眠っているのはどっち??

「眠れる森の美女」ってい
うお話があ
りますよね。

 

ヨーロッパの古い童話だそうですが、
ディズニーのアニメ映画として有名で
すよね。魔法で眠らされたお姫様が王
子のキスで目を覚ます、あれですな。

 

「眠れる森の美女」原題としては、
映画の “Sleeping Beauty” が知られ
ているかと思いますが、あれ?英語の
タイトルには森が出てきませんね。

 

「眠れる森の美女」というのは、フラ
ンス語のタイトル “La belle au bois 
dormant” の訳なんです。

 

でね、

 

ここが面白いとこなんですけど、英語
のタイトルだと、眠っているのはもち
ろん「美女」なんですけど、フランス
のタイトルを見ると、

 

眠っているのは森

 

と読めるんですね。

私のフランス語は大学の第2外国語で
やっただけなので、ことことに自分で
気がついたわけじゃないんですが。
る人が指摘されているのを読んで、確
かにそうだなと思ったんですね(詳し
い話は省略しますが文法的にそう読め
んですね)。

 

これを知った時、なんだかちょっとこ
のお話に対する見方が変わった気がし
たんですよ。

 

英語のタイトルだと、眠っている美女
(お姫様)だけに焦点が当たっている
感じですよね。一方、フランス語の方
だと彼女がいる森全体が魔法にかかっ
て眠っている、より幻想的な雰囲気が
しませんか?

 

より俯瞰的なタイトルと言ってもいい
かもしれません。

 

ちょっと視点が変わることで、色々
えてくるものが変わる。面白いと思い
ませんか?

 

音楽でも似たようなことがあるんじゃ
ないでしょうか?人の演奏を聴くとき
も、セッションで仲間と演奏するとき
も、あるいは作曲するときなどなど。

 

ちょっと視点を変えると、色々新たに
見えてくるものや生まれてくるもの
あるかもしれませんよ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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セッションでのリスク管理はほどほどに??

ジネスの世界っていろんな
リスク
ありますよね。それを
理解して的確な
プロセスを踏ま
ないと、大きな問題に
なること
があります。

 

たとえば、メーカーが作る製品に欠陥
があれば、製造物責任法(PL法)
よって訴えられたりします。建物に欠
陥があれば、建設業法とか建築士法
罰せられるリスクを引き起こしますね。

 

を許認可を得ないで売れば、薬事法
(薬機法?)に引っかかるし、ちゃん
とした衛生管理なしに食品を提供した
りすれば食品衛生法違反になるおそれ
がありますよね。

 

最近では、個人情報の漏えいだの流出
だのといった問題が大きく取り上げら
れたりもしていますね。

 

もちろん、それぞれのビジネスに携わ
っている方々は、そういったリスクを
回避するように適切に仕事を進めてい
ることがほとんどでしょう。でも、一
ミスをすると重大な結果につながり
かねないので、なかなかストレスフル
なこともあるのではないでしょうか。

 

で、一方…

 

音楽の演奏、例えばジャムセッション
などでは、少々のミスをしたところで
法律に引っかかるわけではありません
よね。ミストーンしても逮捕はされな
し、ロストしても訴えられることは
まずありません(まあ、音量を上げ過
ぎると場所によっては騒音規制法に引
っかかるかもしれませんが)。

そう考えると、セッションなどでそん
リスクを心配する、つまり失敗した
らどうしようとか、ミスしたら恥ずか
しいとか、そんなことを考えるのは、

 

自意識の問題でしかない

 

…ということになりますね。

 

もちろん、他のメンバーのことを全く
無視して、コミュニケーションをせず
ひとりよがりに弾くことをお勧めす
るわけではないですよ。

 

ではありますが、あまりにリスク回避
を優先するような思考に陥るのは考え
ものではありますね。何より、楽しく
なくありません?

 

リスク管理に細心の気を遣うのは、
事の中だけでいいんじゃないでしょう
か?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コミュニケーション上手になるには、まずは聞け?

コミュニケーションを取
る時に大
切だけれどいちばん難
しいことはなん
でしょうね?

 

自分の言いたいことを、分かりやすく
伝えること?そのためのテクニック
習得?そんな風に思いやすいですよね。
プレゼンテーションの仕方を解説する
本なんて、沢山ありますよね。

 

もちろん、そういった能力も大切なわ
けですけどね。ですが、誰でもできる
ようで実はいちばん難しいのは、

 

相手のいうことを(ちゃんと)聞くこ

 

ではないかと思うのです。本当の話上手
は聞き上手だ、なんて話はよく言われる
ことですよね。

 

いますよね、とても雄弁に語るんだけ
ど、相手のいうこと聞いてないだろ
っていう人。SNSのコメントなんか見
ても、相手の言ってることおかまいな
しに自分のいいたいことをまくし立て
る人
、よくいますね(こらこら)

 

普段のコミュニケーションでもそうな
ので、ジャムセッションなどの音楽の
演奏でのプレイヤー同士のコミュニケ
ーションなどは、なおさらなんですね。
どうしても自分が出す音のことばかり
に頭がいってしまいます。

 

というか、実は楽器を操ることに頭が
行ってしまっていて、自分の出す音
さえ、本当に聞けているかも怪しかっ
たりする場合も結構ありそうです。

 

この「聞こうとする」という力が結局
良いプレイヤーとそうでないプレイヤ
ーを分ける第一歩なのではないか、と
思うんですよね。

デューク・エリントンというミュージ
シャンがいました。ピアニストであり
作曲家であり、自分の楽団を率いる
ンマスでもありました。

 

ジャズのお好きな方なら、誰でも知っ
ているくらいのジャイアントな人(ジ
ャイアンじゃないですよ)です。ジャ
ズのスタンダードといわれる曲を何曲
も書いている人ですね。「キャラヴァ
ン」とか「サテン・ドール」とか。

 

で、そのデューク・エリントンの言っ
言葉に、

 

私がミュージシャンに求める一番大切
なことは、聞き方を知っているかとい
うことだ

 

…というのがあるんですね。

 

どんなにテクニックがあっても、周り
の音が聞けてない奴はダメ、ってこと
でしょうけれど、演奏の場以外のコミ
ュニケ
ーションのことも含めて言って
いるような気がしなくもありません

 

というかきっとそうなんじゃないでし
ょうかね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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自分自身との対話…なんちゃって

れわれのジャムセッション
で、初心
者の方にまずやってい
ただくのは、
小節(2小節の
場合もありますが)
短いソロ
を参加メンバーでやり取り

ことです。

 

いわゆる、

 

コール&レスポンス

 

というやつですね(以下C&Rと略し
ます)。

 

そうやって、お互いの音を聞きながら、
それに反応することから始めるんです
ね。そして、ジャムセッションはとり
もなおさず音を使ったやり取りであり、
共同作業であることを体感し、実践し
ていただくわけです。

 

そんなことを、いつもリアルのセッシ
ョンやオンラインでのセッションでも
言っているわけなんですが。実は、こ
C&Rの感覚が身に付いていると、
ひとりで長いソロを演奏したり、作曲
したりするときも役に立つんですね。

 

つまり、例えばソロであるメロディ
弾いたとして、それに対して自分でレ
スポンスを返す、という感覚でソロを
繋いでいく曲を作る時も、前に出た
メロディを受けて、それを発展させて
いくか、それとも全く違うメロディを
対峙させるのか、という風に考える。

そんな風に、自分の中でC&Rをする
感覚を磨くのが吉、と思うわけですよ。
ピンとくるようなら練習などに取り入
れてみてください。

 

そういえば、クラシックのような、基
本的に楽譜に書かれた音を演奏するよ
うな音楽でも、あるメロディはその前
にあるこのメロディに呼応していると
か、そんな視点譜面を読み込んでい
ったりするそうです。そんな作業を
ナリーゼとかいいますね(もちろん、
それ以外にも色んな視点でアナリーゼ
するんですけど)。

 

日本語だと「分析」ってことですが、
ドイツ語でアナリーゼっていうと、な
んだかかっこいいですね(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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アドリブに必要なのはロジックか?ひらめきか?

近、「論理的に考える」
か(一見)
英語の「ロジカル・
シンキング」とか
いう言葉をと
きどき目にします。

 

一見英語、と書いたのは、どうも英語
logical thinking という言葉が使わ
れることは、あまり(ほとんど)ない
らしいんですね。どうも、どこかの
ンサルティング会社あたりが使う業界
用語なんじゃないかと Wikipedia
は書いてありました。ま、Wikipedia
あまり信用するのも危険ですが。

 

論理的に考える、というのは、なんと
なく良いことのように聞こえるんです
けどね。でも、実は人間の思考という
のは、何かのアイデアを生み出すため
になされるわけですが、

 

アイデアは論理から生まれてはこない

 

…んですよね。

何から生まれるかというと、「ひらめ
き」な訳です。ひらめきが生まれるの
は、前にも書いた気がしますが、疲れ
て頭がぼーっとしてたり、夢の中だっ
たりすることも多いわけで(記録しと
かないと、すぐ忘れますけどね)。

 

論理(ロジック)が必要なのは、その
考えたことを人に「伝える」ときなわ
けですよね。ひらめきをひらめきのま
ま伝えても、飛躍がありすぎて、その
ままでは理解してもらえないので。

 

役割がちがうんですよね。

 

でね、

 

ジャムセッションでも、アドリブで弾
フレーズの断片なんかを思いつくの
ひらめきの働きといえるでしょう。
100%ゼロから生み出しているとはい
えなくても、ストックしたフレーズか
らどれを選ぶか、なんてのもその場の
ひらめきによるものですからね。

 

でも、それをソロとして人に伝わるも
にしていくには、それなりにロジカ
ルな順番で繋ぎ合わせていく必要があ
るわけです。「落ち着き」→「あおり」
→「盛り上がり」とか、「起承転結」
とか。

 

それを考えずにひらめいたフレーズを
つないでも、聴いてる人にはほぼカオ
に感じられるばかりでしょう。それ
を狙うゲージュツてのもあるかもしれ
ませんけど(笑)

 

結局、ジャムセッションはコミュニケ
ーションってことなんですけどね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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時間のプレッシャーが演奏を壊す?

さんがライブのステージに
立つとし
ましょう。あるいは、
初めてリアル
ジャムセッシ
ンに参加するとか
でもいいです
けど。

 

そうするとよくあるのは、「気負い」
だったりわれわれがよく言う「弾き気」
ってモノが出てしまう、なんてことで
すね。何かにせっつかれるように、い
きなり弾こうとしてグダグダになると
かね……

 

そういえば、以前にもご紹介した、
ュリアードを卒業したバイオリニスト
でもある心理学者ノア・カゲヤマ
んのブログ、The Bulletproof Musi-
cianにも書いてあったのですが「時間
のプレッシャー」というのはパフォー
マンスに大きく影響するそうなんです
ね。

 

しかも、「本当に」時間的な余裕がな
いかあるかに関わらず「時間がない
と意識してしまう」ことで人間のパフ
ォーマンスというのは落ちてしまう
だそうです。なので、演奏の前にはす
ぐに弾かなきゃとか時間のことをあま
り考えないようにするのが吉、なわけ
ですね。

 

とはいっても、じゃあどうすんだよと
いう疑問を持たれる向きもあるでしょ
うが……。

 

でも考えてみれば、演奏をスタートさ
せる前に、ちょっと一呼吸間を置いて
もう一度どんな演奏をしようかと考え
てみるとか、それぐらいして何秒もか
かるわけじゃないですよね。

 

あるいは、特にセッションの場合など
一緒に演奏している相手何を弾い
ているかちょっと手を休めて聞いて
みるとかしても大きな問題にならない
ことがほとんどです。「弾かずに聞く」
ってやつですね。

 

さらにいえば、そういったプレッシャ
ーを感じるような時に、自分をリラッ
クスさせるようなイメージを常に思い
浮かべるような習慣を付けておくのも
有効ですね。そんなイメージは人によ
って違うので、自分なりのものを決め
ておくのがいいみたいですよ。

「今すぐ」
何か弾かなきゃとか、「と
にかく」弾き始めないととか、そうい
うのは大体危険なんですよね。気をつ
けよう(お前かよ)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

新聞とセッションの関係??

さん、普段新聞って購読し
ていらっ
しゃいますか?あの、
紙のやつですね(笑)。

 

最近は、新聞をとらない家庭も多くな
ったと言いますね。ニュースネット
で見れば(読めば)それでいいじゃな
いかってことでしょうね。テレビもあ
るしね。

 

で、まあおそらくこの傾向今後強ま
りこそすれ、なくなっていくことはな
んだと思います。デジタルの波の中
で、新聞の生き残りというのは、なか
なか厳しいものがありますよね。

 

でね、

 

別に私、皆さんに新聞の勧誘をしよう
という訳じゃないんですが。紙の新聞
を読む体験ネットでニュースを読む
体験が、全くイコールかというと、そ
ういうものでもないと思うのですよね。

 

良く言われるのは、新聞は記者が取材
して裏取りして、編集があって校閲
あるんだ。だから情報の信頼性が違う
とかいうことでしょうかね。んー、ま
それが正しいとか違うとか、ここで争
う気もないですけど。そういうのとは
違ったこともありまして。

 

それは何かというとですね。新聞はあ
一定の大きさの紙に記事がレイアウ
トされてるってことなんですね。なの
で、ある記事のとなりに全く別のこと
を書いた記事があったりするわけです。
(もちろん、1面から最終面まで、各
面はある傾向でまとめられてはいます
けれど)

 

なので、読もうと思った記事に目を走
らせている間も、他の記事が「視界に
入っている」わけなんですよね。で、
その目に入っていることで、場合によ
っては、別の記事に新たな興味を触発
されるってこともあったりすると思う
んです。

デジタルなメディアと違って、境目が
あいまいなアナログ・メディアこそと
言えるのかもしれません。

 

そういえば、

 

セッションなんていうのも、デジタル
というよりはアナログなモノなので、
そんな境界線のあいまいさがあります
よね。それぞれのやることは一応決ま
っているけど、結構その決まりからは
み出してお互いちょっかい出し合った
り、反応しあったり、逆に無視したり
(笑)。色々勃発しませんか?

 

そこが楽しそう、と思える方、いらっ
しゃいましたらいかがでしょう?(誘
い方が回りくどいね、どうも)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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ジャムセッションはブッフェである?

「おはようございます」笑
顔で出迎え
てくれたホテルのレ
ストランのスタッ
フに俺は朝食
のチケットを手渡した。

 

○○様ですね、お好きなお席でどうぞ。
俺は、眺めの良い席を選んだ。そこに
一緒に出張している同僚もやってきた
ので、われわれは同じテーブルで朝食
をとることになった。

 

最近のビジネスホテルは、朝食に力を
入れている。大体、様々な料理が取り
放題の今で言うブッフェ・スタイルだ。

 

昔はバイキングと言ったものだが、最
近はあまり言わなくなった。バイキン
グというネーミング悪くないと思う
のだが。言葉として正しくないのかも
しれないが、別にいいじゃないか。
ウェーデン大使館から抗議でもされた
のか。

 

それはともかく、俺はいつもこのブッ
フェ・スタイルの朝食に来ると、気分
が高揚する。今回のホテルの料理の
リエーションはなかなかのものだ。
食、洋食、中華のメニューが所狭しと
並んでいて、目移りがする。

 

俺はトレイをのせて、料理の置い
てある卓をまわって、盛りつけていっ
た。悪いクセと分かっていても、いつ
食べきれないほど、料理を取ってし
まう

 

食べたい料理を皿に盛りつけて、席に
戻ると、先に戻っていた同僚が言った。

 

まったく、お前はどうしてそう節操な
く何でもかんでももってくるんだ。
と千尋にでてくる両親みたいににな
りたいのか?

 

いいじゃないか。たまの出張なんだ。
毎日こんなに食ってるわけじゃない。
俺は言った。

 

大体なんなんだ、その盛りつけ方は。
せめて和食と洋食の皿を分けろ。トー
ストに味噌汁にお粥って、なんだその
節操のなさは。ジャムセッションなん
かやってるから、そんな食い方するよ
うになるんだ。

 

朝飯とジャムセッションと何の関係が
あるんだよ。俺は言い返した。

 

俺にとっては、音楽と生活は切り離せ
ないものだ。食事だって例外じゃない。
見ろ。同僚は自分のトレイを指さした。

 

同僚のトレイには、和食の卓からもっ
てきた料理が並んでいた。量は俺の半
分以下だが、同僚によれば、地元でし
かとれない食材を使ったものを慎重に
選んだのだそうだ。

 

この魚は、この地方の特産で、今が旬
で脂がのっている。こっちの漬物も、
この辺でしか食べられない。最近の地
方のホテルは、そういった食材を使っ
て個性を出そうとしているんだ。同僚
は言う。

 

そういったことを見分ける繊細な感覚
がないやつがジャムセッションなんか
やってるんだ。ガチャガチャ騒々しい
だけじゃないか。

 

ふん、食べ放題のブッフェに来て、な
に繊細ぶってるんだ。朝食なんてもの
は、一日を元気にスタートするために
食うんだ。能書きのために食うんじゃ
ない。俺は言った。

 

お前の繊細なギター・デュオで、この
スケールがどうとか、あのリハモがど
うとか、誰も気にしちゃいないぜ。

 

何だと? 同僚の表情が変わった。

 

お前が、どんなにすごいスケール弾い
たところで、ほとんどの人間にとって
知ったこっちゃないってことだよ。
俺は言った。何の話をしてるんだ?

 

もう一度言ってみろ。ただじゃおかな
いぞ。同僚はいきなり立ち上がると、
俺のトレイからナイフをとって、俺に
向けてつき出した。

 

俺も立ち上がって、身構えた……とこ
ろでベッドサイドの電話が鳴った。

 

どうした、まだ寝てるのか? 早く朝
飯食って出かけないと遅刻するぞ。電
話むこうで同僚が言う。

 

寝過ごしたらしい。寝る前に『アラカ
おかしな電子書籍を読んだせいで、変
な夢をみたようだ。

 

俺は、急いで着替えて部屋を出た。

 

前回に続き、このお話はフィクショ
ンであり、実際の出張とかホテルとか
朝食のブッフェとは何の関係もありま
せん)

 

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

 
 

ジャムセッションは幕の内弁当?

日は、仕事で出張だ。俺は
同僚と
幹線に乗り込んだ。

 

現地に着いて、すぐクライアントと打
合せがあるので、昼食しているヒマが
ない。俺と同僚は乗車する前に駅弁
買って持ち込んだ。

 

俺は駅弁が嫌いじゃない。好きと言っ
てもいい。好きなのは、色んな食材が
使われている、幕の内弁当に類するや
つだ。バリエーションが豊か目にも
楽しいし、食べていて飽きない。それ
に、健康にも良いだろう。

 

同僚の男は違うらしい。メインのおか
ずの数は2つせいぜい3つでいいと
言う。あまり数が多いのはいやなのだ
そうだ。

 

その日も俺は、季節の食材吹き寄せ弁
を購入し、同僚はジャコと桜エビの
2色弁当を買った。そして名古屋を過
ぎ、もうすぐ京都というあたりで食べ
始めたのだった。

 

俺が目の前にある色々な食材を眺めて
どれから手をつけようか考えていると、
同僚が言った。

 

ふ、まったくお前はいつもそんなごち
ゃごちゃした弁当ばっかり食ってよな。
ジャムセッションなんてやってると、
そんなおちゃらけたもんが食いたくな
るんだな。

 

俺は同僚を見た。そういえば、こいつ
もギターを弾くが、ジャムセッション
に誘っても興味を示さない。こいつが
好きなのはギターのデュオという、ご
く少数のジャズファンが好むチマチマ
した演奏形態なのだ。

 

ふん、大きなお世話だ。そんな、おか
ずが2つしかない弁当の何が楽しいん
だ。俺は言った。

 

これだからジャムセッション馬鹿は困
る。2つの食材の間を行き来する、こ
の絶妙なやりとり。コール&レスポン
スの妙味を知らんヤツにこの弁当の奥
深さはわかるまい。

 

何言ってやがる、コール&レスポンス
っていうのは、2人だけでチマチマや
ってりゃいいってもんじゃないんだ。
見ろ、これだけのメンバーの間の行き
来のダイナミズム

 

まったく、だからお前の仕事はいつも
あれもこれもとまとまりがまるでない
んだ。少しは余計なものを削ぎ落とし
て頭を整理しろ。

 

カッとなって俺はこぶしを握りしめた。
…ところで、肩を揺すられて起こされ
た。

 

どうした、あと5分で着くぞ。同僚が
言う。

 

寝てしまっていたらしい。しょうもな
を見たものだ。車内でヒマを持て
余して、某ジャ〇ギ〇ーブログなんか
を読んだのがいけなかったか。

 

俺は荷物をまとめて降車の用意を始め
た。寝過ごさなくてよかった…

 

(これはフィクションであり、実際の
出張や新幹線や弁当やジャムセッショ
ンやギターデュオとは何の関係もあり
ません)

 

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

続・チャルメラでセッション

し前に、チャルメラのメロ
ディーで
ッションした話を書
いたんですが…。


その時にちょっと書き忘れたことがあ

ったので、今日はその話の続きです。
特に、面白そうだからやってみよう
思われた方(いるのか?)にちょっと
注意というか、コツというか、そん
な内容です。


チャルメラのメロディー、ドとレとミ

の3つの音しか使われないので、簡単
ですぐ出来ると思われるかもしれませ
ん。でも、実は、セッションするため
グルーヴに乗せようとすると、結構
あれ?と戸惑われる方もいるんではな
いかと思うんですよね。


仮に、例えばファンクっぽいグルーヴ

に乗せてセッションしようと思うと、
実は下の譜面のような感じになってく
るかと
思うんですね。そうすると、ご
覧のよ
うにですね、頭の「ドレミーレ
ド」の
最初の「ドレ」が、1拍目では
なくて、

アウフタクト

になるんですよ。それも4拍目のウラ
からという…。


これ、ちょっと馴れがいるかもしれま

せん。1拍目の頭からスタートだと思
っていると、あれれということになる
んじゃないかなーと。


後ろのメロディーの譜割りは、この通

りじゃなくて、少々崩しても大丈夫
と思いますけどね。この頭の2音の入
り方は押さえておいた方がいいと思い
ます。


これやってみよう、と考えるような

特な(?)方に向けての、老婆心でご
ざいました。


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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褒め言葉を素直に聞ける人、聞けない人

人から自分のことを褒めて
らったとき、それを素直に受けと
められる人と受けとめられない人
がいるそうです。皆さんはいかが
ですか?

 

まあ、日本人の場合、文化的に謙遜す
るのが美徳ってこともありますけどね。
そういうのは置いといてですね、人か
ら褒められたときに、「そんな、私な
んてまだまだで…」とか「いやー、緊
張しちゃって間違えちゃいました」と
か、結構本気でつい言っちゃうなんて
ことはありませんか?

ノア・カゲヤマというアメリカの心理
学者がいまして、この人は心理学者に
なる前にジュリアードで学んだバイオ
リニストでもあるんですね。で、この
人のブログ(The Bulletproof Musi-
cian)で読んだ話なんですが、人間の
自己評価というのは、なかなか変わら
ないのだそうです。低い人は低い、高
い人は高い。極めて「安定している
のだそうで。

 

なので、自己評価の低い人は、回りの
人から肯定的なサイン(笑顔とかうな
ずいてくれたりとか)を出されても、
気がつかなかったりするんだそうです。
他人に向けられたそうしたサインには
普通に気がつくのに。

 

で、どうするか?

 

カゲヤマさんのブログには、どこかの
大学でやった実験の話が出てくるんで
すが、そこらへんはすっ飛ばして結論
をいうと、「抽象的な話よりも具体的
なポイントに注目するようなマインド
でいると、自己評価の低い人でも褒め
言葉を受け容れやすくなる」のだそう
です。

 

そこで、カゲヤマさんは次の3ステッ
を提案しています。

 

1.まず受け止める:否定的に反応し
たくなるのを押さえて、真摯に「あり
がとう」と言う

 

2.増幅させる:様々な自分への否定
的な思いに埋もれさせることなく、も
らった褒め言葉に身をゆだねて味わう

 

3.踏み込む:褒めてくれたのが友人
や同僚なら、自分の演奏のどこが特に
良かったか聞いてみる。そうするこ
とでほぼ自動的にどこがあまり良くな
かったかを質問することにもなる

 

いかがでしょう?もし、あなたがいつ
も自分への褒め言葉に対して否定的に
なってしまう傾向があるのなら、一度
試してみてはいかがですか?良い結果
が得られたら教えてください(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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忘れられた『テキーラ』の続編?

『テキーラ』という曲があ
りますよね。
ラテンの有名な曲
なので、御存じの方
も多いと思
います。

 

基本的にはインストルメンタルの曲で
すが、キメのところで『テキーラ!』
という掛け声が入ります。それを聞く
と、あ、これ知ってる、聞いたことあ
るという方も多いんじゃないでしょう
か▼▼▼

 

この曲、正統的な(?)ラテンという
よりは、ラテン(マンボ)のリズムを
ベースにしたロックあるいはR&B
曲といった方がよいのかもしれません。
1958年にロサンゼルスにあったチャ
レンジというレコード・レーベル
・チャンプスというバンドの演奏で大
ヒットしました。

 

それ以降、色んなジャンルのアーティ
ストがカバーしています。ジャズの大
御所のディジー・ガレスピーなんかも
やっているようです。そんなわけで、
セッションなどでもよく演奏される
タンダードとなっています。

 

Aメロはコード1つ(F7)で、キメ
のあるBメロも構成はシンプル。最後
みんなで「テキーラ!」と叫ぶという
リの良さもあり、初心者のラテン入
としても良く紹介されます。

 

吹奏楽の定番曲にもなってるようです
が、中学高校ブラバンハード・
リカーの名前がタイトルの曲をやるっ
て、いいんでしょうかね。ま、余計な
お世話ですが、本場(?)の人が見た
ら(聞いたら)びっくりするのかもし
れません。

 

で、

 

実はこの『テキーラ』って曲には続編
といえる曲があるんですよ。その名も
『トゥ・マッチ・テキーラ』(爆)と
いいます。同じザ・チャンプスという
バンドが演奏してます▼▼▼

テキーラ飲みすぎて酔っぱらってしま
った感じを表現してるんでしょうけど、
その分『テキーラ』のようなノリノリ
な感じはないわけで……。小ヒット
終わってしまったそうで、もちろん元
祖『テキーラ』のような大スタンダー
ドになることもありませんでした

 

なかなか、柳の下に2匹目のドジョウ
はいないようですね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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コミュニケーション・ブレイクダウン?

ーと、レッド・ツェッペリ
ンの話ではありません。以前、
セッションしてた時のことです
が。ま、セッションはいつもの
ことで、それ自体珍しいことで
はありません(何をえらそうに
……笑)

 

やった曲は『ウォーターメロン・マン』
これもまあセッションの定番曲なんで、
とくに珍しくもないことなのですが。
ちょっと違うのは、私がベースを弾い
たんですよ。

 

この日は、ベースが本職(?)の人が
いなくて、みんなで交代でベースを担
してたんですね。で、その『ウォー
ターメロン・マン』の時は私がベース
を弾くことになったんです。

 

ベースが本職でない私ではありますが、
やれる範囲でソリストにからんでちょ
っかい出したりしてまして。オブリガ
ードとかフィルインとか弾いたりして
んですけどね。

 

で、まあソロもひととおり終わって、
後テーマまでたどり着いたわけです。

 

私の失敗(?)はですね、ここで、あ
ーやれやれあとは無難に終わらせれば
いいか、って考えてしまったことでし
て。『ウォーターメロン・マン』で良
く弾かれるベースのパターンてのがあ
りまして、それを弾いてたんですが。

そしたらですね、その時ギターで後テ
ーマ弾いていたのが芝さんて人でして。
彼の弾いているテーマにお前(つまり
私です)も絡んでこい、というような
仕掛けをしてきたんですよ。

 

私、何か彼がコミュニケーションしよ
うと仕掛けてきてるのに全く気がつか
ないわけじゃなかったんですが、気が
つくタイミングがちょっとだけ遅かっ
んですね。

 

まあ早い話対応出来なかった訳です。

 

そのまま気がついているようないない
ような、中途半端な態度で終わらせち
ゃったんですが……。終わった後で芝
さんから「反応してくれなかったなー」
といわれて、ま、テヘペロでございま
した。

 

せめて、「あ、ごめん絡んでほしいの
はわかるけど、対応できない」とか、
「ふ、悪いな。その誘いにはのれない
ぜ」とかを表情で伝えられれば良かっ
たんですけどね。

 

鏡の前で練習しよう。え?努力の方向
性が違う?

 

ま、そんなこともあるってことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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○○○の2階で大騒ぎ?

の前、ちょっとウィキペデ
ィアで
ール・アンド・レスポ
ンスのことをど
んな風に書いて
あるか眺めてたんです
が…。


まず、冒頭コール・アンド・レスポン

スとは、「複数の演奏者または歌手が
前者の呼びかけに後者が応答する形で
フレーズを継承し、演奏または歌唱す
る楽式のこと」とか書いてあるわけで
す。ま、確かに(笑)


で、その下の方に「ブラックアフリカ

地域において、伝統的に集会や宗教儀
式などを告知するコミュニケーション
手段として普及していた」とか書いて
ありまして…


それで私が何を思い出したかというと

これなんですね▼▼▼
https://youtu.be/zbHpS7B5xgQ


えー、タモリ「ソバヤ」という曲と

いうかネタなんですが、彼のファース
ト・アルバムに入っていたんじゃない
かと思います。タモリが国民的大スタ
ー(笑)になる前のネタですね。


たしか「全国冷やし中華愛好会」(全

冷中)のイベントで歌われたんですよ
ね。全冷中のことを語り出すと長くな
るので、ご興味のある方はググってみ
てください。


アフリカの民族音楽をパロってるわけ

ですが、タモリがなにか訳の分からな
いことを叫ぶ(コール)→「ソバヤソ
バーヤ」(レスポンス)という構造に
なってまして。ま、ただそれの繰り返
しなんですが…。


なんでもオールナイトニッポンでこれ

2時間連続でやったとか、そんな伝
説にもなってる芸なんですね。


これって、ジャムセッションの原点み

たいな芸じゃないですか。最近タモリ
がやってるの見ないけど、このまま
憶のかなたに忘れ去るのも惜しいな、
と思ったんですよ。


どこか(どこだよ?)でやってみたい

な、などと思ってしまったんですけど
ね(誰となく)。


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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チャルメラでセッションした話

あ、チャルメラっていって
も楽器のチ
ャルメラじゃなくて、
あの夜鳴きラー
メン屋さんが鳴
らすあのメロディーで
すね。
レミーレド、ドレミレドレー
(あるいはソラシーラソ、ソラ
シラソ
ラー)というあれです。


ちなみに楽器のチャルメラって、ダブ

ルリード(リードが2枚ってことです
な)の木管楽器で、オーボエの祖先
しいです。トルコ辺りで生まれたんだ
とか。


で、まあそれは、ともかく。


先日、よくお世話になっているライブ

などもできるバー(といえばわかる人
にはわかってしまいますが)に、ちょ
っと顔出しに
行きまして。で、まあ
でいたんですね。


その日は別にライブをやっていたわけ

ではなかったんですが、最近やった
イブの名残というか、個人所有の楽器
やらアンプやらが置かれてまして。そ
うこうするうちにその楽器だかアンプ
を回収しにきたギタリストの人とその
友人がやってきたんですね。


で、その2人も回収してすぐに帰るわ

けではなく、私の隣でカウンター横な
らびで飲み出しまして。


そうこうするうちに、なんとなく話が
ずんで、そのギタリストの人がギタ
ケースからギターをとり出して、ア
プに繋いだりし始めたんですね。で、
これが後付けでトレモロアームを取り
付けた Gibson の 335 でして、ずう
ずうしくもちょっと触らせてもらった
りしてたんですが。


そのうちにその人がギターで冒頭の例

チャルメラのメロディーを弾き始め
たんです。コードはAm7-D7の繰り返
って感じで。でそれでセッション
ようなんて話になりまして。


その人の友人の人は本職のミュージシ

ャンじゃないそうですが、ドラムをた
たけるというので、ドラムセットに行
き。そのお店には鳴り物のおもちゃの
ような楽器が色々おいてあるんですが、
その中にあった小さなリコーダーをと
り出しまして。


で、私とそのギタリストの人はその

コーダーとギターをとっかえひっかえ
したりして、3人でジャムセッション
状態になったというわけで。基本的に
ドとレとミの3音でセッションしてま
した(ま、酔っぱらってたんで、他の
音も弾いたかもしれませんがw)


そしたら、なんかトランス状態に入っ

てしまったようで…。気がついたら時
刻はてっぺん回っていたという…。ず
いぶん久しぶりに朝帰りしてしまいま
した。


楽しかったんですが、翌日がつらかっ

(汗)皆さんもケツが切られてない
飲みながらのセッションには気をつけ
てくださいね。え、普通の人はあまり
そんなことしない?


て、ことで。


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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「心配」をコントロールする?

日暮らしていると、色々と
不安とい
うか、心配になること
もありますよね。
今日のテーマ
「心配(症)」です。

 

で、世の中には心配性の人もいれば、
(比較的?)心配とは無縁の人もいま
す。で、心配性の人は特に自分が心配
性であることを心配する(笑)という
良くないことだと思う傾向もあるの
では、と思ったりします。

 

自分がそうやって心配ばかりしている
のを、なんとかしたい。心配から開放
されたい、とか思っている方、いらっ
しゃいませんか?

 

で、じゃあ「心配」するのがそんなに
良くないことか? といえば、そうで
ないのが面白いところでして……。
なぜかといえば、「心配する」という
は少なくとも、悪い事態に対して
しかの備えを考えているというこ
にもなるわけなんですね。

 

なので悪いニュースにもあまり動揺し
ないとか、良いニュースがくれば満足
度は高い、という良い面もあるわけで
す。

 

問題は、心配「しすぎる」ことにある
ようです。なので、ポイントは「心配」
をコントロールすること。つまり心配
すべきことを心配して、心配すべきで
ないことを心配しないことなんですね。

例えば、ライブのために自分がよく間
違えるところを心配して練習するのは
生産的ですが、対バンがとても上手い
から自分たちが下手に見えるんじゃな
いか心配するのは意味ないですよね。

 

あるいは、昔ライブ当日にチューナー
が電池切れで使えなかった(←おまえ
のことだ)ので、同じことが起こらな
いか心配して予備の電池を買いに走る
のはいいことですが、なんであの時ス
ペアを持っていなかったか後悔する
意味ないでしょう。心配と後悔は似
ているようで違いますね。

 

あと、心配するタイミングというのも
大事なんですね。寝床に入ってから心
配して眠れないというのは最悪ですよ
ね。夜8時頃、夕食をとった後がいい
とかどこかで読んだ気がします。心配
するにもスケジュールは大事なんです
ね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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続・ロストについての傾向と対策

ッションをする人の恐怖の
的、ロス
とその対策について
のお話でござい
ました。

 

昨日は、比較的ロストしにくい曲につ
いて書いたんですが。この前、最近手
にいれたとある本を眺めていたんです
ね。何かというと、例の

 

黒本

 

なんですが(正式には『ジャズ・スタ
ンダード・バイブル【ハンディ版】』
ですね)…

 

この本の『フライ・ミー・トゥ・ザ・
ムーン』の譜面を眺めていたんですね。
で、ちょっと気付いたんですが…

 

図をご覧ください。

『フライ・ミー〜』はABAB’という構
成でこのようなコード進行なんですが、
ご覧のようにBとB’の違い3小節目
のCM7とEm7の違いだけ、なんです
よ。かなり微妙な違いなので、よくあ
るのが、自分がBのところにいるのか
B’のところにいるのか分からなくなっ
てしまう…結果ロスト、という事態な
んですね。

 

ところが黒本ではEm7の1小節前、ふ
つうG7のところに、カッコ付きで書い
てあるようにD#dim7というコードを
付けています。いわゆるパッシング・
ディミニッシュというよくあるリハー
モナイゼイションの手口(笑)なんで
すけどね。ベースがD→D#→Eと動い
ていて、スムーズでしょ?

 

それはまあちょっとマニアックな理論
の話なんですが、それはともかくこの
D#dim7というとても不安定な響きの
コードがあることで、

 

BとB’の区別がつけやすくなっている

 

ということが言えるんではないか、と
まあ黒本眺めながら思ったんですよ。

 

黒本の著者の納さんがそういう意図で
このコード付けを選んだのかはわかり
ませんけどね(笑)ともあれ、こんな
工夫をして、ロストの危険を少しで
減らす、という考え方はあるよね、

思った次第ではありました。

 

(D#dim7なんてコードのところ、ど
う弾いていいかわからない?えー、ま
色々コツはありますが、別に無視して
メジャースケールで弾いてしまっても
なんとかなります)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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ロストについての傾向と対策

ッションで起こることで一
番怖いこと。それはやはり「ロ
スト」でしょ
うか。


ご承知かとおもいますが、ロストとい

うのは、アドリブソロを弾いている
ときなどに、

「自分が曲のどこを弾いているのかが
わからなくなってしまう」

…ことをいいます。怖いですね


で、まあこれを100%防ぐことはむず

かしいです。とくに初心者といわれる
段階の場合は。まあみんなそんなロス
ト体験をして上手くなっていくわけで
すが。ベテランでも、やらかすことも
ありますしね。


とはいえ、ロストした当人としてはや

やりつらい体験(笑)ではありますが。


で、そんなつらい思いをなるべくしな

い対策はないのか?そんなことを考え
るとですね、世の中には、比較的ロス
トしにくい曲ロストしやすい曲とい
うのがあります。


ロストしやすい曲からいうと、比較的

1コーラスが長めで、初めから終わり
まで似通ったコード進行が繰り返され
曲ですね。前にも書きましたけど、

「枯葉」

なんていうのは、そんな曲なんですね。
あと、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ム
ーン」なんてのもそうです。


一方、ロストしにくい曲は、比較的

コーラスが短くて、特に最後の方に
徴的な「キメ」のようなモノがある曲
です。各種のブルーズとか、その変形
「ウォーターメロン・マン」とか、
「ザ・チキン」とか。ロストしにくい
というより「ロストしても回復しやす
い」といった方がいいかもしれません。


つまり、そんなキメの部分が、わりと

しょっちゅう現れるので、ソロを弾く
人はそれを目印(耳印?)にできる
ですね。なので、ロストが怖いとくに
初心者の方は、そういう曲を選ぶと少
なくともロストはしにくいと思います。


なんですが、


一方でロストしやすい曲を少しでもロ

ストしにくくする工夫はないのか、と
も思うわけですよね。で、この前ある
を眺めていて思ったことがありまし
て…


ちょっと続きます。( ̄▽ ̄)

 

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暗黙の達成感?暗黙の…?(つづき)

の続きです。セッション
などでの
演奏で、だんだん他の
プレイヤーと共
通のイメージが
できたりして、シンク
したり
すると楽しいね、という話で

ざいました。


プレイヤーの間に、共通のイメージが

(多くの場合)暗黙に共有された状態
(フォーカルポイント)が生まれるの
ですね。で、それによって演奏がより
楽しめるようになり、めでたしめでた
しですね、ということではあるのです
が…


なんでもかんでもいいことだらけ、と

いうわけにもいかないのが世の常でご
ざいまして。こういったフォーカルポ
イントが形成されるのは、諸刃の剣的
(?)な側面があるわけです。

つまり、このようなフォーカルポイン
ト(ま、名前はどうでもいいんですが
共有されたイメージですね)は集団の
規範を生み出したりもしますからね。
集団の中のみんなが同じイメージを持
って行動することを期待されるように
なる、というようことを引き起こした
りします。


もちろんこうした働きは社会の中で一

定の効用があるわけですが、音楽の演
のような活動の中で、あまりこうし
たイメージのプレッシャーがキツイの
もどうなの?ということになってくる
わけで、早い話、演奏が

予想がつきすぎてつまらない

ということにもなりかねないわけです。


あるいは、どこかのジャズのセッショ

(おいおい)のように、そこでの
ーカルルール

法律で決まっているかのように強制
てくる

とかね…。


結局、音楽の演奏の場合は、そうした

共通のイメージを目指すことと、あえ
てそれを「裏切る」こと両方しなけ
ればいけないと思うんですよね。そん
なわけで、今日の結論としてはミュー
ジシャンをあまり信用してはいけない
ということで(違


それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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暗黙の達成感?暗黙の…?

ッションなどで演奏する時、
最初の
うちは自分のことで精い
っぱいになり
がちですよね。

 

「やってやろう」というポジティブ
ものであれ、「なんとかしなきゃ」
いうネガティブなものであれ、自分の
演奏だけに頭がいってしまいますよね。

 

そんな心理をわれわれは「弾き気」
呼んだりしてまして、その対処方法
前にも書きましたが。(知りたい方は
そうですねえ、私のメルマガなど購読
してみるのはどうでしょう?笑)

 

で、さて、

 

そんなことを経験しながらも、次第に
他の人と演奏を楽しむことに慣れ、だ
んだん他のプレイヤーとのやり取り
楽しめるようになってきます。セッシ
ョンの場合、100%の確率で成功する
とはいかなくても、色々なコツを身に
つけることで、演奏の盛り上げとか、
音のやり取りなどが上手くいく確率は
確実に上がります。

プレイヤーの間に、共通のイメージ
(多くの場合)暗黙に共有された状態
が生まれるのですね。「ゲームの理論」
では「フォーカルポイント」とか「シ
ェリングポイント」とか呼ばれるのだ
そうですが(シェリングというのは、
この概念を生み出したノーベル賞を受
賞した経済学者の名前だそうです。知
らんけどな)。

 

そんな共通のイメージが持てて、演奏
「落としどころ」にたどり着けると
セッションなどは一段と楽しくなった
りしますね。ここで盛り上げるからこ
っちはこうしようとか、そうきたのな
らこう返そうとか。

 

めでたし、めでたし?ま、そうなんで
すけどね…

 

ちょっと続きます ( ̄▽ ̄)

 

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