音楽用語、というか PA 関連用
語というのが正しいかもしれませ
んが、
ハウリング
っていう言葉がありますね。
マイクでしゃべったり、エレキギター
で弾いた音がスピーカーから出力され
て、その音がまたマイクやピックアッ
プで増幅されて……ということになっ
て「キーン」とか「ブーン」とかいう
普通に聞けば不快な音になることを言
います。
とくにイベント会場とかカラオケのマ
イクの扱いの問題などで起こりやすく
て、誰でも一度はそういう場面に立ち
会った経験、あるんじゃないかと思い
ますが。
ロック・ギタリストは変態が多いので
わざとそういう音を狙って出したりも
しますけど。基本、これは避けるべき
ものとされています。
で、
この現象を「ハウリング」というのは
和製英語で、間違いである、というの
がよく言われることなんですが。本当
にそうか? と思ったんですね。
というのは、ハウリング、つまり
howling
という単語は、犬が遠吠えしたり唸っ
たりというのを表す言葉なわけで、そ
れはそれでいわゆる「ハウリング」を
表現する言葉としては適切というか、
ありではないか、と思ったわけです。
と思って調べてみると、英語圏でも、
この現象を「ハウリング」と呼ぶ例も
あるようでして、例えば、この記事な
んかがそうです▼▼▼
あと、これとか▼▼▼
というわけで、少なくとも「ハウリン
グ」は和製英語ではなく、この現象を
形容する言葉としては使われる(こと
もたまにある)、ということはわかり
ました。
ただ専門用語というか、テクニカルな
用語としては、(audio) feedbackとか
いうのが一般的なようではありますけ
どね。
て、ことで。
それでは、また ( ̄▽ ̄)