私がこんな文章を書いている
からかもしれませんが、最近音
楽が人間に及ぼす影響について
のいろんな研究の話題が目に付
きます。
からかもしれませんが、最近音
楽が人間に及ぼす影響について
のいろんな研究の話題が目に付
きます。
今日は、曲の雰囲気と人間の気分の関
係のお話なんですが。
音楽にはその曲固有のムードってもの
がありますよね。ハッピーで楽しい曲
からとても悲しい雰囲気の曲まで。何
がその曲の気分を決めるか、というの
はなかなか難しい問題ではありますが。
常識的なところではマイナー・キーの
曲(短調の曲)は悲しくて、メジャー
・キーの曲(長調の曲)は明るい、と
いうのがありますが、これも曲によっ
て色々で、そう単純でもありません。
とはいえ、ある曲が悲しい曲かどうか
ハッピーな曲かどうかは多くの人で一
致するものでもあります。前にもそん
なことを書きましたっけね。
で、
南フロリダ大学での最近の研究の結果
によれば、気分が落ち込んでいる人は
ハッピーな曲を聴くよりも悲しい曲を
聴く方を好むのだそうです。なんでも
76人の女子学生を対象に色々な雰囲気
をもつクラシック音楽を聴かせた結果
だそうですが。
この76人の学生のうち、半数が鬱病の
診断を受けていたのだそうです。そし
て、そうした人たちはハッピーな曲よ
りも悲しい音楽を聴くことを好んだと
いうことです。たとえばどんな曲かと
いうと、こんな曲らしいです。こりゃ
たしかに悲しいですね▼▼▼
なぜ悲しい音楽が鬱傾向のある人に好
まれるのかというと、悲しい音楽には
気分を落ち着かせる働きがあるのでは
ないかということです。音楽療法など
にも影響を与えそうな研究結果なのだ
とか。
まれるのかというと、悲しい音楽には
気分を落ち着かせる働きがあるのでは
ないかということです。音楽療法など
にも影響を与えそうな研究結果なのだ
とか。
なので、落ち込んでいる人を元気づけ
ようとしてハッピーな曲や威勢のいい
曲を聴かせるのは、どうもあまり意味
がないようですね。というか、逆効果
になるかもしれません。
脳天気な人(こらこら)は気をつけま
しょうね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)