この前、たまたま平日に休みが
とれたので、久しぶりにちょっと
美術館でも行こうかと思ったんで
すね。
というのは、東京の京橋(大阪じゃな
くてね)にあったブリジストン美術館
がリニューアルして、「アーティゾン
美術館」として新たにオープンしたの
ですが。そこでの企画展が
ジャム・セッション 石橋財団コレクシ
ョン × 鴻池朋子
鴻池朋子 ちゅうがえり
というタイトルだったんですね。
音楽でジャムセッションをやっている
身としては、ちょっと興味を惹かれる
じゃないですか。
で、まあ行ってきました。新型コロナ
の流行もあって、現在事前予約制にな
っているので、Webで予約して。
この「ジャム・セッション」というの
は、美術館によれば
アーティストと学芸員が共同して、石橋財団コレクションの特定の作品からインスパイアされた新作や、コレクションとアーティストの作品のセッションによって生み出される新たな視点による展覧会を構成します
……ということだそうで、現代の美術
家と、美術館の所蔵作品とが「ジャム
・セッション」するというようなコン
セプトなわけですね。
現代美術お好きですか?好き嫌いある
とは思いますが、私は結構好きでして。
特に、現代美術ってある種の「過剰感」
のある作品だとか、逆にどんどんいら
ないものを差し引いていったようなミ
ニマリスティックなものとかあります
けど、なんとなく「ばかっぽさ」がつ
きまとうじゃないですか?
こういうと怒られるのかもしれません
けど、現代美術のそんなちょっと「ば
かっぽい」ところが好きなんですよ。
個人の感想ですけど。
で、
そんな「ばかっぽい」(失礼)過剰さ
を楽しむという点ではなかなか、満足
できる企画展ではありましたね。詳し
い展示の中身などはこちらの記事など
をご参照ください(というか、よろし
ければ行ってみてください)▼▼▼
ただ、ジャムセッション的視点からい
うと、フィーチャーされた現代作家の
人の位置づけが強すぎて、所蔵作品の
側の主張ももっとあって良いのでは、
とも思いましたけどね(クールベ、コ
ロー、シスレーのフランス絵画が3点
だけ)。
学芸員としては、どうしても作家の人
に遠慮があるのかなあ。
まあ、この試みは毎年あるようなので、
今後に期待ですかね。
て、ことで。
それでは、また。( ̄▽ ̄)
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した。こんな話やら、セッションノ
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