まあ、一発ネタなんですけど、こーゆ
ーのがネタとして成立するためには、
ネタ以外の部分はマジメに(?)ちゃ
んと演奏しないと面白くないですよね。
とくにテーマを演奏するサックスの方
がばっちりキメていただいたのでネタ
が引き立ちました(笑)
で、さて、
そんなサックスつまりサクソフォンは、
今や音楽、とくにジャズを始めとした
ポピュラー音楽には欠かせない楽器で
すが、実は大分新しい楽器(というか
楽器群)です。発明した人の名前も分
かっていて、アドルフ・サックスとい
う人です。なのでサクソフォンという
名前なわけですね。
で、そのサクソフォンという名称が省
略されると作った人の名前になってし
まうというね。なかなか美味しい(?)
ことになってるわけなんですよね。
木管楽器に分類されるわけですが、ご
承知のとおりボディーは金属(主に真
鍮)でして。木管、金管の区別は発音
の仕方によるので、そういう分類にな
るのだそうです。サックスはクラリネ
ットによく似たリードによって音を出
しますからね。
このサックスさん、ベルギー生まれの
人だそうですが、彼が1847年に特許
を取得したのはパリにおいてだそうで
す。実は最初に彼の作った楽器は木製
だったそうですが、すぐに真鍮に切り
替えたという記事を読んだことがあり
ます。音量的に有利だからでしょうか
ね。
ね。
で、
今では特にジャズなどではサックスの
占める地位は確固たるものがあります
が、元々、ジャズではクラリネットが
主流でした。サックスがジャズで広く
使われるようになるのは、あるミュー
ジシャンのおかげなんだそうです。
シドニー・ベシェというニューオリン
ズ生まれの人で、この人もクラリネッ
トの名手といわれていたのですが、た
またま滞在中のロンドンのジャンク屋
でソプラノサックスを手に入れたとこ
ろ、それにのめり込むことになったの
だそうでして。
1920年代初頭のことでした。アメリ
カに戻ったベシェはサックスで演奏を
するようになり、それ以降、他のジャ
ズミュージシャンたちはサックスとい
うものに真面目に取り組み出したのだ
そうです。
ということは、ベシェがジャンク屋で
ソプラノサックスに出会わなければ、
チャーリー・パーカーもソニー・ロリ
ンズもサックスを吹くようにはならな
かったかもしれないんですねえ。何が
幸いするかわかりませんね。
ベシェが、1939年に出来たばかりの
ブルーノート・レコードにガーシュイ
ンの「サマータイム」をソプラノサッ
クスで吹き込んだのを聴いてみましょ
うか▼▼▼
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
こんにちは^_^
昨日FTJS!の講座を受けた、シニア初心者、鍵盤で参加しました川越です。
LINEのコミュニティでこの記事を知り、読みに来ました。
クラリネット吹きとしては(ヘロヘロですが)、シドニー・べシェはニューオーリンズスタイルのクラリネットの人と認識しておりました。
が、その偉大な彼がソプラノサックスを吹いたからこそ、サックスの音の表現力が世に知れ渡り、自分もサックスを吹こう!というフォロワーを産んだのですね。
petit fluersでの、むせぶような、過剰なまでのビブラートに、シドニー・べシェの演奏者としての喜びと興奮を感じました。
もともとクラリネットではビブラートは下品とされ、御法度だったそうです。今はそうでもなさそうですが…
視野を広げていただきました。よい話をありがとうございました^_^
こんにちは、コメントありがとうございます!どうぞよろしくお願いいたします(^-^)
クラリネットを吹かれるんですね。素晴しい。
ビブラートの話は知りませんでした。そうなんですね。ありがとうございます。楽器それぞれに色々な歴史がありますね。
これからもよろしくお願いいたします。