ドレミの3音で、もっとカッコよくソロを弾く方法?(その2)

とレ、あるいはドレミの3
だけで
も、セッションでソロ
を弾くとき、よ
カッコいいソ
ロを弾くコツのような
モノのシ
リーズ2回目です。

 

前回「フレーズの始まりの音を変え
てみる」でしたが、今回はメロディの
音程ではなく、リズム的なことに焦点
を当ててみましょう。
どういうことかというと、例えばドレ
ミの3音(でもソラドでももっと音数
が多くてもいいんですが)のソロを弾
くときに、フレーズの始まりが、小節
の1拍目から律義に始まっていません
か?
もちろん、そんなフレーズもあっても
いけないわけではありませんが、それ
ばっかりでは面白みに欠けたソロにな
りやすいですね。

 

なので、今回もそれを意識的に変える
ことで、フレーズに変化つけようとい
うことですね。フレーズの初めの音
(例えば)1拍目から半拍(8分音符
1つ分)休んで始めてみるとか、逆に
半拍前から入ってみるとか、色々試し
てみましょう。
今回も簡単な動画を作りましたので、
ご覧ください▼▼▼

 

上段の左右2人の人(笑)が4小節の
かけあい(コール&レスポンス)でソ

を弾いています。

左側の人はほとんどのフレーズを小節
の頭から始めています。それに対して、
右の人極力小節頭を外して弾き始め

ていますね。特に小節の頭で「休符」

(より具体的には8分休符)を意識
て弾くようにしています。

 

いかがでしょう?特にこうしたジャム
セッションのソロでは何でもあまりス
クエアに弾くよりも、ちょっとずらし
たりすると、お互いに反応が引き出さ
れて、より楽しい演奏になりやすい
思います。

 

ピンと来たら参考にしてみてください。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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続・プエルトリコ、ソウル、エトセトラ?

前回の続きです)
だかな。岡山駅のすぐ近く
で俺は待
っていたのだが、男の
気配はなかった。

 

気が変わったのかな。まあ、考えてみ
れば、普通こんな約束しないよなあ。
俺はそう思ってホテルに戻ろうかと考
え始めた。と、その時

 

ボンソワール、お待たせしました。
妙に鼻に抜けた声が急に背後からし
たので、俺は驚いて飛び上がりそうに
なった。

 

うわっ、いつの間にどこから来たんで
すか?しかもボンソワールって、何で
フランス語なんですか?

 

20歳ぐらいのとき南仏に留学してまし
た。男は言って、さてどこに行きまし
ょうかと俺の腕を引っ張って歩き始め
た。

 

そう言われても私もよく知らないんで
すよ。俺はそう言ったが、男は気にも
止めない様子で、その近辺の店を物色
し、ここにしましょう、と言った。

 

そこは、いくつもの個室に別れたタイ
プの居酒屋だった。ここなら落ち着い
て話ができそうだし、なんせ私バチカ
からこっちに来たばかりで、日本食
久しぶりなんです。いいですか?男は
そう言って俺を見た。

 

構いませんけど、バチカンて?

 

あー、ちょっと今バチカンとビジネス
してるんです。岡山には親戚がいて時
々遊びにきます。

 

バチカンとビジネス?俺はそう思った
が、結局、男に腕を引かれるままに店
に入り案内された個室に落ち着いた。
そして乾杯し、食べ物をオーダーし、
さらに話を続けた。

 

そんな流れの中で、俺がギターを弾き
ジャムセッションをやっているという
と、男は身を乗り出すようにしてきた。
それ素晴らしいです。私もギター弾き
ます、セッションします、という。

 

色んな所でセッションするのが私の趣
味です。この間もモロッコでセッショ
ンホストしてきました。

 

モロッコでセッションホストですか?
と俺が驚いていると、あなたはホスト
はしないんですかと尋ねてきた。

 

いや、私はホストやるほど上手くない
ですから、というと、男は、楽器の上
手い下手はホストの良し悪しと関係な
です。楽しくセッションを仕切れる
ホストをたくさん増やして、世界中で
ジャムセッションの現場を作って、仲
間同士繋がっていきたいんです。と言
うのだった。

 

どうですか、一緒に世界の人たちとセ
ッションしに行きませんか?男はさら
に畳み掛けてきた。いや、そんな一緒
に世界とか言われても…と俺は口ごも
んだ。

 

大丈夫、案ずるより Take It Easy と
おじいさんもいってました私がつい
てます。プエルトリコ生まれソウル育
ち、フランス語もできます。バチカン
語も少し…

 

バチカン語なんてあるんですか?と俺
は聞こうとした…

 

…ところで、肩を大きく揺すられて目
が覚めた。

目をあげると、居酒屋のテーブルの向
こうではいつもの同僚スマホをいじ
っていた。目が覚めたか?よく寝るや
つだなあ。

 

いや、バチカン語が…。俺は言った。
バチカン語なんてあるわけないだろう。
同僚は言った。あそこはローマのほん
の一区間みたいなもんなんだから。

 

だよなぁ。俺は言った。あれは、しか
し、あの男は単なる夢だったのか?
ャムセッションの話は…

 

ジャムセッションといえば、最近九州
を読んでるんだが、これはいいぞ、
と同僚は言った。なかなかタメになる

ことが書いてある。ギターも上手いし。
▼▼▼

http://sound-bird.net/blog/?p=1673

 

おまえもジャムセッションがいいとか
楽しいとかなんとか人にいうなら、
れくらい人を感心させることをいって
みたらどうだ?同僚は続けた。

 

同僚は、スマホの画面を俺に見せた。
そこには、あのプエルトリコ生れソウ
ル育ちの男の顔があった…。

 

こうして岡山の夜は更けていった。

 

(例によって、これはフィクションで
す。現実の出張や人物とは関係ありま
せん。…あれ?)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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プエルトリコ、ソウル、エトセトラ?

の男と最初に出会ったのは
出張中の
ある日の夕方、仕事の
ほんのちょっと
したスキマ時間
に岡山県は
倉敷の町をぶらつい
ていたときだった。

 

観光客が沢山いる昔の町並みが保存さ
れているエリアを歩いていたら、ある
細いスキマのような路地からその男が
飛び出してきたのだった。

 

あっ、といって俺はよけようとしたが
よけきれずに、その男と接触してしま
った。俺はバランスを失って尻餅をつ
いた。

おー、これは申し訳ないです。その男
何語なまりともつかないなまりのあ
る日本語で謝った。洋服が汚れてしま
いましたねー。弁償させてください

 

俺は、こちらもよく見ていなかったの
で、お互い様だから気にしないように
言った。しかしその男は、私プエルト
リコ生まれの日系3世のトリゴエとい
います、と名乗り、さらに言った。

 

私のおじいさんの遺言袖振り合うも
多生の縁、昨日の敵は今日のアミーゴ。
これも何かの因縁つけとんのかわれ、
でしょう。おわびとお近づきのしるし
に何かご馳走させてください。

 

そんなご馳走になるほどのことじゃな
いですから、と俺は言ったが、それで
ソウルにいる両親に叱られるとその
男は食い下がる。

 

ソウル?プエルトリコじゃないんです
か?ときくと、5歳の時に一家で韓国
に移住したんですハスミダという。

 

せっかくなんですが、これからホテル
に戻って仕事で東京とパソコンでテレ
ビ会議なもので、と俺は言った。する
と男は、それじゃあ、明日の夜はどう
ですか?という。

 

明日は私は岡山市内に泊まる予定です
から、と俺が言うと、男はそれは偶然
ですね、私も明日は岡山泊まりです
いう。

 

俺は根負けして、わかりました、じゃ
あ、明日もしお互いの都合が合うよう
なら岡山で、と言った。すると、男は
満面の笑みで、ああ、良かったこれで
クアラルンプールの…

 

クアラルンプール?ソウルじゃなくて?

 

クアラルンプールにとても世話になっ
たおじさんがいます。そのおじさんに
も顔向けできます。と言うのだった。

 

そんなわけで、俺は今、その男がやっ
て来るのを岡山駅のすぐ近くで待って
いるのだ…。
(あー、1回で終わらなかった。^ ^;
続きます)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ドレミの3音で、もっとカッコよくソロを弾く方法?(その1)

とレ、あるいはドレミの3
だけで
も、セッションソロ
を弾いて楽しめ
る。それはいつ
もお伝えしていること
なんです
が。

 

そうやって言われて弾いてみて、それ
はそれで楽しいんだけど、もうちょっ
と気の利いたカッコいいフレーズにな
らないか、とか、フレーズがどうも
ンネリ気味だ、とか。そう思っていら
っしゃる方はいませんか?

 

あー、結構いらっしゃいますねー。は
い、いいですよ手は下ろして(笑)

 

そんな方のためのコツを何回かに分け
て、週一くらいのペースでお伝えして
いこうかと思います。

 

その1回目は、「フレーズの始まりの
を変えてみる」です。

 

どういうことかというと、例えばドレ
ミの3音でソロを弾いてみるとして、
いつもフレーズを(例えば)ドの音で
始めてしまっていませんか?

 

それを意識的に変えることで、フレー
ズに変化がついてきます。練習として
フレーズの初めの音を(例えば)ミ
で固定していろいろ弾いてみるとか、
レから始めるとどうなるかやってみる
とか、色々試してみるといいですね。

簡単な動画を作りましたので、ご覧く
ださい▼▼▼

 

はい、左右2人の人(笑)が4小節の
かけあい(コール&レスポンス)でソ
を弾いていますね。

 

で、左側の人は全てのフレーズをドの
音で始めています。それに対して、
の人はレの音で始めたり、ミの音で始
めたり、バリエーションをつけていま
ね。

 

どうでしょうか?フレーズを始める音
が変わるとだいぶ印象が変わると思い
ませんか?ここではドレミの3音に限
定していますが、使う音の数が増えれ
ば、もちろんフレーズの出だしの音の
チョイスも増えますよね。

 

ピンときたら、参考にしてみてくださ
いね。今回はメロディのお話でしたが、
次回のコツはリズムについてです。お
楽しみに。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ジャムセッションをやるといい理由

承知の通り(かどうかわか
りませんけど)、私は50代以
上の方
々を対象に、アラカンセ
ッションとい
うジャムセッショ
ンを毎月開催してい
るのですが。

 

以前、ジャムセッションをやるといい
と思う理由を並べてみようという投げ
かけFacebook のお友だちにした
のですね。

 

の方からは以下の5つの理由をあげ
てみました。

 

その1 実は敷居が低い。ドとレだけ
でもセッションできる

 

その2 仲間を見つけてから始めるの
ではなくて、始めると仲間ができる

 

その3 仲間ができれば居場所ができ

 

その4 言葉でのコミュニケーション
苦手な人も、コミュニケーションを
楽しめる

 

その5 世の中がそもそもジャムセッ
ション化している

これらのことは、これまでもこのメル
マガで色々と書いてきたことではある
のですね。

 

例えば、「その1」についてはこんな
ことを書きました。また、「その4」
についてはこんなこと、そして「その
5」についてはこんなことも書きまし
た。

 

これに対して、Facebook友達のみな
さんからは、以下のようなご意見をい
ただきました。

 

A. 共通の話題がなくなった親子でも、
ジャムセッションでなら会話できる
(親子でセッション素敵ですね)

 

B. 敷居を低くしてもらえるおかげで、
新たな楽器にも挑戦する意欲が湧きま
す!

 

C. 現場力が養われる。
(これについては私もこんなことを書
いたことがあります)

 

D. 自分の目標を段階的に設定できて、
それを確認しながら演奏参加出来る。

 

E. 下手っぴな僕なんかでも気持ちよく
人前で演奏できるってのはありがたい
こってす。
(別にへたっぴじゃないんですけどね、
この方)

 

素敵なご意見ですね。今後も皆さまに
ジャムセッションの魅力や効用を皆さ
ん知っていただけるように努めます。
もしアラカンセッションにご興味をお
持ちになりましたら、こちらをご覧く
ださいませ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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スキマをめぐるエトセトラ

てと、午後のスケジュールだが……。と、はスマホをとり出して言った。

 

今日は久しぶりの出張で、午前中の打
合せを終えて同僚と昼食をすませたば
かりだ。例によって、出張となるとそ
の土地の食べ物にこだわる同僚のおか
げで、1週間前から予約をいれさせら
れた店のテーブルで、俺はスマホのカ
レンダーアプリを眺めた。

 

13時15分A社技術担当部長とア
ポを取ってある。13時30分にその部
長の上司の役員にあいさつして、その
あと14時20分まで打ち合わせ。それ
が終わったらB社に移動して、14時
45分からそこの研究所の見学所長
以下との打ち合わせ15時30分にそ
こを出て15時50分にうちの支社に寄
って、16時ちょうどから今日のまと
めと今後の方針について支社長次長
ミーティング。その後、A社に戻っ
てそのまま夜の懇親会へ……

 

おいおいおいおい、ちょっと待て。同
僚が口をはさんだ。

 

なんで、そうやってぎっちり予定を詰
めこむんだ。息つくヒマもないじゃな
いか。

 

出張なんだから時間は有効活用しない
といけないんだ。ガマンしろよ。俺は
言った。

 

いくら有効活用でも、少しはスキマ
ないとやってられん。打ち合わせの中
身を振り返ったり、その場で対応しな
きゃいけないときに連絡とったりする
余裕がないだろう。同僚は引かない。

 

お前の好きなジャムセッションだって、
みんながみんなスキマなく音を詰め込
んで演奏ばかりしていたら、息が詰ま
だろう。適当にスキマをあけて、
手や自分の音を聞いて、とかお前も
ストするときは言ってるんじゃないの
か? 同僚はまくしたてた。

 

う……そ、そりゃ確かにそうだが。俺
言葉に詰まった。

 

ギター・デュオをやってるとな、スキ
マの大切さが身にしみるんだ。零点何
秒というスキマで相手の音を聞き、そ
れにまた音で返す。そのやりとりを楽
しまずに、何を楽しむというんだ……

 

しまった、こいつをギター・デュオ自
慢モードに引き込んでしまった、これ
長くなるぞ。打ち合わせに遅れてし
まう。おれは舌打ちした……

 

……ところで、ひじ鉄を脇腹に食らっ
目が覚めた。

 

御社の状況はよくわかりました。これ
から早速支社に行って担当と打ち合わ
をして、早急に対応させるようにしま
すので。同僚が、俺の足を踏みつけな
がら、A社の部長に話をしていた。
まったく、アポイントを入れるだけ入
れておいて、自分はミーティングの最
中に居眠りとはいい気なもんだな。A
社を出て、移動のためタクシーに乗り
こみながら同僚は俺にいやみを言った。

 

昼食をいい気になって、食いすぎた
いかもしれない。血糖値を調べた方が
いいのかもしれないな。俺は、思った。

 

ずっとミーティングや打ち合わせで、
疲れが出たせいもあるかもしれない。
やはりスキマは大切のようだ……。

 

例によって、今回のお話はフィクシ
ョンです。現実の出張やミーティング
やジャムセッションやギター・デュオ
などとは無関係です。きっと。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

「うたごえ」は(アラカン)ミュージシャンを解放するか?

かし、「うたごえ喫茶」
んてもの
がありましたね。とい
っても私も実体
験として行った
ことはないですが。

 

だいたい私が生まれた年(1957年)
前後が最盛期だったようで、私が音
楽を始めた70年代にはすでに衰退
してましたからね。

 

イメージとしては、お店でピアノやア
コーディオンの演奏に合わせて、
人たちが合唱するという感じですね。
歌われる曲としてはロシア民謡のイメ
ージが強い。「トロイカ」とかね。

 

50年代〜60年代中頃までは、そんな
娯楽施設が豊富というわけではなか
ったですからね。カラオケももちろん
なかったわけでして。若者が同世代で
一体感をもって集う場所として、魅力
があったということでしょう。

 

高度成長の波にのまれて消えてしまい
ましたが…。

 

とはいえ、みんなで集まって歌うとい
うこと自体の魅力というものはなくな
らないですよね。そして、昔の若者つ
まりアラカン世代にとっても、好きな
歌をみんなで演奏して歌う、というの
は一つの大きな楽しみになりうるので
して。

楽器演奏だけのセッションというのも
もちろん楽しいのですが、どうしても
楽器のテクニックとか操作についての
向上心とかが忍び寄りがちですよね。
「うたごえ」がはいると、なぜかより
シンプルに音楽を楽しめるように思う
のは、気のせいでしょうかね?

 

われわれが開催している「アラカンセ
ッション」でも、それ以外のセッショ
ンでも、「うたごえ」をもう一度積極
的に見直すのも良いのでは、と思う今
日この頃でございます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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失敗の本質?

『失敗の本質』って本があ
りますね。
旧日本軍の組織的な
敗因を研究した本
です。なぜ日
本で組織的な失敗が繰り
返され
るのかについての研究の古典と
いわれています。

 

ですが、今日のお話はその本とは全く
関係はありませんで(ないのかよ)。

 

音楽の演奏での「失敗」についてのお
話なんですけどね。

 

よく、ジャムセッションなんかで、演
奏中どこかで失敗してしまうと、その
演奏の全部が失敗だったと思いがちで
すよね。それで落ち込んだりしてね。
ありがちですなー。

 

でね、

 

よく、演奏を記録しよう、動画に撮ろ
うとかいうことで録画してる人も多い
かと思います。え、してない? なる
べく録画することをお勧めしますよ。

 

なんですが、演奏で失敗してしまうと、
どうしてもその録画したものを見返す
のがいやになってしまったりしません
か? ぶっちゃけ私はありました。

 

でもですね、実はそんな失敗した(と
思った)演奏こそ、まず見返すべき
んだと思うんですよね。なぜかという
と、当たり前といえば当たり前ですが、
たいていの場合、

 

失敗した部分というのは全体の一部
しかない

 

……からです。見てみると、全体の印
象は失敗からはほど遠かったりする
とも少なくありません

 

確かに、失敗もあるけれど、上手くい
っている部分も結構あるじゃないか、
と気がつくことが多いんですね。

 

そうやって、客観視ができるようにな
って、ようやく失敗の原因やら対策
らが見えてくるようになるわけです。

 

逆に、特に失敗しなかったよな、とい
うような演奏についても、ここはちょ
っと改善できるな、といった見方もで
きるようになってきます。

 

部分的な失敗で全体を評価して落ち込
だりしないようにしましょうね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

他愛ない会話が大切です?

ットだかどこかで誰かが書
いていた
んですけど。

 

アラカンといわれるような年齢になっ
て、とくに会社勤めをしていた男性
場合、「一個人としての世間話」がで
きない人が多い、というんですね。
語が自分じゃなくて、自分の属してい
た会社とかの組織になってしまいやす
い、と。

 

その点、女性は他愛ない話でもなんで
も盛り上がれる、というわけです。ま
あ、別に女性が他愛のない話ばかりし
てる訳でもないでしょうけどね。それ
はそれで女性に失礼な気もしますが。

でも、まあその人の言いたいことは、
人間アラカンとか定年後とか言われる
歳になると、大切なのはプライドとか
そんなものじゃなくて、コミュニケー
ション力だ、ということなんですね。
人生、楽しくコミュニケーションでき
た方がいいでしょう?と。

 

まあ、異論反論を持つ方もいらっしゃ
るかもしれませんけど。でもジャムセ
ッションの現場なんかやってるとです
ね、そんな主張に一利あると思わざる
を得ないわけです。

 

プライド演奏する、自分のテクニッ
とか知識とか、そんなものを武器
セッションに臨む人がいます。一方で
そんなプライドなんか置いといて
でコミュニケーションというかお互い
反応しあって、楽しくやれればいい
思って参加される人もいるんですよね。

 

で、

 

結局、セッションを盛り上げてくれる
のは、結局後者のような人たちなんで
すよね。そんな人たちは、セッション
が終わった後で飲んでいても、ちゃん
自分を主語で語れるし、他愛のない
話で盛り上がれるんですよ。

そんな仲間が増えるといいなと思って、
ンラインセッションやらアラカンセ
ションやらを開催しております。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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緑のイルカ通りで?

“On Green Dolphin Street”
という
有名なスタンダード曲があ
ります。

 

もともと1947年“Green Dolphin 
Street” という MGM映画のために書
かれた曲でして、邦題『大地は怒る』
というそうです。当時アメリカではか
なりヒットした作品なんだとか。

 

はこの映画を観てないんですが、
賞小説の入選作を元に作られたそうで、
ストーリーをWebで調べたんですけど
波乱万丈というか、ほとんどギャグの
ような大メロドラマでした。知りたい
方はこちらをどうぞ▼▼▼

 

で、まあそんな映画の中の曲ですが、
これを、マイルズ・デイヴィスやら
ル・エヴァンズやらエリック・ドルフ
ィーやらといったモダン・ジャズの有
名プレイヤーたちが好んで演奏したこ
とでスタンダード・ナンバーになりま
した。

 

この曲、直訳すると「緑のイルカ通り
で」という、なかなかシュールキャ
ッチーな(?)タイトル(映画ではイ
ングランドの海辺の街の名前というこ
とらしいですが)がついている、とい
うのも人気の一因なんじゃないかと思
うんですよね。

もちろん、曲の魅力というのもあって、
ABACというよくある構成ではある
ものの、なかなか変化に富んだ展開
その中にある、という点もジャズマン
に好まれるところかもしれません。
パートのところはラテンぽいリズム
演奏されることも多い(BCの部分は
スイング・ビート)ですね。

 

私がこの曲を知ったのはずいぶん昔
なりますが、その当時も今も好きな曲
の一つです。そんなわけで、今も時々
弾いてみたりするんですが、この前、
久しぶりに動画を撮ってみたので今日
はそれをお送りいたします。

良い曲ですねえ(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ストレスフリーは最高か?

代人は多くのストレスにさ
らされて
いますよね。色々問題
になったりもし
ます。

 

ストレスフルな状態、つまり継続的に
ずっとストレスにさらされている状態
は、強い不安感などを引き起こし、ひ
いては健康面での悪影響を及ぼしたり
しますよね。いわゆるブラック企業
ついてく聞く話なんかは、その最た
るものかもしれません。

 

でさて、

 

ストレスフルの反対語は何かというと、
これは「ストレスフリー」なわけです
が。それじゃあストレスが全くない、
完全なストレスフリーが人間にとって
一番かというと、話はそう簡単ではな
のですね。特に人間のにとっては。

 

どうも、ある程度のストレスが、「断
続的」にあるくらいのほうが、人間の
脳には良いのだそうです。

 

最新の研究によると、ストレスの一番
最初の段階で、記憶を強化するた
めに、脳細胞を新たに生み出そうとす
んだそうです。ただし、これはスト
レスが「断続的」にある場合に限られ
ていて、一定以上ストレスが継続して
しまうと、脳細胞の生成はストップ
てしまうんだとか。

 

脳細胞にも、「盛り上がり」「落ち
着き」の繰り返しがいいんですねえ。
ということは……

 

(アラカン)セッションで、あなたの
脳にちょうど良いストレスを

 

なんてフレーズがいま頭をよぎった
ですけど。

 

いかがでしょう?(←いかがでしょう
もないもんだ)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

青春の「sus4」コード

くのみなさんが、sus4 とい
うコードのことをご存じだと思う
のですが。

 

この「sus4」系のコードってフワフワ
した浮遊感があるコードで、最初にこ
のコードを知った時「おおー」とか
思った人、結構いるんじゃないかと思
うんですよね。

 

トニックドミナントサブドミナン
3コードプラスαくらいしか知ら
なかったギター少年が、この「sus4」
コードを知った時の新鮮な感覚。

 

これって、たぶんメジャー7コード
キラキラした響きを知るのと同じくら
いのインパクトだったんじゃないか、
などと勝手に思うんですが、どうでし
ょうね?なんか、もう後戻りできない
ぞ的な?

 

え、大げさ?

 

まあ、人それぞれかも知れませんが、
私なんかは、そんなインパクトを感じ
た一人でしたね。

 

私がギターをいじり始めた70年代前
の曲でいうと、たとえば青い三角定
というグループの「太陽がくれた季
節」という曲がありまして。この曲の
イントロがいきなりの sus4 でした。
▼▼▼

 

あとシカゴ“Questions 67 & 68”
という曲のイントロsus4 使いまく
でしたね。やはりイントロとかサビ
の盛り上がりで使われているのが印象
に残りやすいでしょうかね?▼▼▼

 

ビートルズ「ハード・デイズ・ナイ
ト」冒頭のギターでのジャラーンとい
うコードも、sus4 系ですよね。▼▼

 

で、そのうち、この sus4 の親戚のよ
うな(?)F/G(コードはFでベース
がG)とか Dm7/G といったコードを
知ったりすると、もうなんかほら君も
もう大人の仲間入りって感じじゃなか
ったですか?

そうすると、曲中でおしゃれに使う
かっこいい、とか思ったりするんで
すよね。知らんけど。

 

私なんか、今でも譜面では普通にG7
とか書いてあっても勝手に F/G にし
てしまうことも多いですが。もちろん
曲やアレンジにもよりますけどね。

 

そんなこんなで、かれこれ40年以上、
ギター弾いてます。知らんがな。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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セッションはベンチャーである?

ンチャー・ビジネスとか
ベンチャー
企業って言葉あり
ますよね?

 

独創的な技術などを使って、未知の領
域の事業にリスク覚悟で取り組む。そ
んな企業を指すわけですね。実はどう
もこのベンチャー・ビジネスというの
和製英語らしく、本来の英語で言う
と business venture らしいですが、
それはまあともかく。

 

英語ベンチャー(venture)という
のは、冒険的な企てとかそんな意味な
ので、まあ元々は別にビジネスにかぎ
らず使われる言葉でもあるわけです。

 

Nothing ventured, nothing gained.
という英語のことわざがあります。冒
険しないと何も手に入らない。「虎穴
にいらずんば虎児を得ず」に近いこと
わざですね。

そういえば、

 

われわれアラカン世代からもっと上の
人たちには、この言葉はあの有名なバ
ンドでおなじみですよね。つまり

 

ザ・ベンチャーズ

 

…なわけですが。

 

彼らがこの名前をバンド名としてつけ
た理由はよく分かりませんが(メンバ
ーのドン・ウィルソンの母親が言い出
したんだとか)、つまり音楽的な冒険
をするバンドってことだったんでしょ
う。結果として彼らの冒険は世の中に
受け入れられて一時代を築き、特に
本のギター少年たちに残した影響はと
ても大きいものがありましたね。

 

でね、

 

ベンチャーズの話は置いておくとして
(←置いとくんかい)、結局音楽を演
奏することは、誰にとってもちょっと
した「冒険的な企て」であると思うん
ですよ。それを楽しむのが音楽であり
ひいてはジャムセッションではないか
と。

 

これは別に初心者だけでなく、どんな
にベテランのプレイヤーであっても、
演奏するたびにちょっとずつ「冒険」
してるんですよね(ですよね?)。

 

ベンチャー・ビジネスでは、冒険をし
くじると会社の存亡に関わることもあ
りますけど、音楽の場合は(とくにジ
ャムセッションでは)別に命にかかわ
ったりしませんしね。その人なりの冒
険を楽しんでいただければ、と思う今
日この頃でございます。

 

音楽でベンチャー気分、いかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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大人の◯◯◯で心の緊張を解消?

間やってると、時には緊張
してしま
うことってありますよ
ね。

 

とくになんて季節は、色々と新しい
ことが始まりますよね。ワクワク感
あるかもしれないけど、それとは裏腹
ストレスや緊張を経験することも多
のではないでしょうか。

 

で、そんな時には音楽でしょう、セッ
ションしましょう、なんてことを前に
も書いた気がするんですが…。とはい
え特に人前で音楽を演奏するような場
合、そのことで逆に心が緊張してしま
うなんてこともありそうです。

 

上手く弾けるだろうか、とか、間違え
たらどうしようとか、色々プレッシャ
を感じて緊張してしまうというわけ
ですね。

 

そんな人のために、前にも紹介した
ュリアード出身のバイオリニストでも
ある心理学者ノア・カゲヤマさん

 

大人のぬり絵

 

はどうだろう、と書いていました。

 

日本でも最近「大人のぬり絵」注目
されているみたいですね。フランスの
女性の間で流行ったことから注目され
たようで、「コロリアージュ」とも呼
ばれるようです。

 

子供のぬり絵とは違って、すごく細か
い絵柄ですが、しょせん出来合いの絵
に色をつけるだけなので、クリエイテ
ィブな作業ではないように思えます
ところが、意外にもこれが脳全体を使
う作業なのだとか。

 

そしてこのぬり絵、色つけ作業に集中
することで瞑想に近い状態になって
を落ち着け、癒し効果、イライラ解消
効果があるそうなんです。ふうむ。

 

ものは試し、やってみました。

 

写真のやつなんですが。なんでカメな
のかと思われるかもしれませんが、
ットでダウンロードできるデータから
適当に選んでみたんですよ。で、ほん
の10分くらいですがやってみました。

するとですね、確かにやっているうち
に、作業に集中しだして、なんだか
念が消えて、心が穏やかになった気が
しました。まあ、その時は特にイライ
ラとか心の緊張があったというわけで
はないのですけどね。

 

これは、なかなかいいかもしれません。
この時は手元に12色の色鉛筆しかなか
ったのですが、36色とかのが欲しくな
りましたよ。

 

心の緊張をほぐすには、自分なりの
ラックスできるイメージを持つなど、
有効な手法は他にもあるわけですが、
この大人のぬり絵知っておいて損は
ないと思いました。特に、現場に立つ
その場での心の緊張というよりは、
場にいたる手前の不安とかイライラの
低減に効果がありそうです。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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おむすび◯◯◯ころりん

々、正直で働き者のおじい
が山で木を切っていました。

 

朝早くから働いてになり、昼ご飯を
食べたところで、おじいさんは持ち運
びにべんりな小ぶりのギターを取り出
してポロポロと弾き始めまし。ギタ
ーを弾くことがおじいさんの唯一の趣
味だったのです。

 

しばらくギターを弾いていたところで
おじいさんは、手にしていたおむすび 
型のピックを落としてしまいました。

 

ピックはどうしたはずみか、真下に落
ちればいいものを、おじいさんの右斜
め後方45度のところにある木の根っこ
の穴に飛び込んでしまいました。

 

おじいさんがどうしたものかと穴を見
ていると、穴の中から何やらノリの良
い音楽が聞こえてきました。おじいさ
んは試しにその曲に合わせてギター
弾いてみました。

 

すると、なんと不思議なことにおじい
さんもギターごとその穴に吸い込まれ
てしまったのです。

 

穴の中には、なんとネズミのお屋敷
ありました。そしてその中では、ファ
ンクのジャム
セッションが繰り広げら
れているではありませんか。

 

おじいさんは、そこに飛び入りとして
参加し、デビッド・T・ウォーカー
りのエロいソロを弾き続けました。喜
んだネズミたちは、おじいさんを熱烈
歓迎して、沢山の小判ギブソンのバ
ードランドお土産にくれて、送り返
してくれました。

 

急に羽振りの良くなった正直じいさん
をみた隣の欲張りじいさんは、自分も
小判を手に入れようと、山へ出かけて
行きました。

 

欲張りじいさんは、ネズミの穴を見つ
けるとそこに山○楽器の在庫処分で格
安販売されていたピックを大量に
流し込みました。そして自分からその
穴に飛び込んでいきました。何この無 
理やりな展開。

 

ネズミの屋敷で欲張りじいさんは、ネ
ズミたちをビビらそうとハードロック 
のリフをフルテンの大音量で弾き続け
ました。しかし、ネズミもさる者、そ
の上をいく大音量で、スラッシュメタ 
を弾き始めました。

 

欲張りじいさんがひるんでいると、大 
勢のネズミが集まってモッシュ(興奮
した聴衆が行うお互いの体をぶつけ合
う行為のこと)を始め、ついにはモッ 
シュピット(大規模なモッシュの行わ
れる場所のこと)を作り出しました。
そしてそこに欲張りじいさんを引きず
り込みました。

 

命の危険を感じた欲張りじいさんは、
ほうほうの体でそこを抜け出し、一目
散に家まで逃げ帰りました

 

欲張りじいさんは、その後2週間ほど 
生死の境をさまよったとか。

 

教訓:フェスなどでのモッシュ行為は 
多くの場合禁止されているので、近づ 
かないようにしましょう。

 

(例によって、今回のお話はフィクシ
ョンで、現実のおじいさんやピックと
かネズミのお屋敷とは関係ありません)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

ロスト・イン・ブレックファスト?

ったく、なんで出張に来て
からお前と街中を朝飯探してうろ
つかなきゃいけないんだ? と同
僚が言った。

 

しかたないだろう、朝食付きのプラン
がとれなかったんだから。俺は言った。

 

今回出張するのは、何週間も前からわ
かってたことじゃないか。同僚は俺へ
のいやみを止めない。

 

早めに押さえておけば、こんなことに
ならなかったんだ。

 

それはどうかな。俺は言った。

 

今週は、この街で大きな学会があるら
しいんだ。しかも、アイドル・グルー
ツアーで来てるそうだ。部屋がと
れただけでも幸運なんだよ。

 

それに、クライアントの部長は気の変
わりやすい人だからな。直前にスケジ
ュール変更くらってキャンセル料とか
とられたくなだろう。

 

それにしたって、前日まで何もしてな
いなんて、信じられないね。まったく
これだから、ジャムセッションなんて
刹那的なことをしてる奴は困る。同僚
はまた俺の趣味への当てこすりを始め
る。

 

ふん、じゃあギターデュオなんてしん
きくさいことが趣味のお前が自分で手
すりゃいいいじゃないか。さぞかし
ちまちました朝食をだすちまちました
ホテルがとれただろうよ。

 

しまった。ちょっと言いすぎたか。俺
は同僚がマジ切れしまいかと身構えた。

 

それより、お前の言ってたその老舗の
喫茶店ってまだなのか? 俺の予想に
反して同僚は言った。よっぽど腹を空
せているらしい。

 

ホテルで朝食が食べられないので、俺
地元のガイドブックを見て、モーニ
ングサービスをやっていて人気のある
古くからの喫茶店を見つけ、向かって
いる途中なのだった。なんでも、某グ
ルメサイトで高評価を得たらしい。

 

大丈夫だよ、その先の所だと思う。前
にも来た街だし……

 

迷うはずはない、と言おうとして、俺
は言葉を飲み込んだ。何かおかしい

 

見覚えがあるようで、ちょっと違う。
考えてみれば前にこの辺りを歩いたの
は夜だったのだ。明るい朝の光の中で、
今一つ自信が持てなくなってきた。

 

この先の角を曲がればいいはずだが、
と思って曲がってみた。が、それは俺
思っていた場所とは違った。次を左
だったか?

 

……そこは袋小路だった。

 

俺たちは今どこにいるんだ? いかん、
軽いパニックになっている。事前に予習
したはずの曲なのに、ロストしてしまっ
た。そんな気分だ。

 

俺は立ち止まって、回りを見回した。
同僚の冷たい視線を感じながら……

 

……というところで肩を揺さぶられて
こされた。

 

まったく、マッ○の固いベンチシート
でよく寝られるもんだな。同僚がソー
セージエッグマ○ィンを頬張りながら
いう。

 

さっさと食っちまわないと、クライア
ントとの打ち合わせに遅れるぞ。

 

……俺はコーヒーをすすりながら朝○
ックのフィ○オ○ィッシュに手を伸ば
した。いやな夢を見たものだ。クライ
アントとのミーティングが急に不安に
思えてきた…

 

(例によって、今回のお話はフィクシ
ョンで、現実の出張とは関係ありませ
ん)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

自分と他人。イメージのギャップについて

前、中学校の同級で集まる
ことがありまして。

 

同級生というくらいなので、みんな
い年なわけですね。つまりアラカン
集まりだったんですが。

 

で、その時に、ちょっと場所を移動
ることになりまして、みんなで地下鉄
に乗ったんですね。ほんの数駅の乗車
だったので、みんな立っていたんです
が…。そこで「事件」が起きまして。

 

集まった同級生の中に、中学時代サッ
カー部のスタープレイヤーだった男が
いたんですね。フォワードで、かっこ
よくて、高校進学後もサッカーを続け
て、社会人(その頃はJリーグなんて
なかったので)でもプレイした経歴
ある人間なんです。

 

でも、シニアチームでプレイは続け
ているみたいだし、ゴルフなんかにも
よく行くスポーツマンなのですが、

 

なんと、

 

地下鉄の中で、彼だけが若者から席を
譲られたんです(笑)

 

一瞬、何が起こったかわからなかった
のですが、本人が一番びっくりしたよ
うでして。あわてて辞退してましたけ
どね。

 

当人、相当ショックだったようですが、
回りのわれわれはというと、もちろん
大受けしましたね。その後の飲み会
も、当然酒の肴になったのではありま
した。

 

自分で持っている自分のイメージと、
他人から見られているイメージは、往
々にして結構ギャップがあるものです
よね。

音楽でも、自分がこんな風に感じても
らえるだろうと思って弾いていても、
回りのプレイヤー聴いている人たち
全く違った感想を持つなんてことは
しょっちゅう起こりそうです。そもそ
も、相手は何にも感じてなかったり
かね。

 

そんなギャップも、アラカン的には
白がったり、酒の肴にしたりするのが
、だとは思っていますが、気になる
方はときどき回りの人に聞いてみては
いかがでしょう?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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眠っているのはどっち??

「眠れる森の美女」ってい
うお話があ
りますよね。

 

ヨーロッパの古い童話だそうですが、
ディズニーのアニメ映画として有名で
すよね。魔法で眠らされたお姫様が王
子のキスで目を覚ます、あれですな。

 

「眠れる森の美女」原題としては、
映画の “Sleeping Beauty” が知られ
ているかと思いますが、あれ?英語の
タイトルには森が出てきませんね。

 

「眠れる森の美女」というのは、フラ
ンス語のタイトル “La belle au bois 
dormant” の訳なんです。

 

でね、

 

ここが面白いとこなんですけど、英語
のタイトルだと、眠っているのはもち
ろん「美女」なんですけど、フランス
のタイトルを見ると、

 

眠っているのは森

 

と読めるんですね。

私のフランス語は大学の第2外国語で
やっただけなので、ことことに自分で
気がついたわけじゃないんですが。
る人が指摘されているのを読んで、確
かにそうだなと思ったんですね(詳し
い話は省略しますが文法的にそう読め
んですね)。

 

これを知った時、なんだかちょっとこ
のお話に対する見方が変わった気がし
たんですよ。

 

英語のタイトルだと、眠っている美女
(お姫様)だけに焦点が当たっている
感じですよね。一方、フランス語の方
だと彼女がいる森全体が魔法にかかっ
て眠っている、より幻想的な雰囲気が
しませんか?

 

より俯瞰的なタイトルと言ってもいい
かもしれません。

 

ちょっと視点が変わることで、色々
えてくるものが変わる。面白いと思い
ませんか?

 

音楽でも似たようなことがあるんじゃ
ないでしょうか?人の演奏を聴くとき
も、セッションで仲間と演奏するとき
も、あるいは作曲するときなどなど。

 

ちょっと視点を変えると、色々新たに
見えてくるものや生まれてくるもの
あるかもしれませんよ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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セッションでのリスク管理はほどほどに??

ジネスの世界っていろんな
リスク
ありますよね。それを
理解して的確な
プロセスを踏ま
ないと、大きな問題に
なること
があります。

 

たとえば、メーカーが作る製品に欠陥
があれば、製造物責任法(PL法)
よって訴えられたりします。建物に欠
陥があれば、建設業法とか建築士法
罰せられるリスクを引き起こしますね。

 

を許認可を得ないで売れば、薬事法
(薬機法?)に引っかかるし、ちゃん
とした衛生管理なしに食品を提供した
りすれば食品衛生法違反になるおそれ
がありますよね。

 

最近では、個人情報の漏えいだの流出
だのといった問題が大きく取り上げら
れたりもしていますね。

 

もちろん、それぞれのビジネスに携わ
っている方々は、そういったリスクを
回避するように適切に仕事を進めてい
ることがほとんどでしょう。でも、一
ミスをすると重大な結果につながり
かねないので、なかなかストレスフル
なこともあるのではないでしょうか。

 

で、一方…

 

音楽の演奏、例えばジャムセッション
などでは、少々のミスをしたところで
法律に引っかかるわけではありません
よね。ミストーンしても逮捕はされな
し、ロストしても訴えられることは
まずありません(まあ、音量を上げ過
ぎると場所によっては騒音規制法に引
っかかるかもしれませんが)。

そう考えると、セッションなどでそん
リスクを心配する、つまり失敗した
らどうしようとか、ミスしたら恥ずか
しいとか、そんなことを考えるのは、

 

自意識の問題でしかない

 

…ということになりますね。

 

もちろん、他のメンバーのことを全く
無視して、コミュニケーションをせず
ひとりよがりに弾くことをお勧めす
るわけではないですよ。

 

ではありますが、あまりにリスク回避
を優先するような思考に陥るのは考え
ものではありますね。何より、楽しく
なくありません?

 

リスク管理に細心の気を遣うのは、
事の中だけでいいんじゃないでしょう
か?

 

て、ことで。

 

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コミュニケーション上手になるには、まずは聞け?

コミュニケーションを取
る時に大
切だけれどいちばん難
しいことはなん
でしょうね?

 

自分の言いたいことを、分かりやすく
伝えること?そのためのテクニック
習得?そんな風に思いやすいですよね。
プレゼンテーションの仕方を解説する
本なんて、沢山ありますよね。

 

もちろん、そういった能力も大切なわ
けですけどね。ですが、誰でもできる
ようで実はいちばん難しいのは、

 

相手のいうことを(ちゃんと)聞くこ

 

ではないかと思うのです。本当の話上手
は聞き上手だ、なんて話はよく言われる
ことですよね。

 

いますよね、とても雄弁に語るんだけ
ど、相手のいうこと聞いてないだろ
っていう人。SNSのコメントなんか見
ても、相手の言ってることおかまいな
しに自分のいいたいことをまくし立て
る人
、よくいますね(こらこら)

 

普段のコミュニケーションでもそうな
ので、ジャムセッションなどの音楽の
演奏でのプレイヤー同士のコミュニケ
ーションなどは、なおさらなんですね。
どうしても自分が出す音のことばかり
に頭がいってしまいます。

 

というか、実は楽器を操ることに頭が
行ってしまっていて、自分の出す音
さえ、本当に聞けているかも怪しかっ
たりする場合も結構ありそうです。

 

この「聞こうとする」という力が結局
良いプレイヤーとそうでないプレイヤ
ーを分ける第一歩なのではないか、と
思うんですよね。

デューク・エリントンというミュージ
シャンがいました。ピアニストであり
作曲家であり、自分の楽団を率いる
ンマスでもありました。

 

ジャズのお好きな方なら、誰でも知っ
ているくらいのジャイアントな人(ジ
ャイアンじゃないですよ)です。ジャ
ズのスタンダードといわれる曲を何曲
も書いている人ですね。「キャラヴァ
ン」とか「サテン・ドール」とか。

 

で、そのデューク・エリントンの言っ
言葉に、

 

私がミュージシャンに求める一番大切
なことは、聞き方を知っているかとい
うことだ

 

…というのがあるんですね。

 

どんなにテクニックがあっても、周り
の音が聞けてない奴はダメ、ってこと
でしょうけれど、演奏の場以外のコミ
ュニケ
ーションのことも含めて言って
いるような気がしなくもありません

 

というかきっとそうなんじゃないでし
ょうかね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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