『アニー・ホール』っていう
ウディ・アレンの映画がありまし
て。
アレン本人とダイアン・キートンの主
演しているコミカルなラブ・ストーリ
ー(?)です。そういえば、ポール・
サイモンも出演してますね。
で、その中でのアレンのセリフに「私
を会員にしてくれるようなクラブには
入りたくない」(I don’t want to be-
long to any club that will accept me
as a member.)というのがあるんです
ね。
映画の中でアレンも言っているのです
が、もともとは有名なコメディアンの
グラウチョ・マルクスが言ったジョー
クのようです。
この言葉が、映画の中でのアレンの恋
愛観のキーワードになっています。ま、
映画の内容については、ここで深くは
立ち入りませんけど。
でね、
ジャムセッションに参加しようとか、
思っていても、まだ自分にはそんな力
はないとか、もうちょっと上手くなっ
てから、とかためらっている人に「ド
とレの2音とかド、レ、ミの3音を弾
くだけでもセッションできますよ」と
いって誘うとしましょう。それなら誰
でもできるでしょ? なんて。
そうすると、誘いを受けた人には「じ
ゃあ、やってみよう」と思う人と「え
えー、そりゃ出来るけど、そんなんで
セッションといえるの?」とか思って
手を出さない人といると思うんですよ
ね。
つまり、「私を入れてくれるようなセ
ッションには出たくない」ということ
になるわけですが……そんな人って案
外いそうな気もするんですよね。設定
基準が自分にも他人にも(無意味に)
高いというかね。
でも、それって実はやらなくてすむ理
由を探しているだけなんじゃないです
かね?
ま、どう考えるかは人それぞれの自由
なわけですが、こういうとき、わりと
こねくりまわさずにいっちょ乗ってみ
ようと思う人の方が結局得するんじゃ
ないか……
なんて、思いながら、次回のセッショ
ンの準備をする今日この頃でございま
す。まあ、そういっても来ない人は来
ないんですけどね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)