ヨット・ロックのお話でござい
ました。流行った当時はAORとか
いわれていたジャンルの音楽です
ね。
この言葉は、その名も『ヨット・ロッ
ク』という 2000年代になってネット
上で公開された動画のシリーズから来
ているんです。
これ、ご興味のある方は YouTube で
”Yacht Rock” で検索すれば見つかり
ます。え? 探すの面倒? しょうが
ないな……こちらです。
まあ全部英語ですけどね。でも言葉が
わからなくても、観ればわかりますけ
ど、早い話このシリーズは
AOR の立役者たちを、チープなテイス
トでシニカルに皮肉ったおバカな似非
ドキュメンタリー(モキュメンタリー
というらしい)
というらしい)
なわけでして。
で、今回、私はこのシリーズ全編に目
を通しました!(威張るほどのことか)
全部で12本ありますが、実は1本あた
り5分くらいですので、すぐに見終わ
ってしまうんですけどね。
さて、このシリーズの主役格(?)は、
あのマイケル・マクドナルドとケニー
・ロギンズの2人なんですね。もちろ
ん役者がやっていて、本人たちが出て
くるわけじゃないですよ。
2人はココとかいう師匠のようなプロ
デューサー(架空の人物のようです)
に、「スムースは神である」(と実際
に言っているわけじゃないですが)と
いうような指導(?)を受けて、ヒッ
ト曲を生み出していく……
というようなストーリーなんです。他
にもこの2人だけでなく、わき役とし
て、同時代の AOR 系やそれ以外のミ
ュージシャンたちも登場します。クリ
ストファー・クロスとか、TOTO とか
イーグルズとか他にもいろいろ。ホー
ル&オーツはなぜか悪役扱いなんです
よね(笑)。
なぜ、『ヨット・ロック』かというと
おそらく、当時のニュー・リッチ的な
ヨットを乗り回す若者の好む音楽、と
いうイメージがあったのかな、と思い
ます。このシリーズの舞台も、南カリ
フォルニアのマリーナらしきところに
なっています。
とまあ、長々と『ヨット・ロック』に
ついて語ってしまいましたが。このヨ
ット・ロック現象を見て思うのはです
ね、昔の音楽でもこんな形(ネットの
動画)で再び人の目に(耳に?)触れ
て、蘇ったりするってことですね。
たとえ、からかい半分だったとしても
それで人の耳に入ると、それを好きな
ってリスペクトする人も出てくるんで
すよね。近年にヨット・ロックが用語
として定着してきたのも、そんな動き
が実際にあるからなので。
ってリスペクトする人も出てくるんで
すよね。近年にヨット・ロックが用語
として定着してきたのも、そんな動き
が実際にあるからなので。
そして、アラカン世代もそんな今でも
リスペクトされるようなジャンルの曲
をリアルタイムで聞いていたことで、
リスペクトされることもあるかもしれ
ない、ということですね。
知らんけどな。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)