前回はパワーコードのお話を
しました。つまりルート(根音)
と5度の音だけで出来ているコ
ード(?)ですね。
しました。つまりルート(根音)
と5度の音だけで出来ているコ
ード(?)ですね。
逆に言えば普通のコードから見ると、
3度の音が省略されたコードなわけで
す。かわいそうにねえ、3度 (ToT)
…て、まあ、ロックのギターバッキン
グなどの場合、あの音域で、歪ませた
ギターで例えばルートと3度を一緒に
弾くと、音が濁ってしまって大変とい
うのはありますが。同時に弾くならオ
クターブ上げて10度とかにせざるをえ
ないとは思いますけどね。
それは、ともかく。
そうやってロックのバッキングでは往
々にして省略されてしまう3度の音で
すが、実はコードの性格を決めるのは
この3度の音なんですよね。図をごら
んいただければ分かりますが、メジャ
ーコードとマイナーコードの違いはこ
の真ん中の3度の音が半音高いか低い
かの違いなわけです。
ジャズなどでは、5度の音は省略して
もなるべく3度の音は弾くようにする
のが普通です。
なので、よく「コード感」のあるソロ
を弾くなんてことを言いますが、そん
な時のポイントになるのが、この3度
の音なのですね。ソロを弾く時に、各
コードの3度の音を意識して弾くと、
自然とコード感が強調されることにな
ります。
ソロを弾く時に、いきなりあれもこれ
もと音を詰め込もうとせずにまずはこ
の3度の音をつなげていくような流れ
を作ると良い結果になりやすいですよ。
1音だけじゃなー、とお思いでしたら、
プラスして7度の音を加えると良いと
思います。メジャー系のコードでは特
にこの7度の音が半音高いか低いかで
コードの性格が変わってきますからね。
では、また ( ̄▽ ̄)
お読みいただきありがとうございま
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