AI時代とセッションのゆくえ?

の前、「曲」を決めてやるセ
ッションとそうじゃないセッショ
ンの話をしまして

 

のやってるアラカンセッションでは
どうしても曲を使ってやるセッション
傾きがちなんて話を書いたんですけ
ど。

 

つい先日にやったセッションでも、
和の歌謡曲なんかをネタにしたセッシ
ョン大盛り上がりしたんですよね。
(しかしカサブランカ・ダンディー
か、今の世の中では考えられない歌詞
ですなあ……)

 

思うに、それはその曲を単なる素材と
して演奏しているだけではないんです
よね。歌ってる歌手バンドだとか、
当時の音楽シーンだとか、そういった
ものを含めて改めて楽しんでいる、と
いうことではないかと。

 

別にだから、セッションは曲を使って
やるべきだとか言いたいわけではない
んですが。そして、曲を使わずにやる
セッションやればやったでちゃんと
楽しめるメンバーだったと思うんです
けどね。

 

で、

 

ふと思うとですね、たぶんこれから
世の中AI によって作られた曲
山出てくると思うんですが。そんな時
代のセッションというのは、どうなっ
ていくんだろうとか思うわけです。

 

そんな作者 AI というを、昭和の歌
謡曲みたいにみんなセッションとかで
やりたがるのか? やるのだとしても、
それは単なる素材として使われるのか?
あるいは時代やら音楽シーンも含めて
味わうようなことになるのか?

 

どうなっていくんでしょうね? 知ら
んけど。(まあ、その AI の作った曲
がどうマーケティングかによるんだろ
うとは、想像されますが)。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

日本の夏、○○の夏

休み、といえばお盆なんて言
葉が頭をよぎりますが。

 

お盆の時期といえば、旧盆新盆かで
月は別れるんですが、私のいる東京周
では7月にお盆というところが多い
印象です。

 

で、お盆といえば盆踊りなんですが、
新盆の地域でも、盆踊り旧盆のあた
りにやることが多い気もしますね。
の新盆の時期だと、まだ梅雨明けし
てなかったりするからでしょうか。

 

それはともかく、盆踊りといえば、あ
「音頭」ってやつですよね。

 

ハネたリズムで頭ノリ、一部では日本
人のグルーヴ感をダメにしている(?)
元凶みたいにも言われかねないアレ
んですけど。

 

まあそれは冗談(?)としてもですね、
音頭というフォーマットが私たち日本
に住む人間の体に染みついているのは
間違いないことかと思います。

 

で、それはポピュラー・ミュージック
の世界でも連綿と続いているわけです
ね。例えば大瀧詠一という人の力も大
きいでしょうし。イエロー・サブマリ
とかナイアガラとか。

 

日本全国酒飲み音頭なんてのもありま
したし、もちろん「東村山、庭先ゃ多
摩湖」なんてのもありましたし。

 

しかし、私とかそれより上の人たち
身体に音頭のリズムが染み付いている
のは、やはり三波春夫先生と、この人
の力大きかったのではないか?
▼▼▼

 

などと思った夏の夜ではありました。
あ、ちょいと。なんてね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

ブルー・ボッサ簡単アドリブ法?

あ、単なる一つのアイデア
んですが。

 

この前、「ヨイトマケの唄」の話をし
たときに、この曲は基本メジャー・ペ
ンタトニック・スケールで出来ている
なんてことを書いたんですが。

 

ペンタ(トニック・スケール)といえ
ばですね……

 

ブルー・ボッサ(Blue Bossa)とい
う、セッションでよく演奏される曲
あるんですが▼▼▼

 

基本16小節というシンプルさセッシ
ョン向きで、哀愁のあるメロディ
サノバのグルーヴにのっていて人気
んだと思うんですけど。

 

この曲途中で部分転調するんで、アド
リブソロを弾く時なんかにそこで
ケールを切替えるのが難しいんだよね
ー、なんて話がこの前出ていたんです
よね。

 

こんな感じのコード進行になっている
んですが▼▼▼

頭の8小節(と最後の4小節)はCマ
イナーのキーなんですが、9小節目か
らの4小節が Dbメジャーという半音
上のキーになるというね。しかもマイ
ナー→メジャーという切替えもある
いうことで。

 

そこが躓きやすいところではあるんで
すが。

 

これをなるべく頭のリソース(?)を
使わない方向ソロに集中するには
うしたらいいかと考えたんですね。

 

で、

 

頭の8小節と終わりの4小節はCマイ
ナー・キーなのでここはCのマイナー
・ペンタで弾けるわけです。で、Cの
マイナー・ペンタは Ebメジャー・ペ
ンタと同じ(構成音)ですよね。

 

で、問題の転調する4小節なんですが
ここは Dbメジャー・キーですが、こ
ここは Ebマイナー・ペンタで乗切る
こともできるんですよ。そもそも、こ
部分の最初のコードは Ebm7 だし。

 

確認してみればわかるんですが、 Db
メジャーのスケールの中に Ebマイナ
ー・ペンタの構成音全てが含まれてい
んですよね。

 

なので、まず Eb メジャー・ペンタと
Eb マイナー・ペンタの行ったり来た
りで乗切るところから始めたら、どう
か? と思ったわけです。

 

特にロック小僧系の方にはお勧めでか
もしれない、と。

 

馴れてきたら、そこに色々音を足して
行くこともできますしね。

 

ま、あくまで一つのアイデアですけど
ね(くどい)。

 

て、ことで。

 

それでは、また ( ̄▽ ̄)

 

ヨイトマケと農場の密かな関係?

レビから流れてきた「ヨイトマケの唄」を聴いて、私が何を思ったか、という話でした。

 

とくに集中して聴いていたわけではな
かったんですが、聴きなじみのある曲
だったんで耳についたんでしょうね。
で、ふと、頭に浮んだのが、この曲だ
ったんですよ▼▼▼

 

はい、“Old MacDonald Had a Farm”
というアメリカの童謡(民謡)ですが、
日本でもよく聴きますよね。「イー・
アイ・イー・アイ・オー」というとこ
ろをみんな覚えていると思うんですが、
邦題「ゆかいな牧場」だそうです。

 

で、

 

「ヨイトマケの唄」の実際のヨイトマ
ケが「引用」されている部分ではなく
て、主人公のストーリーが語られる部
の出だしのところ。「今も聞こえる、
ヨイトマケの〜」ってところですが。

 

それが、この童謡の冒頭部分

 

ほぼ同じじゃね?

 

と思ったわけです。スローに歌ってま
すけどね、ヨイトマケの方は。

 

この「ヨイトマケの唄」は、美輪明宏
さんの作詞・作曲ということになって
いるようですが、この「ゆかいな牧場」
の冒頭部分に影響を受けているでは?
と思ったりしたということなんですが。

 

まあ、どうなんでしょうね。この2つ
の曲メジャー・ペンタトニック・ス
ケールを基本につくられてますんで、
似やすい、というのはあるとは思うん
ですけどね。

 

一方で、この2つの曲が似ているとい
うのは、なんか、

 

ほほえましい

 

と思ったりもしておりますが……

 

という、最近の「気づき」(笑)につ
いてのお話でございました。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

たまたま聴こえたヨイトマケの唄に何を思ったか

の前テレビを点けたら、桑田
佳祐さんの歌声が流れてきまして。

 

なんか NHK音楽番組で彼が(サザ
ンじゃなくて、桑田佳祐として歌っ
てたんですよね。歌っていたのは、
の歌謡曲とかシャンソンとかだったん
ですが。

 

で、そこで歌っていた曲の一つに、
輪明宏さんの

 

ヨイトマケの唄

 

があったんですよ▼▼▼
皆さんご存知だとは思うんですが、こ
の曲、美輪さんの代表曲で、紅白なん
かでも歌ってましたよね。歌詞の内容
から民放では長らく放送できなかった
とか、色々エピソードの多い曲ではあ
ります。

 

いわゆる土方肉体労働者作業の現
場で歌う唄題材にしてるので、どう
とかこうとか、ね。

 

そして、この曲の「復権」大きな役
を果たしたのが桑田さんで、彼が
分の番組この曲を歌ったこともあっ
民放でも放送されるようになったと
か、いろいろ。

 

で、

 

まあそれは基礎知識(?)としてです
ね、その日、この曲を聴いて、たまた
ま私が思ったことがありまして。

 

あれ? この曲って? と……

 

さて、私は何を思ったでしょう?

 

というところで、続きはまた次回(お
いおい)

 

てことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

セッションでやっていない曲について堂々と語る回

タイトルですが、これは、

 

「読んでいない本について堂々と語る
方法」

 

ヤール著)があって、私、読もうと思
って買ったけどまだ読んでないんです
が(ないのかい)。それをまあ早い話、
パクったものです。

 

買った時はある種の冗談本かと思って
たんですが、よく見てみるとけっこう
歯ごたえのありそうな本なんで、まだ
手をつけられていないんですが(笑)

 

ま、それはともかく。

 

読んでない本について堂々と語るのに
はそれなりのテクニックが要りそうで
すが、「セッションでやってない曲」
について堂々と語るのはまあ、簡単
すね。曲を知らないわけではない(も
ちろん知らない曲はできないですが)
ですから。

 

たまたま、自分のコンピュータデス
クトップに、以前からこれはセッショ
ンでやるといいかも、なんて思って
とかをまとめておいたフォルダがあ
りまして。最近、中をながめていた
でそれをネタにしようと思ったわけで
す。

 

あくまで私がセッションでやってない
というだけで、世の中でやられてない
ということではないので、ご注意(何
を?)ください。

 

で、

 

たとえば、“Wichita LIneman” なんて
曲がありまして。グレン・キャンベル
の代表曲ですね。カントリー系の人で
すが、いかようにもアレンジできそう
セッション向きだと思うんですが…
…▼▼▼

 

いちおう譜面も用意できるんですけど
ねえ。

 

ORIGINAL LOVE「接吻」なんての
も(去年 TikTok 界隈バズったりし
てましたが)、譜面作ったんだけど、
やる機会がないですねえ。セッション
向きな気がするんですが▼▼▼

 

シティ・ポップとか渋谷系とか、その
辺はあまりやってないなあ。この前、
「真夜中のドア」はやりましたが。

 

あと、ケニー・ギャレット“Sing a
Song of Song” なんてのもこれは、
の中的にはいろんなところでやられて
いるような気がしないでもないんです
が▼▼▼

 

名曲ですよねえ。

 

なんてことを思ってコンピュータの前
に座っていると、すぐ時間がたちます
ねえ。まあ、ヒマなんですが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

こんにちはハゴロモガラス?

の前、Bye Bye Blackbird
の話をしたんですが。

 

ヨーロッパアメリカでは Blackbird
という言葉が指し示す鳥が違う、とか
だからビートルズのあの Blackbird と
違う鳥だとか、そんな話でしたが

 

あの記事を書いた後、この Bye Bye
Blackbird という曲が発表された年
まり1926年当時出版されて売られて
いた譜面というのを見つけたんですよ
▼▼▼

 

Download とある青地に白文字のボタ
を押すとPDFがゲットできます。こ
ういうのちゃんと資料として保存され
て残ってるのいいですよね。

 

で、

 

この譜面、ちゃんとヴァース(前歌)
の部分が載っていたりとか、なぜか
クレレのコード・チャートがついてい
るとか、それはそれで面白いんですけ
ど、私が注目したのは、

 

表紙の絵

 

なんですよね。

 

で、そこには山高帽「ブラックバー
ド」に向けて振りかざして、「バイバ
イ」といっているが描かれているわ
けですけど。そこに描かれているその
ブラックバードが、こんななわけです
▼▼▼

 

この前は、アメリカのブラックバード
はなんか黒い部分が少ない、なんてこ
とを書いたんですが、ここに描かれて
いる鳥は、けっこう黒いですよね。

 

胸の部分赤くなっているのが、ちょ
っと特徴的ですけど。

 

で、再度調べてみたんですが、どうも
この鳥はハゴロモガラスという分類上
はムクドリモドキの仲間の鳥のような
んですね(カラスと言ってますが、
ラスとは無関係だそうで)。

 

英語では Red-winged Blackbird とい
うようです。

 

で、この外見の鳥なら、ブラックバー
ドといわれても納得感あるな、と思っ
たというね。それだけの話なんですが。

 

まあ、この曲の作者が考えていた鳥が
この外見の鳥であったかは正確にはわ
からないとは思いますが。でも曲が生
れた年出版されてますしね。作者も
たぶんこの表紙見てるでしょうし。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

そういえば、ポール・マッカートニ
ー、何年か前に Bye Bye Blackbird
をレコーディングしてますね。バース
も歌ってます。なんかちょっと端折っ
てますけど▼▼▼

 

さよならムクドリモドキ?

の前、セッションで、スタン
ード・ナンバーの “Bye Bye
Blackbird”いう曲をやりまし
て。

 

わりと(かなり?)シンプルな曲なの
で、セッションでは良く演奏される曲
なんですね。

 

いろんな人が歌ったり、演奏したりし
てますが、有名なのは例えばマイルズ
のこのバージョンでしょうかね? 
ルトレーンの方が目立ってるとかいわ
れてますが(笑)▼▼▼

 

この曲1920年代に書かれた曲で、最
初に歌ったのはエディー・カンター
いうヴォードビル出身のコメディア
だったそうです。

 

彼の歌を聴くと、今ではほとんど聴か
れないヴァースつまり前歌があったり
します。ご興味のある方は探してみて
ください(YouTube にあります)。

 

で、

 

ブラックバードというとビートルズ
いうかポール・マッカートニーの有名
な曲がありますよね。そっちを思い浮
べる人も多いと思うんですが。

 

実は、ヨーロッパで言うブラックバー
ドはクロウタドリという鳥なんだそう
ですが、一方アメリカでブラックバー
ドというと、ムクドリモドキという鳥
の仲間ことなんだそうです。

 

そして、この2つの鳥は

 

別の種に属している

 

のだそうで(正確にいうとどちらも
ズメ目ではあるんですが、別の科だそ
うです)見た目もかなり違うんですよ。

 

クロウタドリは確かに「黒い」んです
が、ムクドリモドキはかなりオレンジ
の部分が多くて(黒い部分もあります
けどね)、え? これが? って感じ
ではあります

 

そんな「バイ・バイ・ブラックバード」
なんですが、その歌詞の中のブラック
バードの意味、というか何を表してい
るかなんてことも色々議論があるらし
という話なんですが。

 

長くなったので、今日はここまで(お
いおい)

 

ムクドリモドキの仲間は多くて、か
なり黒いのもいるようではあります

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

バンドマン(という言葉)の悲しみ?

たまた、音楽業界(?)で使
われる英語のような英語のようで
ないような用語の話なんですけど、

 

バンドマン

 

という言葉がありますよね。いわゆる
バンド活動をする人ですが。

 

この「バンドマン」というのも、和製
英語というか、英語のネイティブの人
は使わない単語のようです。

 

Bandsman という単語はあるんですけ
どね。バンズマン。これは、軍楽隊
ブラスバンドとか、そういうバンド
のメンバーを指す言葉だそうで。

 

日本語のバンドマンというのは、主に
4人くらいベース、ギター、ドラム、
ヴォーカル、みたいな編成バンドの
メンバーをいうことが多いですよね。

 

ジャズバンドやってる人もそう呼ばれ
ることがありますけどね。「ドンバ」
なんていう言い方がジャズ業界にはあ
りますな。

 

それはともかく、

 

だいたい、バンドマンとかいうと、
職につかずにバイトしながら、苦労し
て音楽やってる、そんなイメージあり
ますね。

 

定職持っててバンドマンというのは、
なにか言葉が矛盾しているように感じ
てしまうのはなぜなんでしょうね?

 

なんとなく、ホモソーシャルな響き
あるし、といってバンドパーソンなん
言い換えしてもそもそも和製英語
し、むなしい感じもあるし……

 

なんか、悲哀を感じさせる言葉ではあ
りますよね。

 

そんなことを考えてしみじみしており
ました。とりとめないなあ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

「ハウリング」は間違いか?

楽用語、というか PA 関連用
というのが正しいかもしれませ
んが、

 

ハウリング

 

っていう言葉がありますね。

 

マイクでしゃべったり、エレキギター
で弾いたスピーカーから出力され
て、その音がまたマイクやピックアッ
プで増幅されて……ということになっ
「キーン」とか「ブーン」とかいう
普通に聞けば不快な音になることを言
います。

 

とくにイベント会場とかカラオケ
イクの扱いの問題などで起こりやすく
て、誰でも一度はそういう場面に立ち
会った経験あるんじゃないかと思い
ますが。

 

ロック・ギタリスト変態が多いので
わざとそういう音を狙って出したり
しますけど。基本、これは避けるべき
ものとされています。

 

で、

 

この現象を「ハウリング」というのは
和製英語で、間違いである、というの
よく言われることなんですが。本当
にそうか? と思ったんですね。

 

というのは、ハウリング、つまり

 

howling

 

という単語は、犬が遠吠えしたり唸っ
というのを表す言葉なわけで、そ
れはそれでいわゆる「ハウリング」を
現する言葉としては適切というか、
りではないか、と思ったわけです。

 

と思って調べてみると英語圏でも、
この現象を「ハウリング」と呼ぶ例
あるようでして、例えば、この記事
んかがそうです▼▼▼

 

あと、これとか▼▼▼

 

というわけで、少なくとも「ハウリン
グ」は和製英語ではなく、この現象を
形容する言葉としては使われる(こと
もたまにある)、ということはわかり
ました。

 

ただ専門用語というか、テクニカルな
用語としては、(audio) feedbackとか
いうのが一般的なようではあります
どね。

 

て、ことで。

 

それでは、また ( ̄▽ ̄)

 

音のダイナミクスとニューヨーク(?)

楽というか楽器の演奏やって
ると、最初のうちはともかく音を
出すだけで精いっぱいなわけです
が。

 

そのうち、だんだん出す音の大小とか
強弱とか、そういうものが気になって
くるわけです。まあ、いつもフルテン
マックスがいい!(キリッ)という人
もいいるとは思いますが。

 

そうすると、まわりから指摘されたり、
自分でもなんかこれが大切なのかも?
と思うようになるのが、

 

ダイナミクス

 

というモノというか概念なわけです。

 

ダイナミクスというのは、音の強弱の
なんというか相対的なグラデーション
みたいなものなんですが。

 

そのグラデーションの中で、その時出
す音の強弱を調整することが、曲の表
を作ったり、ストーリー展開を生み
出したりとかしていく重要なファクタ
になるわけですね。

 

その振れ幅が大きい方が、良い音楽
良い演奏とされるのが普通でして。ま
あ、ジャンルにもよりますけどね。

 

とはいえ、言うは易しで、なかなか
しいんですよね。

 

大事なのは、上にも書いたようにダイ
ナミクスというのは、「相対的」なも
なので、重要なのは強弱の「差」
わけですね。ひたすら大きい音で弾い
てもダイナミクスは生れないわけです
が……

 

なんてことをつらつら考えていたら、
この前、ニューヨークで地震があった
というニュースが流れてきまして。

 

正確に言うと震源はとなりのニュージ
ャージー州らしいですが、普段地震な
んてほとんど感じない(この規模のも
のは140年ぶりだとか)ニューヨーク
の人たちは大騒ぎしてました。開催中
国連の会議が一時ストップしたのだ
とか、いろいろ。

 

地震国日本のように体感値を示す震度
発表されないんで、どの程度の揺れ
を感じたのか定かではないんですが。
マグニチュードは4.8とのことで(笑)
実際被害は何もなかったそうです。

 

もう地震馴れしてしまった日本人はそ
れを生暖かい目で見守っていたわけで
すね。

 

しかし、これはダイナミクスのもたら
す効果の例証としては、なかなかわか
りやすいものではないか、などと思っ
推移を見ていたのではありました。

 

大事なのは前後の「差」なんですよね。

 

て、ことで。

 

それではまた ( ̄▽ ̄)

 

古びるもの、古びないもの?

し前の話ですが、YouTube
を覗いてたら、こんな動画があ
りまして▼▼▼ ちょっと長い
んですが……

 

 

昨年(2023年)の11月惜しまれつ
つ亡くなった大橋純子さんの、1978
というから45年以上前の FM ラジ
オでのスタジオ・ライブですね。美乃
家セントラル・ステイションと一緒に
やっています。

 

大橋さんの歌と美乃家セントラル・ス
テイションの演奏懐かしさは感じま
すし、もちろんある程度の時代性
じますが。それでも、今聴いてもそれ
ほど古びた印象を受けることはない
思うんですが、いかがでしょう。

 

まあ、そこら辺の受け取り方は個人差
あるとは思いますが。

 

で、

 

それとは別に、この音源「時代」と
いうか「古さ」を一番感じさせるのは、

 

MC の人(司会者)のしゃべり方

 

ではないか、と思ったんですよね。

 

言葉遣いとか、しゃべるスタイルとか。
思い返せば、この頃ラジオテレビ
司会者というのは、こんな感じが多
かったよなあと思うわけです。

 

1980年代に入って変わったんでしょう
か。もっと「不適切」になっていく前
の時代の音源ってことですかね。

 

今では、NHK に少し残っているのか
もしれませんけど、ほとんどこういう
MC のしゃべりのスタイルなくなっ
ていると思うんですよね。

 

45年経っても古さをあまり感じない
、とても古くさく感じるもの
いろあるんだなあ、と。

 

そんなことを感じたというお話でござ
いました。まあ、それだけなんですけ
どね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

言われなくてもわかってること?

近の音楽関連のネット記事
て、なんか訃報とか多くて、あま
り笑えるものが多くない気がする
んですが……

 

そんな中、最近いちばん笑わさせても
らったのがこの記事でした▼▼▼

 

全部読まなくても、文中の見出しだけ
読めば、何が言いたいかすぐわかる
うになってまして(笑)

 

まず、

 

優れたギターの腕前は女性を魅了する
か?

 

ときて、次に

 

ギターがうまくてもモテるわけではな
かった

 

ときて、最後に

 

女性にはモテなくても同性にマウント
をとれる

 

とくるわけですね。

 

で、出てくる感想は、

 

世の中には、言われなくてもわかって
ることがあるんだよ!

 

……なわけですよ。ええ。

 

しかし、こうやって「実験結果」とし
て突きつけられると、やはりギタリス
の人たちには胸にこみ上げるもの
あるのかもしれませんねえ。

 

まあ、でも今の若者は、そんなモテ
かいったことでギターやろうとか思わ
ないんじゃないかと思うんですが、ど
んなもんなんでしょうか。

 

そういうバカなギター小僧がいたら大
切にしてあげないと、とか思ったりし
て。

 

てことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

○○○のありなしで人を分けることについて

本の「笑い」というのが、
「わかる」人と「わからない」
に分けられてしまうようになった、
なんて話があります。

 

ただ面白い楽しいというレベルでは
なくて、その笑いが「わかる」「わ
からない」かが重大問題視(?)され
るようになった。笑いそのものでだけ
ではなくて、それを受け取る側も問題
にされるようになった、ということな
んですが。

 

笑いセンスのある人ない人に分け
て語られるようになったというかね。
そういう対立軸が出来てしまったとい
うか。

 

特に、今世の中を騒がせているあの芸
人さんが出てきてからのことといわれ
ています。

 

例の週刊誌報道をめぐるゴタゴタにつ
いてここで語る気はないんですが。そ
んな報道を横目に見ながら、あらため
笑いをめぐる「わかる」「わからな
い」、「センスがある」「センスがな
い」問題を思い起していたりしたんで
すよね。

 

で、

 

こうやって、センスのあり/なし
を分けるというのは、お笑いの世界だ
けではなくて、今の世の中いろんなと
ころで起きている気がします。

 

単に分けるというより、「分断」して
「ある」(と主張する)側が「ない」
側を批判したり、糾弾したりとか。
立をあおったりとか、そういうのよく
みかけませんか?

 

音楽でも、例の「バック○ート問題」
とか、そんな感じを受けたりすること
増えたような気がしますけど。気の
せいですかね?

 

そういう「センス」敏感になって、
それを身に着けようと焦る(?)
持ちもわからないんじゃないですが。

 

でも、ちょっと一歩引いて鈍感力
を発揮して「なにそれ? 美味しい
の?」とか言ってる方がなんか良さ
そうとか、シニア世代に入った
んかは思うんですが。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

またまた音楽ジョーク2024

前からよくやっている音楽
ョークのご紹介でございます。
に2024年にできたジョークって
ではないんですが。

 

で、今回はまず、ドラマーから。

 

Q. 三揃いのスーツを着たドラマーを何
と呼びますか?
A. 被告

 

いきなり犯罪者扱いしてますね。次は
ギターで……

 

Q. コード2つしか知らないギタリスト
のことをなんと呼びますか?
A. 音楽批評家

 

批評家、こういうジョークでは嫌われ
ですね、やはり。

 

今回感じたのはトロンボーンについて
のジョークが結構多いことで、例えば

 

Q. トロンボーンの別の呼び方は何があ
りますか?
A. 風力稼働の、人力で操作する、おお
よその音程を出すモノ(Pitch approxi-
mator)

 

というのがありました。まあ、これな
んか優しい方でしたが。

 

それから、相変らずベーシストは狙わ
れてまして、

 

Q. ベーシストの腕から離れないあのブ
ロンドの女の子は何?
A. タトゥーだね。

 

指揮者に対する恨みもやはり根強いよ
うで、

 

Q. 指揮者の理想的なウェイトはどのく
らいですか?
A. 3.5ポンド(1.6キロくらい)。骨壷
の重さ込みで。

 

ちょっと理屈っぽいやつもありました。

 

地獄へのハイウェイ(Highway to Hell)
があるのに、天国への階段(Stairway
to Heaven)しかないのは、想定される
交通量の違いを表しているよね。

 

ていうんですけどね。

 

最後に、

 

Q. ピアニストがスーパーマーケットに
持っていった物はなんですか?
A. ショパン、リスト

 

これは答えの “Chopin Liszt”“Shop-
ping List”(買い物リスト)のダジャレ
になっているということなんですが、

 

後から解説されても面白くない

 

ですよねえ……

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

Facebook のあの問題を考察する?

Facebook をやっておられる方
には、おなじみの話題かもしれま
せんが、

 

「井○香織」問題

 

てのがありまして。最近は少なくなっ
たようですが。

 

井上○織を名乗る女性らしきアカウン
から、やたら沢山友だちの申請が来
って話で。

 

どうみてもフェイクのアカウントで、
友だちになったらヤバそうなので、ま
常識的には申請を承認したりはせず、
そのまま削除しておしまい、ってこと
にするんですが。

 

これが、性懲りもなく同じ井上香○の
名前で繰り返し申請が来るんですよね。
プロフの写真だけは変わるんですけど。

 

で、

 

フェイクのアカウント(らしきもの)
から申請が来るのは、よくあるなん
でね、普通の人粛々と対するわけ
です。

 

なんかは、○上香織で申請が来たら
アカウントの情報をいちいち確認した
りせずに即ワンクリックで削除できる
ので、手間が減っていいとか思う方な
んですが。

 

ときどき、それを「また今日も井○香
織から申請が来た」とかいって、スク
ショとったりして書込みする人がいる
んですよね。けしからん、ってことな
んでしょうかね。

 

で、またそれを繰り返しやったりする
んですよね。

 

まあ、一度そういう問題があることを
知らない(かもしれない)人のために
注意喚起の意味で上げるのはいいのか
しれませんが。繰り返しやられると、
本家の井上○織と同じくらい、

 

めんどくせー

 

とか思ってしまうがいます。

 

井上香○に限らず、こんな詐欺(フィ
ッシングとか)メールが来たとか、そ
ういうのもありますね。

 

で、

 

見てて思ったんですけど、そういう投
稿を頻繁にする人って、けっこうこれ
はこうあらねばならない、とか、こう
いうことはけしからん、とか。そうい
思いの強そうな人に多い気がするん
ですね。

 

規範意識というんでしょうか? ちょ
っと違う? 世の中はこうであらねば
ならない、という意識。正義感?

 

このジャンルの音楽のこれはこうでな
ければいけない、異論はみとめません、
みたいな(おいおい)。ま、ちょっと
偏見もありますが。

 

こうやってぼやいてみてもなくならな
のは重々承知してますけどね。失礼
しました。

 

て、ことで。

 

では、また ( ̄▽ ̄)

いろいろ○○く関わりたい願望

の前のAかBか決められな
(決めたくない)話にも関係する
んですけど。

 

いろんな知識とか、音楽ジャンル
理論とか、楽器テクニックとか、
ガッチリ自分のモノにしたい、とい
欲求の強いほうですか? 皆さんは。

 

もちろん、モノゴトへのそういう関
り方悪いとはいいませんし、それが
必要な人生の局面(やや大げさですが)
あることも確かだとは思うのですが。

 

が、

 

この年になったからなおさら、という
のはあるかもしれませんが、私はとい
えば、

 

なるべくいろんなことにユルく関わっ
て、ユルく知識を得たい

 

と思う方なんですよね。

 

1つのジャンルのものとかに、深くか
らめとられたくない、というかね。ま、
ビビりといわれればそうなのかもしれ
ませんが。

 

なので、あんまり縛りのキツイこと
いわれると、基本的には敬して遠ざけ
という方向になりがちなんですね。

 

これはこうでなきゃいけない、とか、
グルーヴはこうでなければならぬ、と
か(おいおい)。あんなものはダメ
害にしかならない、とかね。

 

まあ、SNS なんてそんな発言ばかり
すが。

 

そういうの聞く(見る)と、なんか引
いちゃうんですよね。

 

なんか、それよりユルく色々かかわる
ことで、自分を通り抜けていったモノ
が、何か別のモノにつながるような気
がしなくもない、と思えるんじゃない
か、と。

 

大変ユルく思っているのですが。

 

え? 頭の中までユルくなる?

 

それがいいんじゃないか、と思うんで
すけどねえ。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

人は教則本に自分の○○を見る?

楽の教則本については、前に
も書きましたが。

 

前回書いた時には、何で音楽の教則本
というのは、挫折するとかしないとか、
読まないで本棚にたまるばかりとか、
そんなどんな本にでもあることを、
りたてて騒ぐ人が多いのか? なんて
ことを書きました(気がします)。

 

で、まあ、

 

そんなことどうでもいいじゃない(あ、
野口五郎だ)というような話ではあり
ますが、ちょっと思いついたことがあ
ったんですけど。

 

音楽の教則本というのは、その内容的
に、

 

読む人の未来を想像させてしまう

 

のですよね。

 

つまりその本を読んで、そこに書かれ
ていることをマスターして、早い話
奏が上手になった自分、というのを
メージさせるわけです。

 

で、買う、と。

 

そうすると、人はその本を見るたび
演奏が上達した(たぶん実現しないか
もしれないけど)未来を思い起こさせ
られるわけですね。

 

そういう意味ではフツーの本に比べる
と人間が執着するレベルは高くなる
かな、と思ったりしたわけです。

 

なので、それを捨てるということは、
(ありえるかもしれない可能性として
の)自分の未来を捨てる、ということ
なわけで。心理的ハードルは高いです
よね。

 

結果として、なかなか捨てられない
ね。と考えたということでございまし
た。

 

まあ、それが人間てもんなので、それ
でいいんじゃない? と思うわけです
が。

 

て、ことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)

 

フレディは膵臓をロックするか?

まに、音楽が医療の役に立つ
とか、立ちそうとか、そんな記事
を見たりします

 

以前にも、こんなのがありましたけど。

 

また最近、こんな記事が出てたんです
よ。音楽系のサイトじゃなくて、ビジ
ネス系の Forbes の記事ってところが、
ちょっとなんか、信憑性ありそうとい
うか、そんな気にさせられたりして。

 

ま、あまり関係ないとは思うんですが。

 

それはともかく、内容としては、音楽
それもロックよりピンポイントには
ユー」を流すとインスリンをつくる細
からインスリンが活発に放出される
……らしい、という話で。

 

これは、培養された細胞への効果とい
うことなので、実際人間に「ウィ・ウ
ィル・ロック・ユー」を聞かせても、
ほんとに同じ効果があるかどうか判明
するのはまだまだ先のことではあるよ
うですが。

 

ともあれ、もしかしたらそのうち糖尿
病の治療にクイーンを聴かせるなんて
音楽療法が出てくるかもしれません。

 

しかし、なんでクイーン、しかもなん
で「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
んでしょうかね? さまざまな音源
流した結果だというんですが。

 

重低音が効くというのはなんとなくわ
かる気もするんですが、やっぱりあの
「ドッ・ドッ・タッ」というリズムの
パターンが効くんでしょうか?

 

なんにせよ、ロック・ミュージックが
健康によさそうという話、多いですよ
ね。いいことなのかもしれませんが、
ますますロックは高齢者の音楽という
イメージが強くなったりしてね(笑)

 

ま、殺伐とした状況の世の中で、こう
いう話は平和でいいのかもしれません
けどね。

 

て、ことで。

 

それでは、また。( ̄▽ ̄)

 

シーラ・ユーキと7人の小人

々、パーカッション
踊りの得意な女性ミュージシャ
ンがいました。

 

結城志摩子という古風な名前でしたが、
シーラ・Eに憧れていたので、シーラ
・ユーキという名前で YouTube演奏
動画とかをアップしていたところ、見
た目も悪くないので、そこそこファン
がつきました。

 

そこで、活動の幅を広げようと思った
シーラ・ユーキは周りでくすぶってい
た音楽仲間に声をかけて、7人編成の
のバックバンドをつくりました。

 

そして、シーラ・ユーキと7人の小人
という名前で、さらに動画を作ると同
時にライブハウスでのステージ活動
始めました。派手な衣装で、ファンキ
ーにパーカッションを叩きまくって歌
って踊るというステージはそれなりに
注目を集め、かなりの人気となりまし
た。

 

さて、そんなシーラ・ユーキの活動
横目で見て面白くなかったのが、同じ
ように YouTuber からのし上がろうと
していたある女性ミュージシャンでし
た。人生の苦悩を歌う陰キャな彼女の
動画は、それなりに受けたのですが、
再生数もフォロワーの数もシーラには
今一つ及びませんでした。

 

そんな、ある日……

 

なんの巡り合せか、とあるライブハウ
でこの陰キャの女性シンガーシー
ラのバンド対バンになったのです。
その時、陰キャのシンガーの頭にある
悪い考えが浮んでしまったのです。

 

シーラのバンドのちょうど1つ前のス
テージだったその陰キャ・シンガー
こっそりステージの上に飲んでいた水
をこぼしました。ちょうどシーラが
しく踊るあたりを狙って……

 

その日のライブハウスのスタッフは、
あまり注意力のない人だったので、ス
テージに水がこぼれたのに気がつかず、
そのままシーラのバンドをステージに
送り込んでしまいました。

 

そして、演奏が始まり、シーラ歌い
パーカッションを叩いて踊り始め
客はノリノリになりました。が、その
時、ステージの水ですべってバランス
を崩したシーラは、足をくじいて倒れ
てしまったのです。

 

シーラは倒れたまま起き上れません
演奏中断し、大騒ぎになりました。

 

と、その時、客席から1人の王子様の
ようないでたちの男性ステージに飛
び出してきたのです。

 

それはメジャー・デビューして人気が
出たものの最近活動に行き詰りを感じ
ていたあるミュージシャンの男性(説
明的)でした。シーラの噂を聞いて、
その日観に来ていたのです。

 

感動した。君はこんなレベルの小屋
満足していてはいけない僕と一緒
に活動しないか?」

 

聞きようによっては大きなお世話なそ
んなセリフともに、その男はシーラを
抱きかかえるとそのまま彼女を連去っ
てしまいました。

 

その後2人は一緒に活動を始め、さら
にメジャーなスターになっていったそ
うです。

 

「……」

 

残された陰キャなシンガーと「7人の
小人」はしかたなく新ユニットを組ん
だそうですが、鳴かず飛ばずで消えて
いきましたとさ。

 

おしまい。

 

てことで。

 

では、また  ( ̄▽ ̄)