ついこの前、セッションにおけ
る「内向型」と「外向型」なんて
話を書きましたけど。
そこで「外向型」について「音量大き
め、音量のダイナミクスも大きくて、
人のソロの時もオブリガートとかやた
らと差し込んでくるうざ……じゃなく
て(以下略)」とか書いてしまったん
ですが。
まあ、うざいとまで感じるかどうかは
別にして、とくに内向型の人がソロを
取っている時に、色々とオブリとかで
からまれると、ちょっと困惑してしま
うこともあるかもしれません。一方、
からむ方は、演奏を楽しくしたいと、
良かれと思ってやってるんだと思いま
すが。
で、
ここで大事なのは、「内向型」にして
も「外向型」にしても、お互いの考え
てることをイメージする力なのではな
いかと思うんですよ。メンタル・トレ
ーニングの本などを読んでいると「共
感力」とか言われるようですが。
外向型の人は内向型の人のペース配分
をうまく活かすようなイメージでから
むとか。内向型の人はこいつ(外向型
の人)が色々からんでくるのは何をし
たいんだろうとイメージしてみるとか
ね。
そうした共感力を働かせた上で、あえ
てスルーするってのもありだと思いま
すけどね。スルーされた方も共感力で
対応すればいいんじゃないでしょうか。
内向型・外向型に関する本などを読ん
でも「自分が内向型(外向型)だとい
うことは『内向型(外向型)の傾向が
強い』というだけであって外向型(内
向型)と共通する部分もある」んだと
書いてあったりしますしね。別の星の
人と演奏しているわけじゃないですし。
よくセッションはコミュニケーション
とか言いますけど、そんな、共感力を
持つということも含めてのコミュニケ
ーションなのではないか。
なんてことを思いつつ、ブルーノート
東京で日本人のホーンプレイヤーへこ
まやかな気配りをみせていたロベン・
フォードのことなんか思い出したりす
るのではありました。もう結構前のこ
とではありますが……
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)