○○を越えて愛される音楽とは??

いたいにおいて、人間は自
若いころに聞いた音楽にいちば
ん愛着を持つといわれます。

 

前にも書いたと思うのですが、だいた
13歳とか14歳のころに聞いた音楽
最も好む傾向があるというんですよね。

 

前に読んだ記事でも、そんなことを
した調査結果について触れていまし
た。それによると、人間は、

 

過去の記憶を均一に記憶しているわけ
ではなく(中略)10〜30歳頃に自らが
経験した「自伝的記憶」を他の期間よ
りも強く記憶している

 

……のだそうでして、そうした自伝的
記憶が、人が思春期だった頃にヒット
した音楽と関連づけられているのだそ
うです。

 

詳しくは、記事の方をご参照ください
ませ。▼▼▼

 

でね、

 

私がちょっと注目したのは、同じ研究
で、

 

一部の曲世代を超えて愛されている
ことも判明

 

したということでして、その例として
「ホテル・カリフォルニア」とか「恋
のサバイバル」(グロリア・ゲイナー)
とか「ビリー・ジーン」とかが上げら
れていたんですね。

 

つまり1970年代後半〜1980年代初
頭に流行した曲は、年齢を問わず好き
な人が多かったそうなんです。

 

これって、われわれ世代がちょうど
春期から20代前半くらいだった時の
ヒット曲ですよね。

 

この記事では、その理由については、
何も書かれていなかったのですが、
れわれが若いころに流行った曲どう
他の時代の曲と違うのか、というのは、
誰かに掘下げてもらいたいところだな
あ、と、思ったのではありました。

 

私たちの若いころの音楽は何かが特別
だったのでしょうか? みなさんは、
どう思われますか?

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

自分に話しかけるときは、やさしく思いやりをもって?

にこんなことを書いたんで
すが▼▼▼

 

国連の幸福度ランキングてのがあって、
日本はとても低いというのでニュース
になったということでしたね。どうも
他人にも自分にも厳しすぎる日本人
今の余裕のなさが見えるよね、なんて
お話でした。

 

なにかにつけ、自分に対して一番厳し
い批判を突き付けてくるのは、自分自
だったりするんですよね。

 

音楽なんかをやっていても、演奏上の
失敗について自分を責めたり、もっと
練習しなくちゃとか自分にハッパをか
けたり、とかまあ、皆さんもやっちゃ
ったりしませんか?

 

私もそういう経験はありますけどね。

 

でも、最近の心理学の研究とかをみる
と、そういう自分に対して批判的で厳
しい態度をとるよりも、自分自身に対
して優しくすることの方が有効である
という考えが主流みたいなんですよね。

 

困難な状況にある友だちとかに対して
向けるような視線自分に対しても向
けるということなんですが。

 

セルフ・コンパッションという用語
聞かれたことのある方もいらっしゃる
かもしれません。こちらの記事などに
解説されていますが▼▼▼

 

まあ、言うは易く、行うは難しってや
つで、これが「驚くほど難しい」って
ことらしいんですけどね。

 

この「セルフ・コンパッション」とい
概念はもともと仏教から来ている
しいんですけどね。アメリカで研究が
進んでいるようで、こんな英語の名前
がついているようです。

 

で、まあこの概念について詳しく語る
ほど私も詳しくはないので、上に紹介
した記事などを読んでいただきたいの
ですが……

 

まずは演奏がうまくできずに落込んだ
ときの自分に対して、思いやりのある
葉をかけてあげる、なんてところか
始めるのがいいのかな、なんて思う
今日この頃ではあります。

 

皆さんは、自分に対して思いやりを持
って接していますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

聞く(聴く)耳を持つ、ということについて

の意見に対して、それがた
とえ賛成できない自分とは異る
意見であっても、相手の意見に
は価値があると認めて、耳を傾
ける……

 

……なんていう傾向を「会話的受容性」
というのだそうですが、あなたは「会
話的受容性」の高い方ですか?

 

世の中、とくに SNS でのやり取りな
んかを見ていると、こうした「会話的
受容性」のない人どうしのやり取り
良くみかけますよね。で、えてして、
そんな人たちのやりとりは、

 

全く建設的でない

 

と思ってしまうのですが。

 

ここ最近は特にね。

 

一方で、「他者の反対意見に耳を傾け、
尊重する意思があることを示すと、相
手はこちらの主張により説得力がある
と思うようになる」という研究結果
あるのだそうですよ

 

で、

 

音楽なんかでも、自分のやりたい特定
のジャンルにこだわる人っていますよ
ね。他のジャンルには目も(耳も?)
くれずに、自分のやりたいジャンルに
こだわる……まあ、趣味の領域のこと
ではあるので、それが絶対いけないこ
とだと言う気もないんですが。

 

でも、いったんそういうこだわりを捨
他のジャンルのプレイヤーの演奏
に対して「聴く耳を持つ」ようにして
みるのも悪くないと思うんですけどね。

 

私は、結構色んなジャンルのプレイヤ
ーの演奏を聴いている方だとは思うの
ですけどね。そんな時、インスパイア
されると思えるのは、その演奏してい
る曲のジャンル以外の音楽が本当は得
意な人の演奏だったりすることが結構
多い気がするんですよね。

 

いかがですか?

 

こちらを参考にしました▼▼▼

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

ポジティブは毒になる?

にこんなことを書きまして。
▼▼▼

 

人間、人が落ち込んだりネガティブな
気分になってしたりしているのを見る
励ましてあげたくなるもので、それ
はそれで悪いことではないとは思うの
ですが。

 

とはいえ、励まされる当人にとって、
それが良いこととは必ずしもいえない
のですよね。特に、どんな状況であろ
うとポジティブになれ、というメッセ
ージを発してくる人には注意が必要
す。

 

最近では、こういう他人にポジティブ
であることを強要するようなことを

 

Toxic positivity

 

というのだそうですよ。「毒性のある
ポジティブさ」ってことですね。

 

人がどんなことで、どんなわけで、落
込んでいたりするのかを聞こうともし
ないで、「仕事に打ちこめ」とか「明
るく振舞え」とか言ってくる。そうい
プレッシャー(を与えてくる人)は
よろしくない、というわけです。

 

例えば、2020年から続いたコロナ禍
ような時にはネガティブな状況にネガ
ティブに反応するのが普通のことなわ
けで。そんなときにこの「毒」を撒散
らすようなことを言ってくる人は避け
た方が良さそうですよね。

 

音楽やっている人などは、演奏の機会
が奪われたりして、大変な方もいらっ
しゃったでしょうしね。

 

SNS にもそんなメッセージがあふれて
たりすることもあるでしょうしね。そ
んな時は、一時的にでも見ないように
するのもありかと思うわけです。とく
影響力の強い人には注意した方がよ
さそうです。

 

大事なのは、そういう感情を持つ自分
をなるべくありのままに認識して、そ
れを受け入れる事なわけです。そして、
その上で少しずつ出来る事を考えてい
くそれまでと違うことを始めよ
うとしたりしない方が良いそうですよ。

 

人間、色々あって落込むときもあるし、

 

It’s OK not to be OK. (OKじゃなく
てOK)

 

これを忘れないように、ということで
ございました。

 

こちらの記事を参考にしております。
(すみません英語です)▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

やっぱりリーダーは女性がいい?

前、こんなことを書きまし
▼▼▼

 

女性のリーダーの話とか、最近もまた
色々と耳にする機会が多いんですが。

 

この前も、こんな記事が出ているのを
見ました▼▼▼

 

コロナ(Covid-19)のパンデミック
の中にあっても、女性の方が男性より
もほとんど全てのリーダーシップに関
する項目で高いスコアを示している、
ということなんですね。

 

詳しくは記事を読んでいただければと
思いますが、特に私の関心を引いたの
は、

 

女性のリーダーの部下はエンゲージメ
ントのスコアが有意に高い

 

ということでした。

 

エンゲージメントというのは、ちょっ
わかりづらい概念ですけど、「組織
に愛着を持ち、従業員と企業が一体と
なってお互いに成長し合い絆を深める
関係」とか、そんな風に説明される言
葉です。

 

なので、組織に所属している人の満足
度やモチベーションも上がりやすい
いうことにことになるわけでして。

 

別の新聞の記事で、学校の生徒会長
女子生徒がやる割合小中高と上るに
したがって低くなる、なんて話を読ん
だんですけど。もったいない話ではな
いか、と思うわけです。

 

と、いうわけで、

前にも書きましたけど、音楽なんかで
も女性がリーダーの方がいいんじゃな
いか。バンドなんかも女性がリーダー
でみんなをまとめるのが良いのかも
れないとか思ったりするわけですね。

 

とくにアラカン世代なんかでは。

 

もちろんこれは全般的な傾向の話なの
で、個別の人の向き不向きというのは
もちろんあるわけでしょうけど。

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

こうでないと、という思い込みを「諦める」と楽になる……かも

間、なにかを成し遂げるに
こうでないといけない、なて思
い込みを持ちやすいものゃない
でしょうか。

 

仕事とか学業とかもそうですし、趣味
の世界でもあるかと思うんですよね。
とくにある程度経験を積んだ男性なん
かに多い気もします。別に統計とった
わけじゃないんで、違うかもしれませ
んけど。

 

で、だいたいそういう人は真面目な人
だったりもするわけですが、そういう
思い込みが、新しいことに取組むのを
邪魔したりもするのでは、と思ったり
もするのです。

 

楽器がある程度できなければ、みんな
一緒に演奏したりできない、とか。
この程度弾けないとセッションには参
加できない、とか。のやってるジャ
ム・セッションなんていう活動につい
ても、そんな思い込みを持たれる方も
いるようで。

 

ですけど、そんな思い込みを捨てた方
がだいたいにおいて楽に生きられる
がするのですけどね。

 

こんな記事を読んだんですが。書いた
のはあの熱帯雨林と呼ばれたりする会
社の本社(日本法人ではなく)社員の
日本の方なんですが▼▼▼

 

「アメリカの会社に勤めるんだから
語が完璧でないと」とか思いがちです
が、この方はそういう考えを諦めたら、
逆に自然体でいられるようになって、
なんと年間 MVP を獲得したのだそう
でして。

 

諦めたことで、それを別の何で補うか
考えられるようになったってことでし
ょうかね。ちょっと考えさせられませ
んか?

 

音楽でも、これができなくちゃだめだ
とか、そんな思い込みをいったん捨て
てみると、別の視野が開けてくる……
かもしれません。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

地球は今「ハシって」いる??

前、こんな記事を書きまして
……。

 

うるう秒なんてものを入れなきゃいけ
ないくらい、地球の自転「揺れて」
いる(音楽業界用語で言うと「モタっ
て」いる)、ってお話でした。なので、
普段の演奏の BPM の「揺れ」なんて
たいした問題じゃないじゃないか……

 

そんなしょうもないお話でしたが、そ
したらですね、最近こんな記事を目に
しまして▼▼▼

 

つまりですね、ここのところ、地球の
自転は速くなっているらしいんですよ。
ちょっとビックリですが。

 

なのでこのまま行くと

 

マイナスのうるう秒

 

を実施しなければいけないかも(つま
りどこかで1秒抜かないといけないか
)、ということなんですね。

 

早い話、今地球はちょっとハシリ気味
で自転しているということですね。

 

ふだんはレイドバックぎみな地球が、
なぜかここのところ、リズム喰いぎみ
なノリになっていると申しましょうか。

というわけで、繰り返しになりますが、
少々演奏がハシリ気味になったところ
で、地球だってそうなんだからいいじ
ゃないか、と開き直れる口実ができて
よかったですね、という。

 

そんな情報でございました。おめでと
うございます……

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

歩くに越したことはない

んなことを以前 note に書
いたのですが。

 

まあ、ワインの瓶むき出して抱えて歩
いていれば変な目で見られるのも仕方
ないかもしれないですけどね。

 

とはいえ、歩くことは大事ですよね。

 

なんでも、オーストラリアの研究機関
の調査によると「日本人の成人が平日
に座っている時間が、世界20カ国中、
もっとも長い1日420分=7時間」
のだそうですよ。

 

そして、座っている時間長いほど健
康リスクが上がるとか、メンタルヘル
スにも影響するとか、そんな研究結果
もあるようで。そんな話が、スポーツ
庁のWeb広報マガジンに出てました。

 

で、まあこれはこの前も書いた気がし
ますけど、アラカンとかそれ以上の世
になると、家でじっとしていること
による身体機能や認知機能の低下の恐
れも大きくなってくるわけでして。

 

そしてまた、歩くことで脳にも良い刺
激が得られるということもよく言われ
るようですしね。特にクリエイティブ
な領域への刺激がね。

 

音楽やる人は、やはり歩いた方がよさ
そうです。

 

まあ、このご時世、歩いてる人の多い
街中よりも公園などを歩くのが、コロ
ナの感染リスクの低下を考えても、良
いと思いますけどね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

年末年始とコロナと父と娘と?

2021年になりました。

 

年が変わってすぐに東京などではまた
緊急事態宣言というようなことになり、
コロナ関連の状況がだいぶ緊迫してい
る感じです。

 

そんな中、私のメルマガを配信する
ーバーが新しくなりまして、その移行
にともなって混乱をしたりして、結構
あわてるなんてこともありました。新
しいほうがスピードが速くていいんで
すけどね。インターフェースが変わっ
たので、メールをセットする時に戸惑
ったりしてました。年かな。

 

で、

それ以外に2020年の年末から2021
の年始にかけて感じたことがありま
して、それは、アメリカの大統領選挙
の結果……ではありませんで、いやま
あそれもあるんですが、もっと瑣末
いえば瑣末なことなんですが、

 

最近、テレビのコマーシャル(といい
ながら、今は YouTube で見ることが
多いのですが)で、父と娘の関係を扱
っているものが増えていないか?

 

……ということでして。

 

それも成人して働いている娘を気づか
父親の心配りとか心情とか、そんな
ことに焦点を当てているのが多くない
か、と。

は父と娘というと結婚していく娘と
父親という構図が多かった気もします
し、ちょっと前までは、子育てを妻と
一緒になって頑張る夫なんていうのが
家族を描くパターンとして多かった気
がするんですが。

 

これはやはり、コロナが影響している
のだろう、と思ったりするわけですね。
これ、この先、例えば歌の世界なんか
にも波及するかな、とか思ったりもす
るんですが。

 

こういうコマーシャル見て、世の娘を
持つ父親はどう感じているのでしょう
ね?実は私もその1人ですが……うー
ん、個人的にはちょっと微妙な感じで
すが、他の方々のご意見も聞いてみた
気がします。

 

より深い考察はまた他の人がするかも
しれませんが、そんなことを感じたり
していた2021年初頭ではありました。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

シニア世代は頭が固い?わけでもない?

く、年をとってくると固定観
にしばられやすくて、若い人は
考え方が柔軟、とかいいますよね。

 

でも、どうもそうとは言い切れない
うでして。少なくとも簡単にはね。

 

実は、若い世代もシニア世代もステレ
オタイプにしばられやすいのは一緒
ようなんですね。モノによっては、若
い人のほうが、偏見を持ちやすいなん
てこともあるようです。

 

こんな調査の結果を見たわけなんです
が……▼▼▼

 

見ていただければわかるように、無意
識の思い込み(たとえば「『親が単身
赴任中』というと、父親を想像する」
とか)があるかどうかを色々なことに
ついて聞いたそうなんですが、

 

若い人のほうが、高年齢の人より、そ
ういう思い込みに無自覚である

 

という結果になったそうなんですね。

 

設問の中身によっても違うのですが、
少なくとも、年寄りのほうが若い人よ
り思い込みが強い、ということはなさ
そうです。

上の「『親が単身赴任中』というと、
父親を想像する」という「思い込み」
についても、高年齢の層の方がほん
の少し(0.2 ポイント)高いですが、
ほとんど変わりがないですしね。

 

そんなわけで、年を取ったし、頭が固
くなってるからなー、とか思って何か
やることや新しく始めることを回避し
ているとしたら、それこそ、頭の固い
思い込みかもしれない、と思ったりも
するのですね。

 

前にも書きましたが、問題はスタート
させる気力とか意欲の方ではないかと
思うわけでございます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

仕事と音楽とアラカンの居場所の話

型コロナウィルスの影響で、
人々の働き方は大きく変わりま
した。

 

在宅で働く機会や、そういう働き方を
選択する人も増えました。それにとも
なって会社のシステムや、オフィス
ついての考え方についても色々と議論
され、試行されていますね。

 

そもそも「通勤」というものが実はい
らない仕事も結構あるということが、
あらわになったわけですからね。

 

そういう仕事の場合、ネットの環境
整っていれば、大都会に出かけて働く
必要もないわけですね。今後も色々新
しい職場形態や働き方の新しいあり方
が生まれてくるのでしょう。

 

一方で新しい働き方新しい生活に適
応がなかなかできない人もいるわけで、
そういう人たちへのケアも議論になっ
ています。

 

音楽業界大きな影響を受けました。

 

コロナへの対策をしながら、これまで
の音楽の楽しみ方をどこまで残すのか、
残さないで全く違う方向を目指すのか。
完全にネットを主体とした方向に向か
うのか。ライブハウスは廃れていくの
か。

 

いろんなことが起きていますね。

 

で、さて、

 

そして、そこには特にわれわれのよう
アラカン以上の世代にとっての「居
場所」の問題も出てくるのですね。

 

単純にネットに依存して、家にいる
けで、満足な居場所を得られるのか。
先のことはわかりませんが、今現在と
いうことでいえば、なかなかそれも難
しそうです。

 

年齢を重ねてくると、「フレイル」
「サルコペニア」といった身体や認
知機能の低下の恐れも考慮しなければ
なりません。単純にコロナ感染を防ぐ
ために家にいれば健康やクォリティ・
オヴ・ライフが担保されるわけではな
のですね。

 

感染の問題も念頭に置いて慎重な対応
を取りつつも、「出かけていく」「居
場所」として機能するリアルな場のあ
り方も考える必要があると思えます。

 

それがどのような形なのか、私もまだ
具体的につかめてはいませんが、見出
していく努力は続けないといけない
あ、と。とりとめのない話になってし
まいましたが、考えているのではあり
ます。

 

皆さんは、どのようにお考えですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

鎖が1本切れた話?

社にお勤めのみなさん、
というものをお持ちですか?

 

社章というのは、会社のマークのこと
ですが、転じてそれをもとにした背広
につけたり、ピンで胸元に留める
バッジのことを言う、と Wikipedia に
書いてありました。

 

つまり、そういうバッジをお持ちです
か?ってことなんですが。

 

日本ではわりと普通にみられますが、
実は海外ではほとんどこういう社章バ
ッジという制度はないという話です。
(日本マイクロソフトが「日本だけで」
作ったという話がありましたが)最近
は、日本でも社章バッジをもたない会
が多いのかもしれません。

 

で、

 

私の勤めている会社にもそうしたバッ
があったんですが、ちょっと前に
ということになりまして。なので
ているバッジを返却しろ、という話
になったのですね。返却といっても、
のご時世郵送でいいよということ
で。

 

なので返却しました。まあ、確かに
質的に何の問題もないわけですよ、持
ってなくても。今やね。

 

しかしまあ、ちょっと感慨とかあるか
な、と思ってたんですが……。という
のは、これまででいうと、このバッジ
を返すということは、

 

会社を辞める

 

ということだったわけなんですよね。
会社との絆が切れる象徴みたいに思う
人もいたかもしれません。

でも、返却しても実際は多少の解放感
を感じただけでした。解放感というの
は、バッジなくすと、会社に報告して
弁償して、新しいの作ってもらわなき
ゃいけなかったんですよ。なくさない
ようにいちいち気を使うのいやじゃな
いですか。

 

まあ、今やモノで感じる絆というのは
ほとんど役にたたないってことかな、
と思ったのではありました。絆ってい
うより、鎖って感じですかね。

 

その点音楽関係とかで感じるって、
ちょっと違うよなあ、なんてことも思
いました。の絆、ていうのとも違う
経験の絆っていうのかな……? やや
強引ですが、音楽に結びついたところ
で……

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

「めんどくさい」は役に立つ?

前、「めんどくさい」という
ことについ書いたことがありま
して。

 

そのときは「めんどくさい」と思った
ときに、無理に「やる気」を出そうと
頑張るよりも、やる気がなくても行動
できたり、それを続けられるようにし
た方がいいらしい、なんてことを書い
たんでした。

 

それについては、別に考えが変わった
わけでもなく、今でもやる気にた
よらないように、ルーティーンとして
こちらの記事やら、note の記事やら
を書くようにしているわけですが。

 

そもそもやる気が出ない、ということ
に関して、自分を奮い立たそうと頑張
ってみたり、気合いをいれようとした
しないのが吉、みたいですね。

 

それよりも、まあそういうとき(気分
が乗らないとき)はそれなりでいいや、
割り切る方が良いそうです。いつも
2割くらいの力しか出ないけど、そ
でもいいや、と。

 

そして、

 

そもそも、そういうふうに「めんどく
さい」ときは、「めんどくさい」と思
う理由があるわけですね。身心の疲れ
不調やらがあるがゆえの「休め」
いうサインだったりするわけで。

 

それから、めんどくさいというのは、
やろうとしていること(たとえば練習
とか? 笑)になんらかの問題がある
とへの気づだったりもするわけで
す。そこからモノゴトの改善のきっか
を見出せるかもしれません。

 

まあ、そういう改善なんていう前向き
な気持ちになるためにも身体は休めた
方がいいわけですけよね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

Too Proud to Ask?

つだったか、だいぶ前、勤め
ていた会で仕事関係のメー
やりとりし時のことなんですが。

 

その時、外国語で書かれたがあっ
たんですが、それをそのまま全訳して
クライアントに出すか、重要なところ
だけ抜粋して訳したものを出すか、な
んて話になったんですよ。で、その時
誰かが

 

「妙訳」でいいんじゃない?

 

と書いてきたんですよね。

 

妙訳? 妙薬なら聞いたことあるけど、
何だそれ? と思ったのですが、話の
前後の流れから、

 

抄訳(しょうやく)

 

のことではないかと思いまして。概要
がわかる形の訳でいいだろう、という
ことですね。

 

で、そういうときに、いやいやそれは
抄訳だろ、とはなかなか指摘をしづら
くないですか? とくに相手がおじさ
だと(笑)。

 

人にもよりますが、おじさんのプライ
ドが邪魔をして、指摘を受けても素直
に聞いてくれないんじゃないか、とか
気を使ったりして。で、そのまま話を
合わせたりして。で、こっちが疲れた
して、ね。

 

まあ、実際には、その時はおそるおそ
る指摘をしたら、とても素直に聞いて
修正してくれたので、よかったんです
けどね。ちょっとドキドキしました。

 

ときどき、自分がなにかおかしなこと
言ったりしたりしてないか。気をつけ
た方がいいですね。特におじさんは。

 

英語に “Too proud to ask” というフ
レーズがあります。「プライドが邪
て人にモノを聞けない」ってことで
すね。そんな状況に陥ってないですか?

 

とくに音楽とかやってると、おじさん
のプライドはほとんど邪魔にしかなら
ない気がしますしね。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

SNS疲れは音楽の練習に影響するか?

ちらのお話の続きでござい
す。

 

SNS 疲れという現象のお話でござい
ました。まあ世の中的によく話題にな
るお話ではあるのですが。

 

それが音楽やスポーツなどの練習とか、
技術の向上にも影響するのでは、なん
研究のお話を読んだのですね。

 

こちらでも何回かご紹介した、ジュリ
アードを卒業したバイオリニストでも
ある心理学者ノア・カゲヤマさん
ブログに出ていたんですが。

 

2020年に発表された研究らしいのです
が、トップレベルの女性スイマー
つのグループに分けて、1つのグル
には、水泳練習前 30分くらいの間、
過去のオリンピックの歴史についての
動画のシリーズを見せたんだそうです。

 

で、もう1つのグループにはその 30
分の間ソーシャル・メディア(SNS)
のアプリを使わせんだそうですね。

 

で、8週間それを続けたら、最初の方
のグルーブだけが記録を伸ばしたんだ
そうです。SNS をやっていたグルー
の記録は伸びなかったのですね。
ぜか?

 

研究者たちによれば、SNS で色んな
情報のキャッチアップをしたり、友だ
ちのリア充な(?)様子を見たり、流
れてくる悲惨なニュースを見たりする
ことで、2番目のグループの人たちは
精神的に疲れてしまうのではないかと
いうことのようです。

 

カゲヤマさんは、まだ始まったばかり
の研究だし、これがそのまま音楽の練
習にもあてはまるかどうかは難しいと
ころだけど、まあ練習前は SNS から
は少し距離をおいてみてもいいんじゃ
ない?と書いてました。

 

いかがですか? 試してみる値はあ
るかもしれません。

 

まあ、言うは易しで、なかなか簡単で
はないかもしれませんけどね。

 

て、ことで。

 

それでは、また  ( ̄▽ ̄)

 

SNS疲れするわたくしたちと音楽と?

型コロナウィルスの流行以来、
テレワークとかオンライン会議な
んていうのが急速に増えましたよ
ね。

 

そうすると、リアルに人と接する機会
は減る一方で、SNS を通じたコミュ
ニケーション情報の取得といった
クティビティが増えることにもなりま
す。

 

そしてそのせいで、

 

疲れる

 

という人も増えていそうです。いわゆ
SNS 疲れというやつです。

 

もちろん、単純にだから SNS は良く
ないとか言う話ではないでしょうし、
ロナの前から SNS 疲れのことは
れていましたけどね。

 

なんで SNS やってると疲れるのか
いうと、ひっきりなしにアップデート
される情報に注意を払ったり、人が楽
しそうにしたりしてるのを見たり、
味しそうなモノを食べているのを見た
り……そんなことが人の不安をかき立
たりうらやましい思いを起こさせた
するからといわれてますが。

 

それに加えていろんなフェイクニュ
ースとか、陰謀論とか、戦争とか、そ
んな情報も増えてますし。

 

そんな中で、どっちが正しいとか、
れが正解あっちは間違ってるとか、
そんな対立を強調したり、あおったり
するような物言いも目立つようになり
ましたよね。

 

SNS での非難や中傷が原因で命を絶
つといった痛ましい事件もありました。

 

なので、繰り返しますが、SNS が絶
対悪などとは思わないものの、少なく
とも

 

両刃の剣

 

的なものであることは言えると思うの
ですよね。

 

なので、われわれの日常の生活に大き
な影響を及ぼさないように、SNS と
距離を置く時間を持つことも必要とい
うことだとは思うわけです。

 

そして、音楽スポーツなどの練習の
技術の向上といったことにも、も
しかするとSNS 疲れが影響を及ぼす
かもしれないのです。

 

音楽にも?

 

ちょっと続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また ( ̄▽ ̄)

 

 

音楽は子供のIQをアップさせ……ない?

に、音楽と子供の知能
るとある記事を読んだのですけど
ね。

 

そしたら、なかなか衝撃的な(?)こ
が書いてありまして。それが、上の
タイトルにもあるように

 

音楽をやっても子供の IQ は上がら

 

ということだったんですね。

 

単なる人々の思い込みとかではなく、
そういう研究が、これまで発表されて
たけど、それらの研究のデータを詳し
精査してみたらそういう結論には至
らなかった、と。そういうメタな研究
がなされたらしいんですが。

 

で、それを見ていくつか思ったこと
あったんですが

 

まず、1つ目は、そもそもそんなこと
(音楽をやると子供の頭が良くなる)
を主張する研究がそんなにあったんだ、
ということでして。

 

で、ググってみると、いろいろとそう
いう研究だったり、それを引用した記
だったりがあるんですねえ。IQ
けじゃなくて、言語の習得や運動能力
の向上にも役立つという研究があるそ
うですが。でも、違う、と。

 

2つ目に思ったことは、そんなことを
思って子どもを利口に育てたいので
楽をやらせようという親がどんだけい
るんだろう、ということですね。そこ
まで考えて子供に音楽を習わせるとい
うのも、なんか回りくどくないですか?

 

もうちょっと、別のこと感性とか、
情緒形成とか)を考えてるんじゃない
ですかね。まあ、わかりませんけれど。

 

そして、3つ目は、音楽が子供の知能
向上には役立たないというこうした研
が出ても、たぶん「つまらない」
「夢がない」ので、あまり人気が出な
んだろうなあ、ということですね。

 

そしてそのうちに、また逆の主張(つ
まりやっぱり音楽は子供の IQ を伸
)をする研究が出てくるんじゃな
だろうか、と思うんですが。

 

まあ、こういう話はたぶんなかなか決
着がつかない気がします。少なくとも
世間的にはね。

 

最後に4つ目は、子供はそうだとして
大人とくにシニアの脳についての
については、どうなんだろうという
ことですね。

 

ドラムを叩くと「認知症が改善する可
能性」があるなんていう記事を、前に
読んだりもしたんですよね。子供の知
能はどうでもいいから(こらこら)、
こっちは本当であってほしいなとか思
ったりもしております。
1986年から2019年にかけて行われ
た、合計6984人を対象とした54の研
究のデータについて調べたそうです。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

会話が苦手な人向けの「コツ」はセッションにも効くか?

いぶ前に、ネットのまとめ
サイトを眺めていたら「大人数
で会話をするのが苦手な人が、
それを克服するためのポイント」
といった内容の記事があったん
ですね。

 

まあ、よくあるといえばよくある内容
なので、その時はふーんていう感じで
読み飛ばしたんですが(サイトの方で
はもう少しダイレクトに「コ○ュ障」
という言葉が使われていたと思います
が、まそれは置いといて……)
そういえばと思い直しまして。ここで
いう「会話」「セッション」読み
かえてみたらそこに書かれていたポイ
ントというか「コツ」がにどのくらい
役に立ちそうか、という視点で改めて
読んでみたことがありました。
で、
そのまとめ記事によると、会話の苦手
な人は、まずは
「話し手の顔を見て自然に相槌を打つ
ところから始めると良い」
のだそうです。これ、確かにセッショ
ンでも言えることですね。われわれの
やっているセッションでも、最初から
長いソロをとるのではなく4小節くら
いのいわゆるコール&レスポンスから
始めますが、それに似ています。

さらに、
「自分のタイミングで相槌ができたら
次は他の人たちと息を合わせて相槌を
うつ意識をしましょう」
とあります。セッションでも、お互い
の呼吸を意識して合わせるようにする
というのは、役に立つコツですね。
あと、

 

「話の輪になかなか入れない人、会話
の苦手な人は、完璧主義者が多い」

 

といったことも書かれていました。
セッションでもあまりに完璧に弾かな
ければという思いが強くて、逆に他人
の前で実際に弾くのが怖くなってしま
う、といった人がときどき見受けられ
ます。いわゆる「弾き気」の問題とも
関係してきそうですね。
他には、「笑うことを心がけよう」
いうのも、まあ正しいでしょうね。
体感が出やすいし、ノリもよくなるし。
あまりニヤニヤしていても気味悪がら
れそうですけど。
こうしてみると、結構セッション的に
置き換えてみても、なかなか妥当なこ
とを言ってるのではないでしょうか。
やはりセッションは音を使ったコミュ
ニケーションということであると思わ
せるものではあります。
まあ、じゃセッションが上手な人
んな会話も上手かというと、そこは一
概には言えないところが面白いところ
ではありますが……。も別に特に
話が好きで上手か、というとそうでも
ないですし(苦笑)。
て、ことで。
では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

予測の力? ペンタの力?

ょっと面白い動画に出会ったので、そのご紹介なんですが。

 

十数年前のものなんですけどね。

 

World Science Festival(ワールド
・サイエンス・フェスティバル)とい
科学のイベントでの映像のようです。
▼▼▼

 

そのイベントの中のパネル・ディスカ
ッションの一部のようなんですが。
経科学に関するセッションのようです
が、どうも音楽がテーマのようでして、
あのボビー・マクファーリンゲスト
として参加しています。

 

テーマ音楽に対する人間の反応とい
うものは基本的に世界共通なものか?
固有の文化的に規定されているものな
のか? といったことのようです。

 

で、そのマクファーリン観客をまき
こんである実験(?)をやっているの
がこの映像なんですが。

 

マクファーリンがまず、舞台上のある
位置に立って、こがだよと声で示し
ます。その次に彼は一歩上手(向かっ
て右)に移動して、今度はそこが
と示します。

 

そして、その2ヶ所行ったり来たり
するのに観客も合わせて歌うのですが
ある時点で彼がレの位置のさらに右
移動すると、観客はを歌うんですね。

 

別に誰からも指定されたわけではない
のに。

 

そして、さらにマクファーリンステ
ージ上を移動すると、それに合わせて
観客は歌うんです。

 

ペンタトニック・スケールで。つまり
ドレミソラですね。

 

マクファーリンによれば、どこでこれ
をやっても、観客は同じように追随し
てくるのだそうです。

 

この実験が音楽は脳に先天的に刻み込
まれたものである、という証拠になる
とは簡単には言えないと思います。と
はいうものの、ペンタトニック・スケ
ールの力というものを再認識させられ
る実験ではありますね。

 

皆さんは、どんなご感想をお持ちにな
りますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

ありがとうっていえなくて?

(このお話はフィクションです)
に呼び出して、すまんな。部
長がモニターの向こうで言った。
急に俺とにオンライン会議を
招集してきたのだ。

 

いえ、オンラインなので、大丈夫です。
は言った。同僚仏頂面をして黙っ
ている。どうせ、ギターの練習でもし
ていて、中断しなきゃならなかったの
だろう。

 

短くすませたいので、端的にいうが、
実は、ちょっと社内の製作部門からク
レームが入った。N社の件だ。

 

N社というのは俺と同僚で担当してい
クライアントだ。

 

クレームですか? 俺は言った。

 

うむ。うちのセクションからの製作に
ついての指示が高圧的だというんだな。
部長は言った。

 

きみたちがクライアントの意向を受け
て指示しているのはわかるが、もう少
穏やかな物言いはできないものかね。
忙しいところすみませんが、とか、
つもありがとうございますとか、そん
言葉を入れるだけでも印象は大分変
わると思うぞ。

 

俺が恐れていたことが起こったようだ。
大体いつも同僚の社内への指示は、
圧的相手への配慮とかそういうもの
一切ないメールでも、やって当然
というような書き方をする。はどち
らかというと裏でフォローに回るほう
だ。

 

部長も、俺の問題ではなく同僚のこと
だというのはわかっているのだろう。
モニター越しなので、どちらの顔を見
て話しているのはわからないが……。

 

ちょっと待ってくださいよ。社内に指
示を送るのになんでこっちがそんな気
を使わなきゃならないんですか。同僚
が言った。

 

そう言うけどな、社内の連中だって
だ。言われ方一つで、指示を受けと
気持は大分変わるもんだ。部長は諭
すように同僚に言った。

 

それに、話がおおごとになりつつある。
向こうの連中はこのままならあっちの
本部長に話を上げると言ってる。うち
の本部長が向こうの本部長に責められ
るというのは社内政治的にもよろしく
ない。

 

そこが本音か、と俺は思った。2人の
本部長は同期で出世を争う仲だ。

 

ともかくだ、アメリカの研究にもある
そうだが、メールに相手の感謝の言葉
を書いて頼みごとをするだけで、その
通りやってもらえる確率は大きくアッ
するそうだ。部長は続けた。

 

別に本気でそう思わなくてもいいから、
ひと言「いつもありがとう」という言
葉をメールに入れてみたらどうだ。き
みたちも音楽やるそうじゃないか。音
楽を一緒にやれる仲間への感謝の気持
を思い出してみたらどうかな?

 

わかりました、気をつけます。俺は言
った。同僚はふて腐れた顔で黙ってい
る。こいつが音楽仲間に何を思ってい
るのか、あまり知りたくない気もした。

 

頼むよ。こういうのは普段から口にし
ていると気軽に使えるようになるもん
だ。ちょっと練習してみようじゃない
か。何を思ったのか、部長は言った。

 

今日は文句を言って申し訳ないが、2
人の働きにはいつも感謝している。
りがとう。部長はそういって頭を下げ
た。

 

こんなぐあいだ。2人もお互いにやっ
てみたまえ

 

……えぇ? と俺は思った。

 

気まずい沈黙が流れた。

 

ここは俺から言うしかないか。しかた
なく俺は同僚に向かっていった。

 

い、いつもありがとう。

 

自分でも顔が引きつっているのがわか
る。

 

同僚ばかばかしくてやってられない
という顔をしたが、それでも、口を開
いて言葉を発しようとした。

 

あ……

 

こいつの口から、「ありがとう」とい
う言葉を聞くのは前代未聞だ。俺はな
んだか知らないが緊張した。

 

あ……

 

部長もモニター越しに固唾をのんでい
る。

 

あ……明日の会議で居眠りするんじゃ
ないぞ。同僚は言った。

 

モニターの向こうで、部長が椅子から
ずり落ちそうになるのをこらえるのが
見えた。

 

社内のクレームは収まりそうもないな、
俺は思った。

 

このお話はフィクションなので、現
実の社内クレーム、上司の出世争い、
い○も○が○りなどとは無関係です。
たぶんね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/