元祖/本家へのリスペクトと「原理主義」の話

郷したり、遠方の知りあい
訪ねたりするとき土産とか買っ
行くことありますよね。

 

で、だいたい地方地方でその土地の定
番のお土産ってあるじゃないですか。
私は東京の人間なんですけど(とは言
っても都会じゃなくて田舎のほうです
が)、東京みやげというのも、昔から
定番があってですね、その中に、

 

銘菓ひよこ

 

っていうのが、あるんですけど。

 

これ、今ではかなり有名な話なんです
が、ひよこが東京銘菓と聞くと九州、
とくに福岡の皆さんは、

 

「それ違うだろ!」

 

ってなるらしいんですよね。(福岡だ
「そい違うとるやろ!」かな?)

 

確かに、「ひよこ」っていうお菓子は
福岡で生まれたんですね。それが評判
がいいので東京に進出して工場建て
(実は工場は埼玉らしいですが)売り
出したら、東京の人は東京のお菓子だ
と思って東京土産としてまた地方に持
っていくようになった、ってことらし
いんですね。ややこしい話ですが……

 

でね、

 

ここまでがまあ、ある種うんちくなの
ですが、それはそれで面白いとは思う
ものの、結局美味しく楽しめればどこ
の銘菓でもいいんじゃないの、とも思
うわけですよ。

 

よく、音楽のジャンルなんかでも、あ
の音楽はここが本場だから、その本場
のこれがちゃんと出来ないと、その音
楽をやったことにはならない、とか、
そんな主張を見たりしますけど。でも
そこ究めるには10年かかるよとか……

 

ですが、言っちゃなんですけど、

 

アラカン以上の世代にはそんな時間は
ない

 

のですよ。

 

セッションとかで楽しむ分には、そん
「原理主義」のおつきあいをする必
要はないと思います。もちろん、最低
限知っておいた方が良い知識というの
はありますが

 

本家をリスペクトするのは大事ですが、
原理主義には注意しましょうね。好き
でそっちに行くのは、まあその人の
ではありますけど(笑)

 

前にも書きましたが、違いを楽しんで
ジョークとかにして笑えるうちはいい
んですが、マジで言い争うようになる
とろくなことはありません。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

エレベーターとセッションの関係?

ちらの話をちょっと続けたい
んですが。

 

ジャムセッションアドリブソロを弾
くなんてときに、自分の演奏の意図
他のバンドメンバーに伝わるように、
「プレゼンテーション」する意識が
要ではないか、なんて話だったんです
が。

 

そこで思い出したのが、

 

エレベーターピッチ

 

という言葉なんですね。

 

もともとエレベーターピッチというの
は、会社のエライ人エレベーター
乗り合わせた時のような、ごく短時間
(15〜30秒くらい)にアイデアなどを
伝えるプレゼンテーションのことをい
います。

 

時間のないエグゼクティブ短時間
簡潔にアイデアを売り込むという、そ
んな考え方で、もちろんアメリカで生
まれた言葉なんですが。

 

で、まあご関心のある方は、そんなタ
イトルの本も出てますし、詳しいこと
はそちらを当たってければ、と思いま
す。要は、短時間でダイレクトにポイ
ントを絞って話す、ってことなわけで
すね。

 

そのためには、事前の整理も必要でし
ょうし、簡潔に伝わるように、不要な
ことの切り捨てもいりますよね。

 

そんな視点を、アドリブソロに持ち込
んでみるのもありかもしれません。単
音やらテクニックを詰め込めばいい
もんじゃないわけで、相手(バンドメ
ンバー)の反応を見る余裕も必要です
よね。

 

なんてことを思ったのではありました。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

「あの音」は色々役に立つ?

ルーノートという言葉があ
ります。そんな名前のニューヨ
ーク生まれのライブハウスやレ
ードレーベルもありますが、
もともとは音楽用語です。

 

その名前からも感じられますが、ブル
ーズという音楽ジャンルで使われる
徴的な音で、メジャー・スケールの音
のうち3度、5度、7度(Cメジャー
だとすると、ミ・ソ・シ)の音を半音
下げた音になります。正確に言うと半
音じゃない、とかいう議論もあります
がここでは立ち入りません。

 

というわけで、「ブルーズという音楽
を特徴づける音」なわけですが、じゃ
あブルーズでしか使われないのかとい
うと、そういうわけではありません。
いまや、ポピュラー音楽のほとんどす
ベてのジャンルでブルーノートは使わ
れています。

 

あなたは気がついていないかもしれま
せんが、ブルーノートはあなたの背後
で今もうごめいているのです。ほらほ
ら……

 

え? わからない?

 

そうですか……。では実例で感じてい
ただきましょう。

 

星野源「恋」という曲がありますね。
2016年のテレビ・ドラマ『逃げるは
だが役に立つ』(逃げ恥)のエンデ
ングテーマでしたが、ドラマが今も
人気なのと同様に、ずっと人気の曲で
すよね。

 

ドラマ自体が人気で、ガッキーがかわ
いいだの石田ゆり子がキレイだの、そ
んなことも話題でしたが、エンディン
グのこの曲がヒット。それに合わせた
「恋ダンス」も動画で拡散し、当人も
主演して好感度アップと、笑いが止ま
らない状態でしたね、星野源(とTBS
笑)。再放送されても人気だったりし
てますし、あげくのはてには、主役の
2人が現実に結婚するというね……

 

それはともかく。

 

この「恋」という曲、キーはAなんで
すが、楽曲の構成上、極端な転調があ
ある訳でもなく、Aメジャー・スケー
ルから外れた音も使われていないです。
が、1ヶ所だけサビの一番最後「夫
婦をこえてゆけ―」「こ」のところ
スケール上の C♯ではなくて半音下
Cナチュラルになっているのですね。

この Cナチュラルこそ、なにを隠そう
(隠してないけど)メジャー・スケー
ルの3度の音がフラットしたブルーノ
ートなんですね。別にフラットしなく
てもメロディーが成り立たないわけじ
ゃないですが、フラットすることで
妙なファンキーさが加わった味付け
なされているのです。

 

ね? ブルーノートはそっとあなたに
忍びよっているのです。ほら……

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

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自分の音(ソロ)を「プレゼンテーション」する?

前、子供が小学生のころ、
学校の文化祭行った時の話で
すが。会場で、親たちは生徒た
の作品が展示してあるのを見
いたんですね。

 

面白いなと思ったのは、最近(といっ
ても5年くらい前ですが)の生徒たち
展示を見ている大人をその場で捕ま
て、分の作品について説明をする
ようになっているんですね。作品の
はこんなことで、そのためにこうい
工夫をして、こんなことで苦労した、
とかなんとか。

 

つまり、自分の作品についての「プレ
ゼンテーション」をするんですよね。
で、まあ、聴いてる大人もへえ、とか
ほお、とかいってるわけです。時には
ちょっと質問なんかしたりして。

 

は義務教育のころから「プレゼンテ
ション」するということが日常化し
んでしょう。昔(ってつまり私た
が子供のころ)とはだいぶ違うんで
すよね、きっと。

 

で、

 

音楽を演奏する時も、実はそんなプレ
ゼンテーション的な意識が大事なんじ
ゃないですかね。とくにアドリブ・ソ
などを弾くときには。

 

もちろん、別に自分の演奏についてあ
れこれスライドを作って説明するとか
いうことではありません。ですが、
分の意図がどういうことで、どんなこ
とを表現したいのか、だからこんな音
を使うとかこんな弾き方をするんだ、
とか。そんなことを聴き手や他のプレ
イヤーたちに伝わるように演奏するこ
とが大切だと思うのですね。

 

そして、実はもっと大事なのは、その
自分の意図に対して、どんな反応が返
ってくるのか、それに対してまたどう
返していくのか、それを常に意識しな
がら演奏することだと思うのです。自
分の意図が十分に伝わることばかりじ
ゃないですからね。

 

そういった意味では、ジャムセッショ
ンなどでのアドリブのやりとりという
のは、大人数を相手にしたプレゼンテ
ーションというよりは、数人の聞き手
を相手
にしたごく近場で話をするプレ
ゼンに
近いのかな、と思うんですね。

 

大聴衆を前にしたプレゼンテーション
というのは、かなりの部分、仕込まれ
た(練習した)モノを出すのが主にな
ります。一方、少人数へのプレゼンテ
ーションは、がちがちに仕込まれたも
のよりは、その場の反応が大事になり
ますよね。

 

逆にいえば、学校の文化祭でのプレゼ
ンなんていうのは、ジャムセッション
といえるのかもしれない……なんて
思ったりしております。まあ、受ける
ちゃんと反応してあげないと、成
り立たない話ではありますけどね。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

ヴァースって何?コーラスって?

然ですが、ヴァースという言
葉をご存じですか?

 

もともとの意味としては、Verseとい
う言葉は「散文」の対語としての「韻
文」のことです。そこから派生して、
「詩の一節」とかそんな意味もありま
すね。

 

これが音楽の世界になると、基本的に
歌詞のあるいわゆるウタモノの曲の、
(歌詞のついた)導入部分とか最初の
部分を指すようになります。ちなみに
音楽用語としてのヴァースの対語は、
「コーラス」(Chorus) になります。
合唱がなくてもコーラスです(笑)

 

で、ここらへんから話はややこしく
るんですが、このヴァースという言葉
を、歌のAメロ部分としてとらえて、
コーラスはサビにあたるという解釈
一つあります。一般的なポップス系の
曲の解説などでは、そんな説明がよく
されています。

 

一方、ジャズというか、いわゆるスタ
ンダート・ソングの世界では、ヴァー
スというのはちょっと違った意味(と
いうかニュアンス?)になるんですね。

 

ジャズ界隈(?)などでスタンダード
といわれる曲はミュージカルなどで歌
われた楽曲が多く、本編の前に前振り
のような部分があることが多いのです。
ジャズの世界などでは一般にこの部分
ヴァースと呼ぶように思われます。

 

メロディ的な抑揚のあまりないものか
ら、しっかりメロディのあるものまで
色々ありますが、いずれにせよ語り的
な印象の強いパートです。

 

このヴァースについては、実際の演奏
においては省略されることも多いです。
とくにインスト曲として歌手抜きでの
演奏においてはその傾向が強いといえ
ます。いきなり「コーラス」部分に行
ってしまうわけですね。

 

たとえば、ナット・キング・コール
フランク・シナトラなどの歌で有名な、
ホーギー・カーマイケルという人が作
曲したスターダストという名曲があり
ます。この曲などは、かなりメロディ
アスなヴァースがついており歌手が歌
うときにはヴァース込みで歌われるこ
とがほとんどようです。

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一方、例えばライオネル・ハンプトン
ヴァイブラフォンで演奏した、有名
なライブ録音のインストルメンタル・
バージョンがありますが、こちらは
単なヴァイブのイントロのあと、すぐ
本編に突入しています。

 

結局のところ、ヴァースは半分語りの
ようなパートなので、歌詞を重視する
ヴォーカルなどでは(英語ですけど)
原形に忠実に歌われることが多いです。
一方インストルメンタルとして演奏さ
れる場合には、あまりメロディ的に面
白くないことが多いという理由で省略
されてしまうのでしょう。

 

スタンダート曲集などでも、ヴォーカ
ル用の物でない限り、ヴァースは省略
されていることが多いです。

 

ジャズのヴォーカルを聴くとき、よく
知ってるはずのスタンダード曲がこの
ヴァースで始まるので、面食らう場合
があるかもしれません。こういう事情
だと知っておくと良いかもしれません
ね。

 

ヴァースの一例として、エラ・フィッ
ツジェラルドの歌う、コール・ポータ
の名曲「ナイト・アンド・デイ」
ご紹介しておきます。▼▼▼

https://youtu.be/dPd3FJPGDJU

 

実は以前、この曲を演奏した時に、
ターでアウトロ(エンディング)を弾
いてくれと言われまして、このヴァー
スの部分を参考に弾いたことがありま
す。まあ、だいぶ変えてしまいました
けど。

 

ヴァースを知っていると、たまには役
に立つこともありますよ(笑)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

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Too Proud to Ask?

つだったか、だいぶ前、勤め
ていた会で仕事関係のメー
やりとりし時のことなんですが。

 

その時、外国語で書かれたがあっ
たんですが、それをそのまま全訳して
クライアントに出すか、重要なところ
だけ抜粋して訳したものを出すか、な
んて話になったんですよ。で、その時
誰かが

 

「妙訳」でいいんじゃない?

 

と書いてきたんですよね。

 

妙訳? 妙薬なら聞いたことあるけど、
何だそれ? と思ったのですが、話の
前後の流れから、

 

抄訳(しょうやく)

 

のことではないかと思いまして。概要
がわかる形の訳でいいだろう、という
ことですね。

 

で、そういうときに、いやいやそれは
抄訳だろ、とはなかなか指摘をしづら
くないですか? とくに相手がおじさ
だと(笑)。

 

人にもよりますが、おじさんのプライ
ドが邪魔をして、指摘を受けても素直
に聞いてくれないんじゃないか、とか
気を使ったりして。で、そのまま話を
合わせたりして。で、こっちが疲れた
して、ね。

 

まあ、実際には、その時はおそるおそ
る指摘をしたら、とても素直に聞いて
修正してくれたので、よかったんです
けどね。ちょっとドキドキしました。

 

ときどき、自分がなにかおかしなこと
言ったりしたりしてないか。気をつけ
た方がいいですね。特におじさんは。

 

英語に “Too proud to ask” というフ
レーズがあります。「プライドが邪
て人にモノを聞けない」ってことで
すね。そんな状況に陥ってないですか?

 

とくに音楽とかやってると、おじさん
のプライドはほとんど邪魔にしかなら
ない気がしますしね。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

「ド・セルヴィ主義」的セッションとは?

の前、ふと思い出した言葉
んですが、「ド・セルヴィ主義」
てご存じですか?

 

ド・セルヴィとは、アイルランドの作
家、フラン・オブライエン「ドーキ
ー古文書」登場人物の名前だそうで
す。なんでも時間を操れるという人だ
そうですが。すみません、読んだこと
ないです(ないのかい)。

 

で、ド・セルヴィ主義というのは、
テルのパンフレットとか時刻表を眺め
ながら、想像力だけでその場所に旅行
する空想旅行のことを言います。私は
この言葉を小林信彦さんの本で知りま
した。

 

というか、小林さんがド・セルヴィの
名前を借りて作った言葉だったかな?
まあ、ともかくそういうことでして。

 

それを聞いて、そんなの面白くない
やはり旅行はちゃんと現地に行かない
とつまらない、と思ったあなた。

 

あなたは、まともな普通の人です。

 

でもね、このド・セルヴィ主義のいい
ところは、

 

金も時間もかからないし、危険もない

 

ということなわけですね。今の時代、
円安で外国にもなかなか行けないです
し、実は今の時代にマッチしている
ではないかと思ったりして。

 

(なんでそんな言葉思い出したか、と
いうと、SNS で友人が昔南フランス
かどこかに行った時の写真をアップし
ているのを見たからなんですけどね。)

 

イメージトレーニングという言葉があ
りますが、ド・セルヴィ主義というの
イメージすることトレーニングの
レベルにとどめておかずに、実践の最
終形態(?)にして楽しむことなわけ
ですね。大げさですが。

 

で、

 

ということは、なにも旅行に限定せず
ともこのド・セルヴィ主義を適用する
ことはできるのではないか、と思った
りしたわけです。例えば

 

セッション

 

なんかにも当てはめられないか?

 

とすると、たとえば、YouTube なん
かに上がっているいろんな演奏動画を
見て、脳内で一緒にセッションしたつ
もりになる、ということで十分楽しめ
るようになるかもしれません。

 

セッションの現場に行く必要もないし
お金もかからないしね。

 

これは、なかなかいいかな、と盛り上
がったところで、ふと気づいたのは、

 

そうすると、セッションホストはいら
なくなる

 

ということでして。

 

えーと、

 

セッションド・セルヴィ主義はなし
で、やっぱりリアルにセッションしま
しょう。オンラインでもいいけど。
器持ってね。以上。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

セッションでのコミュニケーションに、そんなに「深い意味」はない?

くジャムセッションは「コ
ミュニ
ケーション」である、な
んて言ったり
します。まあ、私
もたびたび言っ
てるんですけど
ね。プレイヤー同士が音で会話
するコミュニケ—ションがジ
ムセッション、というふうに。

 

で、それは全くその通りというか、あ
るべき姿であるわけなのですが、ただ
気をつけていただきたいのは、コミュ
ニケーションとはいっても、

 

「意味」を考えすぎないように

 

……ということなんですね。え?

 

つまりですね、コミュニケーションと
かいうと、相手は何を伝えたいんだろ
か?とかこのフレーズの裏の意味は
なんだろうか?とかそんなことで悩む
人がいるんじゃないか、ということな
んですね。特に頭の良い人は。

 

ですが、

 

別にジャムセッションのやり取りには
「あまり深い意味はありません」とい
うことなんですね。とくにギタリスト
(こらこら)。つまり、

 

「いったいドナルド・トランプは北朝
鮮をどうするつもりだ」とか

 

「そういえばiOSを最新版にアップデー
トした?」とか

 

……そんな意味をフレーズに込めて伝
ようとしてるわけではない、という
ことですね。当たり前なんですが、そ
こまで極端なことを思わなくても「意
味」を考えたがるたちの人というのは
いるものでして……。

セッションでのコミュニケーション
いうのは、楽器(声も含む)で出す音
でするものですから、基本的には楽器
を弾いて

 

メロディー、ハーモニー、リズム

 

……のどれか(かその組み合わせ)を
することで、

 

「ねえねえ、このメロディーロング
トーンが多いので落ちついて聞こえる
でしょ?だからみんなも落ち着いて」
とか

 

「ちょっとここのハーモニー変えてみ
んだけど、どう反応する?」とか

 

「こうやって3拍でリズムを区切って
フレーズ繰り返すと、盛り上がるでし
ょ?みんなも盛り上がろう!」とか

 

……まあそんなことなわけです。それ
以上の深読みしても、あまりいいこと
ありません。8小節くらい置いてい
かれるのが関の山です。

 

それよりも、そんな音での投げかけに
どう反応するか(あるいはしないか)
が勝負(?)なのですよ。コミュニケ
ーションというのは、そういうことな
わけですね。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽は子供のIQをアップさせ……ない?

に、音楽と子供の知能
るとある記事を読んだのですけど
ね。

 

そしたら、なかなか衝撃的な(?)こ
が書いてありまして。それが、上の
タイトルにもあるように

 

音楽をやっても子供の IQ は上がら

 

ということだったんですね。

 

単なる人々の思い込みとかではなく、
そういう研究が、これまで発表されて
たけど、それらの研究のデータを詳し
精査してみたらそういう結論には至
らなかった、と。そういうメタな研究
がなされたらしいんですが。

 

で、それを見ていくつか思ったこと
あったんですが

 

まず、1つ目は、そもそもそんなこと
(音楽をやると子供の頭が良くなる)
を主張する研究がそんなにあったんだ、
ということでして。

 

で、ググってみると、いろいろとそう
いう研究だったり、それを引用した記
だったりがあるんですねえ。IQ
けじゃなくて、言語の習得や運動能力
の向上にも役立つという研究があるそ
うですが。でも、違う、と。

 

2つ目に思ったことは、そんなことを
思って子どもを利口に育てたいので
楽をやらせようという親がどんだけい
るんだろう、ということですね。そこ
まで考えて子供に音楽を習わせるとい
うのも、なんか回りくどくないですか?

 

もうちょっと、別のこと感性とか、
情緒形成とか)を考えてるんじゃない
ですかね。まあ、わかりませんけれど。

 

そして、3つ目は、音楽が子供の知能
向上には役立たないというこうした研
が出ても、たぶん「つまらない」
「夢がない」ので、あまり人気が出な
んだろうなあ、ということですね。

 

そしてそのうちに、また逆の主張(つ
まりやっぱり音楽は子供の IQ を伸
)をする研究が出てくるんじゃな
だろうか、と思うんですが。

 

まあ、こういう話はたぶんなかなか決
着がつかない気がします。少なくとも
世間的にはね。

 

最後に4つ目は、子供はそうだとして
大人とくにシニアの脳についての
については、どうなんだろうという
ことですね。

 

ドラムを叩くと「認知症が改善する可
能性」があるなんていう記事を、前に
読んだりもしたんですよね。子供の知
能はどうでもいいから(こらこら)、
こっちは本当であってほしいなとか思
ったりもしております。
1986年から2019年にかけて行われ
た、合計6984人を対象とした54の研
究のデータについて調べたそうです。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

会話が苦手な人向けの「コツ」はセッションにも効くか?

いぶ前に、ネットのまとめ
サイトを眺めていたら「大人数
で会話をするのが苦手な人が、
それを克服するためのポイント」
といった内容の記事があったん
ですね。

 

まあ、よくあるといえばよくある内容
なので、その時はふーんていう感じで
読み飛ばしたんですが(サイトの方で
はもう少しダイレクトに「コ○ュ障」
という言葉が使われていたと思います
が、まそれは置いといて……)
そういえばと思い直しまして。ここで
いう「会話」「セッション」読み
かえてみたらそこに書かれていたポイ
ントというか「コツ」がにどのくらい
役に立ちそうか、という視点で改めて
読んでみたことがありました。
で、
そのまとめ記事によると、会話の苦手
な人は、まずは
「話し手の顔を見て自然に相槌を打つ
ところから始めると良い」
のだそうです。これ、確かにセッショ
ンでも言えることですね。われわれの
やっているセッションでも、最初から
長いソロをとるのではなく4小節くら
いのいわゆるコール&レスポンスから
始めますが、それに似ています。

さらに、
「自分のタイミングで相槌ができたら
次は他の人たちと息を合わせて相槌を
うつ意識をしましょう」
とあります。セッションでも、お互い
の呼吸を意識して合わせるようにする
というのは、役に立つコツですね。
あと、

 

「話の輪になかなか入れない人、会話
の苦手な人は、完璧主義者が多い」

 

といったことも書かれていました。
セッションでもあまりに完璧に弾かな
ければという思いが強くて、逆に他人
の前で実際に弾くのが怖くなってしま
う、といった人がときどき見受けられ
ます。いわゆる「弾き気」の問題とも
関係してきそうですね。
他には、「笑うことを心がけよう」
いうのも、まあ正しいでしょうね。
体感が出やすいし、ノリもよくなるし。
あまりニヤニヤしていても気味悪がら
れそうですけど。
こうしてみると、結構セッション的に
置き換えてみても、なかなか妥当なこ
とを言ってるのではないでしょうか。
やはりセッションは音を使ったコミュ
ニケーションということであると思わ
せるものではあります。
まあ、じゃセッションが上手な人
んな会話も上手かというと、そこは一
概には言えないところが面白いところ
ではありますが……。も別に特に
話が好きで上手か、というとそうでも
ないですし(苦笑)。
て、ことで。
では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

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楽器を持ち替えて感覚をリフレッシュ?

前、ふだん一番ヘビロテで
使っていたギタをメンテに出
した時の話ですが。

 

レスポールサイズながらフルホロウの
ギターで、軽くていいんだというよう
な話を前に書いたかと思いますが、あ
れですね。入手してからだいぶ経って、
だいぶ酷使したのでちょっと検査入院
してもらったんですが。

 

そんなわけで、しばらく手元にはその
ギターがなかったんですね。なので仕
方なく(?)練習とかセッションとか
には別のギターがひっぱり出されるこ
とになります。私の場合、テレキャス
タータイプのものか、もう1本あるフ
ルアコどちらかになります(その頃
は今よく使うスタインバーガーはまだ
なかったんです)。

 

そうすると、善し悪しは別にして、当
たり前といえば当たり前ですが、やは
手にした感触が違うんですよね。
ルアコの方はボディーが大きい(とい
っても小ぶりなんですが)し、張って
ある弦のゲージも違うし。テレキャス
ターの方は重い(笑)し、ネックのス
ケールが違いますし。

でも、じゃあ違和感があっていやなの
かといわれれば、そんなわけではあり
ませんで。結構、感覚がリフレッシュ
されて、いい感じだったりするんです。

 

何かちょっと楽器を実際に弾いて確認
したいとか、そんなことがあると、だ
いたい手に取るギターは決まっていた
のですけど、それが不在となれば、
レキャスターその他のギター手に
するわけです。

 

結構、好きですよ、テレキャスター
昔、初めて手にしたエレキギターもテ
レキャスタータイプでしたからね。私
の持ってるのはちょっと重いのがなん
なんですが(笑)

 

たまに楽器に対する感覚をリフレッシ
ュするのには、強制的に手にするモデ
ルを変えてみる、というのもありかも
と思いました。それに、楽器って使っ
てやらないと、すねて(?)不調にな
ったりするんですよ。ときどきは使っ
てあげないとね。

 

皆さんはそんな経験ありますか?

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

 

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曲そのものを道しるべにする?

ュージシャンとくにセッシ
で演奏する人にとって恐怖の言
葉、ホラーワード堂々の第1位
おそらく

 

だと思います。

 

ソロを弾いているうちに、曲のどこに
いるか分からなくなってしまう、とい
う状況
をさします。まー怖いですねー。

道しるべ

ロストがどれくらい怖いかというと
ュージシャンたちは、神に祈り、
お供
えをし、いけにえを捧げ、そして
楽譜
を食べたり、身体にメトロノーム
を埋
め込んだりするわけです。

 

……うそです。すみません。祈るくら
いはするかもしれませんけど。

 

とはいえ、ロストを避けるためには魂
くらい売りかねない人は多い
です(こ
らこら)で、まあ、そのためには「小
節感覚」を養うのが一番とはよく言わ
れることでして。

 

これは、全くその通りで、特にコード
進行だけをその場で取り決めて進める
フリーセッションのようにそもそも曲
(テーマ)がない場合は、確かに自分
の小節感覚と他のメンバーとのコミュ
ニケーションが、ロスト回避のための
頼りではあります。

 

そして、

 

それとともに、曲セッションをやる場
合は「その曲自体をちゃんと聴く」
いうことがとても大切です。できれば
曲のテーマ(誰かのアドリブソロでは
なく)を事前に何度か聴いて、曲の流
れ、構成、盛り上がるポイントなどを
頭(身体?)に入れ、メロディも歌え
るようにしておく
ことが本当は望まし
い。そうすることでロストの確率は減
らすことができます。

 

ジャムセッションは誰かのやった曲の
完全コピーをするわけではないですし、
ときにはよく知らない曲を演奏するこ
とになったりもするわけですが。少な
くとも自分の好きな曲であるならば、
オリジナルの曲やメロディに対するリ
スペクトも忘れないようにしたいもの
ですね。

 

……なんて、まあ偉そうに言ってます
が。それでも「ロストは起こる」ので
すけれど。

 

でも、曲が身体に入っていれば、復帰
出来る確率も高まりますよね。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

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予測の力? ペンタの力?

ょっと面白い動画に出会ったので、そのご紹介なんですが。

 

十数年前のものなんですけどね。

 

World Science Festival(ワールド
・サイエンス・フェスティバル)とい
科学のイベントでの映像のようです。
▼▼▼

 

そのイベントの中のパネル・ディスカ
ッションの一部のようなんですが。
経科学に関するセッションのようです
が、どうも音楽がテーマのようでして、
あのボビー・マクファーリンゲスト
として参加しています。

 

テーマ音楽に対する人間の反応とい
うものは基本的に世界共通なものか?
固有の文化的に規定されているものな
のか? といったことのようです。

 

で、そのマクファーリン観客をまき
こんである実験(?)をやっているの
がこの映像なんですが。

 

マクファーリンがまず、舞台上のある
位置に立って、こがだよと声で示し
ます。その次に彼は一歩上手(向かっ
て右)に移動して、今度はそこが
と示します。

 

そして、その2ヶ所行ったり来たり
するのに観客も合わせて歌うのですが
ある時点で彼がレの位置のさらに右
移動すると、観客はを歌うんですね。

 

別に誰からも指定されたわけではない
のに。

 

そして、さらにマクファーリンステ
ージ上を移動すると、それに合わせて
観客は歌うんです。

 

ペンタトニック・スケールで。つまり
ドレミソラですね。

 

マクファーリンによれば、どこでこれ
をやっても、観客は同じように追随し
てくるのだそうです。

 

この実験が音楽は脳に先天的に刻み込
まれたものである、という証拠になる
とは簡単には言えないと思います。と
はいうものの、ペンタトニック・スケ
ールの力というものを再認識させられ
る実験ではありますね。

 

皆さんは、どんなご感想をお持ちにな
りますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

オモテとウラとあいつと俺と

(すみません、またフィクションです)
やー、今回はちょっと参ったな。部長はそういって頭を掻いた。

 

例の同僚が社内の他部署に対して態度
が悪いために出てきたクレームの処理
で、俺と部長は、その部署に頭を下げ
行くことになった、その帰りのこと
だった。

 

だから前からお伝えしてるじゃないで
すか。正直もう限界ですよ。俺はその
言葉にかぶせるように言った。

 

まあ、確かにきみが色々大変なのはわ
かる。部長は言った。

 

またかよ……俺は身構えた。

 

だがな、きみたちが2人で仕事の成果
を出していることも確かだ。なぜかき
みたちからはグルーヴを感じるんだ、
私は。

 

グルーヴですか?

 

嫌な予感しかしない。

 

そうだ。きみも音楽やってるからわか
るだろうが、リズムにはオモテウラ
というものがある。

 

オモテというのは、リズムを「1、2、
3、4」と普通に感じるところで、
というのは、その間というか「1と
2と3と4と」感じるその「と」のと
ころだ。

 

そのくらいは俺でも知っていると言い
そうになったが、黙っていた。

 

英語だとここに「アンド(and)」
入れて「1&2&3&4&〜」とか言
うな。部長は続ける。

 

オモテは普通に弾くと強くなる拍(強
拍)ウラ弱い拍になるが、その
の拍の感じ方(強さやタメ)の違い
が特にポピュラー音楽のいろんなグル
ヴに関係してくるわけだ。

 

そこで、部長は机の中からメトロノー
をとり出して鳴らし出した。会社で
何をやってるんだこの人は。

 

で、よく言われるのは日本語という言
語の構造としてオモテが強調されやす
くなっているので、ウラを感じたりフ
レーズをウラから始めたりするのが苦
になりやすい、ってことだ。

 

なので、最近私がやっているのは、こ
メトロノームの音拍のオモテじゃ
なくてウラで感じるという練習だ。ス
クエアな8分のウラから初めて、3連
のウラ、16分のウラなんて感じでな。

 

この前、5連のウラで感じる練習して
みたが、これは難しいぞ……

 

あのー。部長。さすがに俺は声をかけ
た。

 

うん? あ、すまんすまん。つまりさ、
きみとあいつオモテとウラみたいな
関係でその両方があるから仕事にグル
ーヴが生れると思うわけさ。いつのま
にかバンドマンみたいな口調に部長は
なっていた。

 

ウラがあるからグルーヴが生れるって
言っても、そのためにはちゃんとオモ
テが意識できていないとダメなわけよ。
きみがちゃんとオモテをしっかり押さ
えてるから、2人の仕事にはグルーヴ
が……部長は語り続けた。

 

俺は、呆然として聴いていた。口をは
さめるような部長のノリではなかった。

 

アタマノリのダサいグルーヴでもいい
から、まともな奴と仕事がしたいんで
す。そう叫びたいのをこらえて俺は聞
いていた……

 

例によって、フィクションなので、
現実のオモテとウラ、グルーヴやメト
ロノームとは無関係です。あれ?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

裏コードとKIRINJIと関西弁と

い最近、Dr. キャピタルとい
人の動画に「オーギュメント」
コードの話が出てきたということ
を書いたのですが。

 

そしたら、また彼の別の動画を観たん
ですが。そこではキリンジ(KIRNJI)
の「エイリアンズ」という曲が歌われ
ているのですね▼▼▼

 

で、Dr. キャピタルさんは音楽博士
ので、例によって曲についての解説
されているのですが、そこでは、この
曲のコードの使い方が大きなテーマと
なっています。

 

おしゃれなテンションコードが多用さ
れてるなんて話もありますが、その他
に、この曲で使われている「裏コード」
の話が出てくるんですね。

 

「裏コード」については、大分以前に
実際の曲の中で使われる実例とともに
解説されると、より分かりやすいです
よね。

 

「トライトーン」(別名「音楽の悪魔」
笑)についての解説もされていますね。

そんなわけで、「裏コード」とは何か
知りたいと思っている方は、こちらの
動画をチェックされると理解が進んで
良いかもしれません。

 

しかし、

 

Dr. キャピタルにしても、今回の動画
に出てくるスティーヴィーさんにして
も、こんな関西弁を達者に操るJ-POP
にくわしい外国出身でしかも楽器/音
の上手な人がいるとは。

 

面白いですね。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

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音楽やるのに資格はいらない、という幸せ

さんは建築士建築家の違
いってご
存じですか?

 

これは日本独自の区別なのかもしれな
いんですが、「建築士」というのは国
家資格です。1級と2級があって、1
級なんかは、試験を受けたくても一定
の要件(出身の大学やら実務経験やら)
を満たさないと受けさせてもらえない
そうです。

 

これに対して「建築家」というのは
書きなので、俺は(私は)建築家であ
ると宣言してしまえばあなたは建築家
です。そういう意味では小説家とか芸
術家とかと似たようなものですね。

 

もちろんこの2つは実際にはかなりオ
ーバーラップしているのですが、建築
士資格をもたない建築家という方々も
結構いらっしゃいます。それから、
築士としての仕事のフィールドは幅が
広く、いわゆる意匠デザイン中心の人、
より詳細な工事のできる図面を引く
施設計中心の人、設備系専門の人、
造計算専門の人、とか色々。

 

で、振り返って音楽のことを考えてみ
ると、ミュージシャンというのはここ
でいう「建築家」という肩書きと一緒
なんですよね。基本的に名乗ったもの
勝ち。それで通用するのか、といえば
それはまた別の話なんですけどね。

 


一方で、「建築士」にあたるものが音
楽にあるかというと、ないですよね。
色んな専門分野に分かれるというとこ
ろは、結構似てる気もするんですけど。
1級音楽士になるには、演奏経験5年
以上で、音大出てないとダメですとか、
あったら面白いですけどね。……そう
でもないか。どっかの国にはあったり
するのかな。

 

なんで音楽士みたいな資格がないのか
というと、変なもの作ったとしても、
人命にかかわることはまずないからで
しょうね。超音波とか出さない限りは。

 

そして、専門分野とかいっても、他の
分野楽器とかジャンルとか)に手を
出しても、とくにおとがめもないです
しね。やりたいことがあれば、色々と
浮気できます。

 

そんなわけで、良かったですね。むず
かしい資格とかなくて、ミュージシャ
ンには。そんな資格が出来ないうちに
楽しみましょう(笑)

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

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「音を楽しむ」「楽しめない」問題

く耳にする(目にする)言
葉で、
楽は「音を楽しむ」か
ら音楽なんだ、
てのありません?

 

で、それについて、いやそうじゃない
間違ってるとか、そんな指摘をする人
がいます。その主張自体は正しいよう
で、「音を楽しむ」から「音楽」とい
うのだ、というのは確かに俗説ではあ
るようです。

 

「楽」というのは元々楽器の形から来
象形文字で、「楽しい」という意味
は後から付いたもののようです(ちな
みに「音」の方は歌う声なのだとか)。
なので、まあ言葉の正しい語源を知る
べきだという主張そのものはあってし
かるべきかもしれません。

 

ただね、

 

どうも、この「音を楽しむ」云々の議
論を読んでいると、その「音を楽
しむとか浮ついたこと言ってるんじゃ
ない」とか「楽しいだけのそんなのが
音楽なわけないだろ。お気楽でいいよ
ねきみたち」とか、そんな情念怨念
)を時々感じてしまうのですね。も
ちろんそんな人ばかりではないとは思
いますが。

 

この日本には、どうも音楽を楽しめて
いない人がけっこう多いんじゃないか
と思えなくもないです。というか、そ
裏にある苦労をわかってもらいたい
という、結構めんどくさい「かまって
ちゃん」が垣間見えたりして。私の勘
ぐりすぎですかね?

 

もちろん、楽しいことばかりじゃない
かもしれないし、何が楽しいか人に
よって違うということはあるでしょう。
楽しさ以外の感情つまり「悲しみ」と
か「崇高さ」とかそういうのを感じさ
せるのも音楽だ、という意見もありま
す。

 

だからといって、人が楽しんでいるの
を邪魔しないようにはしたいものです
ね。苦行的なことが好きだったり、
しい音楽が好きなのは、その人の自由
ですけども。

 

ま、セッションが楽しくできればまず
はいいんですけどね、私は。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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カタカナのようなフレーズ??

前、「文体」のことを書い
たあるネットの記事を読んだの
ですが。

 

文体ってつまり、文章スタイルとか
形式とかそういうことですね。で、そ
記事のテーマカタカナだったんで
すね。

 

カタカナ言葉を嫌う人、おられるとは
思いますけどね。でもこの記事はカタ
カナを上手くつかうことで、強調した
いことが目に飛込んできやすくなる
という趣旨でした。

 

その記事では、俵万智さん短歌での
カタカナの使い方の上手さを例に出し
ていました。

 

カタカナをうまく忍び込ませることで
ポイントを視覚的に強調している、と
いう論旨でした。残念ながら、もう見
られなくなってるみたいで、リンクが
貼れないんですが。

 

で、

 

これを読んだ時、なぜか私はポリリズ
とかアウトフレーズのことを思い
だしたんですね。

 

曲の基本的なリズムの上に別のリズム
(拍子)のフレーズをのせるポリリズ
ミックなフレーズや、曲の調性とは
る調のフレーズを乗せて弾いたりする
いわゆるアウトなフレーズってありま
すよね。

こういったフレーズは、結局、地の文
じゃなかった音の流れを意識的に妨げ
ることで聴いている人の耳に飛込みや
すくなって注意を惹きつける、それが
カッコ良く聞こえる(感じ方には個人
あります)。そんな働きをするわけ
ですが、ちょっと似たものを感じた
いうわけでした。

 

カタカナの使い方同様、そういったフ
レーズも上手く使えると、ソロが映え
んですよね(くどいですが、感じ方
には個人差があります)。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

ソロは「おひとりさま」ではない?

奏中にアドリブソロをする
ことになった
とき、気持ちばか
り焦って
しまい、何をしたらよ
いのか
自分が何をしているのか、
分からなくなってしまった。

 

セッションをしたことがおありなら
んな経験をした方は多いのでは
ないで
しょうか。

 

何か弾かなくちゃ、なんとかしなくち
ゃ、という思いばかりが
先に立って、
頭の中が真っ白に
なってしまい、グダ
グダのソロで
終わってしまった。そし
て、自己嫌悪。

 

ありがちな話ですね(笑)

 

そういうのを(ネガティヴな)「弾き
気」
といって、それを抑える
ために、
「弾かずに聞く」という
ジャムの三原
の一つがあるんだよ
という話は、す
でに色々と書いたりしてますが

 

ですが、まあ……

 

同じことの繰り返しってのも芸がない
ですから。ちょっと視点を変え
ましょ
う。

 


大分以前、ワールドカップでも大活躍
した
ラグビーの日本代表
のインタビュ
ー記事を読んでいたのですが。主将の
リーチ・マイケル選手
がこんなことを
言っていました。

 

「キャプテンになって最初のころは自
分ひとりで全部やろうとしていました。
そうしたら自分のプレーが全然だめに
なってしまったんですよね。
それで、タックルのことだったらタッ
クルの人、ディフェンスが怪しかった
らディフェンスの人同士で指導し合う
ように役割を分担するようにしました」

 

……というんですね。

 

ソロを取ろうとするとき、自分1人が
演奏してる
ように思っていま
せんか?

 

あなたのソロの番だとしても、ドラム
の協力なくしては盛り上げも
ままなら
ない
し、ギターやキー
ボードはあなた
ソロの隙をぬって
色々仕掛けてくる
し、管楽器だって
バックリフで絡んで
くる
し、ベース
はそういった上物が色
々やりたがる
おもりをしてくれている
のです(たぶん)。

 

そんな他のメンバーのやってること
聴きながら、そこに反応したり時に
あえて無視したりといったことを組み
入れていくと、聴き手にとどくソロ
なる確率が上がるように思うんですけ
どね。

 

ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

ではまた ( ̄▽ ̄)

 

ウクレレと私、その後のその後

年、ウクレレを買いまして。

 

で、何度かその話は書いたのですが、
しばらくぶりに現在の状況のご報告で
ございます。

 

結論を簡単に言いますと、

 

ほぼ毎日のように弾いている

 

のですけどね。

 

今年(2020年)の新型コロナウィル
の流行の中で、これを書いている時
点(6月)では、リアルにセッション
する場もままならないわけですが。た
だ、こちらでもよく書いておりますが、
オンラインでのセッションなどがあり
ますので。

 

そんな機会にはかなりの頻度でウクレ
レで参加しているのでございます。

 

で、

 

まあ、それだけ弾いてるとけっこう弾
き慣れてくるわけです。別に超絶技巧
が身に付いたわけではないのですが、
前よりはだいぶ様になったかな、とい
うことで。

 

先日ご紹介した、Music Memos
いう iPhone アプリと GarageBand
を使って、ギター、ドラム、ベースの
3リズムの上でソロを弾いてみました。
ブルージーな曲アイデア・メモのよ
うなモノでございます▼▼▼

ウクレレの指板のフレット感覚は、い
まだ指になじみ切っていないところは
ありますが、まあ、現在の状況はこん
なところです。

 

しかし、ちょっとエフェクトかけすぎ
で、ウクレレっぽくないですかね?ま、
ご勘弁くださいませ。

 

ウクレレの面白さを色々感じている今
日この頃でございます。4弦(G弦)
がなんでオクターブ高いんだよ、と思
っていたりもしたんですが、それがあ
るので、面白いフレーズが弾けたりも
するのだということも少しみえて来ま
したよ。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

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