世の中も、アートも、ジャムセッション?

の前、たまたま平日に休みが
とれたので、久しぶりにちょっと
美術館でも行こうかと思ったんで
すね。

 

というのは、東京の京橋(大阪じゃな
くてね)にあったブリジストン美術館
リニューアルして、「アーティゾン
美術館」として新たにオープンしたの
ですが。そこでの企画展

 

ジャム・セッション 石橋財団コレクシ
ョン × 鴻池朋子 
鴻池朋子 ちゅうがえり

 

というタイトルだったんですね。

 

音楽ジャムセッションをやっている
身としては、ちょっと興味を惹かれる
じゃないですか。

 

で、まあ行ってきました。新型コロナ
の流行もあって、現在事前予約制にな
っているので、Webで予約して。

 

この「ジャム・セッション」というの
は、美術館によれば

 

アーティストと学芸員が共同して、石
橋財団コレクションの特定の作品から
インスパイアされた新作や、コレクシ
ョンとアーティストの作品のセッショ
ンによって生み出される新たな視点に
よる展覧会を構成します

 

……ということだそうで、現代の美術
家と、美術館の所蔵作品とが「ジャム
・セッション」するというようなコン
セプトなわけですね。

 

現代美術お好きですか?好き嫌いある
とは思いますが、私は結構好きでして。
特に、現代美術ってある種の「過剰感」
のある作品だとか、逆にどんどんいら
ないものを差し引いていったような
ニマリスティックなものとかあります
けど、なんとなく「ばかっぽさ」がつ
きまとうじゃないですか?

 

こういうと怒られるのかもしれません
けど、現代美術のそんなちょっと「ば
かっぽい」ところが好きなんですよ。
個人の感想ですけど。

で、

 

そんな「ばかっぽい」(失礼)過剰さ
を楽しむという点ではなかなか、満足
できる企画展ではありましたね。詳し
展示の中身などはこちらの記事など
をご参照ください(というか、よろし
ければ行ってみてください)▼▼▼

 

ただ、ジャムセッション的視点からい
うと、フィーチャーされた現代作家の
人の位置づけが強すぎて、所蔵作品の
側の主張ももっとあって良いのでは、
とも思いましたけどね(クールベ、コ
ロー、シスレーのフランス絵画が3点
だけ)。

 

学芸員としては、どうしても作家の人
に遠慮があるのかなあ。

 

まあ、この試みは毎年あるようなので、
今後に期待ですかね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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「音を楽しむ」「楽しめない」問題

く耳にする(目にする)言
葉で、
楽は「音を楽しむ」か
ら音楽なんだ、
てのありません?

 

で、それについて、いやそうじゃない
間違ってるとか、そんな指摘をする人
がいます。その主張自体は正しいよう
で、「音を楽しむ」から「音楽」とい
うのだ、というのは確かに俗説ではあ
るようです。

 

「楽」というのは元々楽器の形から来
象形文字で、「楽しい」という意味
は後から付いたもののようです(ちな
みに「音」の方は歌う声なのだとか)。
なので、まあ言葉の正しい語源を知る
べきだという主張そのものはあってし
かるべきかもしれません。

 

ただね、

 

どうも、この「音を楽しむ」云々の議
論を読んでいると、その「音を楽
しむとか浮ついたこと言ってるんじゃ
ない」とか「楽しいだけのそんなのが
音楽なわけないだろ。お気楽でいいよ
ねきみたち」とか、そんな情念怨念
)を時々感じてしまうのですね。も
ちろんそんな人ばかりではないとは思
いますが。

 

この日本には、どうも音楽を楽しめて
いない人がけっこう多いんじゃないか
と思えなくもないです。というか、そ
裏にある苦労をわかってもらいたい
という、結構めんどくさい「かまって
ちゃん」が垣間見えたりして。私の勘
ぐりすぎですかね?

 

もちろん、楽しいことばかりじゃない
かもしれないし、何が楽しいか人に
よって違うということはあるでしょう。
楽しさ以外の感情つまり「悲しみ」と
か「崇高さ」とかそういうのを感じさ
せるのも音楽だ、という意見もありま
す。

 

だからといって、人が楽しんでいるの
を邪魔しないようにはしたいものです
ね。苦行的なことが好きだったり、
しい音楽が好きなのは、その人の自由
ですけども。

 

ま、セッションが楽しくできればまず
はいいんですけどね、私は。

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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カタカナのようなフレーズ??

前、「文体」のことを書い
たあるネットの記事を読んだの
ですが。

 

文体ってつまり、文章スタイルとか
形式とかそういうことですね。で、そ
記事のテーマカタカナだったんで
すね。

 

カタカナ言葉を嫌う人、おられるとは
思いますけどね。でもこの記事はカタ
カナを上手くつかうことで、強調した
いことが目に飛込んできやすくなる
という趣旨でした。

 

その記事では、俵万智さん短歌での
カタカナの使い方の上手さを例に出し
ていました。

 

カタカナをうまく忍び込ませることで
ポイントを視覚的に強調している、と
いう論旨でした。残念ながら、もう見
られなくなってるみたいで、リンクが
貼れないんですが。

 

で、

 

これを読んだ時、なぜか私はポリリズ
とかアウトフレーズのことを思い
だしたんですね。

 

曲の基本的なリズムの上に別のリズム
(拍子)のフレーズをのせるポリリズ
ミックなフレーズや、曲の調性とは
る調のフレーズを乗せて弾いたりする
いわゆるアウトなフレーズってありま
すよね。

こういったフレーズは、結局、地の文
じゃなかった音の流れを意識的に妨げ
ることで聴いている人の耳に飛込みや
すくなって注意を惹きつける、それが
カッコ良く聞こえる(感じ方には個人
あります)。そんな働きをするわけ
ですが、ちょっと似たものを感じた
いうわけでした。

 

カタカナの使い方同様、そういったフ
レーズも上手く使えると、ソロが映え
んですよね(くどいですが、感じ方
には個人差があります)。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

オンラインセッションの明日が見える?

ンラインでセッションをす
る話はこちらでもよく書いてい
るのですが。

 

最近この業界(?)新たな話題があ
りまして。ヤマハオンラインでの
アルタイムのセッションのための PC
アプリケーション+サービスである

 

SYNCROOM(シンクルーム)

 

正式リリースしたのですね▼▼▼

 

このサービス、NETDUETTO という
名前でβ版がここ数年公開されていた
ので、使ったこともなんどかあった
ですが、それの進化版というか正式リ
ース版というか、それが出たわけで
す。

 

で、その SYNCROOM を早速音楽仲
間の人たちと試してみました

 

アプリをインストールして、最初に
するのにちょっと苦労しました(
ーバー側の負荷が高くなっていたせい
かもしれません)が、そこをクリアし
た後は問題なく使うことができました。

 

アプリのインターフェースはβ版だっ
NETDUETTO のものを引き継いで
いるので、そちらに慣れている人には
移行は楽かと思います。

 

で、使い勝手のほうは、正式版を謳う
だけあって、NETDUETTO からかな
チューニングをしたようで、音質
ども数段良くなったという印象です。
リアルでのセッションにかなり近づい
という気がします。

 

もちろん、ネットを介するので利用者
の環境に左右はされるのですけどね。
具体的にいうと、光回線でネットには
有線接続(LANケーブルでルータに接
続)であれば、ほぼ問題なくセッショ
ンが出来るように思いました。(その
ときの回線の状況やSYNCROOM側の
サーバーの込み具合にもよるかとは思
いますが)。

 

そして、この SYNCROOM音声の
みで画像がないという欠点(というか
仕様)があるのですが、そこに会議ア
プリZoom (やその他のサービス)
同時に走らせることで、それを補う
という裏技(?)を試しておりまして。
それでますますリアルのセッションに
近い感覚セッションが楽しめると感
じております。

今のところPC(Macを含む)でしか
使えないAndroid用のβ版アプリ
あるようですが、実用にはまだ問題
多そうです)とか、1回に入れるプレ
イヤー数に限りがあるとか、上に書い
回線の問題とか、色々まだ問題はあ
るので、どなたにもお勧めできるとい
うことでもありませんが

 

でも、確実にオンラインでのリアルタ
イムのセッションを誰でも出来る日が
近づいたと思わせられたのではありま
した。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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あんたはエライ。私もエライ

2020年から2022年はコロ
蹂躙された期間でした。
後もまだわかりませんけどね。

 

世の中の色んな活動影響をうけ、こ
れまでの常識を覆すような生活をしな
ければならない状況が続きました。と
いうかまだ続いていますが。

 

三密は避けるだとか、ソーシャル・デ
ィスタンシングだとか、テレワーク
とか……そんな中、実際に感染したり
命を落とす方もいるわけですから。

 

そういう状況下では、フラストレーシ
ョンやら不安やらがたまってしまうも
のです。鬱っぽい気分になったりもし
ますよね。

 

色んな対策も打たれてはいるのですが、
その全てが効果的なのかといえば、
ずしもそうとは思えないことも行われ
たりもします。それに対する批判も色
々でてきたりもしますね。それでまた
イライラが募ったりして。

 

とはいえ、思うのですが……

 

こうやって、不透明イライラのたま
りやすい状況でも、みんなそれぞれの
やるべきこと、やりたいことを果たす
べく動いている人たちがほとんどなわ
けです。動く方向性がときどき食違う
こともあるでしょうけど。

 

そうやって日々の生活を送っていると
いうことだけでも、これはとても偉い
ことだなあ、と思うのですよね。

 

小松政夫「あんたはエライ!」とい
昭和なギャグを思い出したりもする
わけです。

 

街に出て活動する人、家で活動する人
色々なわけですが、他人に危害を与え
るようなことをする人はともかく、
いていの人たちは、頑張ってやるべき
ことをしようとしている人たちなので。

 

そういう人たちには、心の中「あん
たはエライ!」声をかけるのがよい
のではないか。そして、同時に自分に
対しても「あんたはエライ!」と声を
かけることも大事ではないか、と。
分のメンタルのためにも。

 

そんなことを感じた2020年代の最初
の数年ではありました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

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移動の自由とアラカンと

2019年の6月に私はアリカの
シアトルに旅行していまた。

 

アラカンセッションでご一緒させてい
ただいている仲間のお2人と、これも
アラカンセッションの仲間でシアトル
赴任されている方を訪ねるという旅
行でございました。

 

市内の博物館でなぜか突発的にセッシ
ョンしたり、自然散策を楽しんだり、
大人の社会見学したり、ライブに行っ
たりと、楽しい時間を過させていただ
きまして。

 

そのお話は、「アラカン音楽三昧・遠
足日記」という電子書籍に書いており
ますので、もしご興味がありましたら
お読みいただけましたら嬉しいのです
が▼▼▼

 

それはともかく……

 

その時新型コロナウィルスの心配も
まるでなく、太平洋飛行機でひとっ
飛びして、シアトルまでまるでそれが
当たり前のように旅行していたんだな
あ、と思ったりしております。

 

だったら、そんな旅行の計画はボ
になる可能性が高いわけですよね。な
んせ移動(とくに国と国の間の移動)
の自が大幅に制限されているわけで
すから。

 

短期間で大きな様変りなわけです。

 

アラカン以降の年代の人間として考え
るとですね、これからの人生において
こうした旅行の楽しみ制限を受ける
というのは、個人差はもちろんあるで
しょうけれど、結構大きいことですよ
ね。(もちろん、ジャムセッションが
できるできないなんていうのも、大き
な問題ではあるのですが)

 

早く終わってくれるといいですが、な
かなかそう甘くはなさそうですし。
行の楽しみに変わるものを見出すこと
を考えるとしても、100%の代替物と
いうのはないでしょうしね。

 

シアトルで前回見損なったマウント・
レイニアの姿を見るためには、やはり
またシアトルに行く必要があるわけで
すしね。

 

なかなかアラカン(だけじゃもちろん
ないでしょうけど)の第2の人生の設
影響の大きい今回の新型コロナ問
ではありますね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

ソロは「おひとりさま」ではない?

奏中にアドリブソロをする
ことになった
とき、気持ちばか
り焦って
しまい、何をしたらよ
いのか
自分が何をしているのか、
分からなくなってしまった。

 

セッションをしたことがおありなら
んな経験をした方は多いのでは
ないで
しょうか。

 

何か弾かなくちゃ、なんとかしなくち
ゃ、という思いばかりが
先に立って、
頭の中が真っ白に
なってしまい、グダ
グダのソロで
終わってしまった。そし
て、自己嫌悪。

 

ありがちな話ですね(笑)

 

そういうのを(ネガティヴな)「弾き
気」
といって、それを抑える
ために、
「弾かずに聞く」という
ジャムの三原
の一つがあるんだよ
という話は、す
でに色々と書いたりしてますが

 

ですが、まあ……

 

同じことの繰り返しってのも芸がない
ですから。ちょっと視点を変え
ましょ
う。

 


大分以前、ワールドカップでも大活躍
した
ラグビーの日本代表
のインタビュ
ー記事を読んでいたのですが。主将の
リーチ・マイケル選手
がこんなことを
言っていました。

 

「キャプテンになって最初のころは自
分ひとりで全部やろうとしていました。
そうしたら自分のプレーが全然だめに
なってしまったんですよね。
それで、タックルのことだったらタッ
クルの人、ディフェンスが怪しかった
らディフェンスの人同士で指導し合う
ように役割を分担するようにしました」

 

……というんですね。

 

ソロを取ろうとするとき、自分1人が
演奏してる
ように思っていま
せんか?

 

あなたのソロの番だとしても、ドラム
の協力なくしては盛り上げも
ままなら
ない
し、ギターやキー
ボードはあなた
ソロの隙をぬって
色々仕掛けてくる
し、管楽器だって
バックリフで絡んで
くる
し、ベース
はそういった上物が色
々やりたがる
おもりをしてくれている
のです(たぶん)。

 

そんな他のメンバーのやってること
聴きながら、そこに反応したり時に
あえて無視したりといったことを組み
入れていくと、聴き手にとどくソロ
なる確率が上がるように思うんですけ
どね。

 

ご参考になれば幸いです。

 

て、ことで。

 

ではまた ( ̄▽ ̄)

 

ウクレレと私、その後のその後

年、ウクレレを買いまして。

 

で、何度かその話は書いたのですが、
しばらくぶりに現在の状況のご報告で
ございます。

 

結論を簡単に言いますと、

 

ほぼ毎日のように弾いている

 

のですけどね。

 

今年(2020年)の新型コロナウィル
の流行の中で、これを書いている時
点(6月)では、リアルにセッション
する場もままならないわけですが。た
だ、こちらでもよく書いておりますが、
オンラインでのセッションなどがあり
ますので。

 

そんな機会にはかなりの頻度でウクレ
レで参加しているのでございます。

 

で、

 

まあ、それだけ弾いてるとけっこう弾
き慣れてくるわけです。別に超絶技巧
が身に付いたわけではないのですが、
前よりはだいぶ様になったかな、とい
うことで。

 

先日ご紹介した、Music Memos
いう iPhone アプリと GarageBand
を使って、ギター、ドラム、ベースの
3リズムの上でソロを弾いてみました。
ブルージーな曲アイデア・メモのよ
うなモノでございます▼▼▼

ウクレレの指板のフレット感覚は、い
まだ指になじみ切っていないところは
ありますが、まあ、現在の状況はこん
なところです。

 

しかし、ちょっとエフェクトかけすぎ
で、ウクレレっぽくないですかね?ま、
ご勘弁くださいませ。

 

ウクレレの面白さを色々感じている今
日この頃でございます。4弦(G弦)
がなんでオクターブ高いんだよ、と思
っていたりもしたんですが、それがあ
るので、面白いフレーズが弾けたりも
するのだということも少しみえて来ま
したよ。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

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コンビニの品揃えとセッションの関係?

前一時期コンビニでよく
ナツの専用ケースを見かけました
が、しばらくするとレジの側から
なくなりました。

 

いつの間にか姿を消しましたねー。セ
ッションの休憩時間にちょっとコンビ
ニ行ってドーナツ買ったりしたことも
あったんですが……。

 

ドーナツがまるでなくなってしまった
わけではなくて、個別の包装で売られ
てはいるようですけどね。おでんとか
肉まんとか、コーヒーとか、そんな
ジ横定番化した商品のような成功物語
にはならなかったようです。少なくと
もこれまでのところは。

 

まあ、こういう業界、当たり外れのあ
る世界でしょうから、そんなこともあ
るよなーとは思いますけど。

 

で、

 

ただ、思うんですが、最近のコンビニ
どこも似たり寄ったりになってきてま
せんかねー。小さなチェーンが大手と
合併したりして、そもそも統合化が進
んでいるというのはあると思うのです
が……。

 

店作りのセオリーとか、効率化とか、
売れ筋商品とか、追求すると必然的
似てくるのかもしれませんけどね。ド
ーナツにしても、おでんにしても、肉
まんにしても、コーヒーにしても。

 

あと、どこもプライベート・ブランド
が増えましたよねえ。品質のいいもの
が安く変えるという利点はありますけ
どね。昔のコンビニって、もうちょっ
品揃えがカオスで、そこが楽しか
気がするんですけどね。

 

セッションだって、スタンダードで定
な曲の良さはもちろんあるにしても、
どこもかしこもいつも同じジャンルの
同じ曲しかやらなかったら、それもつ
らいですよね。定番カオス(という
ちょっと意表をついたもの)と、
のバランスが欲しい気がするんですが。

 

……というわけで、もうちょっとアウ
で意表をついたソロじゃなかった、
ンビニ、出てこないかな、と思うの
ではありますが。ま、余計なおせっか
なんですけど。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

オーギュメント? オーグメント?

本では一般にオーギュメント
・コードと呼ばれているコードが
あります。

 

日本では、と書いたのは、このオーギ
ュメントという単語が少々問題だから
でして。なぜかというと

 

オーギュメントという英単語はない

 

からなんですね。

 

ないといってしまうとちょっと語弊が
あるかもしれませんが、英語ではこの
単語

 

augment

 

なので、普通に発音すれば「オーグメ
ント」に近い音になるわけです。まず
オーギュメントとは読みません

 

ちなみにこの単語「増加する(させ
る)」という意味でして。何を増加
せるのかというと、

 

メジャーコードの5度の音を半音上げ

 

ということなんですね。

 

例えば、普通のCのメジャーコード
「ドミソ」ですけどC「オーギュメン
ト」のコード(Caug と書かれること
が多いです。C+ てのもわりとよく見
かけます)は「ドミソ#」になります。
かなり不安定な響きのコードです。

 

英語では、このコードのことを

 

augmented chord

 

と呼びます。なので、原語になるべく
近くカタカナ表記するとなると

 

オーグメンテッド・コード

 

ということになります。

 

それならそう呼べばいいんじゃないか
と思われるかもしれないんですけど、
どうも日本では「オーギュメント」と
呼ぶ人が圧倒的に多いんですよね。

 

ちなみにアメリカのボストンにある
ークリー音楽大学で教えているトモ藤
田さんを見てみましたがやはり、
「オーギュメント」になってました。
まあ、日本の編集者の判断でそうなっ
ているのかもしれませんけどね。

 

たまにオーギュメントなんて変な呼び
方やめるべきだなんていう人もみかけ
たりもしますが、それが広がる気配は
ないですね。

 

で、

 

しかし、なんでオーギュメントなんて
呼び方になったんだろうと思ったんで
わけですね。

 

そこで、思い当ったのが、似たような
綴りの英単語に

 

argument

 

というのがあるな、ってことでした。
アーギュメント議論とか口論とか、
そんな意味ですけど。これに引っぱら
れているんじゃないか、というのが
の仮説なんですが。

 

別の説明もあるかもとは思いますけど。
何か、ご存じの方はいらっしゃいます
か?

 

まあ、理由がわかったところでコード
の音色が変わるわけじゃないんですけ
どね(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

包丁を研ぐこととジャムセッションと??

まに休日とかに包丁を研ぐ
んですが。

 

砥石を使って。

 

最近は簡便に包丁を研ぐ色んな研ぎ器
がありますけど、個人的な経験で言う
と、

 

結局、砥石使って研ぐのが一番いい

 

と思うんですね(個人の感想です)。

 

で、砥石で研ぐわけですが、そんな大
変なことをするわけではありません。
使う砥石近所のとある高級セレクト
ショップで買ったものですが。

 

ダ○ソーっていうんですけどね。

 

で、それさえあれば、あとは包丁を研
ぐだけです。え? それが難しいんじ
ゃないの? って思われるかもしれな
いんですが。

 

まあ、何の知識もなく研ごうとしても
なかなか大変でしょうが、今はネット
検索すりゃ包丁の研ぎ方なんて動画
や静止画つきで山ほど出てきます。

 

もちろん慣れは必要ですけどね。最初
のうちは、研ぐ時の力の加減が分から
ずにちょっと苦労しましたが。でもま
あそれも数回やるうちに分かってきま
す。

 


(写真はイメージです 笑)

でもまあ、私もそうでしたけど、実際
以上に難しそうだとか、手間がかかり
そうだとかと思って長いこと敬遠して
いたんですよね。で、簡単に使える研
ぎ器かなんか使って、でもよく切れる
ようにならないとか文句言ってたわけ
です。

 

世の中はちょっとしたメンタルブロッ
を超える超えないで、違ってくるも
のですよね。包丁研ぎのブロック(?)
は、私としては超えてよかったと思え
るものの1つですね。

 

切れる包丁は気持ちいいです。

 

え?

 

で、ジャムセッションとの関係はどう
したって?

 

えーとね、特にないです(おいおい)

 

まあ、難しそうと思って手を出さずに
いたセッションも同じですよ、いかが
ですか? とか言ってシメる手もあり
ますけどね。

 

ちょっと、そのパターンにも飽きた
な。ま、やる人はやるし、やらない人
はやらないし。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

「たった二人」の謎(と恐怖?)

の朝、かなり久しぶりにオフィスに出すると、例の同僚も出社していた。

 

やれやれ、たまに出社したと思ったら
いつも出社してるのか。俺はため息
をついて、それでもおはよう、と同僚
に声をかけて席についた。

 

返事がない。

 

いつもなら、嫌味な返事をよこす同僚
がデスクの PC の画面を見つめて何や
ら難しい顔をして考え込んでいる。
社してきた早々仕事のトラブルか? 
心配になった。

 

おい、どうした。何かあったのか?

 

俺はさらに声をかけた。そうするとよ
うやく俺に気がついた同僚は言った。

 

おまえ、これ、わかるか?

 

そういって、同僚は自分の PC の画面
を俺に見せた。そこにはこんな写真
あった。

 

わかるかって……。曲のコード進行
ゃないか。俺は言った。

 

そんなことは、音楽をちょっとかじっ
た奴なら誰でもわかる。何の曲のコー
ド進行かわかるかって聞いてるんだ。

 

同僚は自分の言葉が足らないことを棚
に上げて言う。

 

俺は、もう一度その写真の中の黒板に
書かれたコード進行を眺めてみた。

 

よく見ると結構凝ったコード進行だ。
途中の進行はいわゆる II-V の山だし。
さらに特徴的なのは、マイナーキーで
始まってAメロの最後メジャーキー
に同主調転調している。

 

なんだ、こりゃ。ジャズの曲みたいだ
が。

 

ふん、おまえでもそれくらいはわかる
のか。俺は、ときどきデュオで弾いた
りするからすぐにわかった。これは、
Alone Together という曲のコード進
行だ。

 

Alone Together? 俺は自分の PC
立上げて検索してみた。1930年代の
ミュージカルから生まれたスタンダー
ドナンバーらしい。邦題「たった二
人」だと書いてあった。変なタイトル
だ。

で、その Alone Together の写真が
うしたんだよ? 俺は聞いた。

 

たまたま読んでたブログに使われてい
たんだ。どうせ、フリー素材のサイト
あたりからもってきたんだろうが、
でこの曲じゃなきゃいけないんだ?
い曲だぞ。大恐慌のさなかに書かれ
た曲だ。同僚は言う。

 

さあなー。たまたま写真を撮った奴
好きだったんじゃないのか? 俺は言
った。そんなことで難しい顔しやがっ
て。朝からトラブルでもあったのかと
思ったじゃないか。

 

ふん、お前みたいになんでもありのが
さつなジャムセッションやってるやつ
は、「そんなこと」に気がつきもしな
いでのほほんと生きてるんだ。幸せな
こった。同僚は嫌味なことばをまくし
立て始めた。

 

しまった。余計なことを言わず、放っ
ておけばよかった。俺は後悔して、同
僚の言葉を無視するために PC にイヤ
フォンをつないで、音楽を聴くことに
した。ためしにその「たった二人」
掛けてみた。

 

確かに明るい曲ではない。▼▼▼

 

聴いているうちに、「たった二人」
いうタイトルがだんだん不吉に思えて
きた。結局、俺と同僚は、これからも
「たった二人」で仕事をして行かなけ
ればならないのだろうか?

 

不吉だ……

 

このお話はフィクションですので、
現実のテレワーク明けの会社の同僚や
ブログとは無関係です。あ、ただこの
写真は実際にフリー素材として出回っ
ているものです。なんで、こんな曲に
したんでしょうねえ?

 

て、ことで、

 

では、また。( ̄▽ ̄)

内向型・外向型を共存させるもの?(音楽的、セッション的「共感力」)

いこの前、セッションにおけ
「内向型」と「外向型」なんて
話を書きましたど。

 

そこで「外向型」について「音量大き
め、音量のダイナミクスも大きくて、
人のソロの時もオブリガートとかやた
らと差し込んでくるうざ……じゃなく
て(以下略)」とか書いてしまったん
ですが。

 

まあ、うざいとまで感じるかどうかは
別にして、とくに内向型の人がソロを
取っている時に、色々とオブリとかで
からまれると、ちょっと困惑してしま
うこともあるかもしれません。一方、
からむ方は、演奏を楽しくしたいと、
良かれと思ってやってるんだと思いま
すが。

 

で、

 

ここで大事なのは、「内向型」にして
も「外向型」にしても、お互いの考え
てることをイメージする力なのではな
いかと思うんですよ。メンタル・トレ
ーニングの本などを読んでいると「共
感力」とか言われるようですが。

 

外向型の人内向型の人のペース配分
をうまく活かすようなイメージでから
とか。内向型の人こいつ(外向型
の人)が色々からんでくるのは何をし
たいんだろうとイメージしてみるとか
ね。

 

そうした共感力を働かせた上であえ
てスルーするってのもありだと思いま
すけどね。スルーされた方も共感力で
対応すればいいんじゃないでしょうか。

 

内向型・外向型に関する本などを読ん
でも「自分が内向型(外向型)だとい
うことは『内向型(外向型)の傾向が
強い』というだけであって外向型(内
向型)と共通する部分もある」んだと
書いてあったりしますしね。別の星の
人と演奏しているわけじゃなですし。

 

よくセッションはコミュニケーション
とか言いますけど、そんな、共感力を
持つということも含めてのコミュニケ
ーショなのではないか。

 

なんてことを思いつつ、ブルーノート
東京で日本人のホーンプレイヤーへこ
まやかな気配りみせていたロベン
フォードとなんか思い出したりす
るのではありました。もう結構前のこ
とではありますが……

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

内向型と外向型と音楽と

には、内向型の人と外向型の人がいるといわれます。

 

私の音楽仲間にも、極端に内向型の人
がいたりします。一度そんな人に、
ストアラカンセッションに来てもら
ったんですが、セッションの間じゅう
パンダのかぶり物をしてまして。よく
酸欠にならなかったな、と思うのです
が……

 

それはともかく、

 

内向型・外向型については、たとえば
スーザン・ケインという人のベストセ
ラーになった本があります。▼▼▼

 

アメリカなんて国は、国をあげて外向
型を推奨してるような感じですが、
は内向型の人も沢山いるんですよね。
当り前ですが。

 

でね、

 

セッションとかやってると、そこでセ
ッションしてるのも人間なんで、セッ
ションプレイヤーとしての「内向型」
「外向型」もあると思うんですよね。

 

音量控えめ落ち着きと盛り上がりの
差も控えめ、人のソロの間もあんまり
ちょっかい出さずに、サポートに徹す
る「内向型」。一方、音量大きめ、音
量のダイナミクスも大きくて、人のソ
ロの時もオブリガートとかやたらと差
し込んでくるうざ……じゃなくて「外
向型」

 

面白いのは、普段のその人のタイプと
セッションプレイヤーとしてのタイプ
が必ずしも一致しないのではないか、
ということでして。例えば、上に書い
超内向型の友人とセッションすると、
実はガンガン攻め込んで来るんですよ。

 

いかがでしょう? 皆さん、自分はど
だとお考えですか? え、私?
私はもちろん「内向型」ですよ、きっ
と……おそらく……いやたぶん。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

「木に竹を接ぐ」ことについて

んだか訳のわからないタイ
トルです
が……

 

本(教則本)とかネットで知ったフレ
ーズを自分のアドリブ・ソロの中で使
ってみようとした経験はおありでしょ
うか?そんな熱心な方もいらっしゃる
と思うのですが。

 

でも、実際に使ってみると全然しっく
りこなくて、「木に竹を接」いだよう
で、カッコよくならない、なんてこと
がよくあります。

 

で、結局あきらめて使わないなんてこ
とになったりしてね。せっかく買った
フレーズ集が本棚に淋しく忘れ去られ
事態になったりして。ま、ありがち
ではあります。

 

そんなことがあるので、少なくとも
ドリブ・ソロを始めて日の浅い人に、
そんなふうにフレーズを覚えてソロを
こうとするのはお勧めしないわけで
す。少ない音数で、頭の中で鳴ってい
る音を出すようにしていった方がいい
よ、というのは何度も書いてますが。

 

なんですけど……

 

逆にいうと、どうしてもモノにしたい
フレーズがある時は、「木に竹を接い
だようになる」ことをいやがらずに、
とにかく何度もそのフレーズを実際に
使ってみればいいんじゃないか、と思
ったりもするんですけどね。

 

ほとんどの場合、最初からフレーズが
流れるようにスムーズに使える、なん
てことはないわけです。ほぼ間違いな
く前後とのつながりがぎくしゃくする
ことになります。

 

ですけど、そこでやっぱりダメだーと
か思ってしまわずに、ぎくしゃくしよ
うが収まりが悪かろうが、何度も使い
続けているうちにだんだん使い方が見
えてくるものだと思うんですね。

もちろん、録画とか録音をして、その
たびごとにチェックするなんてことを
すると、時間の短縮になると思います
が。

 

で、そんな風にしっくりこないフレー
ズをガンガン試すのには、リアルにせ
よオンラインにせよジャムセッション
という現場はぴったりじゃないでしょ
うかね?

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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音楽の記憶と結びつくもの?

楽をよく聴く人にとっても、
いつまでもに残る音楽と、一
性的に楽しんでその後は聴か
ない楽とがあるんじゃないか
思うですが。

 

その違いというのはどこからくるので
しょうかね? もちろん、音楽として
のその曲の善し悪しというのもあると
は思いますが、なんだかそれ以外の要
もあるのでは、と思ったりします。

 

以前、14歳くらいの時に聴いた音楽
その後の音楽の好き嫌いに影響する
みたいな説をご紹介しましたが、年齢
というのももちろんあるでしょうね。

 

その他にあるとしたら何だろう、と考
えてみたら、これはの場合はという
ことですが、その音楽に情景が結
びつくと、記憶に残りやすいみたいだ、
と思いいたりまして。

 

例えば、エルトン・ジョン「リーヴ
ォン」という歌があるんですが、私こ
の曲のジョン・ボンジョヴィによるカ
ヴァーをたまたまアメリカに出張して
いた時に聞いたのですね▼▼▼

 

場所はサンフランシスコだったのです
けど、現地の知合いの車の中で聞いた
のですが、その時の車から見たサンフ
ランシスコの街の眺めが、この曲を聴
くと目に浮んでくるのですよね。

 

あるいは、ホイットニー・ヒュースト
ンのデビュー・アルバムを私は、たし
シンガポールに行った時になぜか
セットで買ったのですが。そのおかげ
で、ホイットニーの「すべてをあなた
に」を聴くと、当時のシンガポールの
街の様が目に浮んでくるんです▼▼

 

そんなわけで、私にとっては、視覚的
な情報、特に日常とは違う土地の情景
などと結びつくと、音楽は特に記憶に
残りやすいということのようです。

 

誰もが同じかどうかはわかりません。
もしかしたら、人によっては、別の感
覚、例えば嗅覚(匂い)とか味覚と結
びつきやすかったりするのかもしれま
せん。モノの感触(触覚)かもしれま
せんし、同じ視覚でも文字情報だった
りする人もいるのかもしれません。

 

皆さんはいかがですか?

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

 

アドリブ・ソロを導いてくれるもの

ドリブ・ソロをセッション
などで弾
こうとするとき、ここ
はこのコード
進行だから、こう
するとこの音が使え
て、とかそ
んな事考えませんか?

 

あるいは、ここはこのスケールが使え
て、ここからこっちのスケール、とか。
まあ初心者を卒業すると普通によくあ
ることだと思いますが。

 

そんな知識が別にいけないとか、役に
立たないとかそういうことではないん
ですけどね。知識はあるにこしたこと
はないし、もちろん役にも立つと思い
ます。

 

問題は、そうした知識を知ってしまう
と、とかくそっちにばかり意識が行っ
てしまいやすいってことなんですね。
そうすると、当人としては、一生懸命
に曲を分析(解体?)して、知ってる
ことを詰め込んでるんですが、いて
る側にしてみればそんなの知ったこっ
ちゃないので、なんか面白くない、
んてことが起きたりします。

 

えーと、ま、個人的な経験もふまえて
おります。やらかしがちなんですわ、
これ。とくにジャズなんか演奏すると
かいうことになると。

で、そんなソロを弾く時に、案外忘れ
てしまいがちなのが、「その曲のメロ
ディーなんですよ。考えてみればア
ドリブなんだとはいえ、その「曲」を
弾いている以上、その曲のメロディー
をソロを弾く上で完全に忘れ去るべき
ではないのでは、と思うんですが。

 

練習の時はあえて忘れてというのもあ
りかもしれませんけどね。あと、全く
別の曲のようにしてやろう、という
確な意図があるなら、また話は変わっ
てきますけど。

 

違った意見もあろうかとは思いますが、
最近ちょっとバラードの曲を弾いてい
たときに、あらためて感じたのではあ
りました。迷った時は曲のメロディ
に寄り添ってみてはいかがでしょう。

 

あと、曲のメロディーが頭で鳴ってる
と、ロストしにくい、という別の面の
効用もありますね(笑)

 

て、ことで。

 

では、また。( ̄▽ ̄)

 

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「小節感覚」を身に着けるのにはやはり「あれ」を

の続きです。「小節感覚」
というものの話をしておりました。

 

「小節感覚」というのは、そんなに一
般的な用語ではないかもしれませんが、
早い話、

 

言葉(数字)でカウントしなくても何
小節プレイしたかがわかる感覚

 

……のことです。

 

ワン・ツー・スリー・フォーなどと頭
の中でカウントしなくても、自分があ
るいは他の人が何小節弾いたかわかる
そういう感覚、能力のことですね。

 

アドリブソロを弾くときに、自分の
「居場所」つまり曲のどのあたりを弾
いているのかわからなくなる「ロスト」
という現象がありますが、その大きな
原因の一つがこの小節感覚(のなさ)
だったりします。

 

で、

 

じゃあ、この小節感覚をどうやって身
に着けるか、ということなんですけど、
まあネット検索すると色々出てきまし
て、例えば(シンプルな)ドラムのパ
ターンを歌うといい、なんていうのが
あります。

 

ドラムのパターンはシンプルなものは
だいたい1小節で、小節数が把握しや
すいので、メロディを歌いながらスネ
アの位置で手拍子いれたりすると小節
感覚の強化につながる(ドン、パン
ドン、パン、とか)というわけですね。

 

もちろんこれをしっかりやれば効果は
あるはずですので、よろしければ試し
てみてください。

 

ただ思うのは、小節感覚を身に着ける
のにれにも増して効果的なのは、や
はり、

 

他の人とセッションする

 

……ことで身に着けるってことなんで
すよね。

 

それも4小節ごとにソロを交替で弾く
コール&レスポンスのセッションが
ちばん効果的かと思います。最初は2
小節交替でもいいですね。

 

大切なのは、カウントはしないで一緒
に演奏する相手と同じ長さで弾く、ま
ねをするという意識で「感覚」を身に
着ける、ということでしょうか。

 

そうやって小節感覚が得られてくると、
昨日書いたような、自分の演奏の行き
をにらんで、そこに弾きたいフレー
などを弾くことができるようになる
ベースが出来てくるというわけでして。

 

て、ことで。

 

それでは、また  ( ̄▽ ̄)
 

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どう弾くか vs. 何を弾くか?と「あの」感覚

ラシックのピアニストとジャ
ズのピ
アニストの演奏中の脳の働
を比較す
研究がありまして。

 

ドイツのライプツィヒにある研究所
行ったものなのですが、2つの分野の
ピアニストの脳は、同じピアノを弾く
という活動において、どうやら違った
働き方をするようなんですね。

 

クラシックのピアニストは、弾くこと
になる曲を「どう弾くか」つまり指使
とかを完璧にすることをまず考える
のだとか。そしてその後自分なりの
表現とかを加えるような脳の働きを示
すのだそうです。

 

なので、普通ではない指の動き再現
するようなことに関しては長じている
のだそうでして。

 

一方ジャズのピアニストは、どう弾く
かよりも、「何を弾くか」について
を働かすのだそうです。譜面にはない
あまり普通ではないコード挟み込ん
だりとかそういうことについては、ジ
ャズピアノストの方が頭が良くまわる
のだとか。

 

2つの音楽に求められることの違い
現れていて面白いですね。ジャズのピ
アニスト(だけでなくミュージシャン
たち)はすべからく、アドリブで音を
生み出していくことを求められるわけ
です。

 

つまりメロディコード(ハーモニー)
リズムの形などをどうその場で作り
出していくかということに脳を使って
いるわけですね。ジャズに限らずアド
リブ(即興演奏)のある音楽はそうだ
と思いますが。

 

ただ、

 

思うのは、何を弾くのがいいのかがわ
かったとしても、それを一番いいタイ
ミングで弾かなければ良い演奏にはな
らず、意味がないわけですよね。

 

自分の演奏の行く先を見て、その中で
最適なポイントに向かって何を弾くか
について脳を働かせる必要があるわけ
ですね。今だけを考えていては、音楽
は先に進んでいてしまうので。

 

え? 難しい? そんなこと、大変で
できない? だからアドリブなんて…
…(以下略)?

 

そうですね、こうやって書くととても
難しく聞こえますねえ(おいおい)。

 

ただ、思うのは、そうやって演奏の先
を見通す力というのは、「小節感覚」
身に着けることからはじまるのでは
と思うんですよね。

 

「小節感覚」?

 

ちょっと続きます。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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アラカン○刀流?

ロ野球の某球団に投手と野
手の二刀
の選手がいて、その
「二刀流である
こと」がよく批
判されたり論議になったりしま
したね。

 

今もなってるのかもしれませんが、
ジャーに移籍して活躍してMVPになっ
ちゃったのでね。既成事実化してうや
むやになってる感ありますが。

 

そんなの無理だから早くどっちかに決
めて専念しなさいという意見と、本人
がやるっていうなら続ければいいじゃ
ないという意見に別れてたわけですね。
特にケガなんかしちゃって、ちょっと
(?)休んだりすると「野球をなめる
な」とか言う人も多かったんでしょう。

 

まあ、確かに分業制の極致のようなス
ポーツですからね、野球は。否定的な
意見が多かったのも理解はできますが。
それにまあ、肉体的にもハードである
のは間違いのないところでしょうし。

 

大変なことしてるわけですね大○く
は。

その一方、音楽では二刀流でも三刀流
でも何刀流でも別に咎められること
はないし、実際にそんな人は沢山いま
すよね。よくいうマルチ・プレイヤー
ってやつです。よりカッコよく(?)
いうとマルチ・インストルメンタリス

 

もちろん、マルチ・プレイヤーのマル
度合いは様々で、どの楽器もすごく
達者に弾く人もいれば、ある楽器は上
手に弾けるけれど、別の楽器はまだ初
心者レベルとかいう人もいるとは思い
ますが。

 

でも、いいじゃないですか。

 

たとえ、上手には弾けなくても、他の
楽器を弾くというのがどんなことか、
経験するとしないでは、一緒に演奏す
るときのお互いに対する理解度がだい
ぶ違ってきますしね。

 

前にも書いた気がしますが、アラカン
セッションに参加される方々も、そん
マルチ・プレイヤーを志向される人
が多い(というと固いんですけど、要
は色々やってみたいってことです)ん
ですよね。むしろ若い人たちより、そ
んな傾向は強い
気もします。

 

色んな楽器の人が混ざるセッション
やってるとね、自分の担当外の楽器が
やりたくなってくるんですよね。面白
いもので。

 

ボケ防止?んー、ま、それもあるかも
しれませんけどね。みんな長生きして、
セッション続けたいですし(笑)

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

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