ぶつかる人、避ける人

近、街を歩いていると、
ざとぶつかってくる人が増えた
という話をときどき聞きます。

 

とくに女性めがけて突っ込んできたり
とか、そんな事例が多いという話もあ
りますね。いやな話ですが。地域差も
あるという説もあり、私も実際に遭遇
したり目にしたりしたことはなかった
のですが。

 

しばらく前に、地下鉄の駅に向かう
下道を歩いていたときに、いきなり
から歩いてきた男(だったと思うんで
すが、ビックリしたのでよく見ていな
い)に肩をドーンとぶつけられたこと
がありました。

 

こちらも、一緒に歩いていた友人と話
をしたりしてたので、ややボーッと歩
いていたのは否定できませんけどね。
でも、昼間の地下道で、特に混み合っ
てもいなかったので、普通に歩いてい
ればよけることのできる間合いだった
と思うんですよ。

 

よけそこねたんだとすれば、ぶつかっ
てもわかりますしね。その男は、立ち
止まるでもなく、そのまま歩いて行っ
てしまいました。やな感じですよね。

で、さて、

 

そんな物理的にわざとぶつかってくる
ヤツ論外ではありますが、ジャムセ
ッションなどで、マジメに演奏しよう
とするあまり、「音」がぶつかってし
まうというのは、誰でもやってしまい
がちなことではあります。

 

とくにバッキングをするときなどに、
コード楽器の人が複数いたりすると起
こりがちですね。ギターが複数とか、
ピアノとギターとか。互いに音域が重
なったり、全く同じようなパターン
弾くと音がごちゃっとしたりします
ね。

 

それから、ギターの低音までフルに使
ったコードをひいてベースとぶつかっ
ちゃうとかね。狙ってぶつける気はな
くても、起こりがちなことではありま
す。

 

こんな時は、お互いに音域をずらす
か(ピアノが中音域から下でコードを
弾いていたらギターは高音寄りでコー
ドを弾くなど)、あえて弾かない(ピ
アノにまかせてギターはお休み)とか
そういう工夫というか調整が必要にな
ってくるんですね。

 

混み合ったところでは、よく見てぶつ
かりそうになったら避けるのと、一緒
ですよね。

 

演奏の場合は、相手を「見る」ことに
加えて「聞く」ことがとても重要にな
るわけですが。弾くことばかりに頭が
行くと、それが出来ていない人が結構
多いんですね。計らずも「ぶつかる人」
になってしまいがちです。

 

弾かずに聞く弾く前に聞く大事
んですよね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「偽りの希望」から逃れるためには?

「偽りの希望シンドローム
(症候群)」という言葉があり
ます。

 

わりと最近よく見かける言葉ですが、
もともと International Journal of
Obesityという雑誌に発表された論文
で使われた言葉です。Obesity という
のは「肥満」という意味ですね。

 

つまり、「肥満」に関する学術雑誌
掲載されたというわけでして。なかな
か示唆的ではありますが。早い話この
言葉は「人間、高い目標を立てたとい
うそのことで脳が満足してしまいがち」
ということを表しています。

 

その結果として、その目標を実際に達
成するための「行動」することへのモ
チベーションは失われてしまう、とい
う人間の悲しい性を表してもいるわけ
ですね。

 

そんなわけで、「一年の計」とか言っ
新年高い抱負というか目標設定
たとしても、結局それに対する行動は
伴わず、1週間もすると忘れてしまう
日本人のなんと多いことか(別に日本
人に限った話じゃないんですけどね。
上の論文を書いた人はカナダの人でし
た)。〇コちゃんに叱られそうですよ
ね。

 

で、まあ当然ですが、この「偽りの希
望シンドローム」というのは、別に
年の目標だけに限った話ではないわけ
で。1年いつでも起こりうる話でござ
います。

なので、例えば「楽器の練習を頑張っ
て、ライブでみんなを驚かせるような
素晴らしい演奏をするんだ」というよ
うな誓いを立てたとしてもですね、そ
れだけではたいてい行動レベルに移れ
ないわけです。

 

人間、何かを「やらない」「できない」
言い訳を考える時に一番クリエイティ
になる、という話があるくらいでし
てね……

 

じゃ、どうするか?

 

この論文を書いた人は、「実現可能な
目標と不可能な目標をよく見分ける必
要がある」と書いていますが、それが
たとえ実現可能だとしても、それを達
成するために必要な行動に移れなけれ
ばダメですよね。

 

実際に目標を達成するあるいはそこに
近づいていくには、そのためにやるべ
具体的な行動をできるだけ細かくイ
メージして実行に移す必要があります。

 

そして、その第一歩は、極力敷居の低
いものであるのが長続きする秘訣だと
はよく言われることですね。朝、とに
かく楽器を「手にする」ことから始め
とか。

 

あるいは、セッションに参加して演奏
をガンガン楽しむことが目標だとした
ら、まずは、セッションの「見学」に
行くことから始めるとかですね。

 

そういった、難易度が低くてもまずは
行動に移せた人が、「偽りの希望」か
ら逃れる第一歩を手にしたといえるの
ではないかと。

 

おめでとうございます(誰に言ってい
る?)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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もしセッションホストが短気なコールセンター対応だったら

(このお話はフィクションですよ〜)
は、スマホの音声出力をス
タジオの
PAにつなげた。

 

セッションホストをするはずの人が急
インフルエンザにかかってホストが
できなくなったので、最近できたとい
オンライン・セッションホスト・サ
ービスを使ってみることにしたのだ。

 

僕は、スマホにそのサービスの電話番
を入力し、発信ボタンを押した。

 

「こちらはセッションホストセンター
でございます。ただいま、大変混み合
っております。しばらくお待ちくださ
い」

 

スタンド・バイ・ミーのBGMが流れた。
僕を含めたセッション参加者はその音
に合わせて楽器を鳴らしたりしながら
担当に繋がるのを待った。

 

「……」

 

「お待たせいたしております。セッシ
ョンホストに関するお問い合わせの方
を、セッションホストに関する
ラブルのご相談を、セッションホ
スト・サービスをご利用の方を押
してください」

 

トラブル?僕はちょっといやなものを
感じたがそのまま3を押した。

 

「セッションホスト・サービスをご利
用ですね。お客様との今後のコミュニ
ケーションの改善、よりよいサービス
をお届けする参考として、セッション
の様子は録音させていただきますので
ご了承ください。よろしければ、1を
ここでやめる場合は2を押してくださ
い」

 

今さらやめるわけにもいかないので、
僕は1を押した。

 

「セッションホスト・サービスをご利
用いただきましてありがとうございま
す。担当アオイがホストをさせていた
だきます。皆様おそろいですか?

 

「はい」

 

「今日はどのようなセッションをなさ
いますか?曲名をお願いします」

 

「えーと、ファンクの曲をやりたいん
ですが。Pass the Peas(パス・ザ・
ピーズ)という曲なんですけど」

 

データベースを検索しますので、お
待ちください。……1972年ジェーム
ズ・ブラウン他によって書かれた The
J.B.’s の曲ですね」

 

「は、はいそうです

 

「演奏されるみなさんは、曲の構成
把握されていますね?テーマのコード
進行はDのブルーズで、ソロに入ると
A7一発あるいはD7一発になります。
よろしいでしょうか?」

「えーと、はい、ま、だいたい

 

「だいたいとは、どういう意味でしょ
うか?

 

「いや、ま、いちおう音源を聞いたり
はしてますが、みんなでやるのは初め
なんで、ま、だいたい……」

 

突然、電話の向こうでバンッという音
が聞こえた。

 

「なめてんじゃねーぞ、こら!」

 

「へ?」

 

「こっちは、狭いブースの中で、ヘッ
ドセットつけておめえらのホストして
やるんだぞ、しかも遠い沖縄から。
じめにやれ、まじめに」

 

「は、はあ」

 

「(コホン)……で、えーと。そ、そ
れでは、テーマはどなたが弾かれます
か?」

 

「あ、トランペットがやります」

 

もう1人は?」

 

「もう1人?」

 

「だーかーらー、まじめにやれって言
ってるだろう!この曲のテーマは2管
で3度のハモリをつけたりするのが常
識だろうが!サックスとかいねえのか
よ?」

 

「え、あ、アルトサックスがいます
……3度ハモリできる?できない?困
ったな。あ、あのすみません、できま
したらユニゾンで……」

 

「ユニゾンだあ?……ちっ。まいいや。
さっさと、終わらしちまおう……。え
ーと、それではソロはどうなされます
か?

 

「えーと、まずトランペットで、その
あとアルトサックス、次にギターで、
その次がキーボード、あと鍵ハモがい
て……」

 

鍵ハモだあ?なんだそれ、小学校
合奏コンクールか?鍵ハモなし!

 

「え、でも、僕、きのうから鍵ハモ練
習してきたんで……」

 

「てめえ、ホストのいうこと聞けねえ
ってのか?俺がなしっていったら、な
しなの!」

 

「えー、は、はあ」

 

「ったく。……で、最初Pass the 
Peas ……等々という掛け声はどうさ
れますか?」

 

「あ、あれ、ちょっと良くわからない
んで、なしで……」

 

やれよ

 

「はい?」

 

「やれっていってんだよ。あれがない
と締まんないんだよ、この曲は」

 

「は、はあ。で、でも」

 

言葉が良くわからなくっても、適当
にしゃべれよ!わかったな!」

 

「は、は、はい」僕は泣き声になって
いた。

 

「泣くな!うっとおしい!じゃあ、い
いな……、それ……ではイン……ロか
ら……ってみたい……思い……す」

 

突然、音声がとぎれとぎれになった。

 

「掛け……えを……なさんでおねが…
…ます……ワン……リー…………」

 

そこで、音声が途絶えた。

 

その日、僕の使っているスマホのキャ
リア大規模通信障害を起こしたのだ
った。

 

僕らはまだ、その曲を演奏できずにい
る。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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アラカンギタリスト鍵ハモ一本でセッションに挑む(笑)

回か書いておりますように、
私最近
鍵盤ハーモニカ(商品名
ピ〇ニカ)で
セッションのため
「朝練」に参加す
るというの
を続けておりまして。

 

それを始めてぼちぼちひと月以上経ち
ました。そんなわけで、そろそろ実地
に本チャンのリアルなセッション参加
するのもありかな、と思いまして。

 

で、

 

参加してきた。

 

…というのが今日のお話です。

 

参加したのは、音楽仲間の垣渕招宏
毎月開催しているジャムセッショ
です。垣渕さんは本職はハーモニカ
を作る職人さんですが、セッションに
魅せられて自分でセッションホストも
するようになってしまったという方で
す。

 

ちょうど、彼のジャムセッションが吉
祥寺であったので、参加させてもらっ
たわけです。ギターでは何度も参加し
たことがあるので、まあ様子も分かっ
ている、というのもありましたしね。

 

で、

 

参加してみた結果どうだったかという
ことなんですけど。やはりというか、
ギターとは全く勝手がちがうので、

 

1.周りのことが見えない
2.(なぜかというと)どうしても鍵
盤に目がいきがちになる
3.さらに弾くことで頭が一杯
4.もちろん、そもそも楽器の扱いや
奏法に習熟しているわけではない

 

……という、まあほぼセッション初心
と同様の状態に陥りました。ただ、
セッション慣れはしているので、一方
でそんな自分の状態をその場で冷静に
(でもないか)分析はできるんですけ
どね。

 

垣渕さんがよく初心者向けにやるのに
「カウントセッション」というのがあ
るんですが。どんなのかというと、
小節のコール&レスポンスをしている
最中にホストがホワイトボードに数字
(4とか8とか)を書いて見せたら、
その数だけ全員でカウントをはさみこ
まなければいけない、というものなん
ですが。

 

演奏に没頭してると、その数字を見逃
してしまうんですね。コール&レスポ
ンスの受け渡しで手いっぱいで。でま
あ、ご多分にもれず私もしっかり見逃
してしまったというようなわけでござ
います(汗)。

あと、ある程度長く演奏してみないと
わからないことというのもあるわけで
して、長いソロをとろうとすると、
吸やら息継ぎの問題もでてきますし。
ちょっと管楽器奏者の大変さも分かっ
たりとか。

 

鍵ハモ独特の注意点なんかもあるわけ
で、例えば、キーを押してないとあた
り前ですが音は出ないわけで。でもギ
ターと違ってサステインというものは
ほぼ皆無なので、ハンドサインを出す
タイミングに苦労したりとか。

 

いろいろやらかしながら学ばせていた
だきましたが、でも楽しかったです。

 

正直、疲れたら誰かのギター借りて弾
かせてもらおうかな、とか思ってたん
ですが。結局最後まで鍵ハモだけで通
しました。なんだか、妙にハマるもの
があるんですよね。結構私と相性の良
い楽器なのかもと思ったり(←単純)。

 

あと、思っていたより音量の出る楽器
なんですね。もちろん私がソロを取る
ときなどは、周りも音量を控えめにし
てくれていたのですが、それでも結構
音量出るもんだなと思いました。

 

そんなわけで、今後も鍵ハモでセッシ
ョン、続けていきたいと思います。
た何かありましたら報告しますね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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なぜかジョージ・ベンソン。飛び越えるジェネレーション

かん、2度も引っぱってし
まった。
今日で最終回です。

 

ラッパーも入ったヒップホップのジャ
ムセッション。調子が出てきたなと思
いつつも、フレーズのネタを出してく
れ、といわれてちょっと焦っていた
ころでございした。

 

そんな時に、どういう流れで出てきた
のかはよくわからないのですが、ラッ
パーの人ドラマーの人話をしてる
なかで「ブリージン」という言葉が聞
こえてきたんですね。

 

ブリージン?

 

なんでその言葉が出てきたのかよくわ
からないものの、われわれアラカン世
にとって「ブリージン」といえば、
ジョージ・ベンソン1976年の大ヒット
アルバムとそのタイトル・チューン
すよね▼▼▼

 

その言葉を聞いた私は、ほぼ反射的に
その「ブリージン」冒頭のリフを弾い
てしまったのでございます。

 

すると、そのラッパーの人もそれを聞
いて、そうそうそれそれ、という表情
をしてくれたんですね。そこで、私は
そのまま弾き続けまして。

 

さらには、どうもベースの人は曲を知
らないようでしたので、何回かコード
を分かりやすいように丸ごと弾いて見
せたりもした結果(「ブリージン」と
いう曲はいわゆる I-VI-II-V の循環モノ
というシンプルな作りなので)、ベー
スもドラムもそのままラッパーも入っ
てくれてセッションになったんです。

なかなか印象的な展開でございました。

 

後からラッパーさんに聞いたところ、
彼のお父様はどうもバンドマン(ドラ
マー)だったらしく、この「ブリージ
ン」のアルバムを持っておられて、
く聞いていたんだそうです。

 

彼も私がブリージンという言葉を聞い
リフを弾き出した時には驚いたよう
で、「奇跡だ!」とか言ってましたが。
ま、それは言い過ぎとしても。このブ
リージンで、なんだかすっかりうち解
けてしまいまして。

 

その後は、酒を飲みながらそのラッパ
ーさんのお父さんの思い出を聞いたり
するうち、夜は更けていったのではあ
りました。

 

実は、ジョージ・ベンソンの演奏
くのヒップホップ・アーティストにサ
ンプルされているのですね。そんなこ
とも話していたような気がします。後
日調べてみたら、200近くものアーテ
ィストがサンプリングしてるという話
です。さすがGB。

 

その後になるともはや記憶はあやふや
でございますが……最後は、そのラッ
パーさんとハグして別れたのは覚えて
おります(笑)

 

翌日の(前から行く予定だった)セッ
ションでは二日酔い気味だったのは、
内緒ですが……

 

いやー、ジャムセッションていいもん
ですよねー(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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ヒップホップなセッション? いったい何しよん?

う結構前の話(コロナ前)
ですが、
いつもアラカンセッシ
催しているお店のマス
ターの方から連絡をもらいまし
て。

 

あ、アラカンセッションはいつもライ
ブなどのできるようなお店(バー?)
を借りて開催しているのですね。で、

 

「この前、アラカンセッションの後に
お店に来ていたドラマーの人が、自分
たちのセッションをやるっていうから
よかったら来たら?」

 

……というお誘いだったんですね。

 

そういえば、この前、アラカンセッシ
ョンが終わって、通常営業モードに戻
ったお店に残って2次会(放課後とも
いう)をしているときに、親子連れ
お客さんで入ってきまして。父親と子
供2人、男の子と女の子でした。

 

で、どうも常連さんらしかったんです
けど、そのお父さんがドラマーで、そ
の時は一緒にきた息子さん(幼稚園?
小学校低学年?)もドラムをたたくと
いう話になり。じゃあ、ということで
その場にいた人間が一緒になってセッ
ションした「おどるポンポコリン」
とかやったんですが……)ということ
があったんですね。

 

そんなこともあったので、声をかけて
くれたんだと思うのですが。

 

で、まあ特にその日は予定もなかった
ので、私はお店に向かいました。

 

お店に入ったら、そこにいたのは男の
人が2人。2人とも30代だと思うんで
すが、1人は、上に書いたドラマーの
で、もう1人は面識のない人でした。

 

挨拶して、マスターから連絡もらった
ので来ましたというと、ドラマーの人
も私のことを覚えていてくれたようで
した。先日はどうもどうもなんてやり
とりがあり。

 

で、

 

ドラマーの人が言うには、まだメンバ
ーそろっていないんです。青井さん、
いつもは、どんなジャンルの曲やられ
るんですか?

 

いやー、アラカンセッション参加者
のやりたい曲をなるべくやろうという
コンセプトなので、ジャンルは雑多
んです。童謡から昭和の歌謡曲からロ
ックやジャズまで色々。

 

ソウルとかファンクはどうですか?

 

あー、そういうのもありますよ時々。

 

そう答えると、ドラムの人はちょっと
安心(?)したようで。もう1人と一
緒に楽器がセットしてあるところに移
したんですね。もう1人の人はベー
を手に取りました。

 

ぼくら、ヒップホップやるんですよ。
ドラマーがそういうと、ベーシスト
おもむろにファンキーなラインを弾き
だしました。で、それに合わせてドラ
マーも叩きはじめまして。

ありゃ、もう始まっちゃったとか思い
ながら、私も参加すべきか迷ったんで
すが。どうもこういうジャンルの曲で
はよくある、コード一発か二発で遊ん
でるパターンのようなので、恐る恐る
ギターを手にとり、私も参加してみた
んですね。

 

ちょっとずつ探り探りではありました
が、ファンキーなノリに合わせて弾い
いると、だんだん息が合ってきまして
そのうちソロのやり取りとかするよう
になってきて。なんとか1曲(という
のかなんというのか)終わりまでセッ
ションしたんです。

 

ドラマーの人が言うには、僕らはいつ
もこんな感じでやってるんですよ、も
っと好きなように弾きまくってくださ
いねもうすぐラッパーも来ますんで。

 

へえ、そうなんですね……って、

 

ラッパー??!(続きます)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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イメトレにメトロノーム??

メトレつまりイメージ・
レーニンの大切さについては
スポーツを中心に色々と書かれ
ています。もちろん音楽におい
ても有用な練習法であるわけ
すが……

 

イメージ・トレーニングというくらい
なので、実際の道具とか使わない
内だけ曲を弾くところイメージ
たりとか、さらには自分がどんな所で
弾くのかをイメージしたりとか、観客
の反応までイメージしたりとか、そん
なことをするわけです。

 

ところが、そんなイメトレの時にメト
ロノームを使ってみたらどうなるか?
いや、メトロノームをイメージするん
じゃなくて、実際に使ってみたらどう
なるか? ということを書いていた人
がいたんですよ。

このメルマガでもこれまでにも何回か
ご紹介しているジュリアードを出たバ
イオリニストでもある心理学博士ノア
・カゲヤマさんが、また面白いことを
ブログに書いたのでそのご紹介です。

 

彼が言うには、頭の中で曲などを「メ
ンタル・プラクティス」つまり日本語
でいうイメトレをするとき、実際に
内でイメージされている演奏正確な
リズムでなされているもんだろうか、
というわけですね。実際より走ってた
りモタっていたりしないだろうか、と。

 

で、実際の演奏のスピード脳内でイ
メージしているスピードとの関係その
ものを調べた研究はまだないのだが、
柔道の黒帯レベルの選手についての研
があるといって、こんな話を持ち出
してくるんですね。

 

まず柔道の選手たちに3つの動作でで
きている投げ技をやってもらったんだ
そうです。そうすると平均で40.5秒
かったそうです。で、さらにそれを
段より早めと遅めにやってもらうこと
もやってみたら、それぞれ 37.3秒
42.4秒になったそうで。

 

で、この選手たちを3つのグループ
分けて、最初のグループには4週間
わたって最初の試技でやってもらった
技のかけ方より早いスピードで技をか
ける「イメトレ」を週3回やらせまし
た。

 

2つ目のグループには同じ期間同じ回
最初の試技より遅めに技をかけるイ
メトレをしてもらいました。3つ目の
グループは特に何のイメトレもさせな
で4週間を過ごさせました。

 

で、どうなったかというと、4週間後
最初のグループの選手は以前より技を
かける速度が速くなり、2つ目のグル
ープの技をかける速度は遅くなり、
つ目のグループには大きな変化はなか
ったそうです。

 

簡単に言うと、イメトレでイメージさ
れた技のスピードは実際にかける技の
スピードに影響を与えたわけですね。
予想通りと言えばそうですが、さて、

 

この実験結果だけをもとに何も断定的
なことは言えないでしょうが、カゲヤ
マさんは、こんなことを書いていまし
た。

 

リズムが非常に厳格に要求されるよう
なオーディションで弾くための曲(の
部分)を練習するような場合、メトロ
ノームをかけてイメトレするのは役に
立つかもしれない。誰かやってみたこ
とある?

 

もしかしたら、普段弾けるより速い速
で弾きたいフレーズなりを練習する
イメトレを、早めのテンポにセットし
たメトロノームに合わせてしたら、実
際により速く弾けるようになるのかも
しれない……

 

カゲヤマさんは「正直、知らんけどな。
でも、だれかやってみたら、結果教え
ね」と書いてました。

 

いかがですか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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伝説の〇〇〇をやってみた

前、タモリという人が国
民的なスタ
ーになる前のいわ
ゆるハナモゲラ語の
ネタで、
「ソバヤ」というのがある、
いうことを書きまして▼▼▼

 

たまたまそれを読んだ人が、先日の
ラカンセッションでやってみたいとい
うことをおっしゃったので、

 

やってみた

 

というのが今日のお話でございます。

 

前にも書きましたが、アフリカの民族
音楽のパロディーでして、中心となる
人がなにかを叫ぶ(コール)→残りの
人が「ソバヤソバーヤ」と返す(レス
ポンス)という至極単純な構造になっ
ているわけですが。

 

これぞまさにジャムセッションの原点
ではないか、ということで一度やって
みたいと思ってたんですよね。

 

ですので、そんな声が上がったことは
私にとっても望むところでございまし
た。

そんなわけで、その日の実際の映像
こちらでございます。カメラがちょっ
傾いてしまってますが、それもなかな
ワイルドでよいのでは、と思ってお
ります(そうか?)▼▼▼
https://youtu.be/KFw1ws6Z640

 

お時間のある時に、お楽しみいただけ
れば幸いです(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

 

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眼鏡の好みとセッションの関係??

ってかけていらっしゃいますか?

 

かけている方は、その眼鏡のデザイ
を、ご家族パートナーの方と相談
て選びましたか? それとも自分ひと
で決めましたか?

 

かけてるんですけどね。なんでこ
んなことを訊くのかというと、実は
とあるポッドキャストをぼやっっと
(いつもの通りです。はい)聞いてい
たときに。こんな投稿を読んでいたの
が耳にはいりまして。

 

いわく、「私の夫の眼鏡のデザインは
私の好みに合わせるべきではないか?
なぜならその眼鏡を目にする時間が一
番長いのは私なのだから」なんだそう
です。

 

その番組の他のことはすっかり忘れて
しまったのですが(←こらこら)、こ
分だけは鮮明に覚えているんです
よ。その発想はなかった、というかね。

 

たしかに自分で自分が眼鏡をかけてい
るのを見るのは、鏡の中か写真やビデ
オの中くらいですよね。一日に合計何
分もないことが多いわけで。

 

実は自分なんかよりも(というのもな
んですが)その眼鏡を長い時間見てい
る人が他にいるわけですよね。その人
の好みも尊重すべきではないのか?と。

 

私? いやあ一人で勝手に選んでまし
ねえ。

 

眼鏡を介した他人とのコミュニケーシ
ョンといいますか、もともと視力を矯
正する装置である眼鏡も、周りの人間
にはある種のメッセージを送りうる、
ということですね。

 

で、

 

眼鏡という極めてパーソナルと思える
ものでさえ、人間が2人以上いると気
にする人がいるわけですよね。だとす
れば、バンドやセッションなどで演奏
するときにあなたの出す音について、
周りにいる人が気にしないわけはない
と思ったわけです。

 

逆に言えば、周りから何も気にされて
いないのだとしたら、そのバンドやセ
ッションは何かがおかしいわけで。

 

演奏何か弾かなくちゃ、というとき、
どうしても自分の出したい音だけに
識が行ってしまいがちになりますが、
その音が他の人の望む音か、というこ
とを思い出すのに、自分の眼鏡にさわ
ってみるのもよいのでは、と考えたわ
けですよ。

 

いかがですか? え? 眼鏡かけてな
い?

 

えーと、じゃ、そゆことで(←おい)

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

おまけ:こういう人も注意しましょう
ね▼▼▼

作画:栗熊ひろよさん

 

落ち着いても止まらないで?(アドリブ・ソロの話です)

コード進行のことを考え
るときに、
「落ち着き」「盛
り上がり」で考え
ましょう、な
んてことを前からよく
書いてい
るんですが。

 

大きく分けて、コードには(その曲の
キーの中で)「落ち着き」と「盛り上
がり」の二択しかなくて、その二択を
意識して弾きましょう、とかね。以前
にも書きましたっけね。

 

もちろん、それは全くその通りで、何
間違ってはいないのですが。ただ、
ちょっと誤解されるというか、特にこ
「落ち着き」を意識しすぎてしまわ
れないかな、と思って若干の補足的な
ことを書こうかと思いまして。

 

「落ち着き」の落ち着き方の問題なん
ですけど、曲の一番最後は別として、
落ち着きっぱなしではいけない、とい
うことなんです。

アドリブでソロを弾いているときなん
かに起こりがちですが。落ち着き先を
意識しすぎて、落ち着いたところで止
まってしまうというか、流れがプツン
と切れてしまいがちになっていません
か?

 

特に例えばいわゆる II-V-I といわれる
進行(Dm7-G7-Cとかですね)で弾く
とき、II-Vのところで盛り上がって I
に来た時に落ち着く解決するなんて
よく言いますが)わけですけど。解決
したところでブツ切れになりやすい
ですよ。

 

落ち着いたといっても音楽が止まって
しまう(曲が終わる)わけではない
で、次につなげていく必要があるわけ
です。

 

よく4小節のコール&レスポンス
ドリブソロのファーストステップとし
てやるんですが。それはファーストス
テップとしてはとてもいいのですけれ
ど、1つ気をつけなければいけないの
は、4小節を超えて次にフレーズをつ
なげていくという意識を忘れてはいけ
ないということなんですよね。

 

時には次の人のソロに食い込むくらい
に弾く、次の人も前の人が終わらない
うちから弾き始める、そんな意識でい
たほうが良い場合が多いのですね。

 

そんな意識でみんな弾くと、4小節の
コール&レスポンスがすごくかっこよ
くなったりするんですよ。

 

ご参考になれば幸いです。

 

(もちろん、ソリストの意図としてこ
こでいったん流れを切ろう、というと
きは、この限りではありませんよ。何
をどう弾きたいかのプランに沿って決
めてくださいね)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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I Will Survive??

10月も最終日、明日には11
月になろ
うという日だった。

 

は、また同僚と出張に出ていた。も
うすでに1週間以上が過ぎていた。例
によって同僚がクライアントの問題解
決のために地元での対応を優先しよう
と言い張ったためだ。

 

俺は東京に戻っても対応は可能だと
したが、そんなことを聞き入れる同
僚ではなかった。そんなこんなですで
に1週間。俺は東京のことがだんだん
気掛かりになってきていた。

 

それに、次の土曜日には俺は東京でセ
ッションホストをすることになってい
るのだ。すでに参加者定員近く集ま
っている。キャンセルするわけにはい
かない。

 

何をブツブツ言ってるんだ。同僚は俺
に言った。さっきから質問してるだろ
う。クライアントから言われた例のプ
ログラムの納期はどうなっている?

 

まだ東京から返事がないんだ。俺は言
った。なあ、俺だけでも東京に戻った
方がいいんじゃないか?

 

またその話か。そのプログラムさえち
ゃんとした形で納品されれば、すぐに
帰れるさ。

 

堂々巡りだ。俺は時計を見て言った。
もう遅いし、帰ろうぜ。

 

……もう7時か。しかたない。東京と
は明日の朝、ちゃんと連絡取れよ。同
僚は言って立ち上がった。俺の上司で
もないのになんでこんなに偉そうなん
だ、こいつは。

 

俺たちは外に出て、ホテルに向かって
歩き出した。

 

いつもと街の様子が違っていた。

 

ハロウィーンか。なんでも町おこし
今年は色々イベントがあるらしい。
まさらハロウィーンっていうのも、ど
うなんだろうな。同僚は言った。

 

確かに、街中はハロウィーンのイベン
トモードだった。幽霊や、魔女や、
ンビ仮装をした若者がはしゃいでい
る。

 

面白いのは、ハロウィーンの仮装をし
ストリートミュージシャンが大勢
ることだった。街中のいろんなところ
で演奏をしている。

 

中でも街角の小さな公園で演奏してい
ロックバンドには人だかりがしてい
た。のぞいてみると、頭もひげもモジ
ャモジャのヴォーカル兼ギタリスト
リーダーのようだった。なんとツイン
ドラムじゃないか。珍しい。

 

なかなかいいじゃないか。と俺は思っ
た。演奏もジャムセッションぽくソロ
を回していて俺の好みだった。同僚の
好みじゃないだろうが……。

 

そう思って同僚を見ると、ノリノリと
いうわけではなかったが、食い入るよ
うにステージを見つめていた。へえ、
と俺は思った。

 

ステージでは、がボブ・ディランの
「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」
に変わっていた。シンプルだがいい曲
だ。

 

よく見ると、ステージに新たにヴォー
カリストが加わっていた。亡くなった
グレッグ・オールマンにそっくりだな
と俺は思った。そういえば、あのリー
ダージェリー・ガルシアによく似て
いるな。そうか、有名ミュージシャン
ゾンビ(アンデッド?)バンドってわ
けか。面白い。

 

そんなことを思っていると、ステージ
にはどんどん人が増えていくようだっ
た。コーネル・デュプリーを思わせる
ギタリストもいた……というか、デュ
プリー本人にだんだん見えてきた。他
のミュージシャンもそうだ。さらにス
テージには、ウォルター・ベッカーが、
チャック・ベリーが、BBキングが出て
きていた。みんなで楽しそうにソロを
まわしている。

 

ジョン・レノンジョージ・ハリソン
がギターを持って歌っているのも見え
た。

 

ピアノのところにはアレサ・フランク
リンがいた。そばにいる若い女性は
イミー・ワインハウスだろうか。大先
輩を立ててコーラスに回っているのか。
あっちの世界ではエイミーの方が先輩
だけどな……

 

そのうち、同僚の好きなアラン・ホー
ルズワースも出てきた。俺は、ほらほ
らといって同僚の方を見た……

 

……同僚はいなかった。

 

どこに行ったんだと思って周りを見回
すと、なんと同僚はふらふらとステー
ジに上がっていくところだった。様子
がおかしい。そのうち誰かのギターを
借りて同僚もソロを弾き始めた。

 

その瞬間俺は思った。

 

まずい、このままだと同僚は「あっち
の世界」に行ってしまう連れ戻さな
いといけない。

 

おれは人混みをかき分けて、ステージ
に向かった。小突き回されながらステ
ージに上ると同僚のところにいき、腕
をつかんで言った。さあ、戻るんだ。
しかし同僚は、放心したようにギター
を弾いている。

 

もう一度同僚に声を掛けようとした
の腕が後ろから引っ張られた。俺はそ
れを振り払おうとして、自分の腕を見
た。

 

俺の腕をつかんでいるのは、骸骨の手
だった。俺は恐怖のあまり叫び声をあ
げた。

 

……ところで、身体を揺さぶられて目
が覚めた。

 

よく立ったまんまで眠れるもんだな。
同僚があきれた顔で俺をみていた。遅
くなる。帰るぞ。

 

公園のロックバンドはまだ演奏を続け
ていた。グレイトフル・デッド「タ
ッチ・オヴ・グレイ」。

 

公園を後にしながら、俺はサビのコー
ラス“I will get by. I will survive.”
というフレーズを口ずさんでいた。
はなんとか生き延びるんだ……。生き
延びて、東京でセッションホストをし
なければ……

 

(このお話はフィクションです。実在
する街、人間、ゾンビ等とは関係あり
ません。たぶん)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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仮面をつけて楽しいミュージックライフ?

んか、9月に入ると世の中急
ハロウィーン推しになりません
か、最近?

 

このハロウィーンという風習について
賛否両論が色々ありますよね。あ、
いつかあったみたいに軽トラック転が
して壊しちゃいけませんが。

 

別に私はハロウィーンがどうなろうと
特に構わないのですが、そういえば昔
ある有名精神科医の方のメルマガを読
んでいたら、ハロウィーンに関連して
「ペルソナ」の話を書かれていたこと
を思い出したんですが。

 

で、その方は、自分はハロウィーンの
仮装とかはしない、と。なぜなら自分
はすでに「キャラクター」を演じてい
ので、そんな必要はないのだ、と書
かれていたのですね。まあ、強引とい
えば強引流れですけどね、今思い返
してみると。

 

そして、それに続けて、みんなも毎日
外向きの仮面「ペルソナ」)をつけ
て、色んなキャラクターになりきれば
いいんじゃないか。いつも本音で生き
ようとするから疲れたりストレスにな
ったりするんだから。とまあそんなこ
とを書かれていたわけですね。

 

でね、

 

考えてみたら、音楽をやったりすると
きなんて、そんなキャラクターを色々
演じてみるのには、ちょうどいいんじ
ゃないかと思うわけですよ。というか
音楽がそんなキャラを演じるのに、
番敷居が低いんじゃないか? と思う
んですが。

 

普段は内気な人がセッションとかで演
奏しだすといきなりアグレッシブにな
るよね、とか。真面目そうな人が、と
てもエロいソロをひいたりとか。

 

いろんな「仮面」をかぶってみるのも
面白いだろうと思うんです。

 

日によってとか、音楽ジャンルによっ
ても変えてみるとかね。別にキッスと
かのようにメイクする必要はないです
けどね(いや別にやるのも自由ですけ
ど……)。

 

俺は俺だから、音楽やるときも自分
を偽ったりしない。本音一本勝負」と
いう方もいるかもしれませんが……。
まあ、それも生き方なので、否定はし
ませんけど。

 

メンタルをやられないようにお気をつ
けくださいませ。

 

え? 私? 私は、1000の顔を持つ男
といわれております(うそつけ)。
日また別の顔でお会いいたしましょう。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

リードシートのいいところ?

ちらの続きです。リードシ
という種類の譜面のお話で
したね。

 

リードシートというのは、書かれる情
報がメロディーとコードと(あれば)
歌詞くらいで(リズムに関しては、拍
子とたまに速度の指定があるくらい)、
演奏するときには、見る人が色々とそ
れをアドリブで補うという、ある意味
不十分な譜面であるというようなこと
を書きました。

 

そんなわけで、吹奏楽など自分のパ
ートの譜面を見て吹くことになれてい
た人などは、最初とっつきにくいこと
があるようなんですね。

 

以前に書いた電子書籍書き下ろし部
の取材で、いつも私がホストをして
いる「アラカンセッション」にお越し
いただいている方にお話を伺ったんで
すが。

 

この方も、セッションを始められる
吹奏楽団での活動が主な音楽活動だ
ったそうなんですが。そんな話をする
うちに、吹奏楽で使う各楽器のパート
の譜面とセッションで使うリードシー
トの違いの話になったんですね。

 

そこでその方がおっしゃっていたこと
で、印象に残ったことがあります。
ートの譜面だと、なかなか曲の全体像
をつかみづらいんだけど、リードシー
トに慣れてくると、曲の全体の構造の
理解がだんだん出来てきた、というよ
うなことをおっしゃっておられたんで
す。

 

リードシートというのは、特にセッシ
ョンでやるような曲の場合、たいてい
1ページに収まっていますから、曲全
体を俯瞰しやすいんでしょうね。もち
ろん、最初からそこまで完璧に理解で
きるわけではないでしょうけどね。そ
の方も徐々にそうなってきたと言われ
ていましたが。

 

親切なリードシートにはリハーサルマ
ークというのが書いてあります(黒本
はついてますね)。曲の構成がわかり
やすいようにとかとか、8小節と
か16小節とかの曲の区切りごとにマー
クがついているんですね。

 

そういうリードシートをいくつも見て
いると、次第によくある曲の構成とい
うのが見えてくるんですね。AABA
とか、ABACとか。パターンが見え
てくるというかね。

そうすると、パターンから外れた曲
あっても、ここが違うからこの部分が
1小節多いんだな、とか分析ができる
ようになってくるんです。

 

パートの譜面の書き方だと、紙面の都
合もあって、休みのところはまとめて
16小節休みとかなってたりとかするん
ですね。ページの切れ目も、演奏の途
中にこないようなレイアウトがされて
いたり、とかね。なかなか曲の全体像
がつかみづらいようなんですね。

 

吹奏楽でやる曲の全体像を把握するの
にもリードシートを読むという訓練
役にたつのかもしれないですね、とい
うようなお話をしたんですが。

 

皆さんは、リードシートを使ったセッ
ションやアンサンブルをなさいますか?
やってみて、お悩みとかありますか?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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リードシートという譜面

日のお話は音楽の譜面につ
いてです。

 

譜面といっても色々ありますが、今日
は特にリードシートと呼ばれる譜面の
ことを中心にお話をしたいと思います。

 

リードシートというのは、曲の要素の
うち、メロディ(多くは主旋律のみ。
音符で書かれますね)と和音(主に
ードネームで示されます)と歌モノの
場合は歌詞と、その3つだけが書かれ
た譜面です。

 

細かいアレンジの示されていない、
る意味不十分な譜面なわけですね。
パートの奏者が演奏するメロディーと
かは書いていないわけです。

昔の〇星とか平〇といった雑誌の付録
なんかにあった「歌本」の譜面なんか
はたいていこれでした。

 

今でいうと、ジャズ関係の曲集日本
では「黒本」とか「青本」とかいわれ
る本、海外のものでは The Real Book
といわれる本に収められている譜面
リードシートです。つまり、曲を演奏
するジャムセ
ッションというのは特に
ジャズなんかの場合、たいてい、リー
ドシートをもとに行われるんですね。

 

奏者(プレイヤー)は、リードシー
トに書かれた情報を頼りに、自分の判
断で演奏するわけです。つまり、例え
ばギターやキーボードの伴奏部分(コ
ンピング)とか、ベースラインとかは
その場のプレイヤーに任されるわけで
すね。

 

つまりある意味アドリブなわけです。
あるいはジャズでいう「フェイク」
わけです。(もちろん、原曲の特徴的
なフレーズなどを音源で確認したり記
憶を頼りに再現することはありますが)

 

ジャムセッションのことをアドリブセ
ッションとか言ったりもしますが、そ
れは単純にプレイヤーがソロをアドリ
で演奏するという以外にも、実はみ
んなアドリブで伴奏したり、オブリガ
ードを弾いたり、色んなアドリブが絡
み合っているという意味合いもある
です。

 

もちろん、楽譜に書いてなくても、あ
ガイドラインというか、共有された
暗黙の約束のようなものがあるので、
成立することではあるのですが。

 

ただ、実際にこういうアンサンブルの
やり方になれていない、例えば誰かが
書いたアレンジを譜面通りに演奏する
ことしかやったことのない人には、こ
れは結構大変なことだったりするんで
すね。吹奏楽のパート譜とかとは違う
ので。

 

長くなりそうなので、続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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でんわは○○○○??(CMソングに揺れるアラカン心)

前、アラカンセッション
いう50代
以上を対象としたセッ
ションをやった
時の話なんです
が。

 

前にもお話したかと思いますが、この
セッションでは、参加される皆さんの
リクエストをなるべくお聞きして、
現しようと考えておりまして。先日の
回のときも、色々出たんですがその中
に、とあるCMソングをやりたい、と
いうのがあったんですね。

 

とある、老舗(?)温泉ホテルのCM
なんですが。え?あれだろうって?
わかりますか?

 

このCMソング、特に関東子供時代
を過ごした私たちの世代の多くの人の
記憶にあると思うのですが、まさかこ
れでセッションしようという人がいる
とは(笑)なんでも、休日にこのホテ
ルの前を通りがかったので、思いつい
たんだそうですが。

 

とはいえ、リクエストいただいたら、
やってしまうのがアラカンセッション。
それも1回はオリジナルに近い形でや
りましたが、2回目はこれをジャズの
アレンジでやろうと思い立ちまして。

 

で、やったのがこちらの動画でござい
ます。この曲、作曲いずみたくさん
なんですね。しかも作詞はあの野坂昭
さんだそうです。▼▼▼

 

セッションが終った後、こういう昔な
つかしいCMソングでセッションをや
るというのはなかなかいい、という話
になりました。また、いろんなリクエ
ストが来そうでございます。

 

こんなアラカンセッションご興味が
ございましたら、コメントでお知らせ
くださいませ。

 

楽しくセッションできる仲間を年中無
休で(笑)募集中でございます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

外向型vs.内向型。セッション向きなのはどっち?

にも書いたと思いますが、
人間には
内向型の人と外向型
人がいますよね。

 

社交的で、沢山の人の中にも気後れせ
ずに入っていける積極的な外向型と、
どちらかといえば1人でいたくて引き
こもりがちな内向型

 

あなたはどちらですか?

 

少し前に、渡辺由佳里さんという方の
エッセイをオンラインで読んだのです
けれど、アメリカでは内向型(英語で
introvert といいますね。外向型の人は
extrovertの人は外向型の人に比べて
肩身が狭いようなんですが、最近そん
なアメリカでも内向型の良さを評価す
る動きがあるようです。

 

今、ビジネスの世界などで成功を収め
ている人(特に女性)が実は「私は内
向型」だといってその内実を披露する
がいくつも出ているようなんですね。

渡辺由佳里さんのことは「グレイトフ
ル・デッドにマーケティングを学ぶ」
という本の訳者旦那さんが原書の共
著者なんですね)として知ったのです
が、ボストン近郊在住で、アメリカの
最新の情報をエッセイに書いていらっ
しゃいます(エッセイのリンクは最後
に出しておきます)。

 

で、さて、

 

内向型の良いところは、派手な成功
他人からの評価あまりとらわれずに
「思慮深い」ことで、ひとりきりの時
創造的な思考ができることだそう
です。クリエティブな活動には内向型
のひとりでじっくり考える傾向フィ
ットするということですね。

 

そして外向型と内向型がペアを組む
とで、お互いを補い合い成功する事例
についても書いてあります。起業家と
かの実例が多いようですが、それ以外
の場面でも「互いの長所を活かし、短
所をおぎなう良い関係になる可能性が
ある」とのこと。

 

結局、世の中は内向型・外向型のどち
らも必要としてるんですよね。そして
これは音楽の例えばジャムセッション
の場でも言えることだと思います。

 

とかく、外向的で派手なタイププレ
イヤーに向いているように思われがち
かもしれませんが、彼らのともすれば
とっちらかりがちな盛り上がりを内向
型のプレイヤーがうまく着地させると、
よいセッションになるのでは、と思う
んですね。

 

逆に内向的なおとなしいプレイばかり
でも盛り上がりにかけたりしますよね。
そんなとき、内向的プレイヤーの背中
を押して、プレイの熱量を上げてやる
のが外向型なのではないか。

 

……ということで、今日の答えは「ど
っちも」ということで(笑)。

 

※渡辺由佳里さんのエッセイのリンク
です。有料記事ですので、ご了承く
さい▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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アラカンのバカンス?

に、ザ・ピーナッツの名曲、
「恋の
バカンス」が意外な国で
国民的な人気
を得ているという
お話をいたしました。

 

なんと、ロシアで今も歌い継がれてい
んですね。

 

なんでそんなことを書いたのか、とい
うと、ちょっとこの「恋のバカンス」
という歌のことを調べていたんですね。
で、そんなことがあるのを知ったんで
すが。

 

じゃあ、なんで調べてたのかというと、
この曲をアラカンの仲間で演奏したい
と思ったからでして。

 

例のオンラインコラボってやつです。
Acapella というスマホのアプリを使っ
ネット経由でデータをやり取りして
レコーディングを重ねていくという、
例のやつですね。

 

これまでにもAm一発で演奏するとか、
ってきたのですけどね。やっぱりアラ
カンなので、昭和の歌謡曲をやってみ
たいと思って、この曲に白羽の矢を立
てみました(←えらそうに)。

 

で、「恋のバカンス」でございます。
どなたかが Facebook のコメントにも
書かれていましたが、1963年の曲とい
うことで、ジャズっぽいちょっとハネ
たビートなんですが、頑張ってやって
みました。▼▼▼

 

Facebook でご覧になりたい方はこ
ちらをどうぞ▼▼▼

 

いかがでしょう?なんと今回、ピーナ
ッツの役、つまりメロディのパート
受け持ってただけたのは、チェロ
ロンボーンということになりました。

 

別にこうなることを想定していたわけ
ではないのですが、出来上がってみた
ら、アラカンらしく(そうか?)渋い
デュオが誕生しました。

 

まあ、周りにはパンデイロ(タンバリ
ンのようなブラジルの打楽器)とかい
て、かなりにぎやかですが(笑)

 

みんな揃って演奏するのはもちろん楽
しいですが、こうやって1人1人音を
重ねてアンサンブルが出来上がってい
くのも楽しいものです。自分の都合の
よい時間に参加できますしね。

 

色んな音楽の楽しみ方を選べるのは、
いいことですよね。

 

※ちなみに本家の歌はこちらです▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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間違えない(ように頑張る)ことは良いことか?

間は間違いを犯す生き物な
のですが、
間違いを恐れる生き
物でもあります。

 

間違いそのものを恐れるというよりは、
他人の前で間違いを犯すこと、そして
自分が間違っていることを認めること
を恐れる生き物と言った方が良いのか
もしれません。

アマゾン(Amazon)のCEOだった
ジェフ・ベゾス人材が優秀であるか
どうかを見極めるための基準は、その
人がどれだけいつも「正しい」かでは
なくその人がどれだけ頻繁に自分が
間違っていることを認め、考えを変え
ているだと言っているそうです。

 

また、あるアメリカの大学の最近の研
によれば、何かに取り組む時に「強
い信念を持ちながらも、自分が間違い
を犯すということを認め、受け入れる」
ことのできる人のほうがより良い決断
を下す傾向にあるのだとか。

 

信念が弱ければ、何かをやってみたり
試してみたりする推進力は得られない
が、その信念に固執するあまりそれを
否定するような現実が現れた時に素直
に直視できないのではいけない、とい
うわけです。

 

間違いを犯すことを恐れず試す。間違
っていたらそれを認めて修正する。
れができる人が結局、最終的に良い決
断を下せる、ということですね。

 

なにかの決断をするのに、100%の確
を持って臨みたい、というのは理解
できる心理ではあります。しかし残念
ながらそんな 100%の確信を得られる
日はまず間違いなく来ないのですよね。

 

100%の確信を得るためにデータを集
める。自然科学研究の世界は別かもし
れませんが、われわれの日常ではどこ
かその手前で見切りをつけて決断をし
なければ、次に進むことはおそらくな
いんですよね。

 

そして、

 

100%の確信をもって演奏するための
練習、というのも同様ではないか、と
思うのですが。どうでしょうね?

 

(もちろん、練習が無駄だ、と言いた
いわけではありませんよ 笑)

 

て、ことで、私がコロコロ意見を変え
ても驚かないように(←そこかよ)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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うだうだ言わずにOODA?

先のクライアントとの打
ち合わせ
を終えた俺と同僚は、
地元の支社に戻
って今後の対応
を話し合っていた。

 

クライアントのクレームはわが社の
入したソフトウェアについてのわが社
サポートに不満があるということだ
った。先方の担当者の嫌みにずっと耐
えていて疲れた俺は、早々に切り上げ
たかった。

 

まあ、なんだ。基本的な問題は分った
わけだから、本社に持ち帰って、上と
相談して……俺は言った。

 

いや、本社に帰って会議やっていたん
じゃ時間がかかり過ぎる。もう2,3日
こっちにいて、支社の担当と話し合っ
て、話を聞いて現場に近いところで対
応を考えたほうがいい。同僚は言う。

 

しかし、本社との相談なしに進めたら
あとあと問題になるぞ。俺は言った。
ちゃんと改善計画を本社で認めてもら
った上で動かした方がいいんじゃない
か?

そんな時間的余裕はない。クライアン
トの担当者も言っていただろう。今回
の件は急を要するんだ。どんないい計
画を作っても半年後じゃ遅過ぎる。
ライアントを失いたいのか。同僚はま
くしたてた。

 

計画を立てることにこだわるのは、P
DCA信者の悪いクセだ。現代はPDCA
の時代じゃない、OODA(ウーダ)
時代だって知らないのか?同僚は続け
た。

 

う、うーだ?なんだよそれ。俺は言っ
た。同僚の最新ビジネス用語かぶれ
今日に始まった話ではない。

 

OODAというのはアメリカの空軍で始
まった徹底した現場主義のやり方だ。
まず現場で何が起きているかをよく
察(Observe)して、そして状況判断
(Orient)し、何をやるべきかを決め
(Decide)て、行動(Act)するとい
ループを高速に回していく。同僚は
早口で説明した。

 

おまえはジャムセッションとかやって
るんだから分かるだろう、どうやって
ソロを弾くか、会議やって計画を立て
るわけじゃないだろう。たとえ計画を
立てたところで、セッションの相手が
計画通りにくるなんてことはない。同
僚は急にそんなことを言い出した。

 

そりゃそうだが、それとこれとは……
と俺は言いかけたが、すぐにムダだと
覚った。

 

俺がギターデュオをやるとき、俺はま
相手がどう出てくるかを観察し、
の場で方針を決めて自分のソロを弾く
同僚はますます熱く語り出した。そし
てそれに対する相手の反応をさらに観
して、次の手を決める。その繰り返
だ……

 

そんな現場のことを知っているはずの
お前がなんでそんな事なかれ主義のサ
ラリーマン根性丸出しのことを言うん
だ。同僚は俺に噛みつかんばかりに言
った。

 

なんでこいつはいつもビジネスの話が
白熱すると、自分のギターデュオの話
に脱線していくんだ。俺は思った。こ
れが始まると手がつけられなくなる。

 

もう夕方で腹も空いてきたが、夕飯に
ありつけるのには時間がかかりそうだ。

 

……と考えていたら、乱暴に揺り動か
されて目が覚めた。

 

まったく、なんでこんな良い演奏が聴
けるのに寝ているんだおまえは。同僚
が信じられないという顔で俺を見てい
た。

 

出張先にあるライブハウスで同僚の好
きな宇田さんとかいうジャズ・ギタリ
ストのライブをやっていたので同僚に
誘われるまま入ったのだった。お前と
1日いるととても疲れるんだというセ
リフが口から出かけるのをこらえて、
俺は目の前にある気の抜けたビールに
口を付けた。

 

長い出張になりそうだ……

 

(このお話は例によってフィクション
で、現実の出張やビジネスやジャズ・
ギタリストとは何の関係もありません。
……おそらく、ね)

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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見ていても見えてない?聞いていても聞こえてない?

日はまずある動画をごらん
いただき
たいのですが…

 

動画をご覧になる前にまず説明させて
いただきますと、この動画には白いシ
ャツを着たチーム(?)と黒いシャツ
を着たチームが出てきて、それぞれに
バスケットボールをチーム内でパス
あっています。で、ご覧になる時に
い服のチームが何回ボールをパスした
を数えていただきたいのです。

 

それではどうぞ▼▼▼

 

 

いかがでしたか?

 

パスを数えている最中に、ゴリラが画
面を横切ったのに気がつきましたか?

 

これは有名な実験なんですが、予備知
識なしにこの動画を観た人のおよそ
の人がゴリラに気がつかなかった
うなんです。あることに集中している
と、見えてしかるべきものが見えなく
なってしまうんですねえ。

 

人間の五感のうち、最も支配的といわ
れる視覚がこうだとすると、聴覚つま
り音を聞く力について同じようなこと
が起こっても不思議がないと思いませ
んか?

 

実際、音楽の演奏で、自分の出す音に
集中しすぎて周りの人の演奏している
音が聞こえていない、なんて経験のあ
る方も結構いるんじゃないでしょうか?
そのあげくにロストしたりして。

 

本人が個人的に困るだけならまだしも、
全体のアンサンブルとしてもこれはや
はり問題ですよねえ。もちろんそれに
加えて視覚のほうだって演奏に影響
ます。自分の楽器ばかりに目が行って
周りが見えないとか。

 

そんなことを防ぐには、やはり集中し
ている(しようとしている)ことから
一旦意識を「引き離す」ことが大切
んでしょうね。つまり、自分が音を出
すのを止めてでも周りの演奏に意識を
向ける楽器から目を離して周囲を見
。そういった心構えが大切になりま
す。

 

「弾かずに聞く」「楽器を見ない」
れ?どこかで聞いたような気が(笑)
……

 

【おまけ】上でご紹介した動画を見て
ゴリラを見逃さなかった方、そんなゴ
リラを見逃すなんて信じられないとお
思いのみなさんにおまけです。いかが
でしょう(笑)?
▼▼▼

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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