ソロは「おひとりさま」ではない?

奏中にアドリブソロをする
ことになった
とき、気持ちばか
り焦って
しまい、何をしたらよ
いのか
自分が何をしているのか、
分からなくなってしまった。

 

セッションをしたことがおありなら
んな経験をした方は多いのでは
ないで
しょうか。

 

何か弾かなくちゃ、なんとかしなくち
ゃ、という思いばかりが
先に立って、
頭の中が真っ白に
なってしまい、グダ
グダのソロで
終わってしまった。そし
て、自己嫌悪。

 

ありがちな話ですね(笑)

 

そういうのを(ネガティヴな)「弾き
気」
といって、それを抑える
ために、
「弾かずに聞く」という
ジャムの三原
の一つがあるんだよ
という話は、す
でに色々と書いたりしてますが

 

ですが、まあ……

 

同じことの繰り返しってのも芸がない
ですから。ちょっと視点を変え
ましょ
う。

 


大分以前、ワールドカップでも大活躍
した
ラグビーの日本代表
のインタビュ
ー記事を読んでいたのですが。主将の
リーチ・マイケル選手
がこんなことを
言っていました。

 

「キャプテンになって最初のころは自
分ひとりで全部やろうとしていました。
そうしたら自分のプレーが全然だめに
なってしまったんですよね。
それで、タックルのことだったらタッ
クルの人、ディフェンスが怪しかった
らディフェンスの人同士で指導し合う
ように役割を分担するようにしました」

 

……というんですね。

 

ソロを取ろうとするとき、自分1人が
演奏してる
ように思っていま
せんか?

 

あなたのソロの番だとしても、ドラム
の協力なくしては盛り上げも
ままなら
ない
し、ギターやキー
ボードはあなた
ソロの隙をぬって
色々仕掛けてくる
し、管楽器だって
バックリフで絡んで
くる
し、ベース
はそういった上物が色
々やりたがる
おもりをしてくれている
のです(たぶん)。

 

そんな他のメンバーのやってること
聴きながら、そこに反応したり時に
あえて無視したりといったことを組み
入れていくと、聴き手にとどくソロ
なる確率が上がるように思うんですけ
どね。

 

ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

ではまた ( ̄▽ ̄)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください