音楽を「語る」人というのは
沢山いますよね。批評家とか評
論家という人たちとかがいたり
とかですね。
批評家でなくても、誰でも語ることが
できるのが音楽ですよね。好き嫌いに
毛が生えたような形でも自由に語れる
わけで。それが良いことでもあるし、
色々ケンカのタネにもなったりするわ
けですが。
一方でなかなかお目にかかれないのが、
音楽を演奏する立場の人が、自分の演
奏する曲の内容や意味をわかりやすく
解説するような文章とか講義とかです
ね。入り込んじゃって、唯我独尊的な
話だと聞いてる方はつらいしね。
もちろん、音大とかいけば、専門の先
生が専門的に詳しく解説する講義とか
はあるのでしょうが(行ったことない
から知らないけど)、専門家じゃない
人にもわかりやすくて意味のある説明
ということになると、なかなか出会う
のは難しかったりします。
ボストンフィルハーモニー管弦楽団の
音楽監督である、指揮者のベンジャミ
ン・ザンダーが行った TED での講演
なんていうのは、そういう珍しい例な
のかもしれません。(英語の講演です
が人間が翻訳した日本語字幕がありま
す)▼▼▼
ショパンのピアノ曲を例に、音楽理論
的にも裏打ちのある解説をしているの
ですが、決して難しい理論的な用語を
駆使するわけでもなく(「偽終止」と
いう言葉は使っていますが)、でも音
楽を演奏する人にとっても聴くだけの
人にとっても意味のある話になってい
ますよね。
で、
思ったのですが、別に人に聞かせるわ
けでなくても、こういう曲の分析がで
きたとしたら、自分が演奏するときに
もかなり有効な気がしてきませんか?
専門のクラシックの演奏家の人などは
たぶんやっていることなんでしょうが、
クラシックじゃなくても、どんなジャ
ンルでも。趣味で演奏するような立場
でもね。
ライブのMCなんかでこんな話できた
らスゴイでしょうけどねえ。ザンダー
ほどの説得力のある話にはならないと
しても、ちょっとまねしてみたくなり
ません? 無理か。これもある種の芸
ではありますな。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)