ここ最近、英語圏ではやりの
言葉がありまして。まあ、主に
アメリカですけど。
Quiet quitting
っていうんですけどね。
まだ日本ではそれほど知られてない言
葉かもしれないんですが、こういうの
はだいたい日本でも後追いで流行るん
じゃないかと思うんですが。
で、
この quiet quitting というのは、直訳
すると「静かな退職」ってなるわけで
すが、本当に仕事を辞めるというより
は、
会社の仕事は(クビにならない程度に)
必要最低限しかしない
ということなわけですね。しかもそれ
をストライキみたいな抗議活動として
声高にやるわけではなく、「静かに」
やるわけです。
こういう言葉や行動が注目されてきて
いるのは、特にアメリカで「ハッスル
・カルチャー」とかいわれている、期
待されている以上のパフォーマンスを
発揮してどんどん出世しようとか、そ
ういうののアンチテーゼみたいになっ
ているからのようでして。
ビジネス・マネジメントについての記
事から TikTok や YouTube の動画まで、
いろんなところで目につくようになっ
ています。
で、まあ、別に私としてはこの「静か
な退職」を人に勧める気が特にあるわ
けではないんですが。
こういうのって、自分の考える自分へ
の期待値も下げないと出来ないことで
はないかと思うんですよね。なので、
こんなことも世界では起きてるってこ
とを知っておくのは良いことではない
かと思ったりするわけです。
とくに、人にも自分にも厳しいおじさ
んたちにはね。
まあ、最近では日本という国が全体と
して quiet quitting してるという気
がしないではないですが。
※ Quiet quitting についてもう少し知
りたい方は、例えばこちらの記事など
をどうぞ。▼▼▼
※※なお、アメリカの労働者の少なく
とも 50% は「静かな退職」をしてる
というギャラップ社の調査報告もある
そうです。
て、ことで。
それでは、また( ̄▽ ̄)