流行りの Vlog 的なモノを作ってみた

近、とくに海外で流行って
いるブロ
グの形態に Vlog とい
うものがありま
す。

 

Vlog というのは Video Blog の略で、
日本ではブイログとか発音されますけ
ど、向こうの人たちは「ヴログ」と発
音してますね。まあ、どうでもいいこ
とですけど。

 

その特徴はといえば、もちろん動画
使うこと、日本人はあまりやってなく
外国人が多い、やってるのはわりと
若い人が多い、テーマはなんでもあり
……といったことだそうで。

 

で、

 

そんな Vlog のまね事をしようとちょ
っと思い立ちまして、作ってみました
よ。ミーハーかよ。題して「ある日の
アラカンセッション」

 

4分40秒程度の動画でございますが、
よろしければご覧くださいませ。この
映像、最初 Twitter にアップしようと
したら、Twitter って動画は最長2分
20秒という制限があるんですね。つ
まり140秒という……

 

しょうがないので、2つのパートに分
けてアップしたのですが、YouTubeに
はそんな制限はないので、一挙にまと
めて御送りいたします。それではどう
ぞ▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などお届けする無料のメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
http://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

シンプルに繰り返す?微妙に(微妙じゃなくても)展開させる?

ピュラー・ミュージック
いうのは
決まったコード進行
何度も繰り返し
ているものが結
構多いですよね。とく
にアメリ
カの黒人系の音楽なんかには

いです。

 

わかりやすいでいうと、「スタンド
・バイ・ミー」という曲なんかは、
小節のコード進行の繰り返しだけで成
り立っています。多くのファンクナン
バーもそうですね。それこそ、2つの
コードの繰り返しだけで出来ていたり
することも多いです。

 

展開(変化)があったとしても2パタ
ーン程度だったりしてね。ダンスミュ
ージックとして踊りやすいトランス
状態に入りやすいそんな音楽が求め
られてきたということが原因かとは思
いますが。

 

一方J-POPというジャンルの曲は、
ード進行の展開1曲の中でいくつも
詰め込む傾向があります。Aメロがあ
ってBメロがあって、その後にサビ
来て、さらにまた2つ目のサビがきて
とか、そんな複雑な展開はJ-POPでは
ごく当たり前ですよね。

 

1つのコード進行を繰り返すときも、
微妙に変化をつけたりします。これに
ついては、ドクター・キャピタルとい
う、関西弁がぺらぺらのアメリカ人で
音楽博士(北テキサス大学教授)とい
う人が、米津玄師「LEMON」につ
いて解説しながら歌っているという動
画が Youtube にありますので、ご興
味のある方はどうぞ▼▼▼

で、まあ、

 

これはまあ、どちらが良くてどちらが
悪いという話ではないので、シンプル
でダンサブルな曲がいい人もいれば、
繊細で微妙な変化が楽しいという人も
いるとは思います。アメリカ人でも、
ドクター・キャピタルのようにJ-POP
好きな人もいるわけですからね。

 

ただ、J-POPというのはそういう複雑
があるので、その場限りのジャムセ
ッションとはちょっと相性が悪いかな
というのはありますね(笑)やろう
と思うと工夫が必要かと。

 

J-POP を聴くといつもそんなことを
思うセッションホストでございます。
ま、病気ですね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

悲しい時に聴くといいのはどんな曲?

がこんな文章を書いている
からかも
しれませんが、最近音
楽が人間に及ぼ
す影響について
のいろんな研究の話題
が目に付
きます。

 

今日は、曲の雰囲気と人間の気分の関
のお話なんですが。

 

音楽にはその曲固有のムードってもの
がありますよね。ハッピーで楽しい曲
からとても悲しい雰囲気の曲まで。何
がその曲の気分を決めるか、というの
はなかなか難しい問題ではありますが。

 

常識的なところではマイナー・キーの
曲(短調の曲)は悲しくて、メジャー
・キーの曲(長調の曲)は明るい、と
いうのがありますが、これも曲によっ
て色々で、そう単純でもありません。

 

とはいえ、ある曲が悲しい曲かどうか
ハッピーな曲かどうかは多くの人で一
するものでもあります。前にもそん
なことを書きましたっけね。

 

で、

 

南フロリダ大学での最近の研究の結果
によれば、気分が落ち込んでいる人は
ハッピーな曲を聴くよりも悲しい曲
聴く方を好むのだそうです。なんでも
76人の女子学生を対象に色々な雰囲気
をもつクラシック音楽を聴かせた結果
だそうですが。

 

この76人の学生のうち、半数が鬱病
診断を受けていたのだそうです。そし
て、そうした人たちはハッピーな曲よ
りも悲しい音楽を聴くことを好んだ
いうことです。たとえばどんな曲か
いうと、こんな曲らしいです。こりゃ
たしかに悲しいですね▼▼▼

 

なぜ悲しい音楽が鬱傾向のある人に好
まれるのかというと、悲しい音楽には
気分を落ち着かせる働きがあるのでは
ないかということです。音楽療法など
にも影響を与えそうな研究結果なのだ
とか。

 

なので、落ち込んでいる人を元気づけ
ようとしてハッピーな曲や威勢のいい
曲を聴かせるのは、どうもあまり意味
がないようですね。というか、逆効果
になるかもしれません。

 

脳天気な人(こらこら)は気をつけま
しょうね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

アース・ウィンド・アンド・ファイアーについての好みの日米格差?

ース・ウィンド・アンド・
ファイア
というバンドがあり
まして。

 

ディスコ世代(あるいは「デスコ」
代)のアラカンの皆さんにはおなじみ
の、バンドですよね。

 

で、この前、Facebook の私のタイム
ラインで、このアース・ウィンド・
ンド・ファイアー(長いので、以下
EWF)の曲の中で「2番目」に好きな
は何か聞いてみたんですね。え、な
んで2番目か?

 

EWFの曲で1番好きな曲というと、ど
うしてもあの「セプテンバー」に票が
集中するだろうなあということで、
番目ということにしたんです▼▼▼

 

しかし、そもそもなんでそんなことを
聞いたかというとですね、「宇宙のフ
ァンタジー」という曲がありまして。
その曲を私が毎日やっている「今日の
1曲」という曲紹介のつぶやきで取り
上げようと思ったんですね▼▼▼

 

この、イントロの微妙に16分音符1つ
分前にシンコペートした入りをしてい
ベースとギターのリフヴァーダイ
ン・ホワイトアル・マッケイによる
ものですが、かっこいいですねー。

 

で、まあそれはともかく、この曲のこ
とをちょっと下調べしたら、この曲、
アメリカではそれほど大ヒットにはな
らなかったそうなんですね。ところが
日本では大ヒットして洋楽チャートで
1位を獲得しています。折からのディ
スコブームのせいもあったのでしょう
が。

 

デビュー40周年を記念して(?)日本
で行われた人気投票では「セプテンバ
ー」に続いて2位になったのだそうで
す。

 

というわけで、ほんとかどうか試して
みようと思って、Facebookの友達の
みなさんに聞いたらですね、

 

ファンタジー推しが圧倒的

 

という結果になりました。

 

とくにアラカン男子の皆さんの支持が
強いですね。女性の場合、「ブギー・
ワンダーランド」とか「レッツ・グル
ーヴ」とかいう声も聞かれたんですが。
ちなみに「ブギー・ワンダーランド」
アメリカでは「セプテンバー」も上
回るヒットになっていますね。

 

「宇宙のファンタジー」疾走感があ
り、でもメロディーマイナー系のち
ょっと切なさがあって、日本人好み
ところは確かにある気はします。なん
せ、1978年当時、解散直前だった
ォーリーブスカバーしているんです
よ。

 

えーと、なんだか、取り留めなくなっ
てしまってすみません。前にビリー・
ジョエルの時にも書きましたが、洋楽
の好みにも日本人の好みは微妙にアメ
リカと違ったりするんだなーというお
話でございましました。

 

追記:日本では「宇宙のファンタジー」
や「セプテンバー」はブラバンの定番
なんだそうですね。なので若い人にも
結構知られているようです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

音楽の「裏口」について

という言葉は、あまり良
いイメー
ジで使われなかったり
しますね。

 

いちばんイメージ悪いのが「裏口入学」
ってやつですね。日本でも時々問題に
なったりしてますが、アメリカでも似
たような話がスキャンダルになってま
した。

 

正面から堂々と入らないで、見えない
口からこそっと入る。まあイメージ良
くないですよねえ。正しい手続きを踏
んでないという感じが強いですね。

 

一軒家が多かったから裏口とか
手口とか普通にあった(サ〇エさんで
御用聞きのサブちゃんがやってくる方
の入り口ですよね)のですが、最近は
そういう家が少なくなったというのも
あるでしょうかね。

 

で、さて、

 

今日のお話は音楽の「裏口」というこ
となんですが、別に音大の裏口入学問
題を取り上げようということではあり
ません。まあ、もともと英語の用語な
んですが、

 

Backdoor progression

 

という言葉がありまして。

 

そのまま訳すと「裏口進行」なんです
が、別に悪いことをしているわけでは
ないのでして。

たとえば、キーCメジャーだとして
とてもよくある進行で、

 

G7→C とか Dm7→G7→C

 

というのがあるじゃないですか。いわ
ゆるドミナントモーションとか II-V 進
とかいうやつですが。バーンと盛り
上がってキーのトニック(上の場合C)
に解決する進行ですね。

 

これに対して、

 

Bb7→C とか Fm7→Bb7→C

 

というのを “Backdoor progression” 
といいます。V7のコードじゃなくて、
Vllb7 つまりトニックの1全音下のセ
ンスコードからの進行。試しに弾い
てみてもらえればわかりますが、普通
ドミナントからの進行とは違うもの
の、解決感があるんですよね。

 

なんでそうなのかというのはちょっと
理論的にめんどくさい話になってしま
うので、ここでは省略しますが、実は
この進行結構よく出てくるんですよね。
とくにジャズのスタンダードとか。

 

例えば、有名な「酒とバラの日々」
「ジャスト・フレンズ」とか。「星
影のステラ」にも出てきます。

 

ある種常套手段でもあるわけです。な
ので、「裏口」という名前はまあどう
でもいいんですが、こういうコード進
行は結構よくあるということは知って
おいて損はないかと思います。とくに
ジャズのスタンダードを演奏しようと
いう方はね。ロックでもよく目にしま
すよ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

サックスは最初木で作られた……らしい?

んなセッション、やったこと
がありまして▼▼▼

https://youtu.be/SYNTZrk2ts0
まあ、一発ネタなんですけど、こーゆ
ーのがネタとして成立するためには、
ネタ以外の部分はマジメに(?)ちゃ
んと演奏しないと面白くないですよね。

 

とくにテーマを演奏するサックスの方
ばっちりキメていただいたのでネタ
が引き立ちました(笑)

 

で、さて、

 

そんなサックスつまりサクソフォンは、
今や音楽、とくにジャズを始めとした
ポピュラー音楽には欠かせない楽器
すが、実は大分新しい楽器(というか
楽器)です。発明した人の名前も分
かっていて、アドルフ・サックスとい
う人です。なのでサクソフォンという
名前なわけですね。

 

で、そのサクソフォンという名称
されると作った人の名前になってし
まうというね。なかなか美味しい(?)
ことになってるわけなんですよね。

 

木管楽器に分類されるわけですが、ご
承知のとおりディーは金属(主に真
鍮)でして。木管、金管の区別は発音
の仕方によるので、そういう分類にな
るのだそうです。サックスはクラリネ
ットによく似たリードによって音を出
しますからね。

 

このサックスさんベルギー生まれ
人だそうですが、彼が1847年特許
を取得したのはパリにおいてだそうで
す。実は最初に彼の作った楽器は木製
だったそうですが、すぐに真鍮に切り
替えたという記事を読んだことがあり
ます。音量的に有利だからでしょうか
ね。

 

で、

 

今では特にジャズなどではサックスの
占める地位は確固たるものがあります
が、元々、ジャズではクラリネットが
主流でした。サックスがジャズで広く
使われるようになるのは、あるミュー
ジシャンのおかげなんだそうです。

 

シドニー・ベシェというニューオリン
ズ生まれの人で、この人もクラリネッ
トの名手といわれていたのですが、た
またま滞在中のロンドンジャンク屋
ソプラノサックスを手に入れたとこ
ろ、それにのめり込むことになったの
だそうでして。

 

1920年代初頭のことでした。アメリ
カに戻ったベシェはサックスで演奏
するようになり、それ以降、他のジャ
ズミュージシャンたちはサックスとい
うものに真面目に取り組み出したのだ
そうです。

 

ということは、ベシェがジャンク屋で
ソプラノサックスに出会わなければ、
チャーリー・パーカーもソニー・ロリ
ンズもサックスを吹くようにはならな
かったかもしれないんですねえ。何が
幸いするかわかりませんね。

 

ベシェが、1939年に出来たばかりの
ブルーノート・レコードガーシュイ
「サマータイム」ソプラノサッ
クスで吹き込んだのを聴いてみましょ
うか▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

すぐおいしい、一発芸セッション?

4という月は年度の頭という
ことで、世の中ではいろい
ろと
あるわけですが。

 

で、たとえば4月になるとテレビの編
も変わりますよね。新番組が始まっ
たりして。その一方、3月で終わる番
組もありますね。

 

NHK の朝ドラも4月とか9月になる
と新しいシリーズに切り替わりますね
(最近はコロナのせいで変則的になっ
たりもしましたが)。

 

朝ドラといえば、「まんぷく」という
ドラマがあって、チ○ンラーメ
ップ○ードル発明したあの会社の創
業者とその妻の物語でした。この番組
のおかげで、チ○ンラーメンはだいぶ
売れたらしいですね。

 

時代に敏感な(ほんとか?)われら
ラカンセッションとしては、このドラ
マが放送された頃、そんな流れにのっ
て、とある曲に改造を加えたセッショ
をしたことがありました。

 

あのセッションスタンダードなんです
けどね。

 

というわけで、今日はほんと一発芸
ございます。お楽しみいただければ幸
いです▼▼▼

 

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

CMソングには危険なあの歌(その4)

Mで流れてるけど、内容的
にいいの
かなあ?という懐かし
洋楽をネタに
するお話の第4
弾です。

 

っとやれというリクエストが若干あ
りましたので、調子に乗りました。

 

さて、今日とりあげる懐かしの洋楽ヒ
ットは「幸せの黄色いリボン」という
曲です。トニー・オーランド&ドーン
というグループの曲でして。

 

ヒットしたのは1973年全米で4週
連続No.1になったという曲です。そ
の年の年間チャートでも1位になった
という、ドーンというグループにとっ
ての最大のヒット曲でした▼▼▼
https://youtu.be/9kkfyf6dzGI

 

日本でもヒットして、山田洋次監督
『幸せの黄色いハンカチ』という映画
も作られましたね(映画はピート・ハ
ミルという人が書いたコラムを原作と
していますが、そのへんの経緯を書い
ているとややこしいので、省略します。
映画が作られたそもそものきっかけは
ドーンの曲だそうです)。

で、

 

この曲が某不動産会社の企業広告に使
われていたことがあったんですね。こ
の曲、曲調明るくて軽快なので使わ
れているのかな、と思うのではありま
すが……。この曲の出だしの歌詞、ご
存じですか?

 

I’m coming home. I’ve done my 
time.

 

……っていうんですね。最初の文は、
「オレは家に帰るところだ」って意味
ですが、問題は2つ目の文で、これは
「オレは刑期を終えた(つまり出所し
た)」ってことなんですね。

 

「ムショ暮らしを終えて、俺は故郷に
帰るところだ」という歌詞なわけです。
そういえば映画では健さんが網走刑務
所から帰ってくるんでした。

 

オ○ン○ックを念頭に置いて、街から
世界を変えよう、というテーマCM
シリーズだったんですけどね。その
頭いきなりムショ帰りかあ、と思った
私は心がひねくれているのでしょうか
ね?ま、そうかも(笑)

 

曲全体の構成からして、最後はある意
愛にあふれたハッピーエンドなので、
わかって使っているなら、いいのかも
しれないんですけどね。どうなんだろ
う?ちょっと制作者に聞いてみたい
ころではあります。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

デスメタルで健康な生活を??

かなか気分や体調が落ち着
ないことありますよね。整わ
ないというかね。季節的な影響
が結構あったりするともいわれ
ます。

 

前にこんなことを書いたことがありま
して。

 

簡単に言うと、春先は実は自律神経が
乱れやすい。そして、そんな自律神経
の乱れを整えるのに効果的なのが音楽
らしい、ということですね。

 

で、別にヒーリング・ミュージックと
いったような特別な音楽を聴かなくて
も、自分の好きな音楽を聴くのがいち
ばんいいらしい、なんてことも書いて
います。

 

なんですが、

 

その時、じゃあデスメタルなんていう
のはどうなんだろうか? なんてこと
を冗談半分で書きまして。で、まあ
に好きな音楽なら良いんじゃない
という結論にしたんですが。

 

正直、どうなんだろうという気もして
いました。

 

よくいわれるのは、デスメタルのよう
暴力的な音楽を聴くと、聴いた人も
攻撃的、暴力的な気持ちになるのでは
ないか、ということなのですよね。あ
るいは、聴き慣れているとさらに強い
刺激を求めるのでは、とか。そんな音
楽を聴いて、果たして自律神経は整う
のか?

そしたらですね、

 

デスメタルの曲が人間にどのような
情的反応を引き起こすか、オーストラ
リアの大学の研究チームが調べたらし
いんですよ。ブラッドバスというデス
メタル・グループの “Eaten” という
を被験者に聞かせながら、暴力的な画
像を見せたんだそうですが。

 

で、まあ結論をいってしまうと、デス
メタルのファンが暴力的な画像を見て
も特に普通の人たちと異なった反応を
示すことはなかったそうでして。

 

この実験をした研究者によれば、デス
メタルファンの「この音楽に対する主
な感情的反応は、喜びとエンパワーメ
ント(自信を与えること)」「(デ
スメタル)ファンは、いい人」「彼ら
は誰かを傷つけることはない」のだそ
うです(笑)

 

なので、デスメタル・ファンの皆さん
は、デスメタルを楽しんで、健康な生
活を送ってくださいね。

 

※こちらの記事を参考にいたしました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

HIROMI GOとビリー・〇〇〇〇の交差点??

前、アラカンセッションで、
あの曲
をやったんですね。

 

郷ひろみ「2億4千万の瞳」なんで
すけどね。作詞売野雅勇作・編曲
井上大輔という、1984年のヒット
曲なんですが。

 

郷ひろみのこれがちょうど50枚目の
シングルだったそうです。民営化され
る前の国鉄(古い)最期のキャンペ
ーン・ソングでもありましたね。

 

いわゆる昭和歌謡の1曲なわけですが。

 

で、まあセッションでやろうというの
で、事前に聴いていったわけですが。
改めて聴いてみると、これまで気がつ
かなかったに気づいたりするわけです。

 

全体の曲調としては、郷ひろみの曲に
よくあるマイナーキーのポップ・ロッ
ク調になってますね。イントロサビ
のところでは、いわゆる「アンダルシ
ア終止」というコード進行やその変形
パターンが使われています。

 

アンダルシア終止というのは、Dm-C-
Bb-A というような進行で、名前から
もわかるように、フラメンコで特徴的
に使われる進行ですが、それ以外にも
ラテン音楽やポップスなどで頻繁に顔
を出します。例えばデル・シャノン
「悲しき街角」とか、ベンチャーズ
有名な「ウォーク・ドント・ラン」
か。

 

まあ、その辺はある種予定調和的な作
りなんですが。

 

今回、気がついたんですけど、面白い
のはこの曲の間奏なんです。よろしけ
れば上の動画でもう一度聞いてみてく
ださい(1:50 すぎあたりです)。

 

ここまで、ほぼずっとマイナー(Dm)
で来ていたのがここで急に平行調のF
に転調するんですが、なんと bVII
まりEbからBb→Fという進行アルト
サックスがソロを吹くんですね。なん
でしょうこの意表の付き方は。

 

聴いてみると、なんだかここだけアメ
リカのポップ・ロックでよく出てくる
サックス・プレイっぽくないですか?
私は、

 

ビリー・ジョエルっぽい!

 

と思ったんでよすね。彼のバンドの
ッチー・キャナータアルトサックス
とか、そんな感じ。

この曲の出た1984年当時ビリー・ジ
ョエルの最盛期で、日本でも大人気
したからねー。わずか8小節のこのソ
ロにビリー・ジョエルっぽさを盛り込
みたかったんでしょうか?プロデュー
サーの意向かな?

 

まあ、そんなことに今さら気が付いて
面白がっていたのではありました。や
はり昭和歌謡を聞き返すのって楽しい
ですね。

 

ま、今日はそれだけです(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

フワフワした頭、フワフワした音楽?

(今日のお話はフィクションです)
張から帰ってきたらインフ
ルエンザ
を発症した。

 

帰りの新幹線満員で、周りにマスク
をした乗客がたくさんいたので、感染
しないといいがと思っていたが、案の
定やられてしまった。38度台の発熱
あり、病院に行くと、インフルエンザ
A型といわれ、医者からは5~6日ほ
どの外出禁止を言い渡された。

 

仕方ない。おれは自宅に戻り、熱でぼ
んやりとした頭で会社に連絡のため
を入れた。

 

普段電話を取るなんてことはめったに
ないくせに、こういうときに限って同
僚が出た。

 

なんだって? この忙しい時期に……。
同僚は非難がましく言った。また来週
出張にいかなきゃならないんだぞ。

 

熱が下がれば来週にはちゃんと復帰で
きるから、出張には行けるよ。俺は言
った。

 

準備はどうする? ぜんぶ俺がやらな
ゃいけないじゃないか。同僚は言う。

 

まったく、ジャムセッションなんてい
うだらけたことが好きなやつは、すぐ
にインフルエンザなんかにかかる。俺
みたいに緊張感をもってギターデュオ
とかやってれば、そんなものにやられ
たりしないんだ。同僚はいつもの調子
でまくしたてた。

 

俺は相手にせず電話を切った。38度
以上の熱があるときに聞く話じゃない。
俺は、着替えてベッドに横になった。

 

薬のせいもあってか、すぐに眠りに落
ちたが、を見た。ジャムセッション
をやっている夢だった。

 

妙な感覚で、俺もプレイヤーの1人で
演奏に参加しているのだが、幽体離脱
して、視点は妙に上のほうからバンド
を眺めている感じだった。

 

どうもみんなでモードの曲をやってい
るようだった。マイルズの “So What”
か何かに似た、モード一発の曲。フワ
フワした感覚でひたすら流れていく。
途中でときどき半音上に転調したりす
るが、またすぐに元に戻ってくる。

 

だんだんプレイしていてもどこを演奏
しているか朦朧としてくる感じだ。熱
のせいか、いつもに輪をかけてフワフ
ワした感じになる。しばらくするうち
に俺はもう完璧にロストしていた。メ
ンバーを見回したが、全員が同じよう
にロストしている感じだった。

 

演奏は、どんどんカオスな感じになっ
てきた。

 

まずい、なんとかしなくてはと思った
俺は、叫んだ。

 

「みんな、頭に戻ろう! 1、2、3、
4!」

 

そう叫んだところで目が覚めた。

 

気がつけばもう夜になっていた。熱を
計ると、大分平熱に近づいていた。

 

……

 

2日もすると、俺はもうほぼ平熱に戻
っていた。俺は自宅のPCを立ち上げ
出張のための資料作りをしていた。こ
んなことをしてもどうせ同僚からは嫌
味を言われるとは思ったが、いずれに
しても外出もできず手持ち無沙汰だっ
たのだ。

 

俺が仕事に集中し始めたところでスマ
ホに着信があった。同僚からだった。

 

インフルエンザになった。A型だそう
だ。来週の出張には行けない。すまん
が1人で行ってくれ。じゃあな。

 

そう言うと通話は切れた。

 

※例によって、今日のお話はまったく
のフィクションです。現実のインフル
エンザとは何の関係もありません。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

ついでだからポールのあの名曲も役に立ててしまおうという話

日は、ポール・マッカトニ
ー&ウイングスの「ジ
ェット」
という曲のリフを短3度とい

音程を取る時のガイドに使おう、
いうお話でした。

 

ある音の短3度上の音を取るときに使
える技(?)でしたが。実は、ポール
の書いた名曲で、短3度「下」を取る
時のガイドに使える曲があるんです。
今日はそんな曲のお話です。
で、もったいつけずにその曲は何か
いうと、あの

 

「ヘイ・ジュード」

 

なんですね。

 

もちろん、ビートルズ時代の曲で、発
表は1968年、クレジット上はレノン
/マッカートニーですが、ほぼポール
1人で作った曲といわれています▼▼

 

この曲のいろんなエピソードを語り出
すときりがないのでしょうが、それは
別の人に任せるとして(笑)

 

この曲の頭、最初の2音が「ド→ラ」
(固定ドで書いてます)となっている
んですね。つまり短3度下に下降して
いるわけです。

 

そんなわけで、ある音の短3度下の音
を取ろうとして迷ったら、「ヘイ・ジ
ュード」を思い出してください。

 

もちろん、メロディーが短3度下降す
る曲は他にもあるので、そっちが良け
ればそれで全然かまいませんけどね。
例えば、スタンダードナンバーの「ミ
スティ」なんかでもいいわけですが。

 

とはいえ、「ヘイ・ジュード」の知名
度にはかないませんよね(笑)

 

ご参加になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

「ジェット」のリフが役に立った話?

なさん、ウイングスの「ジ
ェット」
っていう曲覚えてます
か?

 

もちろんポール・マッカートニーの曲
ですね。1974年『バンド・オン・ザ
ラン』というアルバムからの曲で。シ
ングルカットもされてヒットしました
よね▼▼▼

ジェットというのは、ポールの飼って
いた犬だかポニーだかの名前だそうで
す。(たぶん)リンダ・マッカートニ
ーが間奏で弾いてるシンセが、時代を
感じさせて懐かしいですね。

 

……なんてことは置いといてですね、
なんでこの曲を持ち出したのかという
と。個人的にこの曲にお世話になった
というお話をしようと思ったんです。

 

先日、「リフ」についてのお話をしま
したが、この曲も冒頭からリフが登場
します。にあるようなリフなんです
が(キーは変えてあります)……

はい、とてもシンプル誰にでも口ず
さめるリフですね。で、このリフでは
3つの音が「ラーラシドー」って並ん
でいるんですが、この最初の「ラ」
最後の「ド」の音って、

 

短3度の音程

 

になっているんですね。

 

で、私、ある音の短3度上の音を歌う
とか、音程の確認の必要があるとき
どは、この「ジェット」のリフを思い
出すんですよ。音程をとる手助けにし
ているんですね。

 

3度の音程って長3度(ド→ミなど)
は取りやすいんですけど短3度
かいわれると、あれ?とかなったりす
ることがあるんで。

 

もちろん、スケールを歌って確認して
もいいんですが、それってちょっと
だし、混乱もしやすいんですね。こ
リフを思い出せばあっという間です
しね。

 

そんなわけで、ある音の短3度上の音
を取るのに苦労している方は、この
のリフを思い出すよいいよ、という話
でした。

 

ちなみに長3度が取れないという時
には、童謡の「チューリップ」の冒頭
が「ド、レ、ミ〜」なので、そのドと
ミで取るか、「聖者の行進」のメロデ
ィーの最初の2音が「ド→ミ」なので
それを使うと良いようです。そんなこ
としなくても長3度は取れる人が多い
とは思いますが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

リフを弾くのは頑固おやじに限る?

という言葉は、音楽用語
で、ここでもたびたび使ってき
ました。

 

しかし、リフとは何か、ちゃんとした
説明をしていなかったなと思いまして。

 

セッションとかバンドやっていると当
たり前の言葉でみんな知っているもの
と思ってしまいがちですが。そうでな
いことが結構あるんですよね。気をつ
けなければ。

 

そんな反省トークはともかく、リフ
いう言葉(riff と書きます)ですが。
これは、

 

リフレイン(refrain)

 

の略だということになっています。

 

なっていますという言い方になるのは、
こういうスラングの語源というものは
実はなかなか特定しづらいものだから
なんですが。でも、まあそういうこと
にしておいてあまり問題はないと思い
ます。

 

というのは、リフという言葉は「短い
フレーズの繰り返し」のことをいうか
らなんですね。アラカン世代の方は、
ディープ・パープル「スモーク・オ
ン・ザ・ウォーター」という曲をご存
じの方が多いと思いますが、あの曲の
冒頭の繰り返しフレーズなどが有名な
リフの例です▼▼▼

 

先ほど「スラング」という言い方をし
ましたが、まあジャズ、ロック、ファ
ンクといったポピュラー音楽の「業界
用語」のようなものです。クラシック
音楽業界(?)の方では「リフ」とは
言わないようですね。

 

じゃあなんというのかというと、

 

オスティナート

 

というそうでして。

 

いつぞやの「ソリ」と同じで、これも
イタリア語でございます。 Ostinato
と書きますが、複数だとオスティナー
ティでしょうかね。ま、それはともか
く。

 

で、この単語元々「頑固な」とか「執
拗な」という意味なんです。「リフ」
というなんだか軽いノリよりもちょっ
と重たい感じもしますが、考えてみる
リフというものの本質をずばりと言
っている気もします。

 

どういうことか?

 

続きます(^-^)

 

て、ことで。

 

それでは、また( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

著作権の法律に名を残すミュージシャン?

楽関係のことをやっている
と、著作
の問題というのは無
視できませんよ
ね。

 

気をつけないと、投稿した動画が削除
されてしまったりとか、JA○R○C
かいうところから、ロイヤリティを払
えとか言われたり、色々面倒くさいこ
とになります。

 

著作権の微妙な問題のひとつに、著作
権がいつ切れるのか、というのがあり
ます。著作権が切れるとその作品は、
「パブリック・ドメイン」になり、誰
でもその作品を許可や使用料なしに利
用できるようになります。

 

アメリカではもともと著作権切れの年
数が個人であれば没後50年、法人著
作権の場合75年でした。それが1998
年に制定された法律により、それぞれ
70年と発行後95年(か制作後120年
の短い方)になり、なおかつ1978年
の元日より前の作品については、著作
権20年間消滅が凍結された、という
ことがありまして(ぜえぜえ)。

 

そんなわけで、20年間くらいアメリカ
の著作物がパブリック・ドメインに移
行することがなかったのですけれど、
2019年、久しぶりに1923年の著作物
がパブリック・ドメインに移行した
うです。

で、

 

まあ詳しいことは色々 Web などにも
書かれているのでご参照いただきたい
のですが、上に書いた著作権の消滅期
限を延長させる1998年の法律に面白
名前がついているのですね。それが

 

ソニー・ボノ著作権延長法

 

という名前なんですが。

 

ソニー・ボノという人は、あのシェー
ルの元の夫で、ソニー&シェールとい
うデュオ・グループを結成していまし
た。下の曲はシェールのソロでのヒッ
ト曲ですが、ソニーが作詞作曲してい
ます▼▼▼

ソニーとシェール(1976年)

彼は、後にカリフォルニア州のパーム
・スプリングスの市長を経て連邦下院
議員となったんだそうで、彼だか彼の
最後の夫人だかがこの法律制定の発起
人の1人だったために、彼の名前をつ
けて呼ばれるようになったそうです。

 

もっともソニー本人はこの法律が成立
する9ヶ月前に亡くなってしまった
ですけどね。それもスキーをしている
ときに木に激突するという事故でした。

 

そんなわけで、法律そのものというよ
りはそんな人間がらみのエピソードに
興味がいってしまう私でございます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

もしセッションホストが短気なコールセンター対応だったら

(このお話はフィクションですよ〜)
は、スマホの音声出力をス
タジオの
PAにつなげた。

 

セッションホストをするはずの人が急
インフルエンザにかかってホストが
できなくなったので、最近できたとい
オンライン・セッションホスト・サ
ービスを使ってみることにしたのだ。

 

僕は、スマホにそのサービスの電話番
を入力し、発信ボタンを押した。

 

「こちらはセッションホストセンター
でございます。ただいま、大変混み合
っております。しばらくお待ちくださ
い」

 

スタンド・バイ・ミーのBGMが流れた。
僕を含めたセッション参加者はその音
に合わせて楽器を鳴らしたりしながら
担当に繋がるのを待った。

 

「……」

 

「お待たせいたしております。セッシ
ョンホストに関するお問い合わせの方
を、セッションホストに関する
ラブルのご相談を、セッションホ
スト・サービスをご利用の方を押
してください」

 

トラブル?僕はちょっといやなものを
感じたがそのまま3を押した。

 

「セッションホスト・サービスをご利
用ですね。お客様との今後のコミュニ
ケーションの改善、よりよいサービス
をお届けする参考として、セッション
の様子は録音させていただきますので
ご了承ください。よろしければ、1を
ここでやめる場合は2を押してくださ
い」

 

今さらやめるわけにもいかないので、
僕は1を押した。

 

「セッションホスト・サービスをご利
用いただきましてありがとうございま
す。担当アオイがホストをさせていた
だきます。皆様おそろいですか?

 

「はい」

 

「今日はどのようなセッションをなさ
いますか?曲名をお願いします」

 

「えーと、ファンクの曲をやりたいん
ですが。Pass the Peas(パス・ザ・
ピーズ)という曲なんですけど」

 

データベースを検索しますので、お
待ちください。……1972年ジェーム
ズ・ブラウン他によって書かれた The
J.B.’s の曲ですね」

 

「は、はいそうです

 

「演奏されるみなさんは、曲の構成
把握されていますね?テーマのコード
進行はDのブルーズで、ソロに入ると
A7一発あるいはD7一発になります。
よろしいでしょうか?」

「えーと、はい、ま、だいたい

 

「だいたいとは、どういう意味でしょ
うか?

 

「いや、ま、いちおう音源を聞いたり
はしてますが、みんなでやるのは初め
なんで、ま、だいたい……」

 

突然、電話の向こうでバンッという音
が聞こえた。

 

「なめてんじゃねーぞ、こら!」

 

「へ?」

 

「こっちは、狭いブースの中で、ヘッ
ドセットつけておめえらのホストして
やるんだぞ、しかも遠い沖縄から。
じめにやれ、まじめに」

 

「は、はあ」

 

「(コホン)……で、えーと。そ、そ
れでは、テーマはどなたが弾かれます
か?」

 

「あ、トランペットがやります」

 

もう1人は?」

 

「もう1人?」

 

「だーかーらー、まじめにやれって言
ってるだろう!この曲のテーマは2管
で3度のハモリをつけたりするのが常
識だろうが!サックスとかいねえのか
よ?」

 

「え、あ、アルトサックスがいます
……3度ハモリできる?できない?困
ったな。あ、あのすみません、できま
したらユニゾンで……」

 

「ユニゾンだあ?……ちっ。まいいや。
さっさと、終わらしちまおう……。え
ーと、それではソロはどうなされます
か?

 

「えーと、まずトランペットで、その
あとアルトサックス、次にギターで、
その次がキーボード、あと鍵ハモがい
て……」

 

鍵ハモだあ?なんだそれ、小学校
合奏コンクールか?鍵ハモなし!

 

「え、でも、僕、きのうから鍵ハモ練
習してきたんで……」

 

「てめえ、ホストのいうこと聞けねえ
ってのか?俺がなしっていったら、な
しなの!」

 

「えー、は、はあ」

 

「ったく。……で、最初Pass the 
Peas ……等々という掛け声はどうさ
れますか?」

 

「あ、あれ、ちょっと良くわからない
んで、なしで……」

 

やれよ

 

「はい?」

 

「やれっていってんだよ。あれがない
と締まんないんだよ、この曲は」

 

「は、はあ。で、でも」

 

言葉が良くわからなくっても、適当
にしゃべれよ!わかったな!」

 

「は、は、はい」僕は泣き声になって
いた。

 

「泣くな!うっとおしい!じゃあ、い
いな……、それ……ではイン……ロか
ら……ってみたい……思い……す」

 

突然、音声がとぎれとぎれになった。

 

「掛け……えを……なさんでおねが…
…ます……ワン……リー…………」

 

そこで、音声が途絶えた。

 

その日、僕の使っているスマホのキャ
リア大規模通信障害を起こしたのだ
った。

 

僕らはまだ、その曲を演奏できずにい
る。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

明るく楽しくクリスマス?

リスマス・シーズンというの
は当たり前ですが毎年やってくる
わけですよね。

 

そしてそれは、クリスマスソングの季
でもあるわけです。前にも書きまし
たけど、クリスマスソングがひっ切り
なしにかかっていると、メンタルに良
くないという説もありますが、そうは
いっても毎日どこかしらで流されてい
ますよね。

 

で、さて、皆さんクリスマスソングっ
てどんなイメージを持たれてますか?

 

われわれがよく耳にするクリスマスソ
ングは、アメリカで書かれたものが多
くて、 たいていちょっとノスタルジッ
クな雰囲気があって、ちょっとセンチ
メンタルな気分にさせるものが多いで
すよね。

 

曲の作りなんかも、微妙にヒネリのあ
るものが多かったりしますね。しゃれ
たコード進行が使われたりして。

 

もちろん「ジングルベル・ロック」と
か陽気なものもありますけどね。

 

で、

 

そんな中で、アメリカを中心に特にス
ペイン語圏ではかなり人気のあるクリ
スマスソングがあります。ホセ・フェ
リシアーノというプエルトリコ出身の
ギタリスト兼シンガーソングライター

 

Feliz Navidad(フェリス・ナビダ)

 

という曲なんですが▼▼▼

 

最初に発表されたのが1970年といい
ますから、もう50年以上経つわけで
すね。Feliz Navidad というのは、
ペイン語でメリークリスマスという意
味です。フェリシアーノ以外にも多く
の人がカバーしてたりするんですが。

 

お聞きになればわかりますが、非常に
シンプルな曲で、ほぼメジャーのスリ
ーコードでできてまして、歌詞もスペ
イン語と英語でクリスマスの挨拶をし
てるような内容の繰り返しです。

 

そんなヒネリのない(?)曲ですけど
楽しくないですか? 私はこの曲好き
なんで、よく紹介したり、セッション
でもやってみようとかしてみるんです
が。

 

どうも、日本では認知度が低いんです
よね。なんでだろう? やっぱり日本
の場合、クリスマスソングはラブソン
的なちょっとしんみり感のある作り
ゃないと受けないのですかね?

 

そんなわけで地道に(?)今年もこの
曲を押しているうちに年は暮れていき
ます。良いお年を(←早いよ)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

イメトレにメトロノーム??

メトレつまりイメージ・
レーニンの大切さについては
スポーツを中心に色々と書かれ
ています。もちろん音楽におい
ても有用な練習法であるわけ
すが……

 

イメージ・トレーニングというくらい
なので、実際の道具とか使わない
内だけ曲を弾くところイメージ
たりとか、さらには自分がどんな所で
弾くのかをイメージしたりとか、観客
の反応までイメージしたりとか、そん
なことをするわけです。

 

ところが、そんなイメトレの時にメト
ロノームを使ってみたらどうなるか?
いや、メトロノームをイメージするん
じゃなくて、実際に使ってみたらどう
なるか? ということを書いていた人
がいたんですよ。

このメルマガでもこれまでにも何回か
ご紹介しているジュリアードを出たバ
イオリニストでもある心理学博士ノア
・カゲヤマさんが、また面白いことを
ブログに書いたのでそのご紹介です。

 

彼が言うには、頭の中で曲などを「メ
ンタル・プラクティス」つまり日本語
でいうイメトレをするとき、実際に
内でイメージされている演奏正確な
リズムでなされているもんだろうか、
というわけですね。実際より走ってた
りモタっていたりしないだろうか、と。

 

で、実際の演奏のスピード脳内でイ
メージしているスピードとの関係その
ものを調べた研究はまだないのだが、
柔道の黒帯レベルの選手についての研
があるといって、こんな話を持ち出
してくるんですね。

 

まず柔道の選手たちに3つの動作でで
きている投げ技をやってもらったんだ
そうです。そうすると平均で40.5秒
かったそうです。で、さらにそれを
段より早めと遅めにやってもらうこと
もやってみたら、それぞれ 37.3秒
42.4秒になったそうで。

 

で、この選手たちを3つのグループ
分けて、最初のグループには4週間
わたって最初の試技でやってもらった
技のかけ方より早いスピードで技をか
ける「イメトレ」を週3回やらせまし
た。

 

2つ目のグループには同じ期間同じ回
最初の試技より遅めに技をかけるイ
メトレをしてもらいました。3つ目の
グループは特に何のイメトレもさせな
で4週間を過ごさせました。

 

で、どうなったかというと、4週間後
最初のグループの選手は以前より技を
かける速度が速くなり、2つ目のグル
ープの技をかける速度は遅くなり、
つ目のグループには大きな変化はなか
ったそうです。

 

簡単に言うと、イメトレでイメージさ
れた技のスピードは実際にかける技の
スピードに影響を与えたわけですね。
予想通りと言えばそうですが、さて、

 

この実験結果だけをもとに何も断定的
なことは言えないでしょうが、カゲヤ
マさんは、こんなことを書いていまし
た。

 

リズムが非常に厳格に要求されるよう
なオーディションで弾くための曲(の
部分)を練習するような場合、メトロ
ノームをかけてイメトレするのは役に
立つかもしれない。誰かやってみたこ
とある?

 

もしかしたら、普段弾けるより速い速
で弾きたいフレーズなりを練習する
イメトレを、早めのテンポにセットし
たメトロノームに合わせてしたら、実
際により速く弾けるようになるのかも
しれない……

 

カゲヤマさんは「正直、知らんけどな。
でも、だれかやってみたら、結果教え
ね」と書いてました。

 

いかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

伝説の〇〇〇をやってみた

前、タモリという人が国
民的なスタ
ーになる前のいわ
ゆるハナモゲラ語の
ネタで、
「ソバヤ」というのがある、
いうことを書きまして▼▼▼

 

たまたまそれを読んだ人が、先日の
ラカンセッションでやってみたいとい
うことをおっしゃったので、

 

やってみた

 

というのが今日のお話でございます。

 

前にも書きましたが、アフリカの民族
音楽のパロディーでして、中心となる
人がなにかを叫ぶ(コール)→残りの
人が「ソバヤソバーヤ」と返す(レス
ポンス)という至極単純な構造になっ
ているわけですが。

 

これぞまさにジャムセッションの原点
ではないか、ということで一度やって
みたいと思ってたんですよね。

 

ですので、そんな声が上がったことは
私にとっても望むところでございまし
た。

そんなわけで、その日の実際の映像
こちらでございます。カメラがちょっ
傾いてしまってますが、それもなかな
ワイルドでよいのでは、と思ってお
ります(そうか?)▼▼▼
https://youtu.be/KFw1ws6Z640

 

お時間のある時に、お楽しみいただけ
れば幸いです(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

こんな話やら、セッションノウハウ
情報などお届けする無料のメルマガ
やっておりますので、よろしけれ
ご登録ください。その他、色々な
レッスン企画やシニアライフにまつ
わる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
http://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/

 

借りてきたコードがよくなじむ曲たち?

に、別のスケール(同じ主
音を持つ
マイナースケール)か
「借りてきた」コードの話

しました。

 

その例として「サブドミナント・マイ
ナー」コードの話を書きました。キー
Cメジャーだったら Fm のコードが
それにあたります。

 

お手元にコード楽器がある方は、F→
Fm →Cなんていうコード進行を弾い
てみてください。D→ Dm →Aでもい
いいです。ちょっと切なくて胸キュン
な感じですよね?

 

このサブドミナント・マイナー、色ん
なところで使われるのですが、特にあ
る種の音楽と馴染みがいいんです。そ
れはどんな音楽かといいますと、また
また登場しますが、

クリスマスソング

 

なんですね。

 

それも、どちらかというと、ちょっと
ノスタルジックで郷愁を誘うような曲
との馴染みがいいんです。典型的なと
ころでいえば、「ホワイト・クリスマ
ス」とか「サンタが街にやってくる」
とか。

 

基調は明るいメジャー・キーなんだけ
ど、ところどころにこういうダークな
コードを配置すると、冬の気候の厳し
さとか、ちょっとノスタルジックで胸
キュンなイメージとかが感じられるよ
うに
なるので、クリスマスソングによ
く登場するのでは、と思うのですが。

 

そういえば、もう一つクリスマスソン
グの定番である、マライア・キャリー
「恋人たちのクリスマス」にもこの
サブドミナント・マイナーが使われて
いいまして。それがこの曲を定番たら
しめている、という分析を読んだこと
もあります。まあホントかどうかは意
見が分かれるかもしれませんけど。

 

ミッド・センチュリーの懐かしい感じ
を出すにはぴったりなのだそうです。
このサブドミナント・マイナーという
のは。

 

そんなわけで、もしあなたがクリスマ
スソングの新定番を書いてやろうと思
われるのでしたら、サブドミナント・
マイナーをうまく使うといいかもしれ
ません。

 

責任は持てませんけど。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

お読みいただきありがとうございま
した。こんな話やら、セッションノ
ウハウ
情報などお届けする無料のメ
ルマガ
やっておりますので、よろ
しければ
ご登録ください。その他、
色々な音楽
企画やシニアライフにま
つわる
話題をお届けしております。
こちらからどうぞ。▼▼▼
https://seniorlife.sakuraweb.com/page-48/