

つまり、ここで好きにジャムっていい
ってことでしょうか?

 

はい、その通りなんです。

 

入場者空いているスタジオに好きに
入って行って、備え付けの楽器で演奏
ができるんですよ。ちなみにギター、
ベース、キーボード、ドラムがありま
したよ。スタジオも楽器もすべてタダ
です(もちろん入館料は30ドルほどと
られてますけどね)。

 

そうと知ったからには、アラカンセッ
ションで知り合った4人には

 

セッションしないという選択肢はない
やろ

 

……ということになるわけですよね。

 

というわけで、スタジオが空くのを見
計らって4人はスタジオに突入するの
でありました。

 

しかし、実はそこには問題が待ち構え
ていたのですが、それは……

 

待て次回。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

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チャルメラでセッションした話

あ、チャルメラっていって
も楽器のチ
ャルメラじゃなくて、
あの夜鳴きラー
メン屋さんが鳴
らすあのメロディーで
すね。
レミーレド、ドレミレドレー
(あるいはソラシーラソ、ソラ
シラソ
ラー)というあれです。


ちなみに楽器のチャルメラって、ダブ

ルリード(リードが2枚ってことです
な)の木管楽器で、オーボエの祖先
しいです。トルコ辺りで生まれたんだ
とか。


で、まあそれは、ともかく。


先日、よくお世話になっているライブ

などもできるバー(といえばわかる人
にはわかってしまいますが)に、ちょ
っと顔出しに
行きまして。で、まあ
でいたんですね。


その日は別にライブをやっていたわけ

ではなかったんですが、最近やった
イブの名残というか、個人所有の楽器
やらアンプやらが置かれてまして。そ
うこうするうちにその楽器だかアンプ
を回収しにきたギタリストの人とその
友人がやってきたんですね。


で、その2人も回収してすぐに帰るわ

けではなく、私の隣でカウンター横な
らびで飲み出しまして。


そうこうするうちに、なんとなく話が
ずんで、そのギタリストの人がギタ
ケースからギターをとり出して、ア
プに繋いだりし始めたんですね。で、
これが後付けでトレモロアームを取り
付けた Gibson の 335 でして、ずう
ずうしくもちょっと触らせてもらった
りしてたんですが。


そのうちにその人がギターで冒頭の例

チャルメラのメロディーを弾き始め
たんです。コードはAm7-D7の繰り返
って感じで。でそれでセッション
ようなんて話になりまして。


その人の友人の人は本職のミュージシ

ャンじゃないそうですが、ドラムをた
たけるというので、ドラムセットに行
き。そのお店には鳴り物のおもちゃの
ような楽器が色々おいてあるんですが、
その中にあった小さなリコーダーをと
り出しまして。


で、私とそのギタリストの人はその

コーダーとギターをとっかえひっかえ
したりして、3人でジャムセッション
状態になったというわけで。基本的に
ドとレとミの3音でセッションしてま
した(ま、酔っぱらってたんで、他の
音も弾いたかもしれませんがw)


そしたら、なんかトランス状態に入っ

てしまったようで…。気がついたら時
刻はてっぺん回っていたという…。ず
いぶん久しぶりに朝帰りしてしまいま
した。


楽しかったんですが、翌日がつらかっ

(汗)皆さんもケツが切られてない
飲みながらのセッションには気をつけ
てくださいね。え、普通の人はあまり
そんなことしない?


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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変拍子プロジェクト!…とその後

回は、変拍子の曲、つまり
4拍子以
外の拍子の曲について
のお話です。具
体的には5拍子
なんですが。

 

セッションなんかでも普通の4拍子の
曲を変拍子で演奏するなんていう遊び
はよく(?)やられることなんですが、
お友達のアルトサックス奏者のMaki 
Cologne さんという方とある有名なス
タンダードの曲を5拍子で演奏する、
というプロジェクトがありまして。こ
れも友だちのドラマーの藤岡正洋さん
に入っていただいて仕上げの録音をし
ました。こちらなんですが。▼▼▼

 

自分でいうのもなんですが、ちょっと
面白いでしょ?まあ、私のアイデアじ
ゃないですが…。構想以来1年以上
けて(といっても顔合わせての練習の
ペースは月1回以下だったんですけど
ね)完成させて、やれやれといったと
ころでございます。

 

経緯についてはCologneさんが縷々お
書きになっていますが、私としては、
好きな曲で、前からちょくちょく弾い
たりしてたので、やりませんかとお声
がけいただいた時には気楽に返事をし
たんですね。それに、変拍子でやると
いうチャレンジも、なかなかいいんじ
ゃないかと思いまして。

 

この前「シナトラ・テスト」の話を書
きましたけど、変拍子のプロジェクト
を一つやってみれば、色々と今後の役

にたつ経験かなとも思ったわけですね。

まあ、結構苦労しましたけど(汗)。
でも楽しく取り組ませていただきまし
た。

 

で、まあ、そんなことで一段落しまし
て(次のプロジェクトの話も出てます
が、実際に手を付けるのはまだだいぶ
先だろうということで)、先日久しぶ
りにこの曲を普通の4ビート(スイン
グビート)で弾いてみようと思った
ですね。

 

そしたら、あれ?

 

自分で普通に弾いてるつもりが気がつ
けば5拍子になっておりまして…。

 

やべえ。となったわけですね。

 

んー、次のプロジェクトにいく前にこ
の曲を元通り4拍子で弾けるような
ハビリが必要ですね、これは。

 

皆さんも、もともと普通の4拍子の曲
を変拍子で弾いてみようと思った時は
やりすぎて戻れなくならないように、
ご注意くださいね

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

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アラカンはマルチプレイヤーを目指す?

、毎月、原則50歳以上の方
々を対象に
速攻アレンジ総研の
浅沼勇司所長と、
「アラカンセ
ッション」なるものを開催して
いるので
すが。

 

その「アラカンセッション」に参加い
ただけている皆さんを中心に、フェイ
スブックのコミュニティーを作ってい
るのですが。そのコミュニティーに今、
興味深い現象が起きているのですね。

 

それは、

 

アラカンセッション参加者の皆さんの
積極的マルチプレイヤー化

 

…なんですね。

もちろん元々複数の楽器を触った経験
のある方が多い(人間長くやっている
と色々な経験をする確率は上がります
よね)ということも言えます。でも、
そんな単にやってみたことがある、と
かちょっと興味があるとかというレベ
ルを超えて、現在進行的に新たな楽器
にチャレンジしたり、楽器を新規に購
入されたりという動きがかなり活発化
しているようでして。

 

思うに、何度かこのセッションに参加
されているうちに他のメンバーの楽器
に興味をもったり、すでに持っていた
興味がブースト(増幅)されたり、と
いったことが起こっているのではない
か。…などと愚考しているのですが。

 

メンバーの役割の固定化されたバンド
とは違い、そのときどきで役割を交換
したりできるセッションは積極的にマ
ルチプレイヤー化を促す力が強いので
、と思っております。月に数回はセ
ッションしているので(もちろん都合
で毎回は出られないにせよ)、情報交
も出来ますし。その合間にはSNSで
コミュニケーションできますし。

 

それに、アラカン世代は若い人のよう
なにか一つを究めようというよりは、
色んな楽しみに手を出すことに積極的
な気がします。メンタルブロックがあ
まりないと言ってもいいかもしれませ
ん。

 

面白いぞ、アラカン・コミュニティー。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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弾いてダメなら「引いて」みる?

間、何かを作り上げようと
か生み出そうとするとき
は、今
あるものに「何を加えて完成さ
せるか」という発想になりがち
ですよね。

 

どんなを加えていって、を完成さ
せようとか、どんな調味料を加えて
料理を美味しく仕上げよう、とか。

 

音楽でも同じようなことは起こります
よね。この曲にはどんなパートがどん
フレーズやらどんなバッキングを足
したら良いアンサンブルになるのか、
今はいったい何が足りないのか? と
か。そんな発想で曲を作り上げようと
することが多いのではと思います。

 

ところが、

 

実際にはそういった足し算的な発想
行こうとすると、結構行き詰まってし
まうことも多いのですよね。楽器の
がかぶってしまって、ケンカしてし
まうとか、ソロで音を詰め込もうとし
すぎて訳がわからなくなってしまう
か、そんなことが色々おこります。

 

絵の具使いすぎると、絵がグレー
なってしまうのと同じようなことで、
飽和状態になってしまうのですね。

 

なので、特にセッションのような事前
に綿密な構成を考えるのが事実上難し
いような演奏の場合、何を加えないで
すますか、とか、この音は別に弾かな
くてもいいだろうとか、そんな発想で
考えていくのが正解になる場合も多い
わけです。

 

このソロはそんなに長く必要はあるの
か? そのギターコード6つの弦す
て鳴らす必要はあるのか? そのフ
レーズにそんなに音を詰め込むべきな
のか?

 

足さずに引くことで、実際の演奏がす
っきりして、良い結果を生むことが実
はままあります。

 

何かを足そうとするなら、そこに十分
スキマや空間があることを確認する
のが先決かも……しれません。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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「かっこいいフレーズ」は必要か?

の中には、フレーズ集とい
ものがあって、早い話、アド
リブ
に使うとかっこいい(とい
うふれ
こみの)フレーズがいっ
ぱい詰ま
った本ですね。ギタリ
ストの人
なんかはたいてい1冊
くらい持っ
てるんじゃないかと
思うんです
よね。

 

ですが、大体フレーズ集にあるフレー
ズをバンバン本番で弾いて、ノリノリ
のソロになったぜ、という話をあまり
聞いた事がありません。たいてい本を
買ったはいいものの、結局使えないま
ま部屋の隅で眠っているということに
なりやすいんですよね。

 

なんでそうなるかというと、フレーズ
を積み木のブロックのように、ソロの
中に押し込めようとしても、まあいわ
ゆる木に竹を継いだみたいなことにな
ってしまうので、なかなかカッコいい
ソロにならないんですよね。

 

たくさんブロックとしてのカッコよさ
そうなフレーズを仕入れたとしても、
全体の流れが生まれないと、つまりソ
ロとしての展開が上手くなければダメ
なわけで、それならシンプルで簡単な
フレーズでも、上手く展開して流れに
乗っていく方がよほどカッコ
良くなる
わけです。

FB用 152

うサスペンスものの巨匠映画監督がい
ましたが、彼が自分の映画のプロット
を作るときに必ず「マクガフィン」
呼ばれる要素が必要になるという話を
したと言います。マクガフィンとは、
話の展開を進めていくのに必要な仕掛
のことです。

 

この仕掛けは、例えばスパイものの話
であれば何らかの機密書類を盗むこと
だったりするのですが、ヒッチコック
にとっ重要なのは、そこから展開し
ていくサスペンスなのであって、その
書類の中身などのディテールではない
と言っていたそうです。脚本家はえて
して物語にリアリティを与えようとし
て、ディテールにこだわるけれど、そ
んな必要はないと言っていたとか。

 

「フレーズ」とソロの関係にちょっと
似てるという気がしませんか?

 

では、また  ( ̄▽ ̄)
 

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